日本語・英語の両方を使えるバイリンガル人材の登録者数で世界一を誇る人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン社が10月31日、日系グローバル企業・外資系企業に見られるバイリンガル人材の最新採用動向を発表しました。
ロバート・ウォルターズによると、グローバル化とテクノロジーの進化に伴い国内企業・外資系企業ともにグローバル・クロスボーダーのビジネス展開が本格的に加速しており、専門スキル・経験を持つ優秀なバイリンガル人材に対する需要が特に伸びているとのことです。
同社によると、建築・土木分野のBIM、人材採用のHRテック、農業のアグリテックなど、人手不足が深刻な分野ではAI・ロボット・IoTなどのテクノロジー導入が進んでおり、これらのテクノロジーの開発や運用・セキュリティを担う技術系の人材、データ分析を担うデータアナリストの需要が急速に高まっているとのこと。また、年末年始休暇シーズンを前にして小売業やオンライン旅行代理店などのEコマース分野ではデジタルマーケティング職の採用も活発化しているとのことです。
しかし、日本語・英語の両方を使うことができ、さらにこれらの専門性を備えたバイリンガル人材はまだまだ需要に対して不足しているのが現状で、結果としてこれらの条件を満たした人材に対する給与水準は上昇傾向にあるほか、企業のなかには在宅勤務や研修制度の充実、評価基準の変更など魅力的なワークスタイルを提示することで応募者を集めようという動きもあるとのこと。
企業のグローバル化とIT化に伴い、英語が使えてかつテクノロジーにも精通している人材に対するニーズはかつてないほどに高まっています。既に特定の分野で専門スキルがあるビジネスマンの方は、ビジネス英語力を身につけることで一気に市場価値を高められる時代が来ています。転職市場における人材の市場価値は「掛け算」で決まります。
ぜひ「英語」という掛け算を自分のキャリアに加え、希望企業への転職やキャリアアップを果たしましょう。
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English Hub 編集部

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