仕事と英語学習を両立するには?トライズ(TORAIZ)代表 三木雄信氏の時間管理術

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英語力を伸ばす必要性を感じているものの、「毎日忙しく、勉強時間を確保できない」「学習が続かない」と悩むビジネスパーソンは少なくありません。

一方、英語コーチング・プログラム「トライズ(TORAIZ)」では、受講生は1日3時間の学習を実施。1年のプログラム修了後には、全受講生のVERSANTスピーキングテスト(以下、VERSANT)平均スコアが「海外出張で質疑応答が可能なレベル」に到達しています。

トライズ受講生の99.4%(※2021年1月までの全受講生データ)はビジネスパーソンです。いったいどのような方法で、仕事と英語学習の両立に成功しているのでしょうか。

English Hub編集部はその秘訣を探るため、トライズの修了生である「Club-TORAIZ(※)」会員及び受講生を対象に先日開催されたオンライン・ラウンドテーブルセッションに参加しました。本イベントには、トライズを運営するトライオン株式会社代表取締役の三木雄信氏が登壇。参加者から事前に寄せられたタイムマネジメントに関する質問の一つ一つに、直接回答しました。

今回の記事では、三木氏自身が日々実践し、トライズのプログラムにも反映されている時間管理術のポイントを抜粋してご紹介します。

※Club-TORAIZ

2021年3月にスタートしたClub-TORAIZは、トライズで1年間のプログラムを修了した人限定の会員制クラブです。月額4,950円(税込)で、トライズが毎月開催する各種イベントやセミナーに参加できるほか、毎日提供されている最大5名の少人数制・レベル別オンライングループレッスンが受け放題。さらに、外資系企業などへの無料転職相談・紹介も受けられます。

トライズ(TORAIZ)について

トライズ(TORAIZ)は、1年間に1,000時間の学習を通して、実践的な英語スピーキング力の習得を目指す英語コーチングスクールです。受講生は、ネイティブコーチとの週3回のレッスンに加え、個別に作成された自習プログラムに週6~7日取り組み、「英語を話す力」を徹底的に鍛えます。

トライズでは、TOEIC平均927点、VERSANT平均62.5点(2021年1月末現在)という高い英語力を有するコンサルタントが、受講生を専属でサポート。ゴール達成までのロードマップを作成し、学習進捗を日々管理してくれるため、継続率は91.7%と非常に高いのが特徴です。プログラムは完全オンラインでも受講できます。

トライオン株式会社代表 三木雄信氏のタイムマネジメント術

プロフィール:トライオン株式会社 代表取締役社長 三木雄信氏

三菱地所株式会社を経て、ソフトバンク株式会社に入社。27歳で同社社長室長に就任。英会話は大の苦手だったが、ソフトバンク入社後に猛勉強。仕事に必要な英語だけを集中的に学習する独自のやり方で「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語をわずか1年でマスター。2006年にはジャパン・フラッグシップ・プロジェクト株式会社を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン株式会社を設立し、2013年に英会話スクール事業に進出。2015年には1年で英語をマスターできるプログラム『トライズ(TORAIZ)』を開始し、日本の英語教育を抜本的に変え、グローバルな活躍ができる人材の育成を目指している。著書に『世界のトップを10秒で納得させる資料の法則』『人生最後の英語鬼速やり直し』などがある。

1.「時間割引率」の概念を意識する

ビジネスパーソンが勉強時間を捻出するためには、経済学における「時間割引率」の概念を意識することが大事だと三木氏は語ります。

「今すぐ1万円をもらうか、1年後に1万1,000円をもらうか」を選べる場合、人はしばしば「今の1万円」を選ぶように、未来の報酬に対する評価は実際の価値よりも低くなりがちです。英語学習においても同じで、「今勉強すれば、将来収入が上がるだろう」と頭では分かっていても、目の前の誘惑に勝てずについテレビを観てしまう、ということが起こります。

「人間は、その場その場の判断では、合理的に行動できません。『その日暮らしをしていると、絶対に間違えてしまう』ということを認識する必要があります」と三木氏。「自分のキャリアパスから逆算して、大事だと思うものは『ルール』としてスケジュール化することです」と、学習者に向けてアドバイスを送りました。

2. ゴールと達成期日を決める

「何かを達成したいなら、『何となく』でスタートしてはいけません。必ず締切を決めること」と三木氏は言葉に力を込めます。英語学習も例外ではなく、ゴールと達成期日をはっきり決めた上で、自分が持っている時間を割り当てることが重要であると強調しました。実際にトライズでは、受講生が英語を話せるようになるまでの期間は「1年」と明確に示されています。

自分の学習目標に合った資格試験の活用は、ゴールと期日が分かりやすくなるため、あらゆる分野の勉強に役立つとのこと。いったん期日を決めたら、1日のうちで頭が最も働く朝の時間や、ながら時間・隙間時間を勉強に充てることが推奨されました。

3. 自分自身の学習タイプを把握し、効率を高める

三木氏によると、学習効率やモチベーションを上げるためには、自分自身の「学習タイプ」を知ることが極めて重要だそう。

「視覚(Visual)」「聴覚(Auditory)」「身体感覚(Kinesthetic)」のどれが優位であるかは人によって異なるため、効率的な学習方法も人それぞれ異なります。近年トライズでは、受講生は「学習タイプ別診断テスト」を受け、個々に最適な方法で英語学習に取り組んでいるとのこと。

自分がどの学習タイプなのかを無料で診断できるウェブサイト(英語)も紹介されたので、英語学習を兼ねて試してみてはいかがでしょうか。

ゴールから逆算して行動するスキルが身についた

プレゼンテーションの前後では、参加者がトライズでの学習経験を振り返る時間が設けられます。

「トライズのタイムマネジメントで、どのようなプラスの効果があったか」という質問に対しては、「学習の習慣化」を挙げる声が聞かれました。卒業後も毎日2時間の学習を継続しているという参加者からは、「受講当時は毎日3時間取り組んでいたので、1日2時間勉強しても、もの足りない感覚がある」という感想があがるほど、英語学習が日常生活の一部になっている様子が伺えました。

また、「ゴールから逆算して行動するという、汎用性の高いスキルが身についた」「『自分はタイムマネジメントをできる人なんだ』ということを体験でき、自信がついた」など、英語学習以外にも役立つ力が養われたという声も。さらに、「英語が全く怖くなくなり、視野・世界が広がった」という感想をはじめ、サービスへの満足度や信頼度の高さが伝わる感想が多くあがりました。


トライズのプログラムやコーチング方法にも通じている、トライオン株式会社代表 三木氏の時間管理術。イベントでは、本記事で紹介した内容以外にも、ビジネスパーソンに役立つアドバイスの数々が飛び出しました。

また、修了生の方々が英語力に加え、様々な事柄に応用できるスキルや自信を身につけられている姿が印象的でした。

今回のイベントを開催したトライズでは、英語学習者に向けた無料カウンセリングも提供されています。ヒアリングを通して一人ひとりに合った学習方法を提案してもらえるので、「実践的な英会話力を身につけたい」と考えている方は、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

【参照サイト】【公式】トライズ(TORAIZ)
【関連ページ】トライズ(TORAIZ)の評判・口コミを見る

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English Hub 編集部

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