おすすめの安い英検対策塾9選と選び方のポイントを詳しく解説

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英検対策におすすめの安い塾

「おすすめの安い英検対策塾は?」
「安い英検対策塾は質が低い?」
「英検対策塾を選ぶ際には、料金以外にどんなことをチェックすればいい?」

英検対策塾を探している方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?

安い英検対策塾に通いたい場合は、通学タイプの塾のグループレッスン、あるいはオンラインタイプの塾を選ぶことをおすすめします。しかし、料金だけで選ぶと後悔するので他の塾と比較検討したり、無料体験レッスンを受けてみて自分に合うかどうか判断したりすることが大切です。

本記事では、おすすめの安い英検対策塾9選と、塾選びのポイント、英検を取得するメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。

【通学タイプ】おすすめの安い英検対策塾

通学タイプでおすすめの安い英検対策塾は、以下の2校です。

  • 小学生〜高校生向け:アルプロス
  • 大人向け:ブラスト英語学院

本章では、それぞれの英検対策塾の特徴について詳しく紹介します。

【小学生〜高校生向け】アルプロス

アルプロスは、子供の英語力向上を目指す個別指導型の英語スクールで、一人ひとりに合わせた学習サポートが特徴です。入会時に細かくレベル診断をおこない、各受講生の理解度や目標に応じたカリキュラムをオーダーメイドで作成します。

指導を担当する講師陣には、英検1級レベルの資格を有する日本人やネイティブ講師が揃っており、文法の理解から実践的な英会話まで幅広く対応。文法や語彙の細かい説明から、スピーキング練習までを一貫して学べるのも魅力の一つです。

さらに、授業以外のフォロー体制も充実しており、自宅で取り組める課題の提供や、模擬試験、英作文の添削など、自習を後押しするサポートが整っています。ただし、実力をしっかりと伸ばすためには、日々の学習時間を確保する意識も大切です。部活動や家庭での予定を考慮したうえで、計画的な受講が求められます。

アルプロスでは、「使える英語」を身につけることを目的に、段階的にレベルアップしていける仕組みが整えられており、将来の英検合格や英語力の土台作りに力を入れたい子供に最適な学習環境を提供してくれるでしょう。

対象者 小学生から社会人
講師 ・日本人
・ネイティブ
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 9,900〜13,750円/回
その他料金 入会金:33,000円(税込)
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

【大人向け】ブラスト英語学院


ブラスト英語学院は、英検対策に強みを持つ英語塾で、希望があればオンラインでの受講も対応しています。

大きな特徴は、指導にあたる講師の質の高さです。英検1級やTOEIC満点などのハイレベルな資格を保有している講師が多数在籍しており、生徒一人ひとりの目線に立った丁寧な指導を行なっています。講師自身が定期的に英検にチャレンジし、最新の出題傾向を授業に反映している点も心強いポイントです。

特に、ライティングの指導に力を入れており、英作文の添削は回数無制限で利用可能。基本的な文法から文章表現の工夫まで、段階的に書く力を伸ばしていける体制が整っています。

授業は1クラス8名までの少人数制で進められ、単語の定着や長文読解といった個別の課題にも対応可能。さらに、24時間いつでも質問ができるLINEサポートがあるため、仕事や家事・育児で忙しい方でも、スキマ時間に疑問を解決できます。

ただし、しっかりと成果を出すためには、毎日課題にきちんと取り組むことが必要です。仕事や家事・育児とのバランスを取りながら、計画的に学習を進める意識が求められるでしょう。

英検合格を見据えたライティング重視の指導と、充実したサポート体制を提供するブラスト英語学院は、基礎から応用まで着実に力を伸ばしたい中学生にとって最適な選択肢といえます。

対象者 中学生から社会人
講師 日本人
レッスン形式 ・マンツーマン
・グループ
受講料金(税込) 【グループ】
71,500〜88,000円/10回
【プライベート】
6,600〜9,900円/回
その他料金 入会金:無料
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

