第二言語習得研究の科学的な知見に基づくトレーニングが人気の短期集中型英語パーソナルジム「 ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー) 」をご存じでしょうか?
現在入会待ちが600名以上という大人気のENGLISH COMPANYですが、読者のみなさんの中には、「興味はあるものの価格面がネックで受講を躊躇している」「すぐに入会したいのにできない」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんな方に朗報です。ENGLISH COMPANYでは、よりリーズナブルな価格で受講できる「中級者向けグループコース」をこの3月から開始しました。しかもこのコース、いまなら入会待ちもほぼありません。
今回この記事を書いているEnglish Hub編集部スタッフは、時折ポッドキャストで英語のプログラムを聞いたりしているものの、いざ英語を話す場面になると相手が言っていることが聞き取れないなど、独学での英語学習に限界を感じていました。そこで、すぐにリーズナブルに始められるというENGLISH COMPANYの「中級者向けコース」に興味を持ち、無料体験レッスンを受けてみることにしました。
今回は、「中級者向けコースはどんなサービスなのか?」「無料体験でどんなことをするのか?」「どうやって英語力を上げるのか?」といったところを、詳しくレポートします!
1. ENGLISH COMPANY「中級者向けコース」とは?
ENGLISH COMPANYは、第二言語習得研究の科学的な知見を用いた英語パーソナルトレーニングジムで、2015年のスタート以降、4年間でスクール数は関東と大阪に合計13校(2019年6月現在)となり、卒業生の数は6,000名を越えています。そんなENGLISH COMPANYが中級者向けに始めるグループレッスンは、これまでのパーソナルトレーニングのエッセンスを盛り込みながら、グループにすることでリーズナブルな価格設定を実現しています。
ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーニングは、手頃とは言えない受講費にもかかわらず、数か月待ちになるほどの大人気です。その理由は、
- 「第二言語習得研究」に基づく、受講生の学習段階に合ったトレーニング方法
- 「行動科学」に基づく、英語学習の習慣化
という2つの強みによって、効率的に英語力を上げてくれるからです。
しかし、それを1対1のパーソナルトレーニングではなく、大人数のグループレッスンで実現できるのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?無料体験レッスンを受ける前は私もそう思っていました。でも、無料体験レッスンを受けた後は「これなら英語力が上がる!」と思いました。
ENGLISH COMPANY「中級者向けコース」はどんな方法で英語力を上げてくれるのか?無料体験レッスンではどんなことをするのか?次から詳しくレポートします!
2. 無料体験レッスンの流れ
無料体験レッスンを担当してくださったのは、藤ヶ崎花恵さんです。どんな体験レッスンが始まるのか緊張していましたが、とても柔らかい雰囲気でホッとしました。
どうやって英語力を伸ばすのか解説
まずは一番気になる、「英語力をどう伸ばすか」について解説がありました。
ENGLISH COMPANYの卒業生は、TOEICのスコアで505点→805点、700点→920点など、点数を大きく伸ばしています。どうしてそんなに伸ばせるかというと、科学的に分析された「第二言語習得研究」に基づいて、効率的なトレーニングを行っているからなんです。
大人が母語以外の第二言語を習得する際には、まず単語や文法といった知識が前提となり、次に「読む」「聞く」といったレセプティブ(受容的)なスキルを身につけ、そのあとに「書く」「話す」といったプロダクティブ(能動的)なスキルを身につけるという順番になります。
「英会話」と言うと「話す」トレーニングばかりを思い浮かべがちですが、順序を理解せずに「話す」ばかりトレーニングしても、非効率です。ENGLISH COMPANYは、第二言語習得のプロセスに基づいてトレーニングをしてくれるので、効率的に英語力を伸ばすことができるんです。今回の「中級者向けコース」では、TOEICのスコアが500点台~700点台の英語中級者の多くが抱えている「読む」「聞く」の課題に焦点を当て、集中的に取り組んでいくということでした。
