ゲーム感覚で英語学習ができるおすすめアプリ5選

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英語力の向上には継続的な学習が欠かせませんが、「勉強を退屈に感じてしまい、なかなか続かない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、楽しみながら英語に触れ、挫折を防ぐためにおすすめしたいのが、ゲーム性の高い英語学習アプリです。この記事では、ゲーム感覚で楽しく勉強に取り組めるスマホアプリを5つ紹介します。

TOEICや英検の試験対策に役立つアプリや、英語のスピーキング練習ができるアプリなど、さまざまな種類があるので、興味がある方は学習の目的に合わせて選んでみてください。

目次

ゲームアプリを使って英語学習をするメリット

まずは、英語学習においてゲームアプリを活用することのメリットや効果を見ていきましょう。

1. スマホ一つで気軽に英語の勉強ができる

英語ゲームアプリを使うメリットの一つは、気軽に勉強ができる点です。普段から持ち歩いているスマホさえあれば、勉強道具や教材などを別途用意する必要がなく、通勤途中や外出中のスキマ時間を活かして英語学習に取り組めます。

ベッドやソファーでリラックスしながら学習をしたり、スマホの防水対策をした上で入浴中にアプリを使ったりと、自宅での日常生活の中でも英語と触れる時間を確保できます。必要なものがスマホだけなら学習のハードルも下がるので、「机に向かって勉強をするのが苦手」という方でも取り掛かりやすいでしょう。

2. 楽しみながら英語を学べて継続しやすい

英語学習を頑張りたいという気持ちがありながらも、「単語や文法を丸暗記するのが苦痛」「教材を読んでいると眠くなってしまう」という方も少なくないのではないでしょうか。

ゲーム感覚で取り組める英語学習アプリでは、単に問題に答えるだけでなく、制限時間内に解答しなければタスクをクリアできなかったり、どんどん先に進みたくなるようなランク設定があったりと、やる気を保ちながら楽しく勉強を続けるための工夫が凝らされています。

勉強にゲーム要素が加わると、英語学習が「楽しいもの」として認識されるので、飽きることなく習慣化も期待できます。

3. レッスン受講や教材の購入より比較的コストが安い

英語ゲームアプリの中には、一部課金が必要となるケースに加えて、完全無料で使えるものも数多くあります。手軽にダウンロードして試せる無料アプリが豊富なので、「なるべくお金をかけずに勉強したい」という方にぴったりです。

課金が必要なアプリに関しても、月額数百円~数千円程度の金額のため、一般的な英会話レッスンの受講や市販の教材を複数購入する費用と比べると安く済むことがほとんどです。有料のアプリを使うなら、1ヶ月あたりの予算を決めておくなどして、自分が決めた金額の範囲内で楽しみましょう。

ゲーム感覚で英語学習ができるおすすめアプリ5選

英語物語

「英語物語」は、RPG仕様のソーシャルゲームを進めながら単語・文法・英会話・リスニング・発音スキルを鍛えられる英語学習アプリです。小説3冊分以上に相当するボリュームのストーリーと、無料で使える5万問以上の英語問題が収録されており、学べる英単語の数は5,000語以上。会話形式のストーリーで、実際のコミュニケーションの場面で役立つ口語表現・フレーズを数多く学べます。

ストーリーには、和訳に加えて読み上げ機能もついているため、英語初心者でも内容をしっかりと理解しやすいのが特徴です。無料で使える1,500体以上のキャラクターや、定期的に開催されるバトルイベントなどもあり、飽きずに遊べる工夫が盛りだくさん。小・中・高校生から大人まで、幅広い世代が楽しみながら英語に触れられるゲームアプリです。TOEIC・英検対策や、受験英語を学ぶ際にも役立ちます。

  • 「英語物語」をダウンロードする:
    iPhoneAndroid

早打ち英文法

「早打ち英文法」は、中学・高校で習う代表的な英文法を学べるゲームアプリです。画面に浮かぶ複数の英単語を順番にタップし、正しい語順の英文を作る「整序英作文問題」や、文中の空所に適切な単語を入れる「空所補充問題」、スペルを順番に選んで単語を完成させる「スペル入力問題」など、さまざまな学習モードがあります。解説も付属しており、一つひとつの文法事項を理解した上でインプットが可能です。さらに、一つの文法項目に対して5パターンの例文を用いる反復学習によって、効率よく英文法を覚えられます。

