家庭教師の料金を6社で比較。指導料が最安でも総額が最安にならない理由

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家庭教師の料金を比べるとき、1時間あたりの指導料や「月◯円から」という表記だけを見ても、実際に毎月払う金額の順位は分かりません。教材費や管理費のように指導料とは別に毎月かかる費用があり、それを足すと順位が入れ替わるためです。

この記事では、公式サイトに料金を公開している6社について、学年・回数・教科数をそろえたうえで月の総額を計算しました。数字はすべて2026年10月30日時点の各社公式サイトの記載に基づいています。

結論:指導料の順位と総額の順位は一致しない

中学生・週1回90分・月4回・英数国の3教科という条件でそろえると、次のようになります。

会社 指導料 指導料以外に毎月かかる費用 月の総額 指導料の順位
家庭教師ファースト 14,850円 898円 15,748円 3位
やる気アシスト 10,800円 12,100円 22,900円 1位
サクシード 24,420円から 0円 24,420円から 5位
e-Live(Cランク) 22,440円 2,970円 25,410円 4位
デスクスタイル 10,800円 14,800円 25,600円 2位
学研の家庭教師 29,700円から 0円 29,700円から 6位

指導料が最も安いのはやる気アシストとデスクスタイルの10,800円で、同額です。しかし総額ではやる気アシストが2位、デスクスタイルが5位に下がります。逆に、指導料が3番目の家庭教師ファーストが総額では最も安くなります。

指導料だけを見るとデスクスタイルはファーストの0.73倍ですが、総額ではファーストの1.63倍です。総額の最安と最高の差は15,748円と29,700円で、1.89倍の開きがあります。

比較のポイントは、1時間あたりの指導料ではなく「毎月の請求額の合計」で並べることです。月額固定費の有無が、順位を入れ替える最大の要因になります。

30秒で判定:条件を3つ決めれば比較できる

各社に見積もりを出してもらう前に、次の3つを決めておくと比較が早く終わります。

決めること 理由
1回の指導時間と月の回数 時間単価制の会社と1コマ単位の会社で、同じ「週1回」でも金額が変わります
見てもらう教科数 教科数で教材費が増える会社と、教科を増やしても金額が変わらない会社があります
訪問とオンラインのどちらか 同じ会社でも料金表が別で、オンラインのほうが交通費がかからない分だけ安くなる場合があります

この3つが決まっていない状態で各社に問い合わせると、比較できない見積もりが並ぶことになります。

料金表記には3つの型がある

6社の料金ページを見ると、金額の示し方が3つに分かれます。この型の違いが、比較を難しくしている原因です。

型 該当する会社 比較するときの注意
学年別・時間別の確定額を公開 家庭教師ファースト そのまま比較に使えます
1コマ単位の単価を公開 やる気アシスト、e-Live、デスクスタイル 1コマが15分・30分と短いため、指導時間に換算してから比べる必要があります
1時間あたりの下限のみ公開 学研の家庭教師、サクシード 「◯円から」の表記です。実際の金額は講師やコースで変わるため、提案された確定額で比べ直す必要があります

とくに3つめの下限表記は、比較表に並べると最安に見えることがありますが、実際の請求額はそれより高くなる可能性があります。この記事の表では下限の数字をそのまま使い、「から」と付けて区別しました。

また、1コマの長さが会社ごとに違う点も見落としやすい部分です。やる気アシストは1コマ15分、e-Liveとデスクスタイルは1コマ30分です。90分の指導を受けると、やる気アシストでは6コマ、e-Liveとデスクスタイルでは3コマになります。

家庭教師ファーストの料金表を見る 学年別の1時間あたりの指導料が公開されています

学年・回数別の総額シミュレーション

条件を変えると順位も変わります。4つのパターンで計算しました。いずれも交通費のうち実費精算になるもの(公共交通機関の運賃や車の燃料代)は含めていません。デスクスタイルだけは公式サイトが片道の上限額を示しているため、その金額を含めています。

小学生・週1回60分・月4回・2教科

小学生は英語と算数の2教科、1回60分で計算しています。

会社 指導料 指導料以外 月の総額
家庭教師ファースト 9,240円 898円 10,138円
サクシード 12,320円 0円 12,320円
e-Live(Cランク) 10,560円 2,970円 13,530円
やる気アシスト 7,200円 9,900円 17,100円
デスクスタイル 7,200円 10,400円 17,600円
学研の家庭教師 19,800円 0円 19,800円

