英会話スクールの講師はどんな人が担当しているのでしょうか?

英会話スクールにいる講師は、大きく分けて下記の3つに分けられます。

  1. 英語が堪能なバイリンガル日本人講師
  2. 英語が堪能なノンネイティブ講師
  3. ネイティブ講師

1. 英語が堪能なバイリンガル日本人講師

英会話スクールの講師=白人のネイティブ講師、という先入観を持っている方も多いかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。特に英語初心者向けのコースでは英語が堪能なバイリンガルの日本人講師がレッスンを担当しているケースがよくあります。英会話初心者の場合、まずは英会話の基礎となる文法や語彙などの基礎固めをしっかりする必要がありますが、そのためには英語が苦手な日本人の気持ちがよく分かり、いざとなれば日本語で解説や説明ができるバイリンガル日本人講師のほうが適しているケースもあります。日本人から英語を学ぶことに違和感を覚える方もいるかもしれませんが、初心者にとってはむしろ効率的なのです。

2. 英語が堪能なノンネイティブ講師

英会話スクールにはネイティブではないものの、英語が堪能な外国人講師もいます。最近ではオンライン英会話と同様にフィリピン人講師が教えてくれる英会話スクールも増えていますし、ヨーロッパ圏ではノンネイティブであっても英語が非常に上手な人も多くいるため、ヨーロッパ出身の英会話講師も多くいます。こうしたノンネイティブ講師の場合は一般的にネイティブよりもゆっくりと英語を話すため発音が聞き取りやすく、初心者や中級者にとっては最適な英会話のパートナーとなることも多くあります。

3. ネイティブ講師

英会話スクールで最も多いのは、やはり何といっても英語を第一言語とするネイティブ講師です。しかし、ネイティブ講師と言ってもその出身はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどその出身は様々です。出身国によって英語の発音も異なるので、アメリカ英語やイギリス英語など特定の英語を学びたいという方は注意が必要です。一方で、実際にビジネスで英語を使う場面ではノンネイティブも含めて様々なアクセントの英語が混じり合うのが普通ですので、実践的な英会話力を身につけるという意味では国籍にこだわらず様々な国の英語に触れるのがよいでしょう。

「英語を話せる」と「英語を教えられる」は違う

英会話スクールの講師である以上、英語を話せるのは当たり前ですが、この「英語を話せる」と「英語を教えられる」は異なるという点には注意が必要です。低価格を売りにしている英会話スクールの場合、専門的な英語指導スキルを持たない外国人講師がアルバイト感覚で講師を務めている場合もあります。このような講師から英語を教わるのは効率的ではありません。

英語の指導スキルには「TEFL」や「TESOL」といった専門資格もありますので、講師がこのような指導資格を持っているプロの講師なのか、または大学で言語学や教育学を学んでおり、英語指導に一定の専門性があるかなどもしっかりと重視することをおすすめします。ビジネス英語を学ぶ場合には、英語講師としてだけではなくビジネスマンとしての経験があるかなども確認するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?英会話スクールに通学して英語力を高めるうえで、どのような講師から英語を学ぶかは大きな鍵を握ります。英語のレベルや目的によっても最適な講師は異なりますし、やはり人間同士なので相性も重要です。ぜひ自分に合った講師と出会い、楽しく効率的に英語を学べるようにしましょう。

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English Hub 編集部

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