【オンラインタイプ】おすすめの安い英検対策塾

つづいて、オンラインタイプでおすすめの安い英検対策塾は、以下の7つです。

  • Kimini英会話
  • ENC / GNA
  • hanaso
  • アルファ2級 準2級対策専門
  • ワールドトーク
  • 産経オンライン英会話プラス
  • DMM英会話

本章では、それぞれのサービスの特徴について詳しく紹介します。

Kimini英会話

Kimini英会話は、教育業界で信頼の厚い学研グループが運営するオンライン英会話スクールであり、中学生の英検対策に特化した学習環境が整っています。

特筆すべきは、学研が監修した専用教材の豊富さです。英検3級から準2級の対策では、それぞれの級に60〜80レッスンもの充実したコンテンツが用意されており、効果的に学習を進めることができます。

また、英検5級からスタートできるカリキュラムが整備されているため、基礎から段階的にスキルを積み上げられる点も魅力です。オンライン学習の特性を活かし、レッスンの予習・復習までを一貫して取り組める仕組みが整っており、忙しい人でも効率的に学べる設計になっています。

講師は、学研グループの厳選基準をクリアした人材で構成されており、生徒一人ひとりの理解度に応じた丁寧な指導が受けられます。英検指導の実績が豊富な講師が多く、試験の重要ポイントを的確に教えてくれるのも安心材料です。ただし、英検準1級の一次試験や1級への対応はおこなっていないため、より上位の級を目指す場合は他のサービスを検討する必要があります。

このようにKimini英会話では、学研ならではの体系的カリキュラムと読解力を重視した独自メソッドを活用して、英語力向上をしっかりとサポートしてくれます。英検5級から2級の取得を目指す人にとって、安心して学習を進められるオンライン英会話サービスであるといえるでしょう。

対象者 年齢制限なし
講師 フィリピン人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) ・スタンダードPlusプラン(1日1レッスン):1ヶ月7,480円
・ウィークデイPlusプラン(1日1レッスン、平日日中のみ):1ヶ月5,940円
その他料金 なし
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

ENC / GNA

ENC/GNAは、英検対策に特化したコースが充実しており、アルファベットを学ぶ初心者から英検1級を目指す上級者まで、あらゆるレベルの学習者に対応しています。

「4技能強化-英検合格特訓コース」では、特に上位級の合格を目指す方向けに、ライティングや語彙力の強化といった一人では難しい分野を重点的にトレーニングします。

一方、英検初挑戦の方や、上位級以外を目標とする方には「英検合格サポートコース」がおすすめです。講師が一人ひとりの苦手分野を丁寧に見極め、克服に向けてサポートしてくれます。

講師は、明るく親しみやすいフィリピン人が中心で、高い英語力に加えて楽しく学べる雰囲気作りにも長けているため、初めての方でも安心して受講できるでしょう。

また、英検に合格すると、翌月のレッスン料金が最大2,000円割引される「英検合格祝い」という特典もついています。

さらに、1つのアカウントで最大6人の家族と共有でき、英検対策に限らず、ビジネス英会話や旅行英会話、TOEIC対策などにも対応しているため、家族全員で英語学習を楽しめます。

対象者 年齢制限なし
講師 フィリピン人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 【4技能強化-英検®︎合格特訓コース】
・月8回プラン:9,800円/月
・月20回プラン:19,900円/月【英検®︎合格サポートコース】
・月8回プラン:7,900円/月
・月20回プラン:13,900円/月
その他料金 教材費
返金制度 あり(クーリングオフ制度)
無料体験レッスン あり

hanaso


hanasoは、英検二次試験対策を丁寧にサポートする実践重視のオンライン英会話スクールです。大きな特徴は、英語教育で著名な関正生氏が監修した、独自の模擬面接教材が用意されている点にあります。

英検3級から2級まで、それぞれ5回分の模擬面接を収録。「どんな質問が来るのか分からなくて不安」という受験生でも、繰り返し練習することで本番に自信を持って挑めます。

面接練習は、実際の試験の流れに沿った構成で行われます。入室から受験票のやり取り、パッセージの黙読・音読、質問への回答、退室まで、細かい部分まで忠実に再現されており、実践的なトレーニングが可能です。

