【インタビュー】ENGLISH COMPANY「英語教育から非効率をなくし、日本人と英語の関係を変えたい」

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人間が母語以外の言語を習得するプロセスについての研究領域、「第二言語習得研究(SLA:Second Language Acquisition)」をベースとしたトレーニングで圧倒的な成果を出し続け、英語のパーソナルトレーニングジムとして業界をリードしているENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)。2015年の設立からわずか3年弱で既に3,000名の卒業生を輩出し、現在も350名以上の受講生待ちという大人気の状況が続いている同スクール。3ヶ月という短期間で圧倒的な英語力向上を実現してしまうその秘訣は一体どこにあるのでしょうか。English Hub編集部ではENGLISH COMPANY代表の岡健作氏にお話をお伺いしてきました!

話者プロフィール:岡健作(ENGLISH COMPANY代表)

株式会社スタディーハッカー代表取締役。1977年福岡県生まれ。同志社大学文学部英文学科在籍中から英語教育に関わる。大手学習塾の講師、教室長を経て2010年に京都で恵学社を創業。“Study Smart” かっこよく、合理的に学ぶ。をコンセプトに第二言語習得研究などの科学的な知見を実際的な学びの場に落とし込んだ医学部・難関大特化型の大学受験予備校を立ち上げる。2015年に予備校で培った英語指導ノウハウを活かした社会人向けの英語のパーソナルジムENGLISH COMPANYを設立。

インタビュー目次

ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)が生まれたきっかけ

Q:ENGLISH COMPANYを立ち上げたきっかけは?

大学で英語を専門に勉強し、卒業後は一般企業を経て大手学習塾で働いていたのですが、そのときに教育の現場で努力や根性といった精神論が幅を利かせている状況を目の当たりにしたんです。もっと合理的で科学的な学び方が必要なのではないかと感じていました。

その後、現在の創業メンバーの一人が大学院で第二言語習得について研究していたことから、第二言語習得研究という学問を知ることになりました。そのような学問があるのなら受験の世界にも取り入れるべきだと考え、2010年に恵学社という会社を立ち上げました。最初は大学受験向けの予備校からスタートしたんです。しかし、受験の世界で突然「第二言語習得研究を使って受験英語の指導をします」と言ってもあまり理解されず、最初はわずか5人の生徒からのスタートでした。状況が変わったのは開校から3ヶ月後。「2ヶ月間短期集中の学習で偏差値を15上げる」という特別講座を実施し、実際に20近くも偏差値を上げたところから、一気に受講生が増えたのです。あっという間にビル一棟の規模の予備校にまで成長しました。

(株)恵学社はENGLISH COMPANYの他、3つの大学受験予備校を運営している(写真は、四谷の『学び舎東京』)

指導を続ける中で第二言語習得研究をベースにした英語の指導に手応えは感じていましたし、大きな成果も出ていたのですが、一方で和訳や細かい文法知識などが重視されるいわゆる「受験英語」だとどうしてもその良さを出し切れないとも感じていました。第二言語習得研究に基づいた指導を社会人向けに、より実際的な英語力を身につけるために利用すれば、もっと爆発的な効果が出るという確信もありました。そして2015年に開始したのがENGLISH COMPANYです。

ですから、ENGLISH COMPANYはまだサービスリリースから3年弱ですが、短期で一気に英語力を上げる仕組みやパーソナルトレーナーに近い仕組みは2010年当時から存在しており、当社では既に7年以上にわたって取り組んでいます。

第二言語習得研究に基づくトレーニングとは?

Q:第二言語習得研究とは、どのような学問領域なのでしょうか?

簡単に言うと、人間が第二言語を習得していくプロセスやメカニズムを研究している学問領域です。言語学や心理学、脳科学など様々な分野を含んだ学際的な領域ですね。よく「第二言語習得はどんなメソッドなの?」と聞かれるのですが、第二言語習得研究はメソッドではなくあくまで言語習得のプロセスについて研究する学問です。

Q:第二言語習得研究をどのようにトレーニングに落とし込んでいるのでしょうか?

