日本政府の積極的な観光推進策により、日本を訪れる外国人観光客の数は毎年増加し続けており、2016年にははじめて2,000万人を突破しました。
観光・旅行・ホテル業界などのホスピタリティ産業で働く人にとって一番大事なことはお客様に対する「おもてなし」の心ですが、おもてなしを実現するためには英語力は欠かせないスキルとなっています。
一方で、外国人観光客への対応シーンは一般的な日常英会話やビジネス英会話とも少し異なるため、ホスピタリティ産業に特化した専門的な英語を集中して効率的に学ぶのがおすすめです。そこで、ここでは観光・旅行・ホテル業界の英語を専門的に学べるおすすめの英語学習プログラムをご紹介します。
English Hub 編集部のおすすめスクールPICK UP!
ホテル・レストラン・ショップなど各種接客英語を学べる「ビズメイツ(Bizmates)」
ビズメイツの「ビジネスシーン別教材」には、「ホテル」「レストラン」「ショップ」の教材が用意されており、接客に必要なコミュニケーションスキルを伸ばせます。また、レッスン内容のカスタマイズもできるので、自身の仕事内容に直結する英語表現が身につきます。
レッスンは朝5時~深夜25時まで開講。レッスン予約は5分前まで可能なのも、忙しい方にとって嬉しいポイントです。ビズメイツでは、英語力診断付の無料体験レッスン(25分)が提供されています。
目次
観光・旅行・ホテル業界の英語を学べるオンライン英会話
業界別・オリジナル教材でのレッスンが受けられる「Bizmates」
オンライン英会話「Bizmates」では、オリジナル教材を用いて、ホテル・レストラン・ショップでのお客様対応に必要なスキルを習得するためのレッスンを提供しています。Bizmatesではすべてのトレーナーがビジネス経験を持っており、トレーナーを業務経験から選択することが可能です。Bizmatesでは、実際にインバウンドへの対応が必要な法人に対してもこれまでにプログラムを提供しており、導入した企業ではその成果が報告されています。レッスンでは、各業界別で想定される様々なシーンごとに、実践的な英語を学ぶことができます。具体的なプログラム内容は下記のようになっています。
ホテル(20レッスン)
全20回のレッスンでは、ホテルで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「チェックイン・チェックアウト対応」、「ホテルまでの道案内」、「ホテル周辺の観光スポット紹介」、「クレームへの効果的な対応」その他があります。
レストラン(20レッスン)
全20回のレッスンでは、レストランで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「レストランへの予約対応」、「料理の説明」、「おすすめメニューの案内」、「料理の提供」その他があります。
ショップ(20レッスン)
全20回のレッスンでは、ショップで想定される接客シーン18題材に加え、習得度を確認するテスト2つを実施します。接客シーンには、「客のニーズを尋ねる」、「商品の説明」、「別の商品の提案」、「返品対応」その他があります。
小売りやレストランから、鉄道・タクシー・郵便局まで!「産経オンライン英会話Plus」
1,000種類以上のオリジナル教材を使って学べる「産経オンライン英会話Plus」。産経オンライン英会話Plusでは、「ビジネス英会話(375レッスン)」以外に、特定の職業に特化した「職業別英会話」教材が用意されています。いずれの教材にも日本語が添えられているので、英会話レッスンが初めての方でも安心です。
小売店(45レッスン)
海外からのお客さまに気持ちよく買い物を楽しんでいただけるよう、接客に必要な英会話表現を学びます。「商品の使い方を説明する」「在庫について話す」「クレジットカードでの支払いに対応する」など、具体的なシーン別に45レッスンが用意されています。
レストラン(45レッスン)
「座席の希望を尋ねる」「注文が決まったか尋ねる」「料理の材料について説明する」といった内容から、電話での予約受付、苦情への対応に至るまで、レストランでの接客に関して想定される幅広いシーンがカバーされています。
鉄道(45レッスン)
駅での接客に特化した「鉄道」の教材もあります。45回分のレッスンで、券売機の使い方やグリーン車の乗車券、ワンデーパスについてなど、乗客からの幅広い質問に英語で対応する力を養います。
タクシー(45レッスン)
「所用時間を伝える」「渋滞の理由を説明する」のような運行に直接関わる表現に加え、「日本を訪れた目的を尋ねる」「おすすめのレストランを紹介する」など、外国人観光客とコミュニケーションをとるための表現を学べます。
郵便局(45レッスン)
郵便物の取り扱いから、海外送金サービス、貯金サービスまで、郵便局で英語で対応する際に必要な会話表現を学びます。
【English Hub限定特典】下記「産経オンライン英会話Plusのサイトを見る」ボタンからの無料会員登録完了で無料体験レッスン20回追加!
