進研ゼミだけで大学受験に合格することは可能です。ただし、「教材を受け取っている」ことと「進研ゼミを受験計画の中心として使い切る」ことは違います。
塾なしで合格しやすいのは、自分で学習時間を確保し、質問を放置せず、模試と過去問から計画を修正できる高校生です。反対に、教材がたまり、志望校の科目・配点を把握していない場合は、進研ゼミだけにこだわるより外部サポートを足すほうが安全です。
- 学校進度に沿った基礎固めと日々の演習には使いやすい
- 共通テスト・志望大対策は講座と過去問の対応範囲を確認
- 難関大ほど記述添削・科目戦略・過去問分析の不足を補う
- 塾を足すなら全科目ではなく、足りない機能だけでよい
進研ゼミ高校講座だけで受験する場合、教材を選ぶことより、毎月の講座を志望校の配点順に並べ替えることが大切です。届いた順に均等に進めるのではなく、合否へ大きく効く科目から時間を配ります。
進研ゼミだけで大学受験できるかは選抜方式で変わる
| 受験の目的・方式 | 進研ゼミ中心で進めやすい条件 | 不足しやすい支援 |
|---|---|---|
| 学校推薦型選抜 | 定期テストと評定管理を早くから続けられる | 志望理由書、面接、校内選考の情報 |
| 総合型選抜 | 一般選抜科目も続けながら活動を整理できる | 書類添削、活動設計、面接・小論文 |
| 共通テスト中心 | 多科目の進捗を自分で管理できる | 科目横断の計画、時間配分、模試分析 |
| 私立一般選抜 | 志望学部の3科目前後へ教材を絞れる | 学部別過去問、難度の高い科目の質問 |
| 国公立二次・難関大 | 基礎完成が早く、記述演習へ移れる | 答案添削、科目戦略、過去問指導 |
「進研ゼミだけで合格できるか」という問いに、大学名だけでは答えられません。推薦なら評定と書類、共通テストなら多科目管理、難関大一般選抜なら記述添削が分岐点です。足りない機能だけ学校・塾・添削サービスで補えば、進研ゼミ中心という方針は維持できます。
進研ゼミだけで大学受験できるか診断
次の10項目で8個以上当てはまれば、進研ゼミを中心に受験勉強を進めやすい状態です。5~7個なら一部サポートを追加、4個以下なら学習管理から見直しましょう。
- 平日に2時間前後、休日に4時間以上を自分で確保できる
- 届いた教材を翌月まで持ち越さない
- 学校の定期テストで主要科目の基礎問題を落としすぎない
- 志望大学・学部の受験科目と配点を説明できる
- 模試の誤答を知識・時間・読解・計算に分類している
- わからない問題を質問サービスや先生へ48時間以内に聞ける
- 市販参考書を増やさず、決めた教材を完了できる
- 週単位で計画の遅れを修正できる
- 過去問を解く時期と年度数を決めている
- スマホを離して90分集中できる

進研ゼミだけで合格を目指せる理由
学校学習から大学受験まで教材をつなげやすい
進研ゼミ高校講座は、日々の授業理解、定期テスト、共通テスト、志望大学対策を段階的に進める通信教育です。学校行事や部活がある高校生でも、自宅で時間を組み替えやすい点が塾との大きな違いです。
必要な教科を自宅で反復できる
映像やデジタル教材は、理解できなかった部分へ戻れます。集団授業のように進行を待ってもらう必要がなく、得意科目を早く、苦手科目を繰り返す使い分けができます。
通塾費と移動時間を抑えられる
予備校へ週数回通う場合と比べ、通信教育は費用と移動を抑えやすくなります。ただし、浮いた時間がそのまま勉強時間になるとは限りません。自宅で開始する時刻を固定できるかが重要です。
進研ゼミだけでは大学受験が厳しくなるケース
教材が毎月たまっている
未消化教材が増えると、新しい教材を開く前に罪悪感が生まれます。すべて追いつこうとせず、志望校で配点の高い科目と現在の弱点に絞り、古い教材は使う章だけ決めます。
記述答案を自分で採点できない
国公立二次の英作文、数学の証明、国語の記述、小論文は、解答を読んだだけでは改善点がわかりにくい分野です。添削対象外や回数不足なら、学校の先生、添削サービス、個別指導を部分的に使います。
志望校別の優先順位が決まらない