私も、受験勉強で「読む」「聞く」はやってきたので、課題は「話す」のほうだと思っていました。でも、「スラスラ読める」「ちゃんと聞ける」という状態にならないと、「話す」トレーニングをしても非効率的なのだということがわかりました。
日本人の多くは、学校や受験勉強で英語を勉強して、文法や単語の知識はある程度持っているのに、それをちゃんと使える「運用レベル」に至っていないそうです。そこで「中級者向けコース」では、私たちがこれまで身につけてきた知識をベースにしながら、「英語を英語のままとらえる」「ネイティブの感覚を身につける」ということを徹底的にトレーニングしていくということでした。
でも、「英語を英語のままにとらえる」って? それを実感できる体験を次に行いました。
「英語を英語のままとらえる」体験
「英語を英語のままとらえる」「ネイティブの感覚を身につける」ということが、英語力の上達に欠かせないそうです。なんだか難しそうですが、体験レッスンでは、中学1年生で習う「現在進行形」の文法(be+動詞のing形)を使ってわかりやすく解説してもらえました。
解説してくれたのは“The dog is running.”という文です。最初に「“The dog”、どんな犬かイメージしてください」と言われ、私は茶色くてフワフワした犬を思い浮かべました。「ではそのイメージを持ったまま続けましょう。“The dog is”…では“is”のイメージって何ですか?」と聞かれます。「“is”のイメージって、えっ??」と思っていると、「“is”は、今から説明が来る。ただそれだけです」とのことでした。ネイティブの感覚としては、自己紹介とか機能の説明とか、何か説明が来そうな感じなんだそうです。解説は続きます。「“The dog is”…で待っていると、“running”. “running”のrunの部分は当然『走る』ですが、”-ing”の部分のイメージは何かというと、『動作の途中』。今まさにそこで何か動いている、臨場感がある感じです。」
このように、トレーナーの解説で、英語を一つ一つイメージしていくことができます。続いて少し長い文も音読されましたが、先ほどの解説でイメージを持つことができていたので、一つ一つ訳さないで、そのまま受け取る、ということができるようになっていました。すぐに身についていてビックリです!
英語と日本語は語順が違うので、いちいち訳してしまうと非効率です。英語をそのまま受け取ることができるようになると、一気に英語のレベルが上がるとのことでした。実際のレッスンでは、一つひとつの文法や単語について、ネイティブの感覚を身につけていくことで、「英語を英語のままとらえられる」範囲を広げていけるんだそうです。
課題発見
続いて、30秒くらいの英文をまず聞き、その後様々なステップで繰り返し英文に触れていきます。どのステップで理解度が上がるかによって優先すべき課題を特定していきました。そのステップとは以下の通りです。
- 音声のみを聞く
- 単語の意味を確認して聞く
- かたまりごとに表示される英文を読む
- かたまりごとにポーズをはさみながら読む
2段階目の「単語の意味を確認して聞く」のステップで「わかった!」と感じた人は、語彙力に課題があるので、語彙を優先して身につけていきましょう、ということでした。ただ語彙と言っても、なんとか覚えているという状態では不十分で、一つひとつの語彙を「すぐ処理できる」「聞いてすぐわかる」という状態にする必要があるそうです。
3段階目の「かたまりごとに表示される英文を読む」のステップで理解度が大きく上がった人は、英文を見れば単語も文法も理解できるけれどリスニングでは処理できないという状態なので、「音声知覚」に課題があるということでした。この段階にいる人は、シャドーイング(音声を聞きながらそれを真似して発音する練習法)やディクテーション(読み上げられた英文の書き取り)のトレーニングが効果的だそうです。
そして4段階目の「かたまりごとにポーズをはさみながら読む」のステップでわかった人は、時間をかければ理解が追いつけるということなので、リーディングのスピードを重視していきましょうということでした。音声処理と意味処理の両方のスピードを上げていきたいので、音読が効果的ということでした。