中学生・週1回90分・月4回・3教科

中学生は英語・数学・国語の3教科、1回90分で計算しています。

会社 指導料 指導料以外 月の総額
家庭教師ファースト 14,850円 898円 15,748円
やる気アシスト 10,800円 12,100円 22,900円
サクシード 24,420円 0円 24,420円
e-Live(Cランク) 22,440円 2,970円 25,410円
デスクスタイル 10,800円 14,800円 25,600円
学研の家庭教師 29,700円 0円 29,700円

高校生・週1回90分・月4回・3教科

高校生は3教科、1回90分で計算しています。e-Liveは高校生にC・Bランクの設定がないため、下限のAランクで計算しました。

会社 指導料 指導料以外 月の総額
家庭教師ファースト 16,830円 898円 17,728円
デスクスタイル 10,800円 14,800円 25,600円
やる気アシスト 13,200円 15,400円 28,600円
学研の家庭教師 29,700円 0円 29,700円
サクシード 31,680円 0円 31,680円
e-Live(Aランク) 35,640円 2,970円 38,610円

中学生・週2回90分・月8回・3教科

回数を2倍にすると、月額固定費の重みが相対的に下がります。

会社 指導料 指導料以外 月の総額
家庭教師ファースト 29,700円 898円 30,598円
やる気アシスト 21,600円 12,100円 33,700円
デスクスタイル 21,600円 16,400円 38,000円
e-Live(Cランク) 44,880円 2,970円 47,850円
サクシード 48,840円 0円 48,840円
学研の家庭教師 59,400円 0円 59,400円

4つのパターンに共通しているのは、指導料が最も安い会社が総額でも最安になることはなかったという点です。小学生のパターンでは、指導料が7,200円で最安のやる気アシストが、総額では17,100円で4位になります。指導料が9,240円のファーストは総額10,138円で1位です。

回数を週2回に増やした場合は、固定費の重みが相対的に下がるため差が縮まります。それでも総額の順位は入れ替わらず、ファーストが最安のままでした。

高校生のパターンでは、デスクスタイルが総額2位に上がります。デスクスタイルは学年にかかわらず1コマ30分900円のため、学年が上がるほど相対的に安くなる構造です。逆にe-Liveは高校生にB・Cランクの設定がなく、下限がAランクになるため総額が上がります。

学年が上がるほど時間単価が上がる会社(サクシード、やる気アシスト、e-Live)と、学年で変わらない会社(デスクスタイル)があります。高校生まで続ける前提なら、この差も計算に入れる価値があります。

6社の料金の内訳

各社の公式サイトに記載されている費用を、指導料と指導料以外に分けて整理します。

家庭教師ファースト(株式会社エムズグラント)

学年別・時間別の月謝を確定額で公開しています。訪問とオンラインで別の料金表があります。訪問の補習コースは、中学生が1時間あたり2,475円、小学生が2,310円、高校生が2,805円です。

訪問・補習コース 月4回 60分 90分 120分
小学生 9,240円 13,860円 18,480円
中学生 9,900円 14,850円 19,800円
高校生 11,220円 16,830円 22,440円

指導料以外にかかるのは、維持費8,800円(学年に1回。兄弟は無料)と口座引落手数料165円、それに交通費の実費です。公式サイトには月々の教材費は一切かからないと明記されています。中学3年生になっても月謝は上がりません。

維持費は毎月ではなく学年に1回なので、12か月で割ると月733円に相当します。この記事の表ではその金額を計上しました。

学研の家庭教師(株式会社学研エル・スタッフィング)

19のコースごとに1時間あたりの料金を公開していますが、いずれも「4,950円〜」のような下限表記です。中学1・2年生コースと高校1・2年生コースが4,950円〜、中学受験コース・中学3年生コース・高校3年生コースが5,500円〜、不登校コースが5,665円〜、プロ家庭教師コースが8,800円〜、オンラインコースが4,290円〜です。

月謝の総額は公開されておらず、問い合わせ後に学習プランと料金プランの提案を受ける流れになります。月謝制で、高額な教材ローンはなく、講師の交代と契約更新はいずれも無料と記載されています。

やる気アシスト(株式会社あすなろ)

指導料と管理・サポート費が分かれている構造です。指導料は1コマ15分単位で、関西エリアの小中学生が450円、高校生が550円、関東エリアの小中学生が500円、高校生が550円です。

