ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)の英会話コースをライターが体験!その成果は?【前編】

※ 記事の作成にあたり、体験機会の提供を受けています

「短期間で劇的な英語力向上にコミットする」をコンセプトに掲げる、英語のパーソナルトレーニングサービス「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)」。

先日お届けした「英語パーソナルトレーニング「ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)」オンライン無料カウンセリングを体験!」では、そのライザップイングリッシュの無料カウンセリングを受けた様子をお届けしました。

カウンセリング後、実際にライザップイングリッシュを2週間受講してみました!ライザップイングリッシュには、「英会話コース」と「TOEICコース」の2種類があります。今回は「英会話コース」を体験してみたので、その内容や効果、取り組んだ感想などについて、2回に分けてお伝えしていきたいと思います。

ライザップイングリッシュ英会話コースで筆者を担当してくれたのは、ライザップイングリッシュ池袋店・寺田トレーナーです。

目次

1. ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)英会話コースの内容

今回筆者がライザップイングリッシュの英会話コースで行った学習内容は、主に以下の3つです。

まずは、それぞれの内容について簡単に説明していきます。

1-1. セッション

ライザップイングリッシュでは、担当トレーナーとのセッションを週に2回実施します。セッションは1回あたり50分で、都内9ヶ所にあるライザップイングリッシュ実店舗の他、オンラインでも受講できます。筆者は今回の体験期間中、全てのセッションをzoomを使ってオンラインで受講しました。

毎回のセッションでは、後ほど詳しくご紹介する「シュクダイ(自習課題)」の完成度と、学習の改善点がチェックされます。

1-2. シュクダイ

受講期間中は、「シュクダイ」と呼ばれる自習課題に、毎日約3時間取り組みます。寺田トレーナーによると、短期間で最大の成果を出すためには、1つ1つのシュクダイをトレーナーの説明通りにやり切ることが何よりも大切なんだそう。

1-3. オンライン英会話「Cambly」の受講

ライザップイングリッシュ「英会話コース」では、受講期間中、オンライン英会話「Cambly(キャンブリー)」のレッスンを週5日受けることができます。ライザップイングリッシュのトレーナーからはオンライン英会話レッスン用の課題が与えられるので、課題に沿った準備を行ってから、毎回のレッスンに臨みます。

「Cambly」はレッスンの予約が不要(※)で、24時間いつでも自分の好きなタイミングで受講できるので、非常に取り組みやすかったです。(※Camblyのレッスンは、予約して受講することもできます。)

2. 初回セッション

ここからは、初回セッションの内容をご紹介します。初回セッションは、担当トレーナーさんと初めて顔合わせをする日です。

2-1. アセスメントテスト

初回セッションでは、現状の実力や弱点を把握するために、3種類のアセスメントテストが行われました。

1つ目のテスト内容は、英語の語順で書かれた日本語を読み、英語に変換していくというものです。「冠詞の抜けがなく、素晴らしいです」と褒めていただきました。

2つ目は、リスニングテストです。英語音声を一文ずつ聞き、聞き取った内容を英語で繰り返した後に、和訳を行うというものでした。リスニング中には、メモをとることはできません。聞いて意味は掴める英文でも、細部まで正確に記憶するのが難しく感じました。

3つ目のテストは、英語でのコミュニケーション力を測るスピーキングテストです。「英語で質問を投げかけていくので、できるだけ会話を広げることを意識しながら受け答えを行ってみてください」と言われました。

3つのテストを行った結果、「佐藤さん(筆者)の場合、スピーキング力は既に十分高いです。課題があるのはリスニングです。リスニングのスキルを伸ばすトレーニングを今後行っていくことで、リスニング力と共にスピーキング力も更に伸ばせます」とフィードバックをいただきました。テストの結果を踏まえ、今回の受講では、リスニングトレーニングに最も注力して取り組むことになりました。

今回テストを受けるまでは、自分ではリスニング力以上にスピーキング力に自信がありませんでした。英会話スキルを伸ばすためにはスピーキング練習に力を入れる必要があると感じていたので、意外な発見でした。

2-2. 目標設定

続いて、テスト結果を受けて、残る4回のセッション(※)での目標を設定します。(※今回は2週間の受講でしたが、通常は全16回、24回、32回のコースが用意されています。期間はそれぞれ、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月が目安です。)

リスニングに関しては、「『聞き取れない音』や、『意味をすぐに思い出せない単語』が少しでもあると、聞いた英文を記憶しておくことが難しくなります。より自動的に英語を聞ける状態を目指していきましょう」と指導を受けました。聞いた内容を記憶に残す「リテンション」のトレーニングを重ねることで、短期記憶できる英語の量を増やせるとのことです。

