旅行や留学など海外滞在中には、身の回りのものについて、英語で説明しなければならない場面も少なくありません。そんな時に気をつけたいのが、和製英語をはじめとした、英語圏では伝わらない単語です。今回は、多くの方が毎日目にしている3つのものについて、英語表現をご紹介します。
目次
英語で「コンセント」は通じない?身の回りにある、気をつけたい単語3選
1. コンセント
「コンセント」は、和製英語です。英語にも「consent」という単語はありますが、「同意する」「承諾する」などの意味なので、「コンセント」の意味では使われません。
コンセントは英語で、「outlet」や「socket」と言います。「outlet」の発音については、「アウトレット」と言うよりも、「アウレッ」のようにtの音をはっきり読まずに発音すると伝わりやすくなるでしょう。
- コンセント→ outlet、socket など
また、コンセントに関連する単語で、「電源タップ(※1)」は「power strip」と言います。併せて覚えておくと便利です。
※1:一つのコンセントから複数の機器に給電できる器具
2. コンロ
カタカナで表記されることが多いため、英語のようにも思える「コンロ」。しかし、実は「焜炉(こんろ)」は日本語なので、英会話で使っても通じません。コンロは英語で、「stove」と言います。
- コンロ→ stove など
留学など、長期滞在となると和食が恋しくなりがち。しかし、日本食レストランで外食を続けるとなると、費用もかさんでしまうため、そんな時には自宅での鍋料理がおすすめです。筆者が留学中には、ルームメイトと食材を持ち寄り、ポータブルガスコンロを使ってしばしば鍋をしていました。
3. レンジ(電子レンジ)
アメリカなど、海外のスーパーを訪れた際、冷凍食品の品揃えに驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。クオリティの高いパンやデザートなどが手頃な価格で手に入るので、海外でも電子レンジは必需品です。
電子レンジは英語で、「microwave oven」と言います。省略されて「microwave」と呼ばれることが多いです。
- 電子レンジ→ microwave oven、microwave
英語の「range」は、コンロとオーブンが一体になった大きな機器を指す(※2)ため、日本語の「電子レンジ」にはあてはまりません。
※2:rangeには、「幅」や「範囲」など、他にも様々な意味があります。
ちなみに、筆者がアメリカで通っていた語学学校には、休憩ルームに電子レンジが置いてあり、ランチタイムになると、日本、スペイン、ブラジル、韓国、コロンビアなど、様々な国の学生が利用していました。
まとめ
カタカナ表記の単語は英語に見えてしまいがちですが、実は伝わらないものも多いので、注意が必要です。今回ご紹介した単語はすべて身の回りにあるものなので、生活の中で目にするたびに英語表現を思い浮かべるなどして、ぜひ覚えてみてくださいね。
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意外な和製英語・気をつけたい英単語
りみ
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