今回参加したEnglish Hub編集部スタッフは、2段階目の「単語の意味を確認して聞く」のステップで理解度が上がり、語彙のトレーニングを優先すべきことがわかりました。このように、ENGLISH COMPANYには課題を発見する独自のメソッドがあるので、グループレッスンの中でも個別の課題と力を入れるべきトレーニング方法がわかる、ということを実感しました。
意味理解
「課題発見」で使った題材を活用してトレーニングに取りかかる前に、まずは意味の理解を深めます。意味理解は、英語を前から順番に、かたまりごとに次を予測しながら理解していくという方法で行いました。英語はうしろに補足事項が来るので、次を予測して待ち構えながら読む、というのがいいのだそうです。トレーナーの音読と解説を聞きながら、「チャンクリーディング」で読んでいくと、ちゃんと前から順番にイメージを浮かべながら読むことができました。
続いて、イメージを浮かべながらの音読と、英語のチャンク(かたまり)を瞬間的に日本語にして口に出す「サイトトランスレーション」を行って、英語を見てすぐにイメージができる状態を作っていきました。「サイトトランスレーション」は同時通訳を行っている人もやっているトレーニングだそうで、英語を前から順番に理解していくことができるようになっていく感覚がありました。
トレーニング
最後に、「課題発見」と「意味理解」で使った題材を活用して、「リピーティング」「Read and look up」「暗唱」のトレーニングを行いました。ここでは、「暗唱」をご紹介します。「暗唱」のトレーニングは、他の参加者とペアになって行います。いきなり全文を暗唱するのではなく、配布されたプリントに空欄のある英文が書かれていて、それが4ステップでだんだん空欄が多くなっていくという形式でした。他の参加者の方とペアでやるというとちょっと緊張しそうですが、実際に始めてみると緊張感はまったくありませんでした。
ここまでできると、扱った題材の英文がテンプレートとして身につくので、実際に「英語で話す」際にも型として使うことができるのだそうです。最後に題材文の音声をもう一度聞くと、英語がそのまま、スーッと頭に入っていく感覚がわかりました。
体験レッスンでは「音読」が中心でしたが、実際のレッスンでは「シャドーイング」といって聞こえてきた英語をすぐ口に出すというトレーニングも行います。トレーニング方法によって効果に違いがあり、「音読」はリーディングスピードに効果があり、「シャドーイング」はリスニングスキルに効果があるそうです。
「グループレッスン」と聞いて予想していたものよりも、各自がトレーニングしている時間が格段に長く、体験レッスンの間ずっと脳が活性化しているような感覚でした。体験レッスンが終わると爽快感があり、とても楽しかったと感じたと同時に、英語力が一段階上がったように感じました。
プログラム内容の紹介
最後に、「中級者向けコース」のプログラム内容の紹介がありました。
週1回2時間のトレーニング
スクールに来校してのグループレッスンは、週1回。スクールによって開講曜日が異なり、平日の夜や土日など、ビジネスパーソンや学生も通いやすい日程で設定されています。週1回とはいえ、2時間みっちりトレーニングを受けられるので、とても効果が高いと思います。また、次のレッスンまでに取り組むべき課題が出されるので、レッスンがない日にも英語学習に取り組むことができます。週の途中でクラス全員にメーリングリストで進捗を送り合うことで、「みんなもがんばっているからがんばろう!」という気持ちで学習に取り組むことができるそうです。
音声フィードバック
レッスンがない日にも、音読やシャドーイング(音声を聞きながらそれを真似して発音する練習法)の音声を録音して送信すると、専門スタッフから個別のフィードバックが受けられます。個別にじっくりフィードバックしてもらえるので、発音の矯正にも役立つことは間違いありません。
TOEIC IPテストの受験
レッスン終了後に、TOEIC IPテストの受験がついています。2か月間で英語力がどれだけ伸びたのか確認できるので、とてもいいと思いました。
自習スペースの提供
さらに、「中級者向けコース」の受講特典として、受講期間中はENGLISH COMPANYの全スタジオ(都内8か所・横浜・梅田・四条烏丸・神戸)を自習室として利用できるそうです。自宅の近く、オフィスの近く、出張のついでになど、都合に合わせて学習スペースを確保できるのがとても便利です。
3. 英語学習を継続できる魔法のカードとは?