対象 管理・サポート費(月額)
小学生 9,900円
中学受験・中学生 12,100円
高校生 15,400円

この管理・サポート費は指導回数にかかわらず毎月かかります。週1回の利用だと指導料より管理・サポート費のほうが高くなる学年もあります。中学生の場合、週1回90分なら指導料10,800円に対して管理・サポート費が12,100円です。

ほかに登録料22,000円がひと家庭につき1回かかります。指導料は後払いで担当の家庭教師に直接支払う方式です。学年や講師の学歴で単価が変わらない点は、ほかの5社と異なります。大阪市の塾代助成カード(対象は大阪市在住の小5〜中3、上限月1万円)が利用できます。

オンライン家庭教師e-Live(株式会社e-Live)

講師の在籍大学などで4つのランクに分かれ、ランクごとに1コマ30分の単価が決まっています。

ランク 小学生 中学生 高校生
Sランク(東京大・京都大・医学部など) 2,970円 3,520円 3,520円
Aランク(旧帝大・難関私立大など) 2,420円 2,970円 2,970円
Bランク(地方国立大学など) 1,870円 2,420円 設定なし
Cランク(その他大学) 1,320円 1,870円 設定なし

指導料以外はシステム月額基本料2,970円のみで、月に4コマ(120分)以上受けると発生します。サポート費や生徒管理費はかからないと明記されています。教科数で料金は変わりません。

中学生のCランクとSランクでは1コマで1,650円の差があり、週1回90分・月4回なら月19,800円の差、年間で237,600円の差になります。6社のなかで、同じ会社のなかの金額差が最も大きい構造です。

入会金については公式サイトに記載があるものの金額が公開されておらず、オンラインの説明で全費用を合算して提示するとされています。受講にはWebカメラとペンタブレットが必要で、持っていない場合はレンタルか購入になります。

家庭教師のデスクスタイル

指導料は1コマ30分900円で、学年による差がありません。6社のなかで最も安い単価です。ただし教材費が科目ごとに毎月かかります。

費用 金額 発生のしかた
指導料 1コマ30分900円 実際の指導回数分を月末に後払い
教材費 英語・数学・国語 各4,400円、理科・社会 各3,300円 科目ごとに毎月
交通費 片道最大400円 徒歩・自転車と通学定期圏内は不要。車は燃料のリッター計算

5教科すべてを見てもらうと教材費だけで月19,800円になります。逆に1教科なら3,300円から4,400円に収まるため、教科数を絞るほど割安になる構造です。公式サイトには月々15,000円から33,000円で始める人が多いと記載されています。

家庭教師のサクシード

1時間あたりの料金を学年別に公開していますが、こちらも下限表記です。小学生が3,080円〜、中学生が4,070円〜、高校生が5,280円〜(いずれも税込)で、1学年あがるごとに1,000円前後ずつ上がります。

1回の授業で見る教科が増えても追加料金はかからず、教材費も別途かからない構造です。そのため、複数教科をまとめて見てほしい場合は総額が読みやすくなります。実際の金額は講師の種別やコースで変わるため、提案された確定額で比べる必要があります。

家庭教師のトライに相談する 訪問とオンラインの両方から選べます

月額固定費があるかないかで総額が変わる

順位が入れ替わる原因は、指導回数と連動しない費用の有無です。中学生・週1回90分・月4回・3教科の条件で、総額に占める「指導料以外」の比率を計算しました。

会社 指導料以外の金額 総額に占める比率 内容
デスクスタイル 14,800円 57.8% 教材費(科目ごとに毎月)、交通費
やる気アシスト 12,100円 52.8% 管理・サポート費(指導回数と無関係)
e-Live(Cランク) 2,970円 11.7% システム月額基本料
家庭教師ファースト 898円 5.7% 維持費(学年に1回)を12か月で割った額、引落手数料
サクシード 0円 0.0% 公式サイトに毎月かかる追加費用の記載なし
学研の家庭教師 0円 0.0% 公式サイトに毎月かかる追加費用の記載なし

デスクスタイルとやる気アシストは、月に払う金額の半分以上が指導料以外です。この2社は指導料の単価が最も安い一方で、固定費が総額を押し上げる構造になっています。

固定費は指導回数で割る分母が増えると薄まります。週2回(月8回)にすると、デスクスタイルは57.8%から43.2%、やる気アシストは52.8%から35.9%に下がります。回数を多く取る前提なら、この2社の不利は小さくなります。

週1回で始めたい場合は月額固定費のない会社、週2回以上を前提にする場合は単価の安い会社、という分け方が計算上は合理的です。

「◯円から」の表記をどう読むか

学研の家庭教師とサクシードは、1時間あたりの料金を下限で示しています。この表記は、実際の請求額がそれ以上になる可能性を含んでいます。比較表に並べると最も安く見える場合があるため、注意が必要な箇所です。