同じ教材を均等に進めても、配点の高い科目が遅れていれば合格点へ近づきません。共通テストと個別試験の配点、目標点、現状点を表にし、差が大きく伸ばしやすい科目から時間を配分します。
勉強を始めるまでに時間がかかる
自宅学習では、授業開始の強制力がありません。計画を立てても開始できない場合は、自習室、オンライン自習、週1回の個別指導など、場所と他者の目を追加したほうが改善します。
志望校レベル別|進研ゼミだけで合格する条件
| 志望校 | 進研ゼミ中心で進める条件 | 追加を検討する機能 |
|---|---|---|
| 共通テスト利用・標準私大 | 教科書基礎が固まり、演習量を自分で確保できる | 過去問の時間配分、苦手科目の質問 |
| 地方国公立 | 複数科目を計画管理し、二次記述も学校等で添削できる | 記述添削、共通テスト科目の進捗管理 |
| GMARCH・関関同立 | 学部別傾向を分析し、3科目を高水準まで反復できる | 難度の高い英語、過去問分析 |
| 早慶・旧帝大 | 高1・高2で基礎が完成し、志望校別演習を早く始められる | 答案添削、科目戦略、難問の質問先 |
| 東大・京大・医学部 | 模試上位帯で、長期計画と高度な記述対策を自走できる | 専門添削、過去問指導、面接・小論文 |
大学名だけで可否は決まりません。高校の授業・補習が手厚いか、得意科目が入試方式と合うかでも必要な外部支援は変わります。
進研ゼミだけで大学受験する年間計画
高校1年生:定期テストと模試の復習を習慣化
英単語・英文法・数学の授業範囲をためず、模試の解き直しを行います。受験教材を先取りするより、学校で学んだ範囲を自力で説明できる状態が先です。
高校2年生:受験科目を決め、主要科目の基礎を完了
高2の夏から志望学部の科目と配点を調べます。高2終了までに英語・数学・国語など主要科目の基礎教材を一周し、理社の開始が遅れないようにします。
高校3年生春:共通テストと二次の目標点を決める
模試判定だけでなく、科目ごとの目標点を設定します。基礎の未完了範囲は期限を決め、演習へ移ります。
高校3年生夏:弱点補強と過去問の試走
夏の終わりまでに第一志望の過去問を1年分解き、問題形式と不足を把握します。合格点を取る必要はなく、秋の学習順序を決めるために使います。
高校3年生秋以降:過去問と弱点教材を往復
過去問を解いて終わりにせず、失点単元を教材へ戻し、類題を解いてから別年度で再確認します。併願校の日程と過去問時間も確保してください。
1週間の学習計画例
| 曜日 | 中心課題 | 確認 |
|---|---|---|
| 月 | 英語講義+語彙 | 翌日に例文を再現 |
| 火 | 数学例題+演習 | 解法を言葉で説明 |
| 水 | 国語または理科 | 根拠・公式を確認 |
| 木 | 英語長文+復習 | 時間と誤答原因を記録 |
| 金 | 数学の解き直し | 白紙から再現 |
| 土 | 模試・過去問・理社 | 週の弱点を抽出 |
| 日 | 遅れ調整+翌週計画 | 教材を増やさない |
塾を併用するなら足りない機能だけに絞る
進研ゼミと塾を両方フルで受けると、教材が重複し、復習時間がなくなります。英作文の添削だけ、数学の質問だけ、週1回の計画面談だけという使い方なら、進研ゼミを無駄にしにくくなります。
キミノスクール:勉強法と週間計画を立て直したい
個別教室のトライ:苦手科目を完全1対1で質問したい
東進:難関大向け講座・模試・過去問演習を厚くしたい
体験では、現在使っている進研ゼミ教材を見せ、重複しない提案を依頼しましょう。
進研ゼミだけで進めやすい3つのケース
ケース1:地方国公立を目指し、学校の添削を使える
進研ゼミで共通テストと基礎演習を進め、英作文・数学記述・小論文は学校の先生に見てもらいます。通信教育の弱点を学校の資源で補えるため、塾なしでも進めやすい形です。
ケース2:私立3科目型で、英語を毎日継続できる
受験科目を早く決め、進研ゼミの講座と単語帳、過去問の役割を分けます。大学ごとの英語傾向が大きく違うため、高3夏までに第一志望の問題を確認します。
ケース3:部活が忙しいが、朝と休日に固定時間を作れる
通塾移動がない利点を生かし、平日は短い基礎、休日は模試・過去問へ分けます。部活引退後に急に長時間へ変えるのではなく、高2から開始時刻を固定します。
