生活の中に気軽に英語学習を取り入れたい方には、洋楽がおすすめ。音楽はいつでもどこでも聴けるため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく楽しみながら英語に触れられます。また、歌詞の内容から英語圏の文化を知ることができ、外国人と話す際の共通の話題にもなるなど、まさに良いことづくしの学習法だといえます。
そこで今回は世界的アーティスト、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)をピックアップ。彼女の数ある楽曲の中から、英語学習者におすすめの5曲をご紹介します!
目次
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)について
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)は1981年12月2日、ミシシッピ州マコームで生まれます。ルイジアナ州ケントウッドで育ち、2歳から歌とダンスを開始。8歳の時に、ディズニーのテレビ番組『The All New Mickey Mouse Club』のオーディションを受けるものの、年齢が低すぎたため不採用となります。その後、ニューヨークの学校で毎夏、パフォーミングアーツを学ぶようになります。そして、11歳の時に再度、『The All New Mickey Mouse Club』のオーディションにチャレンジし、クリスティーナ・アギレラやジャスティン・ティンバーレイクらと共にキャストに選ばれます。
15歳の時にデモ音源を制作し、ジャイヴ・レコード(Jive Records)と契約。1998年にシングル『…Baby One More Time』でデビューします。翌年、同タイトルのアルバムをリリースし、全世界で2200 万枚以上を売り上げる大ヒットとなります。2000年に、2ndアルバム『Oops!…I Did It Again』をリリースし、アルバムチャート首位を獲得。最初の1週間で130万枚もの売り上げを達成します。その後も数多くのヒット作をリリースし、これまでに9枚のアルバム全てがチャートトップ5入りを果たし、その内6枚が全米チャート初登場1位を獲得しています。
受賞も多く、ビルボード・ミュージック・アワードを7度受賞している他、音楽業界に大きな影響を与えたアーティストに贈られるビルボード・ミレニアム・アワードや、MTVビデオ・ヴァンガード賞も受賞。2017年には、東京と大阪で15年ぶりの来日公演を開催します。2022年8月26日にリリーズした、エルトン・ジョン(Elton John)とのコラボレーション・シングル『Hold Me Closer』は、アメリカ・UKをはじめ、世界中のiTunes Storeで1位を記録。本楽曲は、2016年のアルバム『Glory』以来6年ぶりの新曲となり、その人気の健在ぶりを示しました。
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)おすすめ楽曲5選
1. …Baby One More Time
ブリトニー・スピアーズのデビューシングルにして代表曲の1つ。2020年にアメリカの音楽メディア、ローリング・ストーンによって「史上最高のデビュー曲」にも選ばれています(※1)。MVでは学生生活が描かれており、ブリトニーの三つ編みと制服姿が可愛らしく、切れ味のいいダンスとのギャップが魅力です。メロディーが覚えやすく、歌詞で使用されている英語も初歩的なものなので、英語学習初心者におすすめ。リズムにしっかりと乗りながら歌うのがコツです。
※1 参照:Rolling Stone「 The 100 Greatest Debut Singles of All Time 」
2. Oops!…I Did It Again
2000年にリリースされた2ndアルバムの表題曲で、第43回グラミー賞で「最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス」にノミネートされていま す。男性の心を弄ぶ女の子の歌で、タイトルにoops(しまった!)とあるように、「また男の子に対して思わせぶりなことをしてしまった」という気持ちが歌われています。歌詞は日常会話に近く、英語学習に適しています。また、メロディーも覚えやすいので、発音練習にも向いてます。Sci-Fi(サイエンス・フィクション)仕立てのMVも見応えがあります。
3. Swimming In The Stars
2016年リリースの9thアルバム『Glory』のために制作された未発表曲として、2020年にリリースされました。哀愁漂うメロディーを、ブリトニーがしっとりと歌い上げており、デビュー当時とは違うマチュアな(成熟した)魅力を感じます。ロマンチックな歌詞も特徴の本楽曲。歌う時は一つ一つの単語を区切らず、繋げて滑らかに発音するのがコツです。
4. Till The World Ends
力強いビートとアグレッシブなシンセサウンドがかっこいいエレクトロ・ポップな楽曲。楽曲のテンポは速めですが、歌詞で使用されているフレーズや単語は基本的なものなので、歌いやすいです。各パートの音量が大きく、歌が聴き取りにくい部分があるので、最初は歌詞を見ながら聴くのがおすすめです。
5. Toxic
2003年にリリースされた4thアルバム『In the Zone』収録曲。今回ご紹介する楽曲の中では、歌の難易度が最も高い楽曲です。日本人が聞き分けを苦手とする、lとrが歌詞中で数多く使われており、発音もトリッキー。タイトルのtoxicは「中毒性の」を意味し、恋人無しではいられなくなってしまう気持ちが歌われています。アクション満載のMVも見応え抜群。難易度の高い楽曲に挑戦したい、中・上級レベルの方におすすめです。
まとめ
ブリトニーは自身のプラットフォームでLGBTQコミュニティへのサポートを表明し、2018年にはLGBTQコミュニティに大きく貢献した著名人に贈られるヴァンガード賞も受賞しています。また、2022年8月26日にリリースされたエルトン・ジョン(Elton John)とのコラボレーション・シングル『Hold Me Closer』は6年ぶりの新曲となり、大きな話題を呼びました。ブリトニーの楽曲はどれもパワフルで前向きになるものばかり。ぜひ、お気に入りの楽曲を見つけて英語学習に役立ててみてください!
【参照サイト】プロフィール | ブリトニー・スピアーズ | ソニーミュージックオフィシャルサイト
【参照サイト】Britney Spears | Biography, Songs, Albums, Documentary, & Facts | Britannica
【関連ページ】洋楽カラオケ
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りみ
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