見積もりを受け取ったら、次の4点を確認すると下限表記と確定額の差を埋められます。

  • 提案された講師で、1時間あたりいくらになるのか
  • その単価が適用される期間(学年が上がったときに変わるか)
  • 指導料以外に毎月かかる費用があるか。あるなら金額と名目
  • 入会時にだけかかる費用(入会金、登録料、機材費、初回教材費)の合計

6社のうち、入会時の費用を公開しているのはファースト(入会金0円)、やる気アシスト(登録料22,000円)、デスクスタイル(入会金・保証金0円)です。e-Liveは入会金があると記載がありますが金額は公開されておらず、オンラインの説明で全費用を合算して提示するとされています。

学年が上がったときの扱いも会社によって違います。ファーストは中学3年生になっても月謝が変わらないと明記しています。サクシードとやる気アシスト、e-Liveは学年で単価が上がる設定です。デスクスタイルは学年にかかわらず1コマ30分900円です。

支払いと解約の条件を6社で比べる

料金の総額が近い場合、次に見るのは支払い方法と解約条件です。前払いの額が大きい契約は、途中でやめたいときと、事業者側に何かあったときの両方で不利になります。

会社 支払いの形 解約・退会の条件 入会時の費用
家庭教師ファースト 月謝制。前月27日の口座振替(開始前は振込)。1か月単位の自動更新 申込から8日を経過する日までは書面で無条件解除。既に提供された分を除き全額返金。手数料・違約金なし 入会金0円。維持費8,800円は学年に1回(兄弟は無料)
学研の家庭教師 月謝制 1か月前までに申し出ればいつでも退会可で解約料は不要。申し出ができなかった場合でも1か月分の指導料より高い金額は請求しないと明記。保証金なし。更新料無料、講師の交代も無料 公式サイトに高額な教材ローンはないと記載
やる気アシスト 指導料は後払いで担当の家庭教師に直接支払う。管理・サポート費は月額 会員資格は退会手続きをするまで有効と記載。解約の申し出期限や解約料についての記載は公式サイトにない 登録料22,000円(ひと家庭につき1回)
オンライン家庭教師e-Live 受講した分だけの後払い。口座引き落とし 最低回数の定めなし。曜日・時間・回数は自由。授業をしない期間の授業料は発生しない 入会金があると記載があるが金額は非公開。機材(Webカメラ・ペンタブレット)が必要
デスクスタイル 指導料は実際の指導回数分を月末に後払い。教材費は科目ごとに毎月 解約の申し出期限や解約料についての記載は公式サイトにない 教材費が初月から発生
サクシード 月払い制。一括前払いやチケット制ではないと明記。毎月26日に口座振替または振込 申込日を含め8日以内は無条件で解約。途中退会は原則月末で、1か月前までに通知。退会費・違約金なし 追加教材費はかからないと明記

6社のうち、受けた分だけを後から払う方式を明記しているのはやる気アシスト、e-Live、デスクスタイルの3社です。ファースト、学研、サクシードは月謝制で、サクシードは一括前払いやローン契約ではないと公式サイトで明言しています。

いずれも一括前払いを前提にした会社はありませんが、見積もりの段階で長期の一括払いを提案された場合は、月払いに変えられるかを確認する価値があります。

解約の条件まで公式サイトに掲載しているのは、ファースト、学研、サクシードの3社です。やる気アシストとデスクスタイルは解約の申し出期限や解約料について掲載がないため、契約前に書面で確認する項目になります。なお、掲載がないことは不利な条件があることを意味しません。次に述べるとおり、法律による解約の保護は掲載の有無にかかわらず働きます。

制度として保証されている部分

家庭教師の契約は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります。消費者庁によれば、対象はエステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、結婚相手紹介サービス、パソコン教室の7つです。家庭教師の場合、期間が2か月を超え、入学金・受講料・教材費・関連商品を合計した契約金の総額が5万円を超えるものが対象です。

この条件に当たる契約では、会社が何と案内していても次の保護が働きます。

  • 契約書面を受け取った日から8日間のクーリング・オフ。書面または電磁的記録で通知し、効力は発した時点で生じます。損害賠償や違約金は請求されません
  • 8日を過ぎても、役務の提供期間中は将来に向かって中途解約できます。事業者が請求できる額には上限があり、家庭教師の場合は提供開始前が2万円、開始後は提供済み分の対価に「5万円または1か月分の対価相当額のいずれか低い額」を加えた金額までです
  • 教材などの関連商品(書籍、CD・DVD等のソフト、ファクシミリ機器、テレビ電話)は、本体の契約を解除するときに一緒に解除できます