進研ゼミだけでは失敗しやすい使い方
- 「全部やる」と決め、優先順位をつけない
- 映像を見た時間を勉強時間として満足する
- 模試判定だけ見て、答案を解き直さない
- 志望校を決めず、標準教材だけを続ける
- 質問をためて、わからない単元を飛ばす
- 市販教材を次々に追加する
毎月末に、完了教材、残した教材、模試の弱点、翌月の最優先科目を1枚にまとめます。未消化が多い場合は、受講講座を増やすのではなく減らします。
志望大学の募集要項から作る得点設計
| 確認項目 | 学習計画への反映 |
|---|---|
| 共通テスト科目・配点 | 捨てられない科目と目標点を決める |
| 個別試験科目・配点 | 高配点科目へ時間を増やす |
| 英語資格利用 | 出願期限から受験回を逆算する |
| 面接・小論文 | 学校・外部添削の開始時期を決める |
| 過去問傾向 | 講座と市販教材の不足を特定する |
「国公立コース」「難関私大コース」という名称より、志望学部の科目と配点を見ます。英語200点・国語100点・選択100点なら、学習時間もおおむね2:1:1から始め、模試の得点差に応じて動かします。コース名に合わせるのではなく、配点へ教材を合わせる発想です。
保護者ができる支援
高校生の教材内容まで教える必要はありません。月1回、模試、教材進捗、出願予定、睡眠を確認し、本人が困っている機能を聞きます。学習量が落ちたときも、すぐ塾へ入れるのではなく、開始時刻、場所、教材量、質問先のどこが止まったかを分けます。
進研ゼミと塾の費用を比べるときの項目
| 進研ゼミ側 | 塾側 |
|---|---|
| 基本受講費・オプション講座 | 入会金・月謝・管理費 |
| 模試・過去問・添削の対象 | 教材・模試・季節講習 |
| 自宅で必要な端末・通信 | 交通費・移動時間 |
| 質問・計画支援の範囲 | 面談・質問・自習室 |
年間費用だけでなく、本人が実際に使う機能を比較します。進研ゼミの教材を半分しか使わず塾も追加すると最も割高になるため、併用前に残す講座を決めてください。
高3で進研ゼミだけに不安を感じたときの優先順位
- 第一志望の過去問を時間どおりに1年分解く
- 合格目標点との差を科目別に出す
- 失点を知識・記述・時間に分ける
- 進研ゼミと学校で補える項目を消す
- 残った項目だけ外部指導を体験する
不安の大きさで全科目を塾へ切り替えず、得点差から必要な支援を決めます。出願方式や併願日程に不安がある場合は、学習指導とは別に進路面談の質も比較します。
「進研ゼミだけ」という言葉から、ほかの助けを一切借りない受験を想像する必要はありません。学校の先生に質問し、模試を受け、図書館や自習室を使っても、学習の軸が進研ゼミなら十分に“進研ゼミ中心”です。大切なのは、足りない機能を意地で我慢しないことです。
進研ゼミだけで合格できるかは「4つの外部機能」で決まる
進研ゼミには教科学習、入試対策、添削や質問などの仕組みがあります。しかし大学受験では、教材を持っていることと、合格に必要な機能が働いていることは別です。
- 現在地の測定:模試を定期的に受け、全国での位置を確認する
- 入試情報:募集要項、科目、配点、方式を自分で確認する
- 過去問演習:志望校の答案を時間内に作り、採点・分析する
- 学習管理:遅れた週に教材を減らし、優先順位を組み直す
この4つを本人と家庭で補えるなら、進研ゼミ中心でも戦えます。どれかが止まるなら、その機能だけを学校の先生、塾、個別指導へ頼る考え方が現実的です。
志望校別に見る「進研ゼミだけ」の条件
共通テスト中心の国公立大学
多科目を計画的に進める必要があります。苦手科目を放置せず、共通テスト形式の演習を早めに始めます。二次試験がある場合は、記述答案を誰に見てもらうかも決めてください。
難関国公立大学
教材の標準日程を終えるだけでは不足する可能性があります。高2までに英数の主要範囲を進め、高3は記述・過去問へ時間を移せるかが重要です。学校進度が遅い科目は先取り手段を用意します。
私立大学
