生活の中に気軽に英語学習を取り入れたい方には、洋楽がおすすめ。音楽はいつでもどこでも聴けるため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく楽しみながら英語に触れられます。また、歌詞の内容から英語圏の文化を知ることができ、外国人と話す際の共通の話題にもなるなど、まさに良いことづくしの学習法だといえます。
中でもミュージカルの楽曲は、物語の中のセリフとして歌われているので、英会話の練習にも最適。感情移入しやすく、歌うことでスピーキングやリスニングの練習にもなります。そこで今回は、おすすめのミュージカルソングを5曲ご紹介します!
目次
英語で歌ってみたいミュージカルソング!おすすめ楽曲5選
1. 楽曲『For Good』|作品『ウィキッド』
名作『オズの魔法使い』を2人の魔女の視点から描いたミュージカル『Wicked(ウィキッド)』。見た目も性格も正反対の2人が心を通わせ、かけがえのない存在になっていくものの、やがて運命に翻弄され、対立していくーーという人間ドラマが描かれており、泣いて笑って感動できる作品です。劇中歌を集めたコンピレーション『Wicked』は、第47回グラミー賞で「最優秀ミュージカル・ショー・アルバム賞」を受賞しており、音楽の評価も高いです。中でも楽曲『For Good』はバラード曲で歌いやすいのでおすすめ。歌詞の内容をよく理解した上で、気持ちを込めて歌ってみてください!
2. 楽曲『Dancing Queen』|作品『マンマ・ミーア!』
ABBAのヒット曲で構成されているブロードウェイ・ミュージカル『マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)』。本楽曲はとりわけ有名で、1976年にシングルリリースされた際は、全世界で300万枚、日本で50万枚を売り上げる大ヒットとなりました。その魅力は、一度覚えたら口ずさんでしまうキャッチーなメロディー。テンポも速すぎず、余裕を持って歌える楽曲です。歌詞は少し長めですが、最初から全て覚えようとするのではなく、歌いながら覚えていく方が続けやすいです。
3. 楽曲『Tomorrow』|作品『アニー』
世界的人気を誇るミュージカル『アニー(Annie)』。1977年4月21日にニューヨークのニール・サイモン・シアターで上演され、大ヒットを記録。日本では1986年から日本テレビの主催で上演をスタートし、これまでに約187万人を動員しています。また、アステラス製薬のCMソングとしてCharaがカバーしたことでも話題となりました。アニーは何度も映画化されており、本楽曲の歌手やアレンジ、テンポなども、作品ごとに異なります。その中から、自分好みのバージョンを選べるのも魅力ではないでしょうか。ぜひ、お気に入りのバージョンで歌に挑戦してみてください。
4. 楽曲『You Can’t Stop The Beat』|作品『ヘアスプレー』
1988年のジョン・ウォーターズ(John Waters)監督の映画『ヘアスプレー(Hairspray)』を原作とするミュージカル。アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされているトニー賞で、「ベストミュージカル賞」「ベストオリジナルミュージカルスコア賞」を含む8つの賞を受賞。劇中歌はどれもハッピーで、思わず踊り出したくなるものばかり。本楽曲は比較的アップテンポですが、難しい単語や表現は多く使われていないので、英語学習初心者にもおすすめ。最初から上手に歌おうとせず、まずは歌詞を見ながら声を出して練習しましょう。そうすることで、リズムが取れるようになり、早口のパートも歌えるようになります。日本では渡辺直美主演で上演されました。
5. 楽曲『Supercalifragilisticexpialidocious』|作品『メリー・ポピンズ』
1964年に公開されたディズニー映画『メリー・ポピンズ(Mary Poppins)』と、P.L.トラヴァースによる同名の原作をベースにしたミュージカルです。中でも本楽曲は、『Jolly Holiday』 や『Step in Time』と並んで、代表的な劇中歌の1つです。多くの人にとっての課題は、楽曲名『Supercalifragilisticexpialidocious』の発音ではないでしょうか?まずはこの部分を練習してから、曲全体の歌唱に挑戦してみてください。
まとめ
ミュージカルは、音楽とダンス、そして物語を融合させた総合エンターテイメント。英語圏では、感極まった観客がスタンディングオベーションを行うことも多いです。今回ご紹介した楽曲とそのミュージカルは、『ウィキッド』以外全て映画化されている(2022年12月現在)ので、お気に入りの楽曲を見つけたら、映画もぜひチェックしてみてください!
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りみ
短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。
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