消費者庁は、「入学金は返還しない」といった特約は無効であり、中途解約時に初期費用を請求するには契約書面に費目と精算方法を明示しておく必要があるとしています。

ただしこの仕組みは、事業者が営業を続けている間に働くものです。事業者が破産した場合、前払い分の返金請求は破産手続のなかで扱われ、消費者の債権は一般の破産債権になります。2026年2月にオンライン家庭教師のメガスタを運営していた 会社が破産した事例では、前受金が1年で3.4倍に積み上がった状態で事業が停止しました。前払いの額をどこまで積むかは、この違いを踏まえて決める必要があります。

前払いした授業料が戻りにくい形で止まった実例は、別の記事で詳しく整理しています。
メガスタは破産でサービス終了。2026年2月の事業停止と受講料の扱い、代わりのオンライン家庭教師

よくある質問

結局どこが一番安いのですか

この記事で計算した4パターンでは、いずれも家庭教師ファーストが月の総額で最安でした。理由は、月額の固定費がほぼなく(維持費は学年に1回)、学年別・時間別の確定額を公開しているためです。ただし学研の家庭教師とサクシードは下限表記のため、実際の提案額によっては順位が変わります。

なぜ指導料の安い会社が総額で高くなるのですか

指導回数と連動しない費用があるためです。デスクスタイルは教材費が科目ごとに毎月、やる気アシストは管理・サポート費が指導回数にかかわらず毎月かかります。中学生・週1回90分・月4回・3教科の条件では、この2社は支払額の半分以上が指導料以外になります。

週2回にすると順位は変わりますか

差は縮まりますが、今回の計算では順位は入れ替わりませんでした。固定費は回数で割る分母が増えると薄まるため、週2回にするとデスクスタイルの固定費比率は57.8%から43.2%に下がります。

「◯円から」と書かれている会社はどう比べればよいですか

下限の数字では比較できません。提案された講師での1時間あたりの確定額、その単価が適用される期間、指導料以外に毎月かかる費用、入会時だけかかる費用の4点を聞いてから並べ直してください。

交通費はどのくらいかかりますか

訪問型の場合、公共交通機関は実費、車やバイクは距離に応じた計算になります。ファーストは車・バイクを1kmあたり15円程度、やる気アシストは1kmあたり10円で計算すると公開しています。デスクスタイルは片道最大400円と上限を示しています。徒歩や自転車の場合は不要とする会社もあります。オンラインを選べば交通費はかかりません。

講師の学歴で料金が変わるのはどの会社ですか

e-Liveは講師の在籍大学などで4ランクに分かれ、中学生のCランクとSランクでは1コマ30分で1,650円の差があります。週1回90分・月4回なら月19,800円、年間237,600円の差です。サクシードは大学指定や出身校指定ができる案内があり、講師の種別で単価が変わります。やる気アシストは学年・講師の学歴で単価が変わらない方式です。

兄弟で受けると安くなりますか

ファーストは兄弟会員が月額2,200円で、同じ時間内に指導する下の子に適用されます。維持費も兄弟は無料です。学研には兄弟・姉妹同時コース(1時間5,940円〜)があります。

学年が上がると料金は上がりますか

会社によって違います。ファーストは中学3年生になっても月謝が変わらないと明記しています。サクシード、やる気アシスト、e-Liveは学年で単価が上がる設定です。デスクスタイルは学年にかかわらず1コマ30分900円です。

出典

  • 家庭教師ファースト(株式会社エムズグラント)公式サイト
  • 学研の家庭教師(株式会社学研エル・スタッフィング)公式サイト
  • 家庭教師のやる気アシスト(株式会社あすなろ)公式サイト
  • オンライン家庭教師e-Live(株式会社e-Live)公式サイト
  • 家庭教師のデスクスタイル 公式サイト
  • 家庭教師のサクシード 公式サイト
  • 消費者庁「特定継続的役務提供|特定商取引法ガイド」および「特定継続的役務提供Q&A」

料金はいずれも2026年10月30日時点の各社公式サイトの記載に基づく税込金額です。キャンペーンや割引の適用前の金額で計算しています。実際の金額は提案されるコースや講師によって変わるため、契約前に見積もりで確認してください。

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