科目を絞りやすい一方、学部ごとの出題差があります。複数学部を受ける場合は、共通する対策と学部固有の対策を分け、過去問の年度数を確保します。
推薦・総合型選抜
評定、志望理由書、小論文、面接が関係します。教科学習だけでなく、学校での活動記録と出願日程を管理し、文章・面接の添削先を別に確保します。
教材が届いた日はやる気が出ても、学校行事や部活が重なると未消化が増えていきます。そこで必要なのは完璧な計画ではなく、崩れた週に何を捨てるかというルールです。全部を翌週へ繰り越すと、二週間分の教材を抱えることになります。
教材をためない1週間の回し方
| 曜日 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 月 | 今週の必須教材を3つ決める | 量を絞る |
| 火~木 | 講義・例題・基本演習 | 理解と定着 |
| 金 | 間違いだけ解き直す | 弱点を残さない |
| 土 | 模試・過去問形式 | 初見問題へ移す |
| 日 | 進捗を見て翌週を減らす | 計画修正 |
配信された教材をすべて終えることより、志望校に必要な教材を復習まで終えることを優先します。
進研ゼミだけでは危険になっているサイン
- 2か月以上、模試を受けていない
- 未提出・未受講教材が増え続けている
- 高3夏でも志望校の入試科目と配点を説明できない
- 分からない問題を1週間以上放置する
- 過去問を解いても点数だけ見て終える
- 学校推薦と一般選抜の準備が混ざっている
一つ当てはまっただけで塾が必須とは限りません。質問対応だけ、英作文添削だけ、学習計画だけというように不足部分を補います。
高3から塾を足すなら全部をやり直さない
高3で不安になると、塾の講座を一気に増やしたくなります。しかし授業が増えた分だけ、進研ゼミと過去問の復習時間は減ります。模試の失点を「知識不足」「解法不足」「添削不足」に分け、自力で直せない種類が集中する1~2科目だけ外部指導を足すほうが、役割が重なりません。
塾の授業と進研ゼミで同じ単元を重複させる場合も、どちらを予習、どちらを復習に使うかを決めます。併用の目的が言えない教材は一度止めるのが基本です。
進研ゼミだけで進める高校生の1日
平日は学校課題と受験勉強を混ぜないことが大切です。帰宅後に英単語20分、進研ゼミの主要講座60分、学校課題30分、解き直し20分のように役割を分けます。
休日は新しい講義を増やす前に、平日の誤答と模試問題をまとめて解き直します。学習時間ではなく、完了講座と再現できた問題を記録します。
学校の進度が速い・遅い場合の調整
進学校で授業が速い場合は、学校教材の復習を優先し、進研ゼミを弱点補強へ使います。学校進度が入試に対して遅い場合は、進研ゼミで先取りし、高3夏までに主要範囲を終える計画を作ります。
どちらの場合も、同じ単元を学校・進研ゼミ・市販参考書で三重に進めないよう、主教材を一つ決めます。
合格可能性を3か月ごとに判定する
| 確認 | 順調 | 見直し |
|---|---|---|
| 模試 | 教科別の差が縮む | 同じ失点が続く |
| 教材 | 必須講座を復習まで完了 | 未受講が増える |
| 過去問 | 合格点との差を説明できる | 点数だけ記録 |
| 質問 | 48時間以内に解決 | 1週間以上放置 |
見直し項目が二つ以上なら、教材追加ではなく計画相談を受けるところから始めます。
科目別に進研ゼミの役割を決める
英語は講義で文法・読解を進め、単語は別に毎日反復します。英作文や要約が必要なら、添削を期限内に提出し、返却後に書き直します。
数学は解説を読んで終わらず、翌日に白紙から再現します。国語は記述の採点基準を確認し、理社は学校進度と入試完成時期のずれをなくします。
進研ゼミだけで失敗したと感じやすい3つの時期
高2冬
教材は進んでいても、模試で得点できず不安になる時期です。新しい教材へ移る前に、未復習単元と志望校科目を整理します。
高3夏
周囲が予備校の講習を受け、焦って講座を増やしがちです。過去問で不足科目を測り、必要な授業だけ追加します。
出願直前
大学名だけで方式を増やすと、対策が分散します。試験日、科目、配点、手続期限を表にし、合格可能性と進学意思の両方で絞ります。
