「短期間で劇的な英語力向上にコミットする」をコンセプトに掲げる、英語のパーソナルトレーニングサービス「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)」。
「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)のTOEICコースをライターが体験!その成果は?【前編】」では、TOEICコースで行う学習内容と、筆者が実際に2回の体験セッションを受講する様子をお伝えしました。
今回の記事では、2回のセッション受講後の筆者が残り3回のセッションに取り組む様子と、計2週間の受講を終えた感想や手応えなどについてお話していきます。
目次
セッション3回目
前回(2回目)のセッションから3回目のセッションまでの期間、少し体調が優れず、学習ペースが落ちてしまったため、今回のセッションではまず、体調管理についてのアドバイスをしてもらいました。
「(筆者の目標である)TOEIC満点を取るためには、プレッシャーの克服と、体調管理が非常に大切になってきます。意識するだけではなく、具体的に何をすべきかを書き出して、行動にまで落とし込むことにこだわってみましょう」と指導がありました。
早速、今回の「シュクダイ」(※)の1つとして、「体調管理のために何をすべきか」を書き出し、次回のセッション日までに梅澤トレーナーにメールで送ることになりました。(※「シュクダイ」とは、ライザップイングリッシュでコース受講中に取り組む自習課題のことです。ライザップイングリッシュでは、1日約3時間を目安としたシュクダイが出されます。筆者のシュクダイ内容の詳細については、「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)のTOEICコースをライターが体験!その成果は?【前編】」を参照ください。)
続いて、前回のセッションと同様に、シュクダイで解いたTOEIC模試の分析結果を確認してもらいました。
「今回の分析結果を見ると、文法事項に抜けがあるようです。佐藤さん(筆者)のように、留学経験がある方や帰国子女の方は、大量の英語に触れてきているので、文法事項に抜け漏れが一部あったとしても、自然と英文が読めてしまう傾向があります」と梅澤トレーナーは言います。
文法知識に穴があると、Part5(短文穴埋め問題)をはじめとした文法力が問われる問題で、正しい選択肢を選ぶのが難しくなります。確かに、筆者自身、今回TOEICコースを受講するまで、例えば「関係詞」について完全に理解できている自信がありませんでした。実際に、梅澤トレーナーに「『関係代名詞』と『関係副詞』の違いを説明できますか?」と問われたとき、はっきり違いを述べることができませんでした。
前回に続いて今回のセッションでも、シュクダイで実際に解いた問題を参照しながら、関係代名詞と関係副詞の違いを分かりやすく解説してもらえたので、両者の違いがかなりクリアになりました。
理解が浅い文法事項があった場合には、例えば「関係代名詞 関係副詞 違い」のようにネットで検索し、「自分だったら人にどう説明するか」を考えながら紙に書いてまとめるのも、理解を深めるために有効だそう。
また、自分一人ではよく理解できなかった長文問題についても、解き方のプロセスを納得できるまで、丁寧に解説してもらえました。
「選択肢の消去法で考えるべき問題なのか、文中から根拠を見つけだして解く問題なのかをすぐに判別できると、迷いが少なくなり、スムーズに問題を解き進められるようになります」と梅澤トレーナー。今後Part7の問題を解くときには、どちらのタイプの問題なのかを判別しながら模試を解いてみるよう、アドバイスを受けました。
今回のシュクダイでは、模試を解いたあとにPart7の全54問について、どちらのタイプにあてはまるのかを考えて書き出すことになりました。
セッション4回目
今回のセッションではまず、シュクダイで解いたPart7の問題を、前回説明された通りに正しく種類分けできたか確認してもらいます。問題の種類を考えてPart7の問題を解くようになってから、1つ1つの問題へのアプローチ方法が自分の中でよりクリアになり、回答のスピードと精度が上がりました。
また、筆者はこれまで、Part7の長文問題を解く際には、文章を読むのと並行して、設問を上から順に解いていくというスタイルをとっていました。間違ったやり方ではないものの、梅澤トレーナーによると、TOEIC上級者には「文章を先に全て読んでから設問を解く」という方も少なくないのだとか。その理由は、近年のTOEIC Part7では、全体の文脈から推測しないと解けない問題や、マルチパッセージ(複数文書)で正解根拠が複数箇所に散らばっている問題が増えているためです。
たしかに、筆者のこれまでの解き方の場合、時折、答えの根拠となる箇所をスムーズに見つけられずに、設問文と文章を往復してしまうことがありました。「佐藤さん(筆者)の英語力なら、文章を先に全て読んでから設問を解くやり方にチャレンジしてみるのもありですよ」とアドバイスをもらいました。
今回はシュクダイで間違えた問題がほぼ無かったため、セッションの残り時間を使い、Part1(写真描写問題)の解き方についても解説してもらいました。
例題の写真を画面共有してもらいながら、「この問題の場合、どんな主語や、動作動詞が使われそうですか?」と、写真を見た時に頭の中にどんな単語が浮かんでいるかを確認されます。他にも、「現在進行形と現在形が表す状況の違い」など、Part1で間違いやすいポイントを解説してもらいました。Part1はもともと比較的得意でしたが、改めてポイントを復習することでより自信がつきました。
セッション5回目
いよいよ最後のセッションの日を迎えました。今回は、単語の意味を反射的に答えられるかのチェックと、TOEICリスニングパートの英語音声のリピーティングチェックを中心に行いました。
リピートをする文章が長くなると難易度が上がり、単語がいくつか抜け落ちてしまうことがあります。主な原因は、「音がそもそも聞き取れていないから」か、「音自体は聞き取れているものの、聞き取った内容を記憶に保持する『リテンション力』が不足しているから」のどちらかだそうです。筆者の場合は後者の可能性が高いため、英文の文型を意識しながら、ライザップイングリッシュの「6STEPS(ステップス)リスニングトレーニング」を行っていくことが有効とのこと。
ライザップイングリッシュの6STEPSは、以下の6つのトレーニングで構成されています。トレーニングごとに異なる目的や効果があり、6つのステップを組み合わせることで、リスニングスキルを徹底的に鍛えます。
- ディクテーション:聴こえた英語を書きおこして文字にするトレーニング
