「イーオン」X「immerse」 VR英会話「AEON VR」体験レポート!

イーオンVR

ICT(情報通信技術)の普及とともに、オンライン英会話の利用者が増え、AI(人工知能)を活用した英語学習サービスも登場するなど、テクノロジーの進歩とともに英語学習のサービス形態も大きく変わってきています。そして、その次なるフロンティアの1つがVRであると言えます。

VRとは「virtual reality(仮想現実)」を意味し、コンピューターが作り出した仮想空間をあたかも現実であるかのように体験できる技術のことです。また、昨年の10月、Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更し、今後メタバース事業へ注力すると発表しました。「メタバース」とは人々がアバター(自分自身の分身)として活動できるオンライン上の仮想空間のことで、世界的に大きな注目を集めています。

こういった機運に呼応する形で、これまでもICTを積極的に導入してきた「英会話イーオン(※)」が、VRによる英語学習プラットフォーム「immerse」を使用したパイロットレッスン「AEON VR」に取り組んでいます。

仮想現実の世界で行われる英語学習とは一体どういったものなのでしょうか?2021年12月よりパイロットレッスンの提供が開始されたので、その答えを探るべく、イーオン銀座校へ体験しに行きました!

英会話イーオン:1973年に創業し、現在は全国に約250校以上展開している大手英会話スクール。英語指導法を研究・開発している「イーオン語学教育研究所」が作成したオリジナル教材と、独自の教授法「L&Aメソッド」が特徴。

目次

VR英会話「AEON VR」とは

「AEON VR」は、VRヘッドセットMeta Quest2(旧:Oculus Quest2)対応の英語教育VRプラットフォーム「immerse」を利用し、少人数グループの生徒とイーオンの英会話教師とで行われるVRライブレッスンです。空港での入国審査やホテルでのチェックイン、ファストフードでのオーダーなど、海外旅行で役立つ英会話や、海外で生活する上で必要な英会話スキルを実践的に学んでいきます。また、教師がガイドとなり、海外の有名観光地のVRツアーも行われるので、現地の文化や地理、歴史についても学べます。

イーオンでは、独自の教授法「L&Aメソッド」を掲げ、「Learning」(概念学習)による知識の習得と、「Acquisition」(体感学習)による実践的な会話力の習得に焦点を置いています。「AEON VR」はこの「Acquisition」との親和性が高く、Meta Quest2のコントローラーを使って仮想空間を自由に動き回りながら、より現実に近い状況で英語を使うことができます。

「immerse」が用意しているシーンは全部で約40。その内、パイロット版で使用されているのは15シーンとなっております(※)。今回の体験レッスンは、空港で荷物を預けるなど、主に海外旅行を想定したシーンで構成されていました。その他にもファストフードでの注文や、ホテルのチェックイン、ホームステイ先での会話など、多彩なシチュエーションが用意されているようなので、海外に行った際に役立つ実践的な英会話が学べます。
※申し込みは1レッスンずつとなっていますが、複数の受講も可能

「AEON VR」体験レポート

VRヘッドセット「Meta Quest2」の没入感は想像以上!

教室に入ると各テーブルにMeta Quest2のゴーグルとコントローラーが置いてあり、その近未来的でスタイリッシュなデザインに期待が高まります。スタッフによる説明を聞きながら、まずはゴーグルを装着。Meta Quest2のゴーグルは見た目以上に軽く、メガネをかけている方は、ゴーグル内に収まるサイズのメガネでしたら、一緒に装着することが可能です。

ゴーグルは側頭部と頭頂部に巻き付く2本のストラップで固定します。今回のパイロットレッスンではスタッフの方が手伝ってくれるので難なく装着できましたが、視界が塞がれた状態で、手探りで装着できるようになるには慣れが必要かもしれません。

AEON VR Oculus

眼前に広がるVR空間は想像以上に没入感があり、まるでゲームの世界の中に入ってしまったかのよう。360°周囲を見渡せるのはもちろん、足元を見ればVR空間の教室の床が、上を見上げれば部屋の天井までしっかりとあり、そのディテールにも驚かされました。