塾なしでも孤立しない仕組みを作る
自宅学習では、計画の誤りに気づきにくいことが弱点です。月1回は学校の先生や進路担当へ模試と計画を見せ、第三者の意見をもらいます。
質問をためないよう、オンライン質問、学校、友人、参考書の解説など、48時間以内に解決する順番を決めます。一人で勉強することと、一人だけで判断することは違います。
高1・高2・高3で進研ゼミの使い方を変える
高1は学校内容の理解と英数の基礎を優先し、未提出をためない習慣を作ります。高2は志望学部の科目を確認し、模試から弱点講座を選びます。高3は新しい教材より、過去問と弱点復習へ比重を移します。
進研ゼミだけで受験する費用上の利点と弱点
通塾型より費用と移動時間を抑えやすい一方、自習場所、質問、面談、模試などを別に用意すると追加費用が発生します。月額だけでなく、模試、市販教材、受験料、オンライン指導を含めた年間額を見ます。
保護者は学習内容へ介入しすぎない
高校生の教材選びを毎日管理すると、自分で計画を直す力が育ちません。月1回、模試、未受講教材、志望校日程だけ確認し、専門的な判断は学校や進路担当へ相談します。
高1の春から入試本番まで、同じ熱量で走り続けるのは現実的ではありません。学校生活を楽しむ時期もあれば、定期テストを優先する週もあります。学年ごとに進研ゼミへ任せる役割を変えると、教材に追われにくくなります。
高1から高3までの進研ゼミ中心ロードマップ
高1:学校内容と英数の土台
定期テスト前だけでなく通常週も教材を進め、英単語と数学の例題を反復します。文理選択前に、興味のある学部と必要科目を調べます。
高2春~夏:志望学部と科目を絞る
模試結果から得意・苦手を確認し、国公立・私立で必要な科目数を比較します。学校進度が遅い科目は先取り計画を作ります。
高2秋~冬:入試基礎を完成へ近づける
高3で演習へ移れるよう、英語・数学・国語の主要範囲を進めます。推薦を考える場合も、一般選抜へ備えて基礎学習を止めません。
高3春~夏:弱点補強と共通テスト形式
教材を増やさず、模試で失点した単元を優先します。記述が必要な科目は、学校や添削サービスへ答案を出します。
高3秋~直前:過去問と出願
大学・学部ごとの得点差を記録し、解き直しと出願日程を管理します。新しい講座は、過去問で不足が明確な部分だけにします。
進研ゼミだけで合格しやすい家庭の共通点
保護者が毎日のページを管理するのではなく、月1回の模試・進捗確認にとどめています。本人は質問を早く解決し、教材が遅れたときに優先度の低い講座を止められます。
反対に、配信教材を全部終えようとして過去問が遅れる場合は、量の管理が必要です。志望校に直接関係しない教材を減らす判断も受験勉強の一部です。
塾を追加する前の2週間テスト
塾を検討する前に、2週間だけ起床、学習開始、必須教材、質問解決を記録します。計画を守れるが特定科目だけ解決できないなら、その科目の個別指導を比較します。計画自体が立たないなら、授業より学習管理を重視します。
進研ゼミだけで大学受験するなら模試を選ぶ
学校内の順位だけでは、全国の受験者の中での位置を判断できません。志望大学を判定できる模試を継続して受け、同じ母集団で推移を見ます。共通テスト模試と記述模試では測る力が違うため、志望校方式に合わせます。
成績表は判定だけでなく、科目別偏差値、設問別正答率、志望者内順位を確認します。E判定でも、特定科目の基礎失点が原因なら改善余地があります。A判定でも過去問形式に合わない科目があれば対策が必要です。
模試の翌日までに解き直しを始め、進研ゼミの対応講座へ戻ります。模試と教材がつながっていなければ、受験料を払って現在地を眺めるだけになります。
推薦を考えていても一般選抜の準備を残す
学校推薦型・総合型選抜は、評定、活動、志望理由、小論文、面接など準備が多岐にわたります。出願条件を満たしていても合格が保証されるわけではないため、一般選抜科目を完全に止めない計画が必要です。
進研ゼミで教科学習を続けながら、志望理由書や面接は学校の先生など第三者に見てもらいます。出願準備の締切と模試・定期テストを一つのカレンダーへまとめましょう。
教材の追加は過去問の失点から決める
