【インタビュー】PROGRIT(プログリット)「本気の人にだけ来てほしい」

2016年の創業以降、わずか1年半という短期間ですでに数多くの卒業生を輩出しており、受講者増加率は半年間で400%、現在は入会2ヶ月待ちという状況まで人気を博している短期集中型の英語コーチング式スクール、PROGRIT(プログリット)

受講生の口コミが新たな受講生を呼び込むかたちで急成長を続けている同社の特徴は、「英語を教える」のではなく「英語の学び方」を教えるという点にあります。英語のレッスンがない完全コーチングスタイルのサービスにも関わらず、なぜそこまで多くの英語学習者から支持を集め、98%という高い顧客満足度を実現しているのでしょうか。

English Hub編集部では、その秘密を探るべく、PROGRITの創業者の一人である山碕氏、そして人事・広報の市丸氏にお話をお伺いしてきました!

話し手:山碕 峻太郎 氏:株式会社GRIT(PROGRIT)取締役副社長COO

大学時代にアメリカ・シアトルに留学。そこで共同創業者の岡田氏と出会う。大学卒業後は株式会社リクルートキャリアに入社し、中小企業向け求人広告の新規開拓営業、インフラ業界、自動車業界、金融業界等幅広い業界に対して人事課題のコンサルティング営業に従事。退職後、株式会社GRITを創業。

話し手:市丸 沙矢子 氏:株式会社GRIT(PROGRIT)人事・広報

大学卒業後、株式会社リクルートHRマーケティングに入社。その後富士ゼロックスの秘書、カナダへの長期留学を経て株式会社GRITに入社。同社ではコンサルタントを経験後、現在は人事・広報を担当。

インタビュー目次

PROGRIT(プログリット)とは?

Q:PROGRIT(プログリット)を創業した経緯は?

山碕氏:大学時代にアメリカに留学しており、そこで共同創業者の岡田と出会いました。日本に帰国後、私はリクルート、岡田はマッキンゼーにそれぞれ入社し、3年ほど働いたところで会社を辞め、PROGRIT(プログリット)を創業しました。

創業にあたり私と岡田が感じていたのは、「英語業界はニーズがあるにも関わらず、伸びていない」という点です。もともと私たち自身も英語が全然できず様々な英会話スクールに通っていたのですが、週1回だけレッスンを受けていても英語は伸びませんでした。

現状の英語学習の何が問題なのかを考えたときに、二つの原因に行き着きました。一つは、「学習時間が圧倒的に足りない」という点、そしてもう一つはそもそも「学習の方法が間違っている」という点です。これだけニーズがあり、課題も明確に分かるのであれば、自分たちで解決しようということで始まったのがPROGRITです。

株式会社GRIT 取締役副社長COO 山碕 峻太郎氏

Q:PROGRIT(プログリット)のコンセプトは?

山碕氏:PROGRITのコンセプトは三点あります。一点目は「応用言語学に基づく科学的なカリキュラム」。二点目は、「やりきるためにフォローする」。そして三点目は「卒業後は自分で学習できるように成長させる」という点です。

まず一点目として、弊社では応用言語学に基づき、受講生の課題に応じてどのようなトレーニングが必要なのかを考えながら一人一人に対してオーダーメイドのカリキュラムを作成しています。

次に二点目の「圧倒的にフォローする」という点は、一見したところ他のスクールとやっていることは同じに見えますが、弊社ではその「レベル」が違います。何が違うかと言うと、PROGRITの場合は英語学習だけを管理するのではなく、その方の人生全てを管理します。

入会後は一日3~4時間英語学習に取り組んでいただきますが、そのためには残りの20時間を含めた24時間全体をコーディネートする必要があります。そのため、弊社では24時間の使い方をどうすべきか、1日の中でどのようなタスクがあり、それをどのように優先順付けしていくのかまで踏み込んでアドバイスします。