また、オンラインならではの工夫もあり、チャットボックス機能を活用した問題カードの共有を通じて、対面試験と遜色のない練習環境を実現しています。

料金は月額4,980円からと手頃で、受講頻度に合わせて「回数プラン」「毎日プラン」「週2日プラン」など柔軟に選択可能です。
hanasoは、英検の2次試験への不安を感じている人に寄り添いながら適切なサポートをしてくれる心強い英検対策塾です。

対象者 年齢制限なし
講師 フィリピン人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 【回数プラン(予約可能数:2コマ)】
・月8回:月額4,980円
・月12回:月額6,780円
・月16回:月額7,980円【毎日プラン】
・毎日25分:月額7,980円(予約可能数:1コマ)
・毎日50分:月額14,480円(予約可能数:2コマ)【週2日プラン】
・週2日25分:月額4,980円(予約可能数:1コマ)
・週2日50分:月額7,980円(予約可能数:2コマ)
その他料金 なし
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

アルファ2級 準2級対策専門

アルファ2級 準2級対策専門は、その名の通り英検準2級と2級の対策に特化した英検対策塾です。特に、独学が難しいとされるライティング対策を中心に、一次試験全体をバランスよくサポートしています。

利用者の年齢層は8歳から66歳までと幅広く、最短で2ヶ月という短期間で英検2級に合格する実績もあります。

中でも高い合格実績を誇るのが、「オールインワンパッケージプラン」です。2022年第3回の従来型試験までに、このプランを利用したすべての受験者が合格を果たしています。このプランでは、一次試験合格に必要なリーディング、リスニング、ライティングの各スキルを効率的に身につけられます。

マンツーマン指導ながら、他の英検対策塾と比べてコストパフォーマンスに優れている点も大きな魅力です。

対象者 8歳以上
講師 日本人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 【ライティング対策(添削)プラン】
・1回のみ:3,300円
・スタンダードプラン:5,500円/月5回まで
・プレミアムプラン:8,800円/月10回まで【徹底指導プラン】
8,800円/月【リーディングとリスニング学習方法の指導プラン】
8,800円/月【オールインワンパッケージプラン】
19,800円/月
その他料金 入会金及び事務手数料:5,500円
返金制度 明確な記載なし
無料体験レッスン あり

ワールドトーク


ワールドトークは、日本人講師が英検対策をしてくれるオンライン英会話サービスです。生徒の「分からない」に丁寧に寄り添い、日本語で分かりやすく指導してくれます。講師陣は全員TOEIC900点以上を取得しており、自身も英検を受験した経験を持つため、試験の傾向や対策ポイントに精通していることがポイントです。

学習スタイルにも柔軟性があります。レッスン予約はSkypeを通じて24時間対応しており、忙しい人でもスケジュールに合わせて自由に調整可能です。また、LINEでの質問対応も受け付けており、レッスン外の自習中の疑問をすぐに解消できます。

料金はポイント制を採用しており、講師によって必要なポイント数は異なるものの、日本人講師による指導としては比較的リーズナブルです。ただし、在籍講師が限られているため、放課後など人気の時間帯には予約が取りにくいこともあります。また、ポイントの有効期限が1ヶ月と短いため、計画的に受講を進めることが大切です。

まずは25分間の無料体験レッスンを受けて、自分に合う講師や学習方法を見つけることをおすすめします。

対象者 小学生〜社会人
講師 日本人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 月額3,300円〜
その他料金 受講内容によって教材費がかかることがある
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

産経オンライン英会話プラス


産経オンライン英会話Plusは、きめ細かく英検合格をサポートしてくれる実践型の英検対策塾です。

さまざまな級に対応した体系的なカリキュラムを備えています。例えば、3級から準2級レベルでは、過去問に基づいた実践的な教材を使用し、3級では基本的な日常英会話、準2級では状況描写といった級ごとの出題傾向に合わせた対策が可能です。

また、面接練習の効率も高く、1回25分のレッスンで2回の模擬面接に取り組めるため、短時間で集中的に練習できます。

受講はSkypeを使ったオンライン形式で、自宅から手軽に受けられるのも魅力の1つ。講師は明るく親しみやすいフィリピン人が中心で、英語に苦手意識を持つ人でもリラックスして学べると好評です。