個人利用をする場合、アプリ内のコンテンツ・機能はすべて無料です(※)。学生の英語学習や、大人向けのやり直し英語アプリとしてもぴったりでしょう。

※12歳以下の子ども、および学校・学童・塾などの団体が所有する端末で利用する場合は、広告非表示の有料版のダウンロードが推奨されています。

  • 「早打ち英文法」をダウンロードする:
    iPhoneAndroid

HAMARU

「HAMARU」は、ゲーム感覚で次々に英単語を覚えられる人気アプリです。使い方はシンプルで、画面の上から下へと流れていく単語の意味を、心地よいBGMを聴きながらテンポよくタップしていきます。ビジュアル、エフェクト、効果音などの随所にこだわりが見られ、ユーザーが気持ちよく楽しめる使い勝手が特徴です。英単語の発音を頼りに意味を当てるので、リスニング力の向上も期待できます。

どうしても単調になりがちな英単語学習ですが、HAMARUでは「ひたすら丸暗記をする」という感覚ではなく、ゲームとして楽しく取り組めます。学生から大人まで年齢を問わず、語彙力を鍛えたい方におすすめです。無料版でも利用は可能ですが、広告の削除やその他のプレミアム機能を使いたい方向けの有料版も用意されています。

fondi(フォンディ)

「fondi(フォンディ)」は、バーチャル空間での海外生活をコンセプトとした、アバター英会話アプリです。世界100ヵ国以上から集まった英語学習者やネイティブスピーカーたちとリアルタイムでつながり、音声会話やチャットを通じて英語のコミュニケーションを楽しめます。fondiでは、顔を見せずに自分の分身であるアバターを操作してやり取りをするので、「対面で英語を話すのは緊張する」という方でも間違いを恐れずにチャレンジが可能です。アバターを自分好みにカスタマイズするのも、バーチャルゲームならではの楽しさと言えるでしょう。

fondiのすべての機能を使うには、月額1,950円のサブスクリプション登録が必要です。アプリを試してみたい方は、7日間の無料トライアル期間を活用してみましょう。日本にいながら、一緒に英会話の練習ができる海外の友達や英語学習仲間が見つかるかもしれません。

スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース

リクルートが提供する英語学習アプリ「スタディサプリENGLISH」の「新日常英会話コース」では、ドラマ式のレッスンで英会話を学べます。数々の人気テレビドラマを手掛けた有名脚本家がシナリオ作成を担当しており、続きが気になるストーリーをベースにレッスンが展開されます。

英語の会話を聞いてクイズに答える「会話理解クイズ」、聞き取った英語をスマホでタイピングして書き起こす「ディクテーション」、質問に対してキーフレーズを用いて発話を行う「瞬間発話プラクティス」など、リスニング・スピーキング力の向上に効果的なトレーニングに加え、成果が可視化されるメダルなど、ゲーム感覚で楽しく学習できる工夫が満載です。コンテンツの利用は月額2,178円(税込)となっており、「6ヶ月パック」や「12ヶ月パック」で長期契約をすると1ヶ月あたりの料金がさらにお得になります。気になる方は、まずは7日間の無料体験で使い心地を試してみるのがおすすめです。
※無料期間は申込日を1日目とします。

まとめ

今回は、ゲーム感覚で英語学習ができる筆者おすすめのアプリを紹介しました。夢中になってゲームを進めるうちに、自然と英語の知識が身につくだけでなく、学習そのものを楽しいと感じ、英語をもっと好きになれるかもしれません。

ゲームアプリを使った学習は、英語や勉強自体に苦手意識を持っている方にこそ試してみてほしい方法です。面白そうと思ったゲームアプリがあれば、ぜひダウンロードをしてその楽しさを味わってみてください。

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佐藤 千嘉

中学2年時にニュージーランドの現地校へ1年間留学。高校進学後、オーストラリアへ交換留学で再び1年間留学。高校在学中に英検1級、TOEIC965点、TOEFL iBT106点を取得。早稲田大学国際教養学部に現役合格。英会話講師やTOEICコーチの経験を経て、現在はフリーライターとして活動している。

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