第二言語習得研究によって分かってきた「言語習得のプロセス」に沿ってトレーニングすることを重視しています。第二言語を習得するときのプロセスを簡単に説明すると、まず前提となるのが単語や文法といった知識。知識が身についていないと何も始まりません。そして、知識の次に「聞く」「読む」といったレセプティブ(受容的)なスキルを身につけます。そしてそのあとに「書く」「話す」といったプロダクティブ(能動的)なスキルを身につけるという順番です。

英語学習においては皆さん「自分に合った」教材やメソッドを探そうとしがちで、このこと自体はとても良いことなのですが、大事なことは「自分に合う」とはどういう意味なのかを正しく理解することです。

「自分にあった」方法についてよくある誤解は、ディクテーションが大好きだからディクテーションばかりやる、会議で必要だから会議の練習ばかりやるというもの。ですが、本来「自分に合っている」というのは、「英語学習の『段階』に合った」ということです。自分が留まっている「段階」が分かれば、そこに課題があるのです。

英語学習のメソッドは既に数多くありますが、それぞれのメソッドは解決しようとしている課題が異なります。そのため、「どのメソッドが好きなのか」ではなく「自分の課題は何なのか」を把握し、その課題を解決するためのメソッドで学習に取り組むことが必要です。

例えば、リスニングに絞ってプロセスを考えてみます。リスニングが行われるプロセスでは、最初に「音声知覚」といって、聞こえてくる英語を単語ごとに聞き分けるというステップがあります。それができたら次はこの文はどういう意味なのか、という「意味処理」です。その文をいくつか繋げていくことで、最終的には話の内容全体を理解します。リスニングにはこのような三段階のプロセスがあるわけです。

その段階のどこに課題があるのかを理解していれば、その課題にあったメソッドを使えます。

たとえば音自体が聞き取れないという状態、音声知覚に課題があるということであれば、「ディクテーション」が効果的です。そこはできるけれど、意味処理が追いつかないのであれば「スラッシュリーディング」や「チャンクリーディング」などチャンク(意味のかたまり)ごとに文章の意味を処理できるようになるトレーニングをする必要があります。そして、音声知覚や意味処理が自動化して、脳のリソースをあまり使わずにこなせるようになれば、話の内容全体をスムーズに理解できるようになるのです。このように自分の段階に合ったトレーニングをすれば、リスニングのスキルはより効率的に上達します。

Q:インプットとアウトプットのバランスなども第二言語習得に基づいて設計されているのでしょうか?

第二言語習得研究では、「大量のインプットと少量のアウトプット」が第二言語を身につけるためには重要であるという考え方が主流です。インプットが少ない人がアウトプットの練習をしても非効率なんです。しっかりとインプットのスキルや知識を手に入れた後は、いまはスカイプ英会話などで安価にアウトプットの環境が得られますから、そのようなサービスに取り組むとよいと思います。ただ、その際にもインプットの量を減らしてしまわないことが重要です。学習の順番にこだわるのは非効率な方法を避けたいので。極限まで学習の無駄を削ぎ落とし、より短い時間で英語を身につけるためには、効果の上がりやすいトレーニングに、上がりやすいタイミングで取り組む必要があるのです。

Q:ENGLISH COMPANYでは受講生がどの段階にいるのかを分析し、そこからスタートするわけですね。

そうですね。ENGLISH COMPANYでは1週間に2回90分(45分×4コマ)のトレーニングを行います。当然、その間に受講生は少しずつ課題をクリアしていくため、課題が変化していきます。そのため、学習プロセス全体を俯瞰できる人間を置き、受講生が今どの段階にいて、課題はどのように移動しているのか、どこで躓いているのかを把握することが大切です。それが分かれば学習の無駄を減らすことができます。既に先の段階へ進んでいるのに前の段階のトレーニングをするのも非効率ですし、その逆も同様です。我々は受講生一人一人の課題の変化をずっと見ており、週に2回もお越しいただいてトレーニングを行う理由もそこにあります。自宅でのトレーニング時間を含めた学習の絶対時間を短縮したいので、トレーニング内でモニタリングする時間を十分にとることで精度を高めているのです。

Q:まず知識が必要という話は、ENGLISH COMPANYが打ち出している「大学受験のアセットを活かす」という点ともつながりますか?

