日本政府の積極的な観光推進策により、日本を訪れる外国人観光客の数は毎年増加し続けており、2016年にははじめて2,000万人を突破しました。
観光・旅行・ホテル業界などのホスピタリティ産業で働く人にとって一番大事なことはお客様に対する「おもてなし」の心ですが、おもてなしを実現するためには英語力は欠かせないスキルとなっています。
一方で、外国人観光客への対応シーンは一般的な日常英会話やビジネス英会話とも少し異なるため、ホスピタリティ産業に特化した専門的な英語を集中して効率的に学ぶのがおすすめです。そこで、ここでは観光・旅行・ホテル業界の英語を専門的に学べるおすすめの英語学習プログラムをご紹介します。
観光・旅行・ホテル業界の英語を学べるオンライン英会話
業界別・オリジナル教材でのレッスンが受けられる「Bizmates」

オンライン英会話「Bizmates」では、オリジナル教材を用いて、ホテル・レストラン・ショップでのお客様対応に必要なスキルを習得するためのレッスンを提供しています。Bizmatesではすべてのトレーナーがビジネス経験を持っており、トレーナーを業務経験から選択することが可能です。Bizmatesでは、実際にインバウンドへの対応が必要な法人に対してもこれまでにプログラムを提供しており、導入した企業ではその成果が報告されています。レッスンでは、各業界別で想定される様々なシーンごとに、実践的な英語を学ぶことができます。具体的なプログラム内容は下記のようになっています。
ホテル(20レッスン)
全20回のレッスンでは、ホテルで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「チェックイン・チェックアウト対応」、「ホテルまでの道案内」、「ホテル周辺の観光スポット紹介」、「クレームへの効果的な対応」その他があります。
レストラン(20レッスン)
全20回のレッスンでは、レストランで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「レストランへの予約対応」、「料理の説明」、「おすすめメニューの案内」、「料理の提供」その他があります。
ショップ(20レッスン)
全20回のレッスンでは、ショップで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「客のニーズを尋ねる」、「商品の説明」、「別の商品の提案」、「返品対応」その他があります。
職業別レッスンプログラムがある「mytutor(マイチューター)」

オンライン英会話のmytutorでは、専門職の方の即戦力を養うために最適化され、職業別のレッスンプログラムが用意されています。各分野で必要とされる最新情報を盛り込んだ英語をシチュエーションで学ぶことが可能です。観光・旅行・ホテルなどのホスピタリティ産業分野のプログラムとしては、「Tourism 1 [観光・旅行・ホテル](12ユニット 48レッスン/25分)」があります。業界で必要とされる英語を実際のシチュエーションで学習し、専門用語も数多く習得することができるプログラムです。そのほか、客室乗務員のための英語に特化した「Cabin Crew [客室乗務員](8ユニット 50レッスン/25分)」などもあります。旅行・観光業界ならではの英会話表現やハイレベルな接客英語で学びたいという英語中級者以上の方におすすめの内容となっています。
旅行・観光業界特化プログラムがある「EF English Live(EFイングリッシュライブ)」

スウェーデンに本拠を置く世界最大級の私立語学教育機関のEF(エデュケーション・ファースト)グループが提供するオンライン英語学習サービスの「EF English Live」では、実用性の高い英語を最短で習得できるよう職業別英語コースが用意されています。
観光・ホスピタリティ産業の専門英語では、主にホテル業界に焦点をあてて、専門用語や顧客とのコミュニケーション方法について学べます。ライフスタイルや予算などに応じて、3つの料金プランから選択可能です。
あらゆる業界のなかでももっともグローバルでハイレベルな英語力とコミュニケーション力が求められる旅行・観光業界でプロフェッショナルとしてキャリアを築いていくための最適なプログラムとなっています。EF English Liveは24時間レッスン可能で受講生満足度も98%と非常に高く、大変おすすめのサービスです。7日間の無料体験が可能なので、興味がある方はまず試しに使ってみることをおすすめします。
接客向けの英会話テキストが選べる「ECCオンラインレッスン」

ECCオンラインレッスンは、語学教育大手のECCグループが運営するオンライン英会話サービスです。ECCでは、個人向けレッスンだけでなく、法人や学校・教育機関向けの語学研修も展開しており、グループ全体で3,000社以上への導入実績があります。レッスンで使用するテキストは、創業から50年以上にわたって語学教育と深く関わってきたECCが開発したオリジナル教材。日常英会話、ビジネス英会話に加え、接客に特化した英会話力を身につけるための専用テキストがあり、ホテルのフロント・レストラン業務で活かせる、サービス業ならではの言い回しや丁寧な表現が学べます。
接客業に特化したレッスンを提供する「シェーン英会話」

シェーン英会話では主に、英語指導の国際資格を有したネイティブ講師を採用しています。さらに、「販売・飲食・サービス業向け 接客英語セミナー」といった法人向けの特別セミナーの開催実績があるなど、自然な接客英語を習得することが可能です。また、日本人のスクールカウンセラーもいるため、安心してレッスンプランの相談などを行うことができます。
まとめ
いかがでしょうか?観光・旅行・ホテル業界で働く方にとって英語は今や必要不可欠なスキルであり、今後もその重要性はますます高まると考えられます。また、英語ができることは業界内でのキャリアアップにも非常に役立ちますので、ぜひ上記のプログラムを活用して効率的に専門性の高い英語力を身につけ、グローバルに通用するおもてなしを実践しましょう。
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