ビジネスに特化したカリキュラムを16週間で学ぶ「レアジョブ英会話」の「スマートメソッド®コース」は、忙しいビジネスパーソンでも、本格的に英会話力を鍛えることができる、完全オンライン型の短期集中プログラムです。
1週間の学習サイクルは、週末の予習(ホームワーク)から始まり、平日5回のオンラインレッスン、1週間の学習効果を測る復習テストという流れになっています。また、受講前後に受けるレベルチェックテストや、専門のコンサルタントによる学習コンサルティングで、常にベストな方法を探りながら効率用学習を進めることができます。
今回はその「スマートメソッド®コース」のプログラムを実際に1週間体験し、内容や効果をレポートします。この、体験レポートの【後編】では、平日のオンラインレッスンとウィークリーテスト、コンサルティングの様子をお届けします。レポートの最後には、1週間プログラムを体験した感想もあるので、受講を検討している方はぜひ参考にしてください。
体験レポートの前半、週末のホームワークやホームワークレッスンの様子は、レアジョブ英会話「スマートメソッド®コース」1週間体験レポート!【前編】で紹介しています。
また、受講前の無料のレベルチェックテストとWeb面談の様子を知りたい方は、レアジョブ英会話の短期集中プログラム『スマートメソッド®』とは?レベルチェックを体験!をご覧ください。
目次
1.体験レポート②:レッスン受講
平日5回のレッスンのうち、初回は週末ホームワークの内容を補完する「ホームワークレッスン」です。2回目のレッスンからは、「レベルアップレッスン」と「ブラッシュアップレッスン」を交互に2セット受講し、英語力を強化していきます。
レッスンでは、週末のホームワークでの学びを活かした、レアジョブオリジナルのレッスン教材を使用します。使うテキストは、レッスンごとにチャットボックスにリンクが送られてくるので、画面上で見ることができます。
レベルアップレッスン
「レベルアップレッスン」は、その名の通り英語力のレベルアップにフォーカスした1回完結型のレッスンです。与えられるトピックに沿って「できる」「できない」を分析し、レベルアップのためのアドバイスと繰り返しのトレーニングで実践力を養います。
レッスンは教材に沿って、タスクベースで進められます。初回のタスクは表に書かれている情報を読み取り、英語で説明するというもの。表の説明は、細かい数字や慣れない会社名などを読み上げるところで、予想以上に苦戦しました。
タスクを終えると、現時点のスピーキングレベル(CEFR基準で判定)が伝えられ、Range(表現の幅)、Interaction(やりとり)、Coherence(一貫性)の3つの観点から、1つ上のレベルに到達するために必要なアドバイス(Level Up Tips)を受けます。レッスンではこのTipsの内容理解が重要になります。Tipsに沿って表を説明する練習を行うことで、情報をより正確にわかりやすく伝える表現を身に付けていきます。
会話練習について、講師から、Accuracy(正確さ)・Fluency(流暢さ)・Phonology(音韻)の3つの観点でフィードバックを受けます。フィードバックと、レッスン中の会話内容は、画面左側のチャットボックスに表示されます。また、レッスン中にチャットボックスに入力された内容は、受講生専用のダッシュボード内にあるレッスン履歴の「レッスンレポート」にあるので、レッスン終了後に何度でも見直しできます。
レッスンの最後には、内容のふり返りと、その日のレッスンで到達したレベルが告げられます。しっかり予習して臨んだこともあり、初回のレッスンでは、2レベルアップを達成できました。
ブラッシュアップレッスン
3回目のオンラインレッスンは、レベルアップレッスンで学んだことを会話で定着させる「ブラッシュアップレッスン」です。毎回ビジネスシーンをテーマにしたロールプレイを通して、仕事に役立つビジネス英会話を練習します。レッスンでは、新しい内容ではなく既に学んだ語彙や表現を使い、スムーズに英語が話せるようになるまで反復練習を行い、ビジネス英会話力をブラッシュアップしていきます。
毎回のレッスンでは、受講生に合わせてコミュニケーションの方法や、スキルなどの3つの学習テーマから一つピックアップされたものを学んでいきます。
・Production:特定の相手に対する発表や説明を行う
・Interaction:日常から公の場まで、さまざまな場面での双方向のやりとりを学ぶ
・Discussion:特定のトピックにおいて議論する
例えば、レッスンテーマがDiscussionであれば、ただ英語を話すだけでなく、相手から意見を引き出したりしながら、どのように議論を展開していくのかなど、Discussionに必要なスキルや覚えておくと便利な表現について、順序立てて説明してくれます。
ブラッシュアップレッスンのフィードバックでは、レベルアップレッスンとは異なり、Interaction(会話のやりとり)・Coherence(会話の一貫性)・Level Up Lesson Tips(Tipsをどれだけ実践できたか)の3つの観点に基づいたフィードバックシートに沿って、アドバイスを受けます。
今回は上手くTipsを使えず、評価のうち、Level Up Lesson Tipsの評価が低いという結果に。ブラッシュアップレッスンで効果的に英語を学ぶためには、ここまでのTipsの内容をしっかり自分の中に落とし込む必要があると感じました。
レベルアップレッスン(2回目)
「レベルアップレッスン」の2回目は、体調不良で会社を早退して病院に予約の電話をする場面において、電話で会話内容を確認するというタスクでした。
Tipsでは、聞き取れなかった情報を相手に聞き返す会話のスキルについてアドバイスがありました。また、会話に詰まった場合に流れを止めないスキルとして、「フィラー」と呼ばれるつなぎ言葉を入れることをすすめられました。
最後に、会話の中での文法や発音の誤りを訂正してもらい、最終的にレッスン前から1レベルアップしてレッスンを終了しました。
ブラッシュアップレッスン(2回目)
