ビジネスシーンで欠かせない能力とも言われる、プレゼンテーションスキル。プレゼンを行う際は、自らの考えや提案を発表するだけでなく、質疑応答を通じて聞き手と議論を深めるなど、双方向のコミュニケーションが求められます。
相手に分かりやすいように話を組み立てて伝えるスキルは、練習なしに身につくものではありません。そのうえ、英語でプレゼンをするとなると、さらにハードルが高く感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英語プレゼン対策ができるおすすめの英会話スクール・オンライン英会話をピックアップしました。「英語で堂々とプレゼンができるようになりたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
英語プレゼン対策におすすめの英会話スクール
ロゼッタストーン・ラーニングセンター「ビジネス英会話コース」

全国で展開している約80ヵ所の校舎に加え、オンラインでも通学時と変わらない品質の英会話レッスンを受講できる、ロゼッタストーン・ラーニングセンター。日本人学習者への指導経験が豊富なネイティブ講師によるマンツーマンレッスンを受けられます。受講生のモチベーション診断に基づき、日本人スタッフが学習継続メソッドの提案を行うサポートシステムも魅力です。
「ビジネス英会話コース」では、プレゼン対策に加え、海外出張の準備や交渉、英語の面接対策にも対応。オフィスなどのビジネスシーンを想定しながら、講師と本格的なロールプレイを行います。英語初心者〜上級者まで全レベルに対応しているため、まだ英会話に自信がない方でも受講可能です。ネイティブ講師とのトレーニングを通じて、ビジネスに必要な英語スキルを高められるでしょう。
ベルリッツ「ビジネス英会話コース」

日本国内で5,500社以上、全世界では2万社以上の企業に対して英会話プログラムの導入実績があるベルリッツ。多国籍の教師陣から英語を英語で学ぶダイレクト・メソッドを採用しているのが特徴です。レッスンでは、話すことと聴くことを重視しつつ、会話演習の中で英文法や語彙に関する知識も身につけていきます。
初級・中級・上級のレベル別コースのほか、短期集中コース、3~6名程度でクラスメイトと一緒に学ぶ「初級者向け実践グループコース」など、さまざまなビジネス英語プログラムを用意。身につけた英語力を最大限に活かすための異文化理解トレーニングも行われるので、プレゼンの場での対応力も鍛えられます。
Gabaマンツーマン英会話

英会話スクールのGabaでは、多彩なビジネス経験を持つ講師陣から1回40分のマンツーマンレッスンを受けられます。受講生の約80%をビジネスパーソンが占めており、働きながら英語を学ぶ社会人から選択されているスクールです。受講の際は、70ヵ国以上から集まったインストラクターの中から出身や経歴をもとに講師を選択。レッスンごとに対面またはオンライン授業を選べるので、忙しい中でも受講を続けやすいでしょう。
Gabaでは、画一的なカリキュラムを当てはめるのではなく、受講生一人ひとりの業務内容に合わせてレッスン内容をカスタマイズ。実際の仕事の場面を想定した上で、英語のプレゼン練習を集中的に行うことも可能です。
トライズ「英語プレゼン/学会発表コース」

英語コーチング・プログラムのトライズ(TORAIZ)では、第二言語習得論に基づき、受講生ごとに学習内容を個別最適化。専属のコーチとコンサルタントのサポートにより、1年間のプログラムの継続率は91.7%(※)となっています。
英語のプレゼン対策にぴったりなのが、受講期間3ヶ月の「英語プレゼン/学会発表コース」です。ネイティブコーチと日本人コンサルタントとともに、プレゼンや質疑応答で求められる英語力を身につけます。レッスンでは、模擬プレゼン、予想質問リストの作成など、自信を持ってプレゼンに臨むための準備を徹底的に実施。「短期集中でプレゼン対策をしたい」「聞き手と英語で交流したい」という方におすすめのコースです。
※2018年7月~2021年1月に受講を開始した利用者が途中退会をしなかった率。
※「英語プレゼン/学会発表コース」は、すでに基本的な英会話ができる方(TOEIC L&Rテスト800点以上、VERSANT®47点相当が目安)を受講対象としています。
ENGLISH COMPANY「上級セミパーソナルコース」

英語コーチングスクールのENGLISH COMPANYでは、言語習得に精通したトレーナーによるコーチングサポートのもと、短期間で英語力の大幅アップを目指します。
オンライン完結型の「上級セミパーソナルコース」は、スピーキングやライティングなどのアウトプットトレーニングを中心に行う、定員4名の超少人数制クラス。会議や商談の場で欠かせない英語スキルを3ヶ月で鍛え、最終回のレッスンでは質疑応答も含めた模擬プレゼンテーションを実施します。プログラム内容には、TOEIC Speaking & Writing Testsの受験2回分が組み込まれているため、テスト結果をもとに客観的な数値で英語力の伸びを把握できるでしょう。
※「上級セミパーソナルコース」は、TOEIC L&R 730点以上あるいは同等の英語力をお持ちの方を受講対象としています。開講日程については、ENGLISH COMPANYのウェブサイトをご確認ください。