我々は予備校も運営していますので、一般的な大学受験経験者がどれくらい知識を持っているのかをかなり正確に把握しています。これはネイティブ講師には分かりにくい部分だと思いますが、我々はどの大学にどの程度の英語力が必要なのか、さらに言うと大学ごとの入試問題の傾向まで知っていますので、受講生が持っている知識がある程度分かります。

「大学受験のアセットを活かす」というのは、大学受験のときにしっかりと勉強してアセットを持っている人に対しては、知識があることを前提に学習戦略を組むということです。「知識」「レセプティブスキル(受容)」「プロダクティブスキル(産出)」の3段階があるときに、「知識」の部分を「大学受験のアセット」と呼んでいるんですね。既に知識をお持ちの方が、重ねて知識に偏った学習をしても意味は薄いものです。

Q:一方で、日本人の多くは知識のベースがあるのに、それを使いきれていません。

日本人は学校で英語を学んでいるので、普通にTOEICで500〜600点をとれる人は少なくありません。実際にENGLISH COMPANYに入会される方も500点から600点ぐらいの方がとても多いのですが、これは勿体ないことだと思うのです。TOEIC600点くらいとれる人の英語力は、当然のことながら「英語がまったくできない」という人よりはかなり上です。しかし一方で、そのくらいの実力では英語で仕事をするのは難しい。英語力がないわけではないのに、英語が「できる」「できない」の二分論で言うと600点は「できないグループ」に入れられ、結局何もできない人とほとんど変わらなくなってしまう。

しかし、600点がとれるくらい知識をお持ちの人なら、正しい方法できちんとトレーニングをすれば比較的短期間で800点や900点がとれるわけです。英語で仕事ができる入り口にたてる。こういう人が増えれば、日本人と英語の関係は絶対に変わります。3ヶ月あれば800点、900点の人がゴロゴロ増えるわけですから。そうすれば日本人と英語の関係が変わり、日本と世界の関係が変わり、さらには世界も少し変わるはず。我々は教育系ベンチャー企業として日本の教育にインパクトを与えるようなことをしたい。まずは日本人と英語の関係から変えていきたいと考えています。

Q:実際にENGLISH COMPANYでは、受講生のTOEICスコアの伸びをしっかり公表されていますね。

TOEICのスコアは関係ないという考え方もあってもいいとは思いますが、本当に英語ができるようになったのであれば、それは当然スコアにも反映されるはずです。成果が出るということを瞬時に伝えるためには、数字的な指標はあった方が分かりやすいというところはありますね。

なぜ低価格でサービスを提供するのか?

Q:週2回90分のマンツーマン(月12時間)で月15万円という価格は、パーソナルコーチ系の英会話スクールとしてはかなりリーズナブルですね。

そうですね。3ヶ月で48コマの量ですので、時間単位で見れば1コマあたり1万以下の価格となります。セッションはマンツーマンですし毎日のLINEサポートもありますので、コーチング系スクールとしてはもちろん、通常の大手スクールのマンツーマンレッスンと比較しても安いのではないかと思います。さらに、1年で身につけることを3ヶ月で身につけられるわけですから、その点の時間的なコストも抑えられるのではないでしょうか。短い期間で身に付く方が良いですよね。同じ効果なら速い方が良いはずです。

Q:なぜそこまで価格を抑えられるのでしょうか?

ひとつは、当社では2010年の予備校のときから既に7年以上も第二言語習得研究をベースにした個別指導というスタイルで運営していますので、新たにトレーナーの研修等も含めて色々とプログラムを開発する工数が抑えられるという点があります。

また、無駄なコストを削っていることも理由のひとつです。例えば私たちのスタジオには個室がありません。個室はとてもコストがかかりますから。そもそも英語を話したいとお考えなのに、1対1でなければ話せないというのでは意味がありませんよね。これはただの精神論ではなくて、第二言語習得研究の「情意フィルター(アフェクティブ・フィルター)」という考え方にも基づいています。人前で英語を話すのが恥ずかしいというメンタリティも含めて克服する必要があります。それを狙って個室を取り除くことで、結果としてコストも下がっています。

そして、これらの理由以上に大きいのは、そもそも我々自身がサービスを少しでも「安く」提供したいと思っているからです。我々はベンチャーとして日本の英語教育にインパクトを与えたい。みんなに非効率なやり方をしてほしくないと考えていますし、誰もがTOEICで800点、900点をとれる状態を作りたいのです。そのためにはENGLISH COMPANYを早く広める必要があります。だからこそ、価格が高くて一部の人にしか受けてもらえないのでは意味がないのです。

トレーナーによるフォローアップ体制は?