なお、英検対策コースの受講には、通常の月額料金に加えて550円(税込)の追加費用がかかります。ただし、実践を重視したレッスン内容と丁寧な指導を考えると、その価値は十分にあると言えるでしょう。

月額は4,620円からと手頃で、プランに応じて1日1回または2回までレッスンが選べます。無料体験も用意されているので、気になる方はぜひ試してみてください。

対象者 3歳〜社会人
講師 フィリピン人
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) ・プラン200(1ヶ月10レッスン):4,620円
・プラン620(1日1レッスン):6,380円
・プラン1240(1日2レッスン):12,100円
※講師によってコイン消費数が異なるため、レッスン数はあくまで目安です。
その他料金 なし
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

DMM英会話


DMM英会話は、手頃な料金で本格的に英検対策ができる実績豊富なオンライン英会話サービスです。最大の特徴は、英検の定番教材として広く知られる旺文社のテキストをオンラインで使用できる点にあります。通常は別途購入が必要な教材が月額料金に含まれているため、コストを抑えながら英検対策に取り組めます。

また、120ヶ国以上の多国籍講師陣と学べるため、特に英検の面接試験対策において高い効果を発揮するでしょう。多様な発音や質問パターンに慣れておくことで、本番の応用力が自然と養われます。

「英検対策」用教材のほか、「デイリーニュース」での時事問題への理解、「写真描写」による状況説明の練習など、取り組みやすいコンテンツが豊富です。これらを活用すれば、2次試験で必要なスピーキング力を効果的に鍛えられます。

料金は月額4,880円(毎月8レッスン)からと、始めやすい価格帯。毎日1レッスン(6,980円)、毎日2レッスン(11,980円)など、ライフスタイルや目標に合わせて柔軟にプランを選べます。ただし、英検1級に関しては専用の対策教材が用意されていないため、その点には注意が必要です。

対象者 3歳〜社会人
講師 外国人講師・ネイティブ講師・日本人講師
レッスン形式 マンツーマン
受講料金(税込) 【スタンダードプラン】
・毎月8レッスン:4,880円/月
・毎日1レッスン:6,980円/月
・毎日2レッスン:11,980円/月
・毎日4レッスン:19,980円/月【プラスネイティブプラン】
・毎月8レッスン:12,980円/月
・毎日1レッスン:19,880円/月
・毎日2レッスン:38,980円/月
・毎日4レッスン:72,980円/月
その他料金 なし
返金制度 なし
無料体験レッスン あり

安くて優良な英検対策塾を選ぶ際にチェックすべき点

英検対策塾を選ぶ際に、ついつい「安さ」だけで選んでしまいがちですが、以下の点についても留意することが大切です。

  • 英検対策に特化したコースやカリキュラムがある
  • 自分が受験する級に対応している
  • 自分に合った形式で受講できる
  • 講師の質が高い
  • 費用が予算内に収まっている
  • 良い合格実績を持つ
  • 口コミや評判が良い

本章では、それぞれの点について詳しく解説します。料金だけでなく、これらの点もチェックしながら英検対策塾を選ぶことで、塾選びに失敗するリスクを軽減できるでしょう。

英検対策に特化したコースやカリキュラムがある

英検対策塾を選ぶ際は、その塾が英検に特化したコースやカリキュラムを用意しているかを事前に確認することを忘れないようにしてください。

英検は級ごとに出題傾向や難易度が異なるため、一般的な英語学習では十分な対策ができないこともあります。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能をバランスよく強化できるプログラムがあるか、模擬試験や英作文添削など本番に直結した指導が行われているかを確認しましょう。

自分が目指す級に対応して専門的なサポートを受けることで、効率的に合格を目指すことができます。

自分が受験する級に対応している

英検対策塾を選ぶ際には、自分が目指す級に対応しているかどうかを事前に確認することが大切です。というのも、塾によっては対応している級が限られており、希望するレベルの授業が受けられないこともあるからです。