まずはウォームアップ!VR空間での活動に慣れる

この日の担当教師はニューヨーク出身のジョニー先生。授業は全て英語で行われます。参加者全員がゴーグルを装着し、仮想空間に入ったところで授業開始。クラスメートは全員アバターの姿なので、最初は誰が誰なのか分かりません。VR空間の教室にある鏡で姿を確認し、自分と動きがシンクロしているアバターが仮想現実の世界の自分です。

AEON VR アバター確認

まずは、コントローラーを使ったアバターの操作を覚えます。拍手とサムズアップの動きなど、コツを掴むと楽しくなり気分が盛り上がります。また、両腕を上げると頭上で紙吹雪が舞い、思わず教室に笑いが起こりました。こうしたVRならではのエフェクトは、アイスブレイキングにもなり、英語で話しやすい空気が醸成されていくのを感じました。VR空間内での動作は、最初は少し戸惑うもののコツを掴むとスイスイ動けるようになり、楽しいです。

AEON VR 色パネル

仮想現実にあるイーオンの教室に移動します。目の前のテーブルにはピザやリンゴなどさまざまな食べ物が用意されているので、目の前のテレビスクリーンに表示された「アイテムの掴み方」に従い、早速ピザを掴んでみます。そのまま、口元に持っていくと食べることができ、かじった痕が残るのもリアル。ここでも先生が「あなたはリンゴを食べていて、ヘルシーですね」などと声をかけてくれ、偶発的に会話が生まれていきます。

AEON VR 食事

※画面に表示されているコントローラーの操作方法について、実際のレッスンでは、仮想空間の教室で教師が英語で説明を行います。

空港でロールプレイ!旅行で役立つ実践的な英会話を学ぶ

レッスンのメインである、空港での英会話表現を学ぶ場面では、空港に移動し、実践的な英会話のトレーニングを行います。空港スタッフと乗客による英会話文がボードに表示されているので、先生の手本に従い、各ロール(役)のフレーズを復唱します。

練習が終わると、先生が空港スタッフ、参加者たちが乗客になりロールプレイを行います。先生は参加者一人一人に「どこの国に行きたいですか?」と尋ね、「イタリア」や「ジャマイカ」など思い思いの国名が挙がります。ここで先生が空港スタッフに変身し、笑いが起こります。シチュエーションに応じて姿形を変えることができるのもVRならではで、新鮮な体験でした。最後は参加者同士によるロールプレイを行い、拍手で楽しく終了!ニューヨークへと向かいます。

AEON VR 空港

いざニューヨークへ!アイコニックな場所を巡り、文化を知る

空港でのレッスンを終え、ジョニー先生の出身地でもあるニューヨークへと向かいます。四方を柵で囲った正方形の乗り物に乗り込み、宇宙空間のような場所を飛んでいくのもSF映画のようで心躍ります。まずは先生が「ニューヨークで最も好きな場所」というタイムズスクエアへ。「何が見えますか?」と聞かれ、参加者たちは辺りを見回しながら「ブロードウェイの広告が見えます」など、自由に答えます。

AEON VR タイムズスクエア

目の前のビル(ワン・タイムズスクウェア)が新聞社ニューヨーク・タイムズの旧本社であるという解説を聞いたり、「人々はタイムズスクエアでどの祝日を楽しみますか?」と質問されたり、巨大なビルボード(屋外広告)の大きさを当てたり、日本のロゴを探してみたり、視覚情報に基づいてさまざまなやり取りが自然に生まれます。

タイムズスクエアの次は自由の女神像を見に行きます。VR空間とはいえ、その荘厳な佇まいに思わずサムズアップや拍手をしてしまった参加者もいて、盛り上がったところでレッスン終了となりました。