Q:パーソナルトレーナーはどんな方が担当されているのですか?

日本でしっかりと英語の勉強をしていて留学経験もあり、第二言語習得についても詳しいスタッフが多いですね。さらに、当社では第二言語習得について社内で勉強会も行っており、理論をどのように実践の場に落とし込んでいくかという知識を蓄えていける仕組みを用意しています。留学から帰って来たTOEIC900点以上のトレーナーもたくさんいますが、彼らにも約3ヶ月かけて研修し、たくさん勉強してもらっています。

ビジネスで英語を使っていた、だからビジネス英語を「教える」ことができる。というのは違うんです。効果的に教える、成果を出すサポートをするためには、他の仕事と同じように専門性が必要なんです。ビジネスでの英語使用の経験があるトレーナーは多いのですが、実際にはそれだけではトレーナーの仕事はできません。

Q:トレーナーを採用するときに大事にしているポイントは?

やはり学ぶ意欲がある人ですね。学ぶ意欲はとても大事で、ただ単に自分は英語ができるから教えられるという人はダメです。英語が好きでこれからも学び続けたい、第二言語習得のトレーニングにすごく興味があってしっかり学びたい、英語を教える人としてスキルアップしたい、という人だけを採用しています。もちろん英語力はベースとなりますが、一番大事なのは意欲です。

(ENGLISH COMPANYではトレーナーも採用中です!興味がある方はこちらからどうぞ!)

Q:実際の受講生からもトレーナーのおかげで英語学習のやる気が出たという話を聞きました。

我々は「結果を出す」ということをとても大事にしており、トレーナーにはよりよいコーチングの方法についても研修を行っています。「正しいことは教えたので、できなかったのはあなたが悪い」と言っても仕方がないですよね。我々はこれまで中学生や高校生を教えてきましたが、勉強に対してやる気がある中学生などほとんどいないわけです。それに対して「この中学生はやる気がないから成果が出ません」「この高校生はやる気がないから大学に落ちました」では予備校の世界では通じません。その考え方をENGLISH COMPANYにもそのまま持ち込んでいます。

Q:受講生はどんな方が多いですか?

性別は男女同じぐらいで、年齢は20代半ばから50代ぐらい、一番多いのは20代、30代の方ですね。職業は会社員をはじめ様々です。

Q:トレーナーはどのように受講生をフォローアップしているのでしょうか。

当社では、トレーナー1人につき受講生は最大10人までと人数を絞っています。また、受講生1人を2人のトレーナーで見ています。なぜなら、受講生の課題を的確に見つけるためには、セカンドオピニオンが有効だからです。

課題さえ見つかれば、対応策はあるわけです。「ここで躓いている」ということが正確に分かれば、既に課題の8割は解決しています。それを見つけるためには1人で見るよりもセカンドオピニオンがあるほうがよい。この仕組みは当初から導入しており、トレーナー同士が常に情報共有しているので、この受講生はこの方針で行こうといった打ち合わせは頻繁に行われていますね。

Q:やはり「正しく課題を発見する」ことが一番大事なのですね。

サービスを提供する側も含めて、みんなメソッドにこだわってしまうところがありますよね。しかし、メソッドはあくまで何らかの課題を解決するためのものですので、どんなメソッドも何かには効く一方で、それ以外のものには効かないということもあります。ディクテーションは音声知覚の能力アップのために行う、シャドーイングは全体的な英語のリスニング力をアップするために行う。パーソナルトレーナーは色々な英語学習のメソッドの中から、ターゲットとなる課題に特に効くメソッドを選び取るのです。また、メソッドを提示するだけでは意味がありません。当社のトレーナーはコンサルタント兼教師という位置づけなので、メソッドを提示するだけではなく実際にハンズオンで教えることができます。これは大きな強みです。だからこそ受講生の英語力を上げることができますし、受講生が家に帰って練習するときは、自身の課題に完全にマッチしたトレーニングをメソッドの意図通りの正しいフォームでできるので、ひたすら量をこなすといった必要もありません。1時間ほどやれば十分です。

ENGLISH COMPANYの一番の違いとは?

