生活の中に気軽に英語学習を取り入れたい方には、洋楽がおすすめ。音楽はいつでもどこでも聴けるため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく楽しみながら英語に触れられます。また、歌詞の内容から英語圏の文化を知ることができ、外国人と話す際の共通の話題にもなるなど、まさに良いことづくしの学習法だといえます。
そこで今回は世界的シンガーソングライター、チャーリー・プース(Charlie Puth)をピックアップ。数ある楽曲の中から、英語学習者におすすめの5曲をご紹介します!
目次
チャーリー・プース(Charlie Puth)について
チャーリー・プース(Charlie Puth)は1991年12月生まれ、アメリカ・ニュージャージー州出身のシンガーソングライター/プロデューサー。ピアノ教師の母親のもと、4歳からピアノを弾き始め、高校生になると音楽学校でジャズを専攻しました。その後、奨学金全額支給でバークリー音楽大学に入学し、ミュージック・プロダクションとエンジニアリングで学位を取得します。バークリー在学中に、ソーシャル・メディアでの発信をスタート。アメリカのテレビパーソナリティー、ペレス・ヒルトン(Perez Hilton)がスポンサーを務めた、オンライン・ビデオ・コンペティションで、アデル(Adele)の『Someone Like You』をカバーし、受賞を果たします。有名コメディアン/テレビホスト、エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)のお墨付きも得るなど、若くして頭角を現し始めます。
バークリー音楽大学を卒業後の2015年、アトランティック・レコードとメジャー契約。同年2月にシンガーソングライターのメーガン・トレイナー(Meghan Trainor)をフィーチャリングしたデビュー・シングル『Marvin Gaye』をリリースし、ロングヒットを記録しました。3月にはラッパー、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)の楽曲『See You Again』にソングライターとして参加。チャーリーも出演した同楽曲のMVは2017年、YouTubeで最も視聴された動画となりました。
2016年にデビュー・アルバム『Nine Track Mind』をリリース。シングルとしてリリースされたセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)とのデュエット曲『We Don’t Talk Anymore』が、大きな話題となります。2018年にリリーズした2ndアルバム『Voicenotes』は、全世界で累計56億回以上のストリーミング再生数を記録(22年1月時点)する大ヒット作となりました。また、2021年7月にリリースされた、ザ・キッド・ラロイ(The Kid LAROI)と ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)による大ヒット曲『Stay』では、共同制作者として名を連ねます。スターらしい存在感を放ちつつも、他のアーティストたちのサポート役に回ることもできる稀有なアーティストと言えます。
チャーリー・プース(Charlie Puth)おすすめ楽曲5選
1. Marvin Gaye
2015年、アトランティック・レコードとのメジャー契約後にリリースされたデビュー・シングル。シンガーソングライターのメーガン・トレイナー(Meghan Trainor)がフィーチャリングされており、2人の甘いデュエットにときめいてしまう楽曲です。メロディーがとてもキャッチーで覚えやすく、テンポもゆったりとしており、使用されている英語も基礎的なものなので、英語学習初心者にもおすすめ。友人や家族とデュエットに挑戦してみても楽しめると思います。また、チャーリーとメーガンが本当の恋人なのではないかと疑ってしまうほど、リアルな演技を披露しているMVにも注目。思わず「Wow」とリアクションしてしまいそうになります。
2. One Call Away
2016年にリリースされたデビュー・アルバム『Nine Track Mind』のリードシングル。切ないメロディーですが、「1人じゃないよ」と寄り添ってくれるような歌詞の内容に勇気づけられます。歌詞の文字数は少なく、繰り返しの部分も多いので、歌いやすいでしょう。単語1つ1つをはっきりと歌える楽曲なので、発音の練習にもなります。
3. We Don’t Talk Anymore
セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)とのデュエット曲で、別れた相手への未練について歌われています。本楽曲では、歌詞が男女それぞれの主観で書かれているのがポイント。歌詞には日常会話に近い英語表現が使われており、リズムも取りやすいので、英会話学習者におすすめ。単語1つ1つを丁寧に発音しようとすると歌いきれないパートもありますが、そこは単語の語尾をあえてはっきりと発音せず、繋げて歌うのがコツです。また、BTSのジョングク(Jung Kook)とジミン(Jimin)がカバーしており、BTSの公式YouTubeチャンネルで聴けるので、そちらもチェックしてみてください。
4. Left And Right
BTSのジョングク(Jung Kook)とのコラボレーション楽曲。一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディーに加え、思わず体が動き出してしまうダンサブルなリズムが魅力的です。楽曲時間は2分34秒と短く、また、歌詞には口語表現が多く使われているので、スピーキング練習にも適しています。パートナーを探して、デュエットに挑戦してみても楽しいでしょう。
5. The Way I Am
2018年にリリースされた2ndアルバム『Voicenotes』収録曲。今回ご紹介するチャーリーの楽曲の中では、難易度が最も高い楽曲ですが、歌えたら絶対にかっこいいです。まずは繰り返し聴くことが上達への近道。特にベースとビートの音に注意しながら聴くといいでしょう。早口のパートは、歌詞を丸暗記すると歌いやすいです。MVは、チャーリーの周りにいる人たちが早送りで動き回る不思議な作品となっています。
まとめ
日本では2015年公開の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のサウンドトラックからのシングル『See You Again』でチャーリーを知った人も多いのではないでしょうか?多くの著名アーティストたちとコラボレーションを重ね、クールで旬なアーティストとしてのイメージを築き上げてきたチャーリーですが、2022年10月にリリースされた3rdアルバム『チャーリー』ではその方向性を一転。自分のダメさ加減や失恋などについて包み隠さず歌い上げる「自分らしさ」を意識した作品となっており、TikTokで制作過程の一部をファンと共有しながら完成させた点も含めて、大きな話題となりました。ぜひお気に入りの楽曲を見つけて英語学習に役立ててみてください!
【参照サイト】Charlie Puth / チャーリー・プース プロフィール | Warner Music Japan
【参照サイト】Charlie Puth | Berklee College of Music
【参照サイト】Charlie Puth Biography, Songs, & Albums | AllMusic
【関連ページ】洋楽カラオケ
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/サム・スミス(Sam Smith)/テイラー・スウィフト(Taylor Swift)/ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)
りみ
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