AEON VR 自由の女神像

「AEON VR」体験レッスンを終えて

ゲーム感覚で楽しく英会話が学べる

VRの没入感は想像以上でした。物理的には座っている状態ですが、仮想空間では縦横無尽に動き回っているので、時間が過ぎるのが早く、レッスンを「受ける」というよりは「体験した」という感覚の方が強かったです。それぞれの参加者が自分の好きな色のパネルの上に立ってみたり、好きな食べものを掴んで口にしてみたり、何をするにもそこには個人の「意思」が存在していて、学ぶフレーズに、より必然性が感じられました。

実際の教室の授業では拍手やサムズアップは起こりにくいですが、アバターの姿でVR空間の中にいるとリアクションや感情表現もしやすくなり、それがアイスブレイキングとなり、英語を話しやすい雰囲気の醸成につながっているのだと思いました。

会話のきっかけが多く、より実践的に英語を学べる

見えている景色について生徒が発言し、教師からも反応が得られるなど、自然な会話が生まれるきっかけが多く、現実の教室に比べて、旅行や留学といった海外に居るというシチュエーションに近いと感じました。例えばタイムズスクエアのシーンでも、ビルがまさに「そびえ立っている」感覚なので、ビルボードの大きさを当てるクイズでもその答えが実感値として理解できます。そして、このような視覚的な解像度の高さ、情報量の多さによって、そこから生まれる会話の言葉数も必然的に増えるのだと思います。

英語のみならず、英語圏の文化や歴史も学べる

今回のレッスンでは実践的な英会話が学べたのはもちろん、ニューヨークについての知識も身につきました。アイコニックなワン・タイムズスクウェアがニューヨーク・タイムズの旧本社であることや、自由の女神像がフランスから贈られたプレゼント(厳密にはアメリカが多く支払った)であることなど、どれも興味深いトリビアで、勉強になりました。仮想空間とはいえ、観光ツアーという形態で進行しているので、このような文化的・歴史的背景についての余談にも必然性が感じられ、楽しく聞くことができました。

まとめ

人前で英語を話すことに抵抗感がある日本人も多いと聞きますが、アバターに姿を変え、普段とは違う環境に身を置くことによって、その心理的ハードルも下がるのではないかと思いました。

今回は教師と参加者が実地で顔を合わせて行いましたが、今後は多拠点同時接続で提供される可能性もあるそうなので、そうなれば匿名性もより担保され、さらに話しやすくなるのではないでしょうか。

全国47都道府県に約250以上の教室を持ち、オンライン英会話も提供しているイーオンですが、将来的にはVRを掛け合わせたハイブリッドなカリキュラムの提供にも期待が持てそうです。イーオン銀座校では2022年1月29日までAEON VRのレッスンをパイロット開講中です。この機会にAEON VRで英会話学習の未来を体験してみてください!

サービス名 「AEON VR」パイロットレッスン
URL 英会話イーオン:https://www.aeonet.co.jp/
AEON VR:https://www.aeonet.co.jp/online/vr/
対象 満13歳以上(イーオン生でなくとも受講可能)
開催場所 イーオン銀座校(東京都中央区銀座4丁目6−1 銀座三和ビル 3F)
受講日時 2022年1月15日(土)
2022年1月22日(土)
2022年1月29日(土)

※各日とも、(1) 13:00-13:50 (2) 14:00-14:50 (3) 16:00-16:50 (4) 17:00-17:50 (1)~(4)で提供する内容は同じです。
※各日程でレッスン内容は異なります。連続しての受講も、単発での受講も可能です。

定員 各回 5名まで
参加費用 3,300円(税込)/回
申込期間 2021年12月11日(土)~2022年1月29日(土)
使用デバイス Meta Quest2(旧Oculus Quest2)
その他 ・今回のパイロットレッスンは、銀座校での参加となります。
・デバイスの貸し出しは参加費に含まれます。
・ご自身所有のデバイスで遠隔地から参加することはできません。

【参照サイト】英会話イーオンの公式サイト
【関連ページ】英会話イーオンの口コミ・評判

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English Hub 編集部

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