Q:他スクールとの一番の違いを一言で言うと何でしょうか?

一言で言うのは難しいですが、我々は大学院で研究をしてきた人間もいて、大学教授にも助言をいただきながら10年近くやってきているので、バックボーンがしっかりしているという点ではないでしょうか。自分たちのメソッドを開発しようとか、最高のやり方を見つけようということよりも、「課題をどう科学的に見つけるか」を大事にしてきました。

また、世の中にメソッドはたくさんあり、課題に応じて的確なものを用いる必要がありますが、その際のチューニングもとても大事です。レベル感を調整したり、正しく取り組んでもらっているかをチェックしたりといった点ですね。受講生の課題は刻一刻と移動していくからこそ、じっくりとミーティングをして「ここをクリアしたから次はこれ」というのを細かく見ていくわけです。最初に予備校を作った時から、このことばかりを考えてやってきました。

そして、もう一つの特徴は「習慣化」です。一般的に勉強を続けるうえではモチベーションが大事だと考えられがちですが、実際に私たちが継続していることの多くはモチベーションをベースにはしていません。例えば歯磨きはモチベーションがなくても毎日できますよね。モチベーションがなくても毎日できるように習慣化してもらう。当社ではそのための行動分析などを全員で学習しています。

英語学習者の方へのメッセージ

Q:どのような受講生に来ていただきたいですか?

英語を学ぶ必要がある方であればどんな方にも来て頂きたいですが、英語学習に一切無駄な時間をかけたくないという人は特に向いているのではないかと思います。自分の英語力を的確に把握することは難しいですし、世の中には幾つもメソッドがありますが一般の英語学習者の皆さんのなかにどの課題にどのメソッドが合うかを全部知っているという人はいないと思いますので。

Q:今、300名以上の受講待ちがあるとのことですが、どのぐらい待てば入れるのでしょうか?

現在は350名ぐらい待ちがありますが、キャパシティも増やしていますので、1ヶ月程度お待ち頂ければ入会いただけます。現在では常時450名ほどが通学しており、3ヶ月で卒業なので、毎月150人ずつ入会できるというイメージです。この規模はコーチング系の英会話スクールとしては大きな規模だと思います。

Q:450人が通学しているとなると、すでに一大予備校ですね。

おかげさまで既に卒業生は3,000名近くいます。設立2年で9校を展開しており、コーチング系スクールとしてはスタジオ数もNo.1です。科学的で無駄のない方法を世の中に広げる、そのためには規模も大切なことだと考えています。

Q:最後に英語学習者の方にメッセージをお願いします。

英語学習に無駄な時間をかけるのはもったいないので、最初に正しく本格的なものに触れたほうがよいと思います。英語学習には第二言語習得という本格的な理論がありますので、まずはその理論に沿って学習を進めることをおすすめします。ENGLISH COMPANYであればとてもリーズナブルな価格で学べます。無駄をしたくないという人はぜひスタジオにいらしてください。

編集後記

岡氏にお話をお伺いするなかで何より印象的だったのは、非効率な日本の英語教育を変えていきたいという情熱と強い使命感です。第二言語習得研究に基づく科学的な学習トレーニングを一人でも多くの日本人英語学習者に体験してほしい。だからこそサービスもあえて低価格で提供し、校舎数の拡大を進めている、というお話にはとても説得力がありました。岡氏のお話をお伺いしていると、第二言語習得研究をベースとする科学的なトレーニングの価値もさることながら、何よりスクール運営側がここまで本気で英語教育のことを考え抜いているからこそ実際に成果が出るのだと実感します。

一方で、3ヶ月間をただ闇雲に頑張るのではなく、第二言語習得のプロセスごとに出てくる課題に応じて的確なメソッドを用いることで、最短時間で合理的に英語力を高めていくという同社の考え方にも非常に共感できました。昨今では英語学習に関する教材やアプリ、メソッドなどは溢れていますが、結局どれを使ったら一番効率的に勉強できるのかが分からない、という方も多いのではないでしょうか。そんな方はENGLISH COMPANYに相談すれば、今の自分の課題と、その課題に合った学習法が何なのかを的確にアドバイスしてもらえるはずです。また、ENGLISH COMPANYではアドバイスだけではなくその学習をトレーナーが3ヶ月間毎日ハンズオンでサポートしてくれるので、迷うことなく今自分にとって一番必要なトレーニングだけに集中して取り組むことができます。同社の考え方やコンセプトに共感された方は、ぜひENGLISH COMPANYの扉を叩いてみてはいかがでしょうか?