たとえば、準1級や1級といった上位級に力を入れている塾もあれば、3級から準2級といった中学生〜高校生レベルの指導に特化している塾も存在します。

このように、塾ごとに得意とする指導範囲が異なるため、自分の受験予定の級に応じた授業が行われているかどうかを、カリキュラムやコース案内などから事前に確認しておくことが必要です。

自分に合った形式で受講できる

英検対策塾を選ぶ際は、自分にとって無理なく続けられる「受講形式」の塾を選ぶことが大切です。
受講スタイルには、主に4つのパターンがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。以下の表は、各スタイルの特徴をまとめたものです。

メリット デメリット
対面授業 ・講師と直接やりとりできて、質問がしやすい
・授業に集中しやすい
・定期的に通うことで学習習慣も維持しやすい
・通学時間や交通費がかかる
・近隣に選択肢が少ないこともある
・費用が高めで、時間帯の自由度も低め
オンライン授業 ・自宅から気軽に受けられる
・全国の講師や塾のレッスンが受けられる
・コストが低く、受講時間の自由度も高い
・ネット環境に左右される
・講師と距離を感じやすい
・自分で集中できる環境を整える必要がある
マンツーマン指導 ・苦手分野や学習目標に合わせてオーダーメイドの指導を受けられる
・疑問点をすぐに解決できて学習効率が高い
・料金が高い
・講師との相性によって成果が変わることがある
グループ指導 ・他の生徒と刺激を与え合いながら学べる
・料金が比較的安い
・学習のモチベーションを維持しやすい
・自分のペースで進められない
・質問の時間が限られる
・きめ細やかな対応は期待できない

このように、どの受講形式でもメリットとデメリットがあります。自分の生活スタイルや学習の進め方に合わせて最適な指導形態を選ぶことで、無理なく継続でき、英検合格への道も近づきます。

講師の質が高い

講師の質の高さも、英検対策塾を選ぶ際にチェックすべきポイントです。指導力の高い講師から学べば、英検合格に向けた学習をより効率的に進められます。

無料体験レッスンや塾の公式サイトを活用して、以下の情報を確認しましょう。

  • 講師としての経験年数や経歴
  • これまでに担当してきた受験級と合格実績
  • 過去の指導対象となった英検の級
  • 教え方や指導に対する考え方(指導スタイル)

英検対策塾の中には、「英検1級保持者が在籍」といった記載をしているところもあります。確かに、英検1級を取得している講師であれば専門的な知識や傾向分析に強いことが多く、質の高いアドバイスを受けられる可能性もあります。

しかし、英語力が高いからといって、必ずしも教えるのが上手とは限りません。実際に授業を受けた時の分かりやすさや、自分に合っていると感じられるかどうかといった「肌感覚」も大切です。

そのため、講師の経歴だけでなく、体験授業を通じて直感的に「この先生なら続けられそう」と思えるかどうかを判断材料にすると良いでしょう。

費用が予算内に収まっている

英検対策塾を選ぶ際には、授業料が予算内に収まっているかを確認することも大切です。

塾によって料金体系はさまざまで、入会金や教材費、模試代などが別途かかる場合があります。また、マンツーマン指導やオンラインレッスン、グループ指導など、授業形態によっても費用に大きな差が出るため、自分の目的と学習スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。

無料体験を活用して、内容と価格のバランスを比較検討しましょう。

継続して通えるかどうかは、学習効果にも直結するため、無理のない範囲で学べる塾を選ぶことが成功への第一歩です。

良い合格実績を持つ

合格実績もチェックすべきポイントです。合格者の人数や割合、どの級に多くの合格者を出しているかを見ることで、塾の指導力や実績の信頼性がわかります。

特に、自分が目指している級の合格実績が豊富な塾であれば、その級に特化したノウハウや出題傾向への対応力も期待できます。

ただし、数字だけで判断せず、継続的に実績を出しているのかといった点や指導の質についても確認し、総合的に判断することが大切です。

口コミや評判が良い

英検対策塾を選ぶ際には、実際にその塾を利用した人の口コミや評価をチェックしておくと安心です。受講者のリアルな声は、講師の教え方や授業の雰囲気、サポートの手厚さなどを知るうえで役立つ情報源となります。