例えば、残業が多くて学習する時間がとれないという方の場合、そもそもなぜ残業が発生するのかまで突き詰めます。仕事が長引いてしまう原因としては「突発的に仕事が振ってくる」「仕事の進め方が遅い」などが考えられますが、前者の場合であれば、上司との関係性に問題があるため、上司に対する発言の仕方や仕事の請け方を見直すためのアドバイスをします。また後者の場合はそもそもタスク管理をどのようにしてやっているのかまで把握し、英語学習時間を確保するために仕事の課題をどのように解決するのかまでコンサルテーションします。

そして三点目に挙げた「卒業後のフォロー」という点では、ポイントが二つあります。まず、弊社ではプログラム最後の一週間で今後どれぐらいの学習時間をとれるかを議論しながら、卒業後一年間の学習計画を作っています。また、二つ目としては卒業後も一人で学習できる力を身につけてもらっています。これは、正しい英語学習法を知っていただき、「自分は今この課題を抱えているからこのトレーニングをやったほうが良い」ということを科学的に理解し、実践するということです。そして計画を立てて実行し、振り返るという学習習慣を身につけていただくことで、プログラムが終わってからも自走できるようにしています。

また、二ヶ月に一度は受講生と卒業生だけが参加できるイベントも開催しています。そこではネイティブも参加し、ビジネス英語を実践するロールプレイングを行っています。卒業生と受講生のコミュニティがあるので、交流会やパネルディスカッションなどのイベントも不定期で開催しています。

PROGRIT 神田校

応用言語学に基づく論理的な課題解決プログラム

Q:応用言語学理論をどのようにカリキュラムに落とし込んでいるのか?

山碕氏:例えば、リスニングには2ステップあり、音声知覚と意味理解と分かれます。音声信号が耳から入ってきたとき(音声知覚)に、脳はそれが何なのかをデータベースに照合し、単語の意味を理解(意味理解)します。リスニングができないという問題に関しても、分解して考えると音声知覚が課題なのか、データベース量が壁なのか等、人によって取り組むべき課題がかわるため、その方の課題とレベルに合わせてトレーニングを作ります。

Q:典型的な日本人英語学習者の場合どこに課題があるケースが多いか?

山碕氏:リスニングでいうと、音声知覚の部分に頭を使いすぎて、意味理解に頭を使えていないという状況があります。音声知覚についてはシャドーイングのトレーニングが有効です。また、文章化においては、単語や文法はよく知っていてデータベースはあるものの、そのトランザクションが遅いという課題がありますね。

Q:受講生の課題の場所はどう把握するのか?

山碕氏:初回カウンセリングのレベルチェックテストです。テストはペーパーと会話のやりとりの両方があります。弊社では全てのトレーニングに対してその意味をロジカルに説明をするので、皆さんにとても納得感を持って入会していただいています。

Q:受講生はどのぐらいで変化を実感できるのでしょうか?

山碕氏:最低一ヶ月はかかります。そもそも弊社では二ヶ月でペラペラになることはありませんと言い切っています。二ヶ月ですべて聞き取れるようになるか、ペラペラになるかと言えば、英語はそんなに甘くはありません。しかし、一ヶ月あれば「前とは違うな」と実感できるようにはなります。

Q:どんな教材を使用するのか?

山碕氏:教材は市販のものを使用します。オリジナルの教材を作ってしまうとそれに生徒が合わせないといけなくなり、受講生の課題とレベルに合ったものを創り出すことができませんし、卒業後に自走することができません。すでに世の中には素晴らしい教材やサービスがいっぱいありますので、私たちはそれらを俯瞰して、その方にとって一番良いものをセレクトして使用します。オンライン英会話も使いますし、ウェブ教材を薦めることもあります。

顧客満足度98%を実現するコンサルタントの質

Q:他のコーチング系スクールとの違いは?

山碕氏:「フォローアップのレベルが違う」という点ですね。そしてこの違いはどこから来ているかというと、コンサルタントの質がとても高いという点です。弊社のコンサルタントは、英語だけではなくその方の人生に踏み込む力を持っており、すべてのことに対してロジカルに返答ができます。

Q:コンサルタントはどんな人を採用し、どのように育成しているのか?