- スラッシュリーディング:単語やフレーズをスラッシュで区切りながら読んでいくトレーニング
- オーバーラッピング:音声と同じスピードで、音に被せながら発音するトレーニング
- 意味音読:意味を理解しながらの音読トレーニング
- シャドーイング:音声からワンテンポ遅れるようにして発音するトレーニング
- リピーティング:一文を最後まで聴いたあとで、聴き取った英語をリピートするトレーニング
「文構造を意識しながらトレーニングを重ねていくことで、リテンションできる文の量がどんどん増えていきますよ」と梅澤トレーナーは話します。
Part7で間違えた問題の和訳確認などを行い、最後のセッションが終了しました。
ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)TOEICコース受講の効果
「TOEICコース」受講開始直後に解いた模試では、リスニングが「97/100」、リーディングが「94/100」でした。その約2週間後、最終セッション前に解いた模試では、リスニングが「100/100」、リーディングが「99/100」と、リスニング・リーディングともに点数を伸ばすことができました。
梅澤トレーナーからは、「本当に素晴らしい成長です!本番でこの素点なら、リーディングが難しい回でしたら満点も狙えます」との嬉しいコメントをいただくことができました。
最後に、1月にTOEIC公開テストを受験予定であることを梅澤トレーナーに伝えていたので、梅澤トレーナーがコース受講終了後から本番当日までの学習スケジュールを作成してくれました。
「TOEIC満点への道は、学習方法、プラン、体調管理といった全てが揃って初めて成し遂げられます。行うべき内容の書き出しとその実施を、試験当日まで徹底していきましょう。また、模試を解く際には、『弱点の考察』を必ずセットで実施し続けてくださいね」と助言してもらいました。
ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH) TOEICコースを受講した感想
今回は、ライザップイングリッシュ TOEICコースを2週間(全5回)受講しました。今回筆者を担当してくれた梅澤トレーナーは、常に親身になって2週間の学習をサポートしてくれました。
受講開始前に、筆者はすでにTOEIC965点を取得していたことから、「ここからスコアをさらに伸ばすにはどうしたらいいのか」と学習方法に悩んでいました。今回TOEICコースを受講し、梅澤トレーナーが細かくアドバイスしてくれたため、今後行うべき学習内容が非常にクリアになりました。また、学習中につまずいた点や、理解が浅い文法事項などについても、都度とても丁寧かつ的確な回答をしてくれました。
さらには、コース受講終了後〜TOEIC公開試験本番当日までの学習プランまで作ってくれたので、受講終了後も、作成してもらったプランに沿って学習を継続できています。
コース終了後も筆者が学習を継続できているもう1つの要因は、受講中に毎日3時間程度のシュクダイを課され、かつ毎回のセッションで単語やリスニングのシュクダイ確認があったことで、学習習慣が身についたことだと感じています。
学習が習慣化されるまで、ある程度の期間は英語を学習し続ける必要があります。しかし、学習方法に迷い、習慣化されるまで継続することが出来ずに挫折してしまう方も少なくないでしょう。
ライザップイングリッシュのトレーナーは、非常に高いレベルの英語力とコーチングスキルを持っているので、トレーナーとの信頼関係が築きやすいです。トレーナーとの信頼関係が、学習意欲を高く維持するための重要な要因であると感じました。
また、トレーナーが二人三脚で学習をサポートしてくれ、実行可能な学習スケジュールを一緒に考えてくれるので、「仕事が忙しくてなかなか学習時間を捻出できない」という方や、「一人で英語学習を継続するのが苦手」という方にも、ライザップイングリッシュは大変おすすめです。ライザップイングリッシュが気になる人は、是非まずは無料カウンセリングを受けて、ご自身の英語力の弱点を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?
※今回記事で紹介した受講内容は、体験した筆者の英語力に合わせてカスタマイズされたものです。パーソナルトレーニングのため、提案される学習内容は個々の学習者によって異なります。
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ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)の概要
サービス名 | ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH) |
URL | https://www.rizap-english.jp/ |
運営会社名 | RIZAP ENGLISH株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー31F |
スクール所在地 |
ライザップイングリッシュ 池袋店 (東京都豊島区南池袋1丁目-25番9 MYTビル5F) ライザップイングリッシュ 新宿店 (東京都新宿区新宿3-9-9 新宿ワタセイタマビル9階) ライザップイングリッシュ 新橋店 (東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル7F) |
設立 | 2016年4月 |
資本金 | 5000万円(2021年3月現在) |
入学金 | 55,000円 |
教材費用 | 別途 |
期間 | 2ヶ月~ |
コースと料金 |
英会話コース 短期集中のアウトプット型トレーニング。言いたいことをスムーズに英語で言えるスピーキング力や、ビジネスで実践的に使える英会話力の習得を目指す。専属トレーナーのサポートに加え、ネイティブ講師と話せるオンライン英会話サービス「Cambly」を週5日利用可能。 ・全16回(約2ヶ月):437,800円 TOEIC® L&R TESTスコアアップコース ・全16 回(約2ヶ月):437,800円 ワークデイコース ・英会話コース(全24回):475,200円 学割 ・英会話コース(全16回):297,000円 |
※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)のホームページを参考にしてください。
【参照サイト】ライザップイングリッシュ公式サイト
【関連ページ】ライザップイングリッシュの口コミ・評判を見る
佐藤 千嘉
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