英語で歌ってみたいリンキン・パーク(Linkin Park)おすすめ楽曲5選

生活の中に気軽に英語学習を取り入れたい方には、洋楽がおすすめ。音楽はいつでもどこでも聴けるため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく楽しみながら英語に触れられます。また、歌詞の内容から英語圏の文化を知ることができ、外国人と話す際の共通の話題にもなるなど、まさに良いことづくしの学習法だといえます。

そこで今回は世界的ロックバンド、リンキン・パーク(Linkin Park)をピックアップ。数ある楽曲の中から、英語学習者におすすめの5曲をご紹介します!

目次

リンキン・パーク(Linkin Park)について

ロサンゼルス出身の6人組ロックバンド、リンキン・パーク(Linkin Park)。ヴォーカルのマイク・シノダ(Mike Shinoda)、チェスター・ベニントン(Chester Bennington)、ドラムスのロブ・ボードン(Rob Bourdon)、ギターのブラッド・デルソン(Brad Delson)、DJのジョー・ハーン(Joe Hahn)、ベースのデイヴ・フェニックス・ ファレル(Dave “Phoenix” Farrell)によって構成されています。

1996年、高校の同級生だったマイクとロブ、ブラッドがロックバンド、ゼロ(Xero)を結成。やがてデイヴとジョー、そして初期ヴォーカリストのマーク・ウェイクフィールド(Mark Wakefield)が加わり、地元ロサンゼルスでライブ活動を展開します。その後、マークが脱退し、1998年、後任のヴォーカリストとしてチェスター・ベニントンが加入。バンド名を「ハイブリッド・セオリー(Hybrid Theory)」と改め、EPをリリースします。ついにワーナー・レコードが関心を示したことで、バンド名を再び変更。サンタモニカの「リンカーン・パーク」にちなんで「リンキン・パーク」と名付けます。

2000年10月、ワーナー・レコードからデビューアルバム『Hybrid Theory』をリリース。「Billboard Hot 200」で最高2位を記録し、結果的に「21世紀史上最も売れたロック・アルバム」となりました。また、収録曲『Crawling』は第44回グラミー賞で「最優秀ハード・ロック・パフォーマンス賞」を受賞し、デビューアルバムにして大きな成功を手にしました。

2003年に2ndアルバム『メテオラ』をリリースし、チャート首位を獲得。『Numb』や『Somewhere I Belong』といったヒット曲も収録され、収録曲の『Session』は弟46回グラミー賞で「最優秀ハード・ロック・パフォーマンス賞」にノミネート。本作以降、5作で全米アルバムチャート初登場1位を獲得し、名実ともに世界のトップバンドとしての地位を確立します。

2017年7月20日、チェスターが自殺により死去。享年41歳でした。

リンキン・パーク(Linkin Park)おすすめ楽曲5選

1. Pushing Me Away


2000年リリースのデビューアルバム『Hybrid Theory』収録曲。歌詞で使用されている英語は基礎的なものが中心で、繰り返されるパートも多いので、英語学習初心者にもおすすめです。バンドのライブ盤となる『Road to Revolution: Live at Milton Keynes』にはアコースティック・バージョンを収録。ピアノによるシンプルな伴奏なので、チェスターの歌唱力を堪能できます。アコースティック・バージョンは声が際立っているため、リスニングの学習にも最適。歪んだギターやパワフルなドラムなど、アグレッシブなサウンドで知られているリンキン・パークの繊細な一面が楽しめます。ロックを聴き慣れていない方にもおすすめ。

2. One Step Closer


デビューアルバム『Hybrid Theory』(2000年)収録曲で、ライブでも頻繁に披露されている代表曲の1つです。2021年にはアルバムの20周年を記念し、エレクトロニック・ミュージック・ユニット、100 gecsによるリミックスもリリースされています。MVは古い地下鉄のトンネルで撮影されており、その世界観について、ブラッド(ギター)は「『ブレードランナー』ミーツ『マトリックス』」と表現しているように、Sci-fi映画のようなムードが魅力。こちらもぜひチェックしてみてください!

3. What I’ve Done


2007年リリースの3rdアルバム『Minutes to Midnight』収録曲。「後悔」と「反省」がテーマの楽曲となっており、歌詞自体は内省的ですが、MVでは戦争や貧困など様々な社会問題に関する映像が使用されており、人類の過ちについて歌っているようにも受け取れる内容。早口のパートは少なく、また、日本人が苦手とするLとRも多用されているので、発音練習にも適しています。

4. In The End


デビューアルバム『Hybrid Theory』(2000年)収録曲。リンキン・パークの代表曲の1つで、そのMVはYouTubeで14億回以上再生(2022年12月時点)されています。しかし、当初、チェスターは楽曲を気に入っておらず、アルバムに収録したくなかったようです。繰り返しのパートが多いので覚えやすく、特にサビが気持ちいいので、カラオケで歌って欲しい一曲です。

5. Somewhere I Belong


2003年にリリースされた2ndアルバム『メテオラ』収録曲。歌詞は長めですが、同じ単語・フレーズが繰り返し出てくるので、洋楽を歌い慣れていない方にもおすすめ。ラップのパートも早口すぎず、歌いやすいのでスピーキングの練習にも向いています。MVはメンバーのジョー(DJ)が監督を務めており、2003年の「MTV Video Music Awards」でロック部門の賞を受賞しました。

まとめ

リンキン・パークは日本でも大成功を収めており、日本ゴールドディスク大賞を2作連続受賞、SUMMER SONICでは2度のヘッドライナーを務め、「ミュージックステーション」にも出演しています。そして、日本が東日本大震災に見舞われた際、バンドが設立したチャリティ団体「Music For Relief」を通じて募金活動を展開。ボーカルのマイクは日系アメリカ人ですし、DJのジョーは日本人レーシングドライバー・小林可夢偉のヘルメットのデザインを担当しているなど、日本との繋がりが深いバンドです。ぜひ、今回ご紹介した楽曲の中からお気に入りの1曲を見つけて英語学習に役立ててみてください!

【参照サイト】LINKIN PARK / リンキン・パーク プロフィール | Warner Music Japan
【参照サイト】Linkin Park Biography, Songs, & Albums | AllMusic
【関連ページ】洋楽カラオケ

アーティスト別・おすすめ楽曲集

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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