また、スピーキングに関しては「早口になってしまう傾向が見られました。もっと相手に伝わりやすくなるように、抑揚をつけながら話せるようにしていきましょう」とアドバイスをいただきました。

「発音が綺麗になると、ストレスなく英会話ができるようになりますよ」と、寺田トレーナー。ライザップイングリッシュで行うリスニングトレーニングは、発音の練習にもなります。セッションの中で苦手な発音を特定・矯正していくことも、目標の1つに設定しました。

2-3. シュクダイの説明

最後に、シュクダイの進め方について説明していただきました。今回のシュクダイは、『究極の英会話』という教材を使って日本語を英語に変換していく「高速変換トレーニング」です。寺田トレーナーからは、「1つのトレーニングをまずは完璧にできるようにすることが大切」とお話がありました。

シュクダイでは、付属のCDも活用します。CD音声は「日本語→ポーズ(数秒の間)→英語」の順で流れるので、シュクダイ範囲の全英文を「ポーズ」の間にスムーズに言えるようになるまで、徹底的に練習していきます。「何回も声に出すことで英文を口に馴染ませ、最終的には暗唱できるくらい繰り返してください」とのことでした。また、英文の意味や内容をイメージしながら取り組むと、さらに効果があります。

加えて、オンライン英会話の「Cambly」でレッスンを受講し、次回の寺田トレーナーとのセッションまでに、「英語で自己紹介を完璧にできるようにすること」が課題として出されました。メモなどを見ずにスラスラと自己紹介ができる状態を最終目標に、まずは自己紹介文を書き出して、複数の先生を相手に自己紹介の練習を行うことになりました。

毎回のセッション終了後には、次のセッションまでに行う課題がまとめられた「週間スケジュール」が送られてきます。週間スケジュールに「何時に、どの学習を、何分間やる」といった具体的な学習予定を記入して、担当トレーナーに返信します。

また、受講期間中は、学習内容の報告を毎日メールでトレーナーに送ります。適切な方法で取り組めているか、困っている点がないかを確認するために、メールでは以下の内容を併せて送るように言われました。

  • どれくらいの時間勉強したか
  • 何を勉強したか
  • 勉強していて難しかったポイント

次回のセッションは、3日後。シュクダイを完璧に仕上げることを目指して、移動時間などの隙間時間も活用しながらストイックに取り組みました。

3. 2回目のセッション

いよいよ2回目のセッションです。セッションの冒頭では、オンライン英会話レッスンのように、「How are you?」「What did you do over the weekend?」 などのやり取りを英語で行いました。

3-1. シュクダイチェック

続いて、シュクダイの「高速変換トレーニング」をちゃんと実施できたかチェックしてもらいます。シュクダイチェックでは、トレーナーが言った日本語を、瞬時に英文に訳していきます。文の途中で詰まって言い直してしまうところが数ヶ所あり、「スムーズに一呼吸で読める状態にできると、より良いですね!」とアドバイスをいただきました。

続いて、シュクダイで暗唱した元の文を、否定・肯定・疑問文に変えたり、指定された語を他の語に入れ替えたりする「パターンプラクティス」というトレーニングを行いました。例えば、「They are my friends」という文を読んだ後に、トレーナーから「Friends change to coworkers」と言われたら、「They are my coworkers」と答えます。トレーナーの指示に沿ってできるだけスピーディーに答えることを意識して、どんどん発話していきます。

今回のセッションでは、このパターンプラクティスを約30分間行いました。想像以上にハードで、かなり集中力を必要とするので、まるで筋トレのように英語脳を鍛えている感覚でした。寺田トレーナーによると、シュクダイチェックの後は「疲れた」とおっしゃる受講者の方も多いそうです。筆者も、自分一人では、疲れるまでトレーニングを行うことはなかなかないので、トレーナーさんの存在によって最大限頑張れることを体感しました。

3-2. リスニングトレーニング「6STEPS」

最後に、次回のシュクダイについて説明がありました。今回は、「高速変換トレーニング」とCamblyでの英会話レッスンに加え、「6STEPS(ステップス)」と呼ばれるリスニングトレーニングがシュクダイとして課されます。

ライザップイングリッシュのリスニングトレーニングでは、「ディクテーション」「スラッシュリーディング」「オーバーラッピング」「意味音読」「シャドーイング」「リピーティング」の6つをセットで行っていきます。

「6STEPS」のトレーニングには、ライザップイングリッシュのオリジナルテキストを使います。正しい方法でシュクダイに取り組めるよう、セッションの中で寺田トレーナーと一緒に各トレーニングを実際に練習し、1つ1つのやり方を確認しました。