ENGLISH COMPANYの詳細

サービス名 ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)
URL http://englishcompany.jp/
運営会社名 株式会社スタディーハッカー
本社所在地 東京都千代田区神田神保町1-24-1 CIRCLES神保町Ⅱ 4F
スクール所在地 銀座スタジオ(東京都中央区銀座7-13-12 サクセス銀座7ビル 9F)
神田スタジオ(東京都千代田区鍛冶町2-1-2 神田南口鋭光ビル 2F)
新宿スタジオ(東京都新宿区西新宿7-8-13 第2萬寿金ビル 8F)
恵比寿スタジオ(東京都渋⾕区恵⽐寿4-5-27 パティオクアトロ 4F)
神戸スタジオ(兵庫県神戸市中央区磯上通7-1-25 北野ビル7階)
四条烏丸スタジオ(京都府京都市下京区仏光寺通新町東入糸屋町225 京都仏光寺室町ビル 4F)
梅田スタジオ(大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル 6F)

※オンラインでも受講できます

設立 2010年2月
資本金 21,000,000円
入学金 55,000円
※お友達紹介割引:入会金から10,000円割引
教材費用 必要に応じて別途購入
期間 3ヵ月/6ヵ月
コースと料金

パーソナルトレーニングコース(90日)
・トレーニングセッション:45分×48コマ
・受講料金:561,000円
【有料オプション】英文職務経歴書の添削2回セット9,900円

パーソナルトレーニングコース(180日)
・トレーニングセッション:45分間×48コマ
・受講料金:679,800円

※ENGLISH COMPANYの「パーソナルトレーニングコース90⽇間集中プログラム」「パーソナルトレーニングコース180⽇間集中プログラム」は、厚⽣労働⼤⾂指定講座「⼀般教育訓練給付制度」の対象コースです(2024年4⽉1⽇以降受講開始分より適⽤)。受給可能資格を満たす受講⽣の⽅は、受講費⽤の20%(最⼤10万円)の給付⾦を受けとれます。

パーソナルトレーニングIT英語コース(90日)
・トレーニングセッション:45分×48コマ
・受講料金:561,000円

パーソナルトレーニングIT英語コース(180日)
・トレーニングセッション:45分間×48コマ
・受講料金:679,800円

ENGLISH COMPANY Premium(イングリッシュカンパニープレミアム)(6ヶ月)
・日本人トレーナーによるパーソナルコーチング(週1回90分・全24回)
・ネイティブ講師との実践的な英会話セッション(月1回・全6回)
・Udemyのビジネススキル関連講座を活用した学習
・英語の発話練習に特化したAI学習アプリの利用
・受講料金:990,000円(入会金、教材費、シニアトレーナー担当料を含む)

初級セミパーソナルコース(6ヵ月)
・超少人数制トレーニング(定員5名):1回120分 × 全24回
・個別カウンセリング:全6回
・TOEIC Bridge® Listening & Reading IPテスト受験 × 2回
・受講料金:264,000円

中級セミパーソナルコース (3ヵ月)
・超少人数制トレーニング(定員5名):1回120分 × 全12回
・個別カウンセリング:全2回
・TOEIC® Listening & Reading IPテスト受験 × 1回
・受講料金:231,000円

上級セミパーソナルコース(3ヵ月)
・超少人数制トレーニング(定員4名):1回120分 × 全12回
・ネイティブによるライティング添削
・TOEIC® Speaking & Writing Tests受験 × 2回
・受講料金:242,000円

STRAIL(英語コーチングサービス)(3ヵ月)
・受講価格 :297,000円(3ヵ月)
・延長価格(1ヵ月):月額99,000円

ENGLISH COMPANY 大学受験部(3ヵ月/6ヶ月)
・受講価格 :396,000円(週2回・3ヵ月)、419,100円(週1回・6ヶ月)

※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはホームページを参考にしてください。

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English Hub 編集部

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