「ブラッシュアップレッスン」2回目のテーマはInteraction。前回は電話をかけて、相手からの情報を聞き取るための会話でしたが、今回は不在中の同僚にかかってきた電話に応対するための会話練習です。会話の中で聞き取れなかった情報を、相手に尋ねることがレッスンのゴールです。
前のレッスンで学習したTipsを上手く使用できたので、さらに新しい会話表現やスムーズな会話の進め方を教えてもらいました。また、レッスンの最終評価は、Interaction、Coherence、Level Up Lesson Tipsといった、3つの観点すべてで最高評価となる4を獲得。1週間の平日レッスンの5回すべての受講を終了しました。
「レベルアップレッスン」と「ブラッシュアップレッスン」では、できないところは定着するまで何度も反復練習し、理解しているところには、実際のビジネスの場で使えるレベルに引き上げるためのアドバイスが受けられます。この2種類のレッスンを16週間繰り返すことで、ビジネス英会話力を着実に伸ばせるだろうと感じました。
2.体験レポート③:レッスンフォローアップ
ウィークリーテスト
毎週末には1週間の学習の確認テストである「ウィークリーテスト」が実施されます。テストはダッシュボードのWeekly Testより「受験」ボタンを選択すれば、すぐに受験可能です。
まずは受験前に環境チェック(マイク・スピーカー)や、テストのガイドラインを確認します。所要時間は約20分間で、受験は一人一回のみ。自動音声形式のスピーキングテストなので、会話はすべて録音されます。テストは24時間いつでも受講生の都合に合わせて受けることができます。
ウィークリーテストは2つのセクションで構成され、各セクションはそれぞれ2つのパートに分かれています。Section1は主にホームワークを中心とした内容で、Part1は語彙の確認、Part2は文法理解の確認問題となっています。Section2は、Part1、Part2ともに、レッスンで学んだLevel Up Tipsの定着度を測るための問題になっています。
ウィークリーテストは1週間の内容をしっかり復習をしていれば十分に回答できる内容です。しかしながら、引っ掛け問題なども用意されているので、慌てずに落ち着いて問題に向き合うことが重要です。
コンサルティング
「スマートメソッド®コース」の受講期間中は、専属の日本人コンサルタントから学習サポートが受けられます。コンサルティングは受講期間中に最大5回まで受けられます。コンサルタントは、学習スケジュールの管理だけでなく、録音されたレッスンの会話内容を聞き、学習方法や改善点などについて、的確なアドバイスをくれます。
1週間しっかりホームワークやレッスンに取り組んだ結果、ウィークリーテストは無事合格。コンサルタントの方からも「レッスンの受け方が積極的で、模範的な受講の仕方でとても良かったです」と嬉しいフィードバックをいただき、学習モチベーションが大幅にアップしました。
今回のコンサルティングでは、1週間の体験受講のフィードバック、テスト結果、そして今後何を意識して学習を進めると、効果的に英語が身に付くのか、以下のようなアドバイスを受けました。
- よりネイティブらしい言い回しにこだわり、日常でどんどん英語でつぶやいてみる
- 少しでもたくさん英語で意見を発信する機会を設ける
- 将来、英語を学んで何がしたいか、どうなりたいか、具体的に目標を持つ
16週間は短いようで長いです。モチベーションを持続できず、途中で学習意欲やスピードが下がる場合もあります。そんな時に相談できるコンサルタントの存在は、最後までペースを落とさずに、学習を継続するための心強いサポートになるのではないでしょうか。
3.「スマートメソッド®コース」を1週間体験して
今回の1週間の体験を終えて感じたことは、週末ホームワーク、5回のレッスン、ウィークリーテストの量を1週間でこなすのは大変です。しかし、それを忘れるくらい、英会話力が身に付いていく実感と達成感を得ることができました。
「スマートメソッド®コース」では、常に現状と課題が見える化されているので、次に何を学習するべきなのかを意識しながら学習を進められます。また、レッスンの学習内容は、講師が作成するレッスンレポートに記録され、受講後に繰り返し見直すことができるので、学び残しがありません。
レッスンで使用するオリジナル教材は、テキストの内容を暗記するのではなく、英語を「使う」ことを目的とした「タスクベース」な内容なので、使えるレベルまで学習した英語を定着させることができます。また、レッスンの内容は事前に知ることができず予測不可能なため、そうした課題に対応する英語の実践力も鍛えられます。
レッスンでは、複数名の講師が専属でつき、その講師の中から指導を受けます。毎レッスン後には、講師の指導や態度、レッスンに関するアンケートに答え、次回のレッスンに反映される仕組みになっているため、いつでも安心してレッスンを受講することができます。
4.まとめ
仕事の中で英会話力の必要性を感じているものの、通学型の短期集中プログラムに通うのは難しい。そんな方でも、レアジョブの「スマートメソッド®コース」であれば、質量ともに充実した内容のカリキュラムをオンラインで受講することが可能です。
実践的なビジネス英会話力の向上を目指して「スマートメソッド®コース」の受講を検討中の方は、まずは無料レベルチェックやWeb面談に参加し、コースのレベル感や学習内容を実際に体感することをおすすめします。
仕事の合間に、ホームワークと5回のオンラインレッスン、週末テストの学習サイクルをこなすのは、簡単ではありませんが、「スマートメソッド®コース」では、専門のコンサルタントによる学習相談など、学習継続するためのサポート体制も整っています。学んだ英語が「わかる」から「使える」に変わっていく瞬間を感じながら、4カ月間の英語漬け生活で、ビジネス英会話力を磨いてみてはいかがでしょうか?
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Yoko
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