山碕氏:コンサルタントのバックグラウンドは様々ですが、共通しているのは短期も含めて海外経験があるという点です。また、弊社ではコンサルタントのスキルアップに力を入れており、研修では岡田のマッキンゼーで学んだメソッドや私がリクルートで学んだメソッドなども取り入れています。第二言語習得に関する研修も入社後すぐに行い、現在はカリキュラムを専門に考えるスタッフもいます。

週一回はベストプラクティスを共有する場もありますし、ケーススタディという形で学ぶ機会も二週に一度あります。お客様のために何ができるかを常に全員で議論しているという点は大きいと思います。

一般的にサービス業では社内の人間関係や理不尽な仕事内容など、お客様に向き合う以外の悩みが多いのですが、弊社ではそうした悩みを全て取り除くことで、コンサルタント全員がお客様と向き合える環境を作っています。そのため、従業員のモチベーションはとても高く、こうした点は他社に真似できない強みですね。

Q:受講生とのやりとりはどのようにしているのか?

市丸氏:普段のやり取りはLINEで行っています。さらにオンラインの進捗管理シートをいつでもリアルタイムで見られるようになっており、毎日何をしているかを報告してもらっています。チャットのやりとりは毎日行っており、コンサルタントが休みの日は別の人間が担当します。受講生の生活スタイルに合わせて、連絡がなければこちらからも積極的にサポートします。

株式会社GRIT人事・広報 市丸 沙矢子氏

Q:受講生からはどんな声をいただくことが多いか?

市丸氏:こんなに頑張った二ヶ月間はなかったとよく言われますね。「これだけ勉強したのは大学受験ぶりです」「コンサルタントがいなければここまで頑張れませんでした」といった声をよくいただきます。なぜそう言っていただけるかというと、コンサルタントが受講生の人生そのものに踏み込めているからではないかと思います。

また、他のスクールに通学した経験がある方からは、PROGRITはオンライン上の進捗管理シートもあり、LINEでも開始、終了を報告する必要があるなど、よりプレッシャーが強くてよかったという声をいただきました。ほかにも、弊社ではシャドーイング音声をLINEで提出してもらっていますが、その添削も何が良くて何を改善すべきなのか、具体性のある分かりやすいアドバイスでよかった、という声もあります。

実際に、プログラム終了後のアンケートでは98%の方に「期待以上に満足」「大変満足」と回答いただいており、そのうち6割は「期待以上に満足」と言っていただけています。

Q:来校日は何をするのでしょうか?

市丸氏:週に一度、二ヶ月で8回、1時間の面談を行います。面談の中では、私たちが提供しているメソッドに沿って学習ができているか、しっかりと時間が確保できているか、モチベーションが担保できているかを確認しながら話を進めていきます。

面談は英語を教える場ではないので、文法がどうこうといった話はしません。週1回60分のレッスンで英語力が伸びることはないので、それよりも毎日の学習がしっかりとうまくいっているかを一緒に振り返る場としています。

面談ブースの雰囲気

Q:受講生の属性は?

市丸氏:年齢層でいくと30代半ばから40代前半の方が多く、50代、60代の方もいらっしゃいます。仕事でいうと金融、商社、弁護士、会計士などですね。また、他のスクールと違う点としては、もともと英語力が高い方が多いですね。TOEICスコアが800点以上の方が4割ぐらいおり、ある程度まで英語を頑張ってきたが、それ以上の伸ばし方が分からないのでどうすればよいかを知りたいと相談しに来られる方が多いです。

本気の人だけに来てほしい

Q:無料説明会はどのような内容なのか?

