「当たり前」はこう訳す【通訳者も悩む日本語表現】

「当たり前」という表現には色々なニュアンスが隠されていますね。「それは当然だ」と相手を少し見下す時にも使われますし、「当たり前のことをきちんと行う」というように、マイナスのイメージを持たないこともあります。英語でも同様に色々な表現があります。

1. Expected

中立的な印象です。言い方次第で(声の調子など)良くも悪くも聞こえるでしょう。

【例文】

  • It was very much expected that we would not win the contract.
    契約を取れないのは実に当たり前の結果だ。

*Very muchで強調することで、「予想通り」のニュアンスが含まれます。

2. Take it for granted

学校の英語の授業できっと学んだと思われる表現です。

【例文】

  • I never take your kindness for granted.
    あなたのご親切を決して当たり前とは思いません。

*Take it for grantedのItを色々な言葉で入れ替えることができます。

3. Obvious

Obviousは「明確な」という意味で良く使われますが、「当たり前」の意味でも使われます。

【例文】

  • Don’t you think it was obvious that that merger would not go well?
    あの合併がうまくいかないのは当たり前だと思わなかった?

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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。

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