グローバル人材が転職を考える理由、ミレニアル・X世代で「キャリアアップ」が1位

グローバル人材に特化した人材紹介サービスのエンワールド・ジャパンが、「エンワールド・ジャパン ホワイトペーパー 2022」の中で、外資系企業・日系グローバル企業で働くグローバル人材1,109人を対象に「転職理由調査」を実施しました。

調査の結果、転職を考える理由として、ミレニアル・X世代で「キャリアアップ」が1位となり、「企業を選ぶ際に重視する要素」に関する質問では、全世代で「給与・報酬」が最多となりました。

※ミレニアル世代:25~39歳、X世代:40~59歳、ベビーブーマー世代:60歳以上

グローバル人材1100人に聞く、世代別 転職理由調査結果

1. 転職を考える理由、ミレニアル・X世代で「キャリアアップ」が1位


「転職を考えるきっかけ・理由」に関する質問では、ミレニアル・X世代では、「キャリアアップ(昇進・仕事の幅を広げたい)」が最多、次いで「給与・報酬を上げたい」となりました。

2. 企業を選ぶ際の要素は「給与・報酬」が全世代で最多


「企業を選ぶ際に重視する要素」に関する質問では、全世代で「給与・報酬」が最多となりました。コロナ禍で注目が高まる「働き方の柔軟性(リモートワーク・フレックスタイム制度等) 」については、ベビーブーマー世代とミレニアル・X世代で10ポイント以上の差が開く結果となりました。

3. 外資系企業の就業者は、約7割が「LinkedInの求人情報」を活用

「求人の情報収集先」に関しては、外資系企業に所属する求職者に関しては「LinkedIn」(69%) が1位となり、「求人・転職サイト」(58%)を上回る結果となりました。「LinkedIn」の利用については、日系企業の求職者と大きく差が開く結果となっています。

エンワールド・ジャパン株式会社代表取締役社長 ヴィジェイ・ディオール氏による結果解説

エンワールド・ジャパン株式会社代表取締役社長 ヴィジェイ・ディオール氏は、以下のようにコメントしています。

「新型コロナウィルスの大流行も一定の収まりが見えた頃、多くの雇用主が『大退職時代』という流行語を聞いたのではないでしょうか。 日本では、他の多くの先進国に比べて『大退職』の動きは見られませんが、労働市場の流動性は依然として高まっています。今回の調査結果のように、従来同様、キャリアアップやスキルアップ、給与・報酬といった要素は、転職の動機として大きな要因となっていますが、パンデミックが始まって以来、企業の安定性、従業員のウェルビーイング、働き方の柔軟性といった要素も、以前に増して重要になりつつあります。

こうした要素は、転職希望者にとって、新たな仕事の決め手として重要な鍵となっています。 この傾向は今後も継続する可能性が高く、優秀な人材を確保したい企業は、これらの分野を意識し、積極的に取り組む必要があるでしょう。」


企業を選ぶ際に重視する要素について、「給与・報酬」が全世代で最多となる一方、世代によって優先度に差がみられる項目も明らかになった、今回の調査。また、世代に限らず個々人でも、転職時に企業に期待する条件は様々でしょう。今回調査を実施したエンワールド・ジャパンでは、幅広い業界の外資系・日系グローバル企業への転職支援サービスが提供されています。業界に精通したプロのコンサルタントによる無料面談もオンラインで実施されているので、転職を検討している方は活用してみてはいかがでしょうか。

【参照ページ】エンワールドの公式サイト
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English Hub 編集部

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