山碕氏:説明会は一対一のケースとグループのケースと両方ありますが、ともに「レベルチェックテスト」「解説」「カリキュラム作成」「弊社サービスの説明」という流れで進みます。無料説明会では二点を重視しています。一つ目は、その人のために何ができるかを正直に話すということです。その方がPROGRITに合わないと思えばほかのサービスを薦めることもありますし、いま入会するよりも二ヶ月間はこのトレーニングをやり、そのうえで来てもらったほうがより効果が出るといったアドバイスもします。

また、二つ目は、英語力を高めるために何をすべきなのかを極めてロジカルにお伝えするという点です。そのため、説明会にいらした方からは、はじめて自分の課題が何であり、どうするべきなのかを理解でき、やるべきことがクリアになったという声をいただきますね。

Q:英語学習者に対するメッセージをお願いします。

山碕氏:PROGRITは「お金さえ払えば上げてくれる」という他力本願の方には向いていませんが、逆に「本気で英語を学習したい」という方にはとてもおすすめです。無料説明会に参加すれば、「何を」「なぜ」やるべきなのかが明確になります。本気で英語力を上げたいが、どうすればよいかが分からず悩んでいるという方はぜひお越しください。

インタビュー後記

PROGRITの山碕氏、市丸氏にお話をお伺いする中で特に印象に残った点は、「英語学習に科学を持ち込み、受講生の課題を論理的に解決する」という点と、「コンサルタントの質」に対するこだわりです。PROGRITでは応用言語学に基づいて受講生の課題を特定し、なぜそのトレーニングを行うべきなのかを論理的に説明してくれるため、受講生は英語学習における迷いがなくなり、課題解決に必要なトレーニングだけに真摯に取り組むことができると感じました。

また、サービスの質を高めるために、会社全体としてコンサルタントが顧客の課題に100%向き合える組織づくりを徹底して進めていることもよく分かりました。パーソナルコーチング式の英語スクールにおいてはコンサルタントの質がサービスの質を決めるといっても過言ではありません。その点、受講生の人生にまで深く踏み込み、耳が痛くなるようなアドバイスも忌憚なくできるほどしっかりと受講生との信頼関係を構築できるコンサルタントがいるという点が、PROGRITの何よりの強みなのだと実感しました。

PROGRITの無料説明会では、現状の英語力が伸びない課題を特定し、何に取り組むべきなのかをその理由とともに納得できる形で教えてくれます。本気でない方はお断りとのことですが、逆に本気で英語力を高めたい方にとっては非常に価値がある時間となるのではないでしょうか。2月15日には新宿校、3月1日には横浜校も開校予定とのことなので、PROGRITに興味がある方はぜひ一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

PROGRITの概要

サービス名 PROGRIT(プログリット)
URL https://www.eigo-tokkun.com/
運営会社名 株式会社GRIT / GRIT Inc.
本社所在地 東東京都港区芝4-13-4 田町第16藤島ビル3階
スクール所在地 PROGRIT 新橋校(東京都港区新橋2-12-17 新橋INビル3階)
PROGRIT 池袋校 (東京都豊島区西池袋3-27-12 池袋ウエストパークビル2階)
PROGRIT 神田校(東京都千代田区神田須田町1-14-1 MASU no SQUARE 6階)
PROGRIT 新宿校(東京都新宿区西新宿1丁目19番6号山手新宿ビル12階)
PROGRIT 有楽町校(東京都千代田区有楽町有楽町2-10-1 東京交通会館ビル5階)
PROGRIT 横浜校(神奈川県横浜市西区北幸2-1-22 ナガオカビル7階A室)
PROGRIT 梅田校(大阪府大阪市北区曾根崎新地1丁目4-20 桜橋IMビル9階)
設立 2016年9月6日
資本金 5,400,000円
入学金 50,000円
教材費用 レッスン料金に含まれる
期間 2ヶ月/2.5ヶ月
コースと料金 ●ベーシックコース(ビジネス英会話)
・298,000 円
・期間:2ヶ月
●ベーシックコース(TOEICコース)
・298,000 円
・期間:2ヶ月
●スタンダードコース(ビジネス英会話)
・372,500 円
・期間:2.5ヶ月
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English Hub 編集部

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