※追加チケットは登録から3営業日前後に付与されます
※特典詳細は下記「産経オンライン英会話Plusの詳細を見る」よりご確認ください
職業別レッスンプログラムがある「mytutor(マイチューター)」
オンライン英会話のmytutorでは、専門職の方の即戦力を養うために最適化され、職業別のレッスンプログラムが用意されています。各分野で必要とされる最新情報を盛り込んだ英語をシチュエーションで学ぶことが可能です。観光・旅行・ホテルなどのホスピタリティ産業分野のプログラムとしては、「Tourism 1 [観光・旅行・ホテル](12ユニット 48レッスン/25分)」があります。業界で必要とされる英語を実際のシチュエーションで学習し、専門用語も数多く習得することができるプログラムです。そのほか、客室乗務員のための英語に特化した「Cabin Crew [客室乗務員](8ユニット 50レッスン/25分)」などもあります。旅行・観光業界ならではの英会話表現やハイレベルな接客英語で学びたいという英語中級者以上の方におすすめの内容となっています。
旅行・観光業界特化プログラムがある「EF English Live(EFイングリッシュライブ)」
スウェーデンに本拠を置く世界最大級の私立語学教育機関のEF(エデュケーション・ファースト)グループが提供するオンライン英語学習サービスの「EF English Live」では、実用性の高い英語を最短で習得できるよう職業別英語コースが用意されています。
観光・ホスピタリティ産業の専門英語では、主にホテル業界に焦点をあてて、専門用語や顧客とのコミュニケーション方法について学べます。ライフスタイルや予算などに応じて、3つの料金プランから選択可能です。
あらゆる業界のなかでももっともグローバルでハイレベルな英語力とコミュニケーション力が求められる旅行・観光業界でプロフェッショナルとしてキャリアを築いていくための最適なプログラムとなっています。EF English Liveは24時間レッスン可能で受講生満足度も98%と非常に高く、大変おすすめのサービスです。7日間の無料体験が可能なので、興味がある方はまず試しに使ってみることをおすすめします。
接客向けの英会話テキストが選べる「ECCオンラインレッスン」
ECCオンラインレッスンは、語学教育大手のECCグループが運営するオンライン英会話サービスです。ECCでは、個人向けレッスンだけでなく、法人や学校・教育機関向けの語学研修も展開しており、グループ全体で3,000社以上への導入実績があります。レッスンで使用するテキストは、創業から50年以上にわたって語学教育と深く関わってきたECCが開発したオリジナル教材。日常英会話、ビジネス英会話に加え、接客に特化した英会話力を身につけるための専用テキストがあり、ホテルのフロント・レストラン業務で活かせる、サービス業ならではの言い回しや丁寧な表現が学べます。
観光・旅行・ホテル業界の英語を学べる英会話スクール
ビジネス英語のスピーキング力を徹底的に鍛える「ベルリッツ」
1878年にアメリカで設立されたベルリッツ。日本国内だけでも5,500社以上への企業導入実績があるなど、ビジネス英語の指導力に定評があります。
母国語を介さず、習得したい言語だけを用いる「ベルリッツ・メソッド®」や、講師と受講生の発言量を「50:50」にするルールなど独自の指導法で、英語を話す力を徹底的に鍛えます。レッスン内容は仕事や業界・職種に合わせて自由にカスタマイズでき、日本人カウンセラーが目的に応じて最適な学習計画を作成してくれます。
ベルリッツでは、自分の仕事に必要な内容に絞ってレッスンを受けられるので、すぐに役立つ英語を効率よく学べるのが特徴です。実際のプレゼンや商談などで使う英語を、マンツーマンで特訓できる「英会話 短期集中コース(1週間~)」も用意されているので、「急遽英語を使うことになった」という方にもおすすめです。
ベルリッツでは、オンライン英会話コースも提供。ベルリッツ校舎でのマンツーマンレッスンと同品質のレッスンを、自宅など好きな場所から受けることもできます。
学んだフレーズをロールプレイで実践!「英会話 イーオン」
日本全国に250校以上を展開する大手英会話スクール「イーオン(AEON)」は、法人向けインバウンド対応プログラムの提供を通して、ホテル、鉄道会社などへおもてなし接客英語の習得をサポートしてきた実績があります。
イーオンのビジネス英会話のレッスンでは、ビジネスシーンでよく使われるフレーズや語彙を習得し、ロールプレイなどの実践練習を通して現場での対応力を磨きます。自宅学習用には、ホテルスタッフ・客室乗務員などの業務で使用する会話フレーズも収録された実践会話フレーズ集が用意されています。
また、イーオンが提供する対話型学習アプリ「AI Speak Tutor 2」では、職業別英会話教材のコンテンツをAIとの会話形式で学べます。「ホテルフロント」「旅館従業員」などの職業別によくあるシーンで使える会話を練習できます。
※通常50,875円(入学金・授業料・教材費込)
※好評につき申込期間延長中
※2025年度クラスを6ヶ月以上申込みの方が対象
接客業に特化したレッスンを提供する「シェーン英会話」
シェーン英会話では主に、英語指導の国際資格を有したネイティブ講師を採用しています。さらに、「販売・飲食・サービス業向け 接客英語セミナー」といった法人向けの特別セミナーの開催実績があるなど、自然な接客英語を習得することが可能です。また、日本人のスクールカウンセラーもいるため、安心してレッスンプランの相談などを行うことができます。
まとめ
いかがでしょうか?観光・旅行・ホテル業界で働く方にとって英語は今や必要不可欠なスキルであり、今後もその重要性はますます高まると考えられます。また、英語ができることは業界内でのキャリアアップにも非常に役立ちますので、ぜひ上記のプログラムを活用して効率的に専門性の高い英語力を身につけ、グローバルに通用するおもてなしを実践しましょう。
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