実際にシュクダイで「6STEPS」をやってみると、特にシャドーイングが難しいと感じました。シャドーイングとは、聞こえた英語音声のすぐ後に続き、発音や抑揚をできる限り真似てリピートするトレーニングのことです。上手く発音できない箇所が少しでもあると、すぐに音に置いていかれてしまいます。

「練習している中で1回成功した」「集中すれば何とかできる」というレベルではなく、何か他のことをしながらでも、余裕を持ってシャドーイングできる状態を目指すように言われました。「スポーツでいう素振りのように、体に馴染むまで繰り返すことで、英語の表現や語彙を体が自然と覚えていく」と寺田トレーナーに聞き、完璧にシャドーイングができるようになるまで、顔の筋肉が疲れるくらい、何度も繰り返し練習しました。

まとめ

ライザップイングリッシュ英会話コースの受講中は、1日3時間相当のシュクダイ量をこなす必要があるので、週2回のセッション以外にも毎日英語に触れることになります。

今回、寺田トレーナーは常に全てのシュクダイを「完璧」に行ってくることを強調されていました。シュクダイをただ「こなす」のではなく、完璧にできるようになるまで繰り返し行うようにと、何度も伝えてくれました。毎回のセッションでは、シュクダイの完成度をチェックされるので、手を抜くことはできません。だからこそ、短期間でも英語力が伸び、徹底的に学習する習慣も身につくのだと感じました。

次回の記事(ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)の英会話コースをライターが体験!その成果は?【後編】)では、ライザップイングリッシュの英会話コース受講の後半の様子と、約2週間の体験受講を終えた感想や手応えなどをお伝えしていきます!

ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)に関する特集記事の一覧

ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)の概要

サービス名 ライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)
URL https://www.rizap-english.jp/
運営会社名 RIZAP ENGLISH株式会社
本社所在地 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー31F
スクール所在地 ライザップイングリッシュ 池袋店
(東京都豊島区南池袋1丁目-25番9 MYTビル5F)
ライザップイングリッシュ 新宿店
(東京都新宿区新宿3-9-9 新宿ワタセイタマビル9階)
ライザップイングリッシュ 新橋店
(東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル7F)
設立 2016年4月
資本金 5000万円(2021年3月現在)
入学金 55,000円
教材費用 別途
期間 2ヶ月~
コースと料金 英会話コース
短期集中のアウトプット型トレーニング。言いたいことをスムーズに英語で言えるスピーキング力や、ビジネスで実践的に使える英会話力の習得を目指す。専属トレーナーのサポートに加え、ネイティブ講師と話せるオンライン英会話サービス「Cambly」を週5日利用可能。

・全16回(約2ヶ月):437,800円
・全24回(約3ヶ月):580,800円(教育訓練給付金制度対象)
・全32回(約4ヶ月):723,800円(教育訓練給付金制度対象)

TOEIC® L&R TESTスコアアップコース
リスニング力・リーディング力の強化、TOEIC独自の解法テクニック習得に取り組み、短期間でのスコアアップを目指す。(受講費は目標スコア別コース共通)

・全16 回(約2ヶ月):437,800円
・全24 回(約3ヶ月):580,800円(教育訓練給付金制度対象)
・全32 回(約4ヶ月):723,800円(教育訓練給付金制度対象)

ワークデイコース
平日12~17時のデイタイムにオンラインで受講。「英会話コース」「TOEIC® L&R TESTスコアアップコース」各24回を、お得な料金で利用できる。

・英会話コース(全24回):475,200円
・TOEIC® L&Rスコアアップコース(全24回):475,200円

学割
中学校、高校、高専、大学、大学院、専門学校に在学中の方は、「英会話コース」「TOEIC® L&R TESTスコアアップコース」各16回が33%オフに。(平日12時~17時開始のセッションのみ予約可能)

・英会話コース(全16回):297,000円
・TOEIC® L&Rスコアアップコース(全16回):297,000円

※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはホームページを参考にしてください。

【参照サイト】ライザップイングリッシュ公式サイト
【関連ページ】ライザップイングリッシュの口コミ・評判を見る

The following two tabs change content below.

佐藤 千嘉

中学2年時にニュージーランドの現地校へ1年間留学。高校進学後、オーストラリアへ交換留学で再び1年間留学。高校在学中に英検1級、TOEIC965点、TOEFL iBT106点を取得。早稲田大学国際教養学部に現役合格。英会話講師やTOEICコーチの経験を経て、現在はフリーライターとして活動している。

英会話スクールに関する記事の一覧を見る

【特徴別】英会話スクールの比較記事を見る

英会話スクールの一覧を見る