独特の緊張感を苦手とする人の多い就職面接。海外ではもちろん、国内の外資系企業への就職活動でも、面接で英語の自己PRを求められるケースは少なくありません。
英語で自信を持って自分の経歴や魅力を伝えられるように、今回は面接で役立つ英語表現やフレーズをまとめてご紹介します。
自己PRに役立つ英語のキーワード
面接では将来の上司になるかもしれない人達が、あなたがチームにふさわしい人物であるかをチェックします。自分がどんな人間で、チームのためにどんなことができるかを伝えなければなりません。本番に役立つ表現をまとめました。
- Easy-going(おおらか):誰とでも仲良くできる、肩の力の抜けた人
- Hard-working(努力家):一生懸命働き、手を抜かない人
- Committed(献身的):プロジェクトに対して献身的な人、相手に対して忠実な人
- Trustworthy(誠実):信頼できる人、頼れる人
- Honest(正直):嘘をつかない人
- Focused(集中力のある):すぐに気が散ったりしない人
- Methodical(几帳面):細かいことに気がつき、合理的に仕事をこなす人
- Proactive(積極的):率先して順序立てて仕事をこなす人
“I’m easy-going.”
“I’m an easy-going person/employee/worker.”
さらに、“very” “extremely” “really”など、強調する表現を使うのも良いでしょう。
“I’m very trustworthy.”
“I’m an extremely focused employee.”
など
自分の長所を伝えるための英語表現
他にも面接官はあなたがどんなことが得意か、聞いてくるはずです。次は、あなたが応募したポジションでどんな能力を発揮して働けるかを語るのに役立つフレーズを見ていきましょう。
面接官に好まれるスキルや特性は…
- Organization(まとめる力)
- The ability to multitask(マルチタスクをこなす力)
- Perform to a deadline(締め切り厳守)
- Solve problems(問題解決力)
- Communicate well(コミュニケーション力)
- Work in an international environment and with people from all over the world(国際的な環境で働く力)
- Speak foreign languages(外国語力)
- Enthusiasm(熱意)
- “I’m good at”や“I’m skilled at”に続けて、“multitasking” “working under pressure” “working to a deadline”などを入れます。
- “My strength is my ability to”に続けて、“problem solve” “be enthusiastic” “speak fluent English”などを入れます。
これまでの経験・経歴をアピールする英語表現
これまでに別の職場で働いていた人には、新たな職場でも活かせる経験があるはずです。応募する職種によっては学校や大学で学んだことが重視されることもあります。どんなフレーズが使えるか見ていきましょう。
- I have five years’ experience as a waitress/in retail/as a teacher
(5年間のウェイトレス/店舗販売/講師の経験があります。) - I worked in retail for seven years and was promoted to manager in my second year
(7年間、店舗での販売経験があり、2年目にマネージャーに昇進しました) - I studied at the University of Queensland
(クイーンズランド大学で学びました。) - I worked for Anderson and Assoc. as a lawyer
(AndersonとAssocで弁護士として働いた経験があります。)
履歴書で重要ポイントを明確に記すことでスムーズに面接が進みます。履歴書を入念に作成し、さらに細かい部分を面接で伝えましょう。
将来の目標と志望理由を伝えるための英語表現
いよいよ、面接官に応募理由を伝えます。特定の分野での経験を積みたい、特定のスキルを身に付けたい、自分の経験が活かせる、社風に共感しているなど理由は様々です。早速、面接で使えるフレーズを見ていいましょう。
- I’m looking to further my skills as a barista/in hospitality
(バリスタとして/接客業で、スキルアップを目指します。) - I believe your company is an important player in its industry
(御社は、業界で非常に重要な役割を果たされていると考えています。) - I feel my skills set is a perfect fit for your team and I can contribute by…
(私は~のスキルで御社のチームに貢献できると考えています。)
まとめ
最後のポイントは最も強調するべき重要な部分です。面接官はあなたが本当にその仕事をしたいのかを見極めたいのです。大袈裟すぎる表現は禁物ですが、この点をしっかり踏まえて面接に臨みましょう!
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