プレゼンス「英会話上級コース」

プレゼンスは、グループ形式のコーチングセッションが特徴のスクールです。通学またはオンラインの2種類の受講形式を用意しているので、場所を問わずに自宅からでもコーチングを受けられます。
「英会話上級コース」では、日本人コーチとネイティブ講師がタッグを組み、2ヶ月間で英会話力のさらなるレベルアップを目指します。受講後の目標は、プレゼン、ミーティング、交渉など、あらゆるビジネスシーンにおいて英語で円滑に意思疎通を図れるレベルに達すること。プログラム終盤には、Q&Aセッションを含む計2回のプレゼンも実施します。受講を通じ、英語で堂々とプレゼンをするためのマインドを養えるでしょう。
※「英会話上級コース」は、TOEIC L&R 900点以上 、TOEFL 80点以上(スピーキング16点以上)の英語力をお持ちの方を受講対象としています。
英語プレゼン対策におすすめのオンライン英会話
Bizmates(ビズメイツ)「プレゼン対策教材」

オンライン英会話サービスのBizmates(ビズメイツ)では、30段階に細かくレベル分けされた教材や、業務・業種別のテキストを豊富に用意。さまざまな分野での就業経験を持つフィリピン人トレーナーとの英会話レッスンを通じて、実践的なビジネス英語を身につけます。英語を使うシーンや業務に応じてレッスン内容をパーソナライズするので、仕事ですぐに活かせるスキルを効率良く習得できるでしょう。
プレゼンテーション教材を使ったレッスンでは、プレゼンの準備から実施までの流れを体系的に学習。導入部分での自己紹介、メイントピックの提示、アウトラインの説明など、実際のプレゼンと同様の手順を一つずつ練習していきます。これまで英語プレゼンの経験がなく、どんな流れで発表すべきかを学びたいという方にもおすすめです。
Kiminiオンライン英会話「ビジネスシーン特訓コース<プレゼン対策>編」

教育業界大手の学研グループが運営するKiminiオンライン英会話は、100校を超える教育機関への導入実績があるサービスです。1,000名以上のフィリピン人講師が在籍しており(2022年3月時点)、受講生によるレビューを参考にしながら自分に合う講師を探せます。
全10レッスンで構成される「ビジネスシーン特訓コース<プレゼン対策>編」では、短期集中でプレゼンに必要な英語力を身につけます。プレゼン時に役立つ語彙・フレーズに加え、グラフやチャートをデータとして示す際の説明の仕方も学べるので、発表がより説得力のある内容に。予習→レッスン受講→復習というサイクルの中でインプットとアウトプットを繰り返し、学習効果を高めていくカリキュラム設計です。
Weblio英会話(ウェブリオ英会話)「ビジネス会話(中上級)Business Presentation 」
Weblio英会話は、「Weblio辞書」で知られるGRASグループが運営するオンライン英会話サービスです。レッスンでは、日常英会話からビジネス英会話、英文法や発音練習など多彩なジャンルの教材を無料で利用できます。連携している「Weblio英和辞典・和英辞典」がレッスン画面に表示されるので、受講中にわからない単語や使いたい単語があればその場で調べられるほか、検索した単語はマイページへ登録しておいて、効率よく復習できます。
ビジネス英会話教材では、初級から上級まで英語レベル別に様々なビジネスシーンにおける頻出表現やダイアログを学べます。中上級者向け教材「Business Presentation」では、準備段階から当日のプレゼン、質疑応答への対応までを10教材を通して学びます。英語プレゼンでよく使われる表現や効果的なプレゼンのポイントを習得し、ロールプレイなどの演習を通して、実践力を磨きます。
Cambly(キャンブリー)「Workshop: Practicing Presentations」

Camblyは24時間365日世界中の英語ネイティブとつながり、英会話を練習できるオンライン英会話サービスです。10,000人の講師が在籍しており、その全員がネイティブスピーカーです。
Camblyでは、英語プレゼン対策ができるコースを複数用意。たとえば「Workshop: Practicing Presentations」では、準備した英語でのプレゼンテーションやスピーチについて、発音、速度、文法などの観点から、ネイティブ講師からフィードバックを受けられます。また、「Presenting Academic Research」では、アカデミックプレゼンテーションの準備として、プレゼンの導入、効果的なスライド作り、結論の論じ方など、レッスンごとに1つのアカデミックプレゼンテーションスキルに焦点を当てて学べるのが特徴です。また、「Business English」にもプレゼン対策が含まれています。
さらに、講師の検索画面で「business(ビジネス)」の条件をクリックすると、ビジネス英語の指導に強い講師を簡単に絞り込めるので、講師選びに時間がかからない点もメリットです。
まとめ
人前でプレゼンテーションを行う際には緊張感も伴いますが、しっかりと事前準備をすることで自信を持って本番に臨めます。「仕事で英語のプレゼンをすることになり不安」という方は、ぜひ今回ご紹介した英会話スクールやオンライン英会話の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
【関連ページ】ビジネス英語に強いオンライン英会話の比較・ランキング
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