ビジネスマンが英語学習を始める理由には社内での昇進や英語で情報収集をしたい、海外へチャンスを広げたいなど実に様々なきっかけや目的がありますが、そのなかでも特に多いのが「転職活動時」です。
そんな「転職活動時」の英語学習について、英会話教室「RIZAP ENGLISH」と総合情報サイト「ALL About」が昨年10月から約1ヶ月間、共同で行った調査によると「高収入者の2人に1人は、転職活動時に英語学習経験がある」との結果が明らかになりました。
この調査は、首都圏在住の25歳から49歳の会社員の男女を対象にインターネットリサーチで行い、直近1年半以内に転職をした年収600万円以上の347名と、年収400万円以下の330名に分けて集計されました。
すると「転職活動時に英語学習をしていた」と回答したのは、年収400万円以下の層が2割弱だったのに対して、年収600万円以上の層では約半数におよび、2倍以上の差がつく結果となりました。年収の高い層は、英語のスキルが転職活動で役に立つと考えて行動を起こしている傾向があるようです。
さらに勉強をしていたという方が転職のために取得を目指していた資格は「英検」と「TOEIC」が1位でした。年収600万円以上は4人のうち3人、年収400万円以下は2人に1人が英検またはTOEICを選択していたようです。おもな理由は、転職の助けになりそうだから、将来海外で活躍したいから、海外旅行の際にも役立つからと続きます。
そして退職してから次の職場で働き始めるまで休暇期間があった方が期間中に行っていたことは、年収600万円以上の層では「スキルアップのための勉強」との回答が47.4%ともっとも多く、年収400万円以下の層より20%近く高い数値となりました。
今回の調査により、高収入のビジネスマンはより英語学習に取り組んでいることがわかりました。一方で、年収400万円以下の方であっても英語の資格を学習した方は、転職時に年収アップを実感している方も多くいました。
英語が使えるようになると、外資系企業や海外市場へ進出する国内企業など、活躍の場は大きく広がります。普段から英語で情報収集ができると世界への向き合い方も変化していくでしょう。将来の可能性を広げる方法として、まずは英語学習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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English Hub 編集部
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