参考書ランキングや友人の教材を見て追加すると、進研ゼミと内容が重複します。過去問で不足した知識・解法を特定し、現在の講座で補えない場合だけ新しい教材を選びます。
追加教材には使用期間と終了条件を書き、進研ゼミのどの講座を止めるかも決めます。教材が増えるのに学習時間が同じなら、どれかを減らさなければ復習が薄くなります。
進研ゼミだけで大学受験できるか「自走力」で判定する
進研ゼミの教材が十分かどうかより、届いた教材を受験日まで自分で運用できるかが重要です。次の八項目について、過去一か月に実際にできたものを数えてください。「できると思う」ではなく、行動した実績で判定します。
- 週の学習計画を自分で作った
- 予定どおり進まなかった週に計画を組み直した
- 添削や模試を提出期限までに出した
- 間違えた問題を翌週にもう一度解いた
- 質問サービスや学校の先生を使って疑問を残さなかった
- 志望校の必要科目・配点・出願条件を確認した
- 過去問の結果を単元別に記録した
- 教材を増やすとき、代わりにやめる教材を決めた
| できた数 | 現時点の考え方 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 6〜8個 | 進研ゼミ中心で進めやすい | 月1回、過去問や模試で計画を検証する |
| 3〜5個 | 教材より管理の一部に不安がある | 苦手科目の質問先か、学習計画の相談先を足す |
| 0〜2個 | 教材があっても未消化になりやすい | 塾・コーチング・学校面談など、定期的な伴走を検討する |
この判定は合格可能性を示すものではありません。今の学習をどこで止めているかを見つけるためのチェックです。点数が低くても、必要なのが全科目の通塾とは限りません。計画だけ、質問だけ、英語だけなど、欠けている機能を補うほうが費用と時間を抑えられます。
進研ゼミだけの大学受験でよくある質問
進研ゼミだけで国公立大学に合格できますか?
可能です。ただし共通テストの多科目管理と、二次試験の記述添削をどう確保するかが条件です。学校の補習や先生の添削も含めて考えてください。
進研ゼミと市販参考書は併用すべきですか?
不足が明確なときだけ追加します。英単語帳、過去問、特定分野の問題集など役割を分け、同じレベルの教材を重ねないようにします。
いつ塾へ切り替えるべきですか?
2か月連続で教材が半分以上残る、模試の弱点が同じ、質問を解消できない、志望校計画が作れない場合は、塾・個別指導・コーチングの体験を検討します。
進研ゼミだけで大学受験するなら、保護者は進捗より出願を支える
高校生になると、毎日の教材の進み具合を親が細かく管理すると、かえって本人が受け身になることがあります。保護者が支えたいのは、模試や英検の申込期限、受験料の支払い、調査書の依頼時期、大学ごとの出願日程など、学習以外の手続きです。
特に総合型選抜や学校推薦型選抜も検討する場合は、一般選抜とは準備の時期が異なります。評定、活動実績、志望理由書、面接対策が必要になるため、進研ゼミの教材だけを進めていればよいとは限りません。高校の進路指導室も早めに利用してください。
月に一度は、志望校、模試結果、今困っていることだけを家族で確認します。学習方法に口を出しすぎず、必要なときに塾や添削指導を追加できる状態を作っておくと、進研ゼミ中心の受験を続けやすくなります。
まとめ|進研ゼミだけで合格する鍵は教材量ではなく管理力
進研ゼミ以外の選択肢も比較したい場合は、通信教育なら高校生にとってZ会は難しすぎるのか、映像授業なら河合塾マナビスの口コミ・評判、学習管理を重視するなら現論会の口コミ・評判も参考になります。進研ゼミで不足している機能だけを補う視点で比較してください。
進研ゼミだけで大学受験に合格することはできます。必要なのは、教材を使い切る習慣、志望校の科目・配点から逆算する力、記述や質問を解決する手段です。
不足がある場合も、すぐ全科目を塾へ切り替える必要はありません。進研ゼミを学習の軸にし、添削・質問・計画・自習環境のうち足りない部分だけ補いましょう。
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