英語で歌ってみたいビートルズ(The Beatles)おすすめ楽曲5選

生活の中に気軽に英語学習を取り入れたい方には、洋楽がおすすめ。音楽はいつでもどこでも聴けるため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく楽しみながら英語に触れられます。また、歌詞の内容から英語圏の文化を知ることができ、外国人と話す際の共通の話題にもなるなど、まさに良いことづくしの学習法だといえます。

そこで今回は世界的知名度を誇るロックバンド、ビートルズ(The Beatles)をピックアップ。彼らの数ある楽曲の中から、英語学習者におすすめの5曲をご紹介します!

目次

ビートルズ(The Beatles)について

世界トップレベルの知名度を誇るロックバンド、The Beatles(ビートルズ)。ジョン・レノン(John Lennon)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、ジョージ・ハリスン(George Harrison)、リンゴ・スター(Ringo Starr)というリバプール出身の若者によって結成され、1962年10月5日のレコードデビュー以降、現在まで音楽界に多大な影響を及しています。

ビートルズ結成の発端は、1957年まで遡ります。「クオリーメン」というバンドのギタリストとして活動していたジョン・レノンが、ライブを観にきたポール・マッカートニーと出会い、ポールは後に同バンドのメンバーとして迎え入れられます。その後、ポールの紹介で、ジョージ・ハリスンがリードギタリストとして加入。そして1960年、数度の改名を経て、バンド名は「ビートルズ」に落ち着きます。この頃から後のドラマー、リンゴ・スターとの交流が始まります。

1962年にブライアン・エプスタイン(Brian Epstein)がマネージャーに就任。パーロフォン・レーベルとレコーディング契約を結び、プロデューサー、ジョージ・マーティンと共にアビイ・ロード・スタジオで初のレコーディングセッションを行います。同年10月5日、シングル『Love Me Do』でレコードレビュー。翌年1月、2ndシングル『Please Please Me』をリリースし、イギリスのチャートで初の首位に輝きます。その後、シングル『She Loves You』が予約だけでミリオンセラーを達成するなど、バンドは一気にスターダムを駆け上がります。

1964年には、『I Want To Hold Your Hand』がアメリカのビルボード誌で1位になり、アメリカ上陸を果たします。その後もアメリカチャートを席巻し、同年8月にカナダを含めたアメリカツアーを行うなど、北米でも大成功を収めます。1966年6月29日に来日し、6月30日から7月2日にかけて日本武道館で5回の公演が行われます。

1970年に解散を発表するまで、13枚のアルバムをリリースし、数多くの名曲を世に送り出してきました。1980年と2001年に、ジョンとジョージがそれぞれ死去していますが、ポールとリンゴは今も音楽活動を続けています。

ビートルズ(The Beatles)おすすめ楽曲5選

1. Let It Be


1970年にリリースされて以来、多くの人が聴き、歌い続けている名曲です。ポールによって書かれた曲で、バンド最後のシングルとしてリリースされました。歌詞で使用されているフレーズ・単語は基礎的なもので、繰り返しも多く、とても歌いやすいので、洋楽の歌唱は未経験という英語学習初心者の方にもおすすめ。テンポもゆったりとしていて、歌うだけで発音の練習になります。

2. Yesterday


ポールによって書かれた曲で、1965年にリリースされました。2,200以上のカバーバージョンが存在し、記録された音楽としては史上最もカバーされた楽曲の1つです。歌詞は短く、使用されているフレーズ・単語も基礎的なもの。約2分と楽曲の時間も短いので、覚えやすく歌いやすいです。『Let it Be』同様、英語学習初心者が歌いやすい洋楽で、とてもおすすめです。中上級レベルの方は、歌詞の和訳を見ずにその内容をどこまで理解できるのか、リスニングに挑戦してみるのもよいでしょう。

3. Something


1969年にリリースされたアルバム『Abbey Road』に収録されている楽曲。ジョージが書いた曲としては、初のシングルA面リリースとなった楽曲でもあります。エルビス・プレスリーやフランク・シナトラなど数々の著名アーティストがカバーした名バラードです。また、アルバム『Abbey Road』のアートワークも有名。メンバー4人が横断歩道を渡る様子をとらえた写真で、「ビートルズ」と聞いてこのアートワークを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

4. Love Me Do


1962年、ビートルズが初めてリリースしたシングル曲です。ハーモニカが印象的なイントロを聴けば、「この曲聴いたことある!」と思う方も多いはず。メロディーもシンプルで、程よいテンポがノリやすく、ロックを聴き慣れていない方でもとっつきやすい楽曲です。曲の長さも2分22秒と短く、歌詞で使われているフレーズ・単語も基礎的なもの。歌いやすく、一つ一つの単語を丁寧に発音できるので、発音練習にもおすすめです。

5. She Loves You


1963年にシングルとしてリリースされ、ビートルズの楽曲としては、イギリスで最も売れています。歌詞で使用されているフレーズ・単語は基礎的なものですが、メロディーが難しく、歌の難易度は高め。何度も繰り返し聴き、メロディーを頭に入れるのがコツです。上手くリズムに乗れるようになると、すぐに上達するでしょう。

まとめ

今回ご紹介した楽曲はいずれも定番の人気曲。ビートルズに詳しくない方でも、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。2021年11月には、ビートルズ最後のライヴパフォーマンスまでの日々を追った記録映画『ザ・ビートルズ: Get Back』がディズニープラスで公開され、大きな話題を呼ぶなど、今でも注目度の高いアーティストです。ビートルズは英語学習初心者の方でも聴きやすい楽曲がたくさんあるので、他の楽曲も是非チェックしてみてください。

【参照サイト】The Beatles
【参照サイト】Biography – ザ・ビートルズ | The Beatles – UNIVERSAL MUSIC JAPAN
【関連ページ】洋楽カラオケ
【関連ページ】音楽配信サービスを英語学習に活用!AMAZON MUSIC、Apple Music、Spotifyの効果的な利用法は?

アーティスト別・おすすめ楽曲集

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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