「宿題も多いようだけど、やる気が続くのだろうか?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際、英語力を伸ばすためには、学習を継続していくことが欠かせません。
「英語学習の継続」についても、ENGLISH COMPANYには強みがあるそうです。学習を継続できる「魔法のカード」について、田畑翔子さんが解説してくれました。
英語学習の成功は、「正しい学習法」で学ぶということと同時に、「学習の継続」が鍵を握ります。どんなに正しい学習法で学んでも、レッスン以外の時間に学習を続けられなければ効果は上がりません。
ENGLISH COMPANYでは、「学習の継続」についても、科学的な知見で実現するそうです。それが「習慣化の技術」です。
ご紹介いただいた「習慣化の技術」の手法は、以下のステップで行います。
- 自分の生活リズムを分析する
- 何の学習をするのか決める
- いつ、どこで学習するのか決める
このように、事前に「いつ」「どこで」「何を」やるのか決めておくことで、行動のハードルを下げることができます。
決めた内容は、「GRIT CARD」というオリジナルカードに書きます。おしゃれなカードなので、いつも持ち歩いて、いつ何をやるのかすぐに確認できそうです。
こういった行動科学のノウハウは、毎回の授業の中でちりばめて教えてもらえるそうです。英語学習中級者は特に学習の継続が重要なので、その部分のサポートを手厚くやってもらえるんだそうです。
4. 体験レッスンを受けてみた感想
体験レッスンを受ける前は、「グループワークでも個別の課題が解消できるってホント?」と疑問に思っていました。でも体験レッスンを受けてみて、「ENGLISH COMPANYの中級者向けグループレッスンなら、英語力が上がる!」と思いました。
特にすごい!と思ったのは以下の2つです。
- 第二言語習得研究に基づく科学的なトレーニングで、TOEIC500点台~700点台の英語学習者の課題である「リーディング」「リスニング」が徹底的に伸ばせる
- 行動科学に基づく「英語学習の習慣化」で、週1回のレッスン以外の日もしっかりと学習を続けていくことができる
無料体験レッスンを受けるだけでも、課題発見のメソッドを使って自分が集中して取り組むべき課題が明らかになったり、英語を英語のままとらえる感覚を実感できたりと、メリットがたくさんあります。「TOEIC500点台~700点台で伸び悩んでいる」「英語を学習したいけど何から始めていいかわからない」という方は、ぜひ一度無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
ENGLISH COMPANYの詳細
サービス名 | ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー) |
URL | http://englishcompany.jp/ |
運営会社名 | 株式会社スタディーハッカー |
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-24-1 CIRCLES神保町Ⅱ 4F |
スクール所在地 | 銀座スタジオ(東京都中央区銀座7-13-12 サクセス銀座7ビル 9F) 神田スタジオ(東京都千代田区鍛冶町2-1-2 神田南口鋭光ビル 2F) 新宿スタジオ(東京都新宿区西新宿7-8-13 第2萬寿金ビル 8F) 恵比寿スタジオ(東京都渋⾕区恵⽐寿4-5-27 パティオクアトロ 4F) 神戸スタジオ(兵庫県神戸市中央区磯上通7-1-25 北野ビル7階) 四条烏丸スタジオ(京都府京都市下京区仏光寺通新町東入糸屋町225 京都仏光寺室町ビル 4F) 梅田スタジオ(大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル 6F) ※オンラインでも受講できます |
設立 | 2010年2月 |
資本金 | 21,000,000円 |
入学金 | 55,000円 ※お友達紹介割引:入会金から10,000円割引 |
教材費用 | 必要に応じて別途購入 |
期間 | 3ヶ月/6ヶ月 |
コースと料金 |
●パーソナルトレーニングコース(90日) ●パーソナルトレーニングコース(180日) 上記各種パーソナルトレーニングコースでは「通常プラン」「IT英語プラン」を選択できます。 ※ENGLISH COMPANYの「パーソナルトレーニングコース90⽇間集中プログラム」「パーソナルトレーニングコース180⽇間集中プログラム」「上級セミパーソナルコース」は、厚⽣労働⼤⾂指定講座「⼀般教育訓練給付制度」の対象コースです。受給可能資格を満たす受講⽣の⽅は、受講費⽤の20%の給付⾦を受けとれます。 ENGLISH COMPANY Premium(イングリッシュカンパニープレミアム)(6ヶ月) ●初級セミパーソナルコース(6ヶ月) ●中級セミパーソナルコース (3ヶ月) ●上級セミパーソナルコース(3ヶ月) ●STRAIL(英語コーチングサービス)(3ヵ月) ●ENGLISH COMPANY 大学受験部(3ヵ月/6ヶ月) |
※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)のホームページを参考にしてください。
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