塾の公式ページでは良い面が強調されがちで、実際の授業内容や対応の様子まで見極めるのは難しいこともあります。しかし、事前に利用者のレビューを確認しておくことで、自分に愛そうかどうかの判断材料を増やすことができ、入塾後のミスマッチを防げる可能性が高まるでしょう。

口コミを調べる際には、以下のような情報源を活用するのがおすすめです。

  • 塾のホームページに掲載された合格体験談や保護者・生徒のコメント
  • Googleマップのレビュー欄
  • 塾比較サイトでの評価
  • SNS(XやInstagram)での投稿や感想/li>

ただし、ネット上の情報には個人の主観が強く反映されていたり、最新の情報でなかったりすることもあるため、過信は禁物です。気になる塾があれば、実際に無料体験レッスンを受けて、自分の目で授業の内容や講師との相性を確かめてから判断するのが確実です。

英検対策塾でできること

英検対策塾では、効率的かつ的確にスコアアップを目指せるサポートが受けられます。独学では難しい弱点の発見や、級ごとに異なる出題傾向への対応も、専門の講師が指導してくれるため、安心です。

英検対策塾でできることは塾によって異なるため一概には言えませんが、以下のようなサポートを受けられることが一般的です。

英検対策塾でできること 詳細
面接・スピーキング対策 模擬面接や発音指導で本番に備えられる
リスニング強化 音声教材を活用して、集中して聞き取る練習を重ねる
ライティング添削 構成・語彙・文法の観点から丁寧にフィードバックを受けられる

このように、塾ならでは体系的な指導を受けることで、合格に向けて着実に実力を伸ばせます。

安い英検対策塾を選ぶ際に注意すべき点

安い英検対策塾を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 複数の塾を比較検討する
  • 「料金が安い=質が低い」というわけではない
  • 無料体験授業を受ける

本章では、それぞれの注意点について詳しく説明します。

複数の塾を比較検討する

英検対策塾を選ぶ際には、1校に絞らず複数の塾を比較するのが賢明です。一見似たように見える塾でも、カリキュラムの内容や指導方法、講師の経験、料金設定には大きな違いがあります。

また、自分の学習スタイルや目標級にあった指導を受けられるかどうかも重要な判断基準です。

体験授業やカウンセリングを活用すれば、教室の雰囲気や講師との相性も確認できます。安易に一つに決めず、複数の選択肢を比較しながら納得できる塾を選ぶことで、効率よく学習を進めやすくなります。

 「料金が安い=質が低い」というわけではない

英検対策塾の料金が安いからといって、指導の質が低いとは限りません。

広告費を抑えていたり、オンラインに特化して運営コストを削減していたりする塾もあります。その結果、質の高い授業をリーズナブルな価格で提供できる環境が整っている場合もあります。実績のある講師が在籍していたり、合格者の声が多数掲載されていたりすれば、信頼性が十分に高いといえるでしょう。

価格だけで判断するのではなく、指導内容やサポート体制、生徒の満足度などを総合的に確認する視点が大切です。

費用と効果のバランスを見極め、自分に合った塾を見つけることが英検合格への近道になります。

無料体験授業を受ける

英検対策塾を選ぶ際には、入会前に無料体験授業を受けるのがおすすめです。実際の授業を体験することで、自分の学習スタイルに合っているか見極めやすくなります。また、講師の教え方や教室の雰囲気を確認する機会にもなります。

以下のポイントに着目しながら、英検対策塾の無料体験授業を受けましょう。

  • 講師の説明が分かりやすいか
  • 英検の出題傾向に即した指導がされているか
  • 質問がしやすい雰囲気があるか
  • 教材や授業の内容が自分のレベルに合っているか
  • 講師と相性が良いか

一度の体験で全てを判断するのは難しいですが、複数の塾を試して比較すれば、自分にとって最適な学習環境が見つけやすくなります。

そもそも英検とは?

そもそも英検とは「実用英語技能検定」の略で、日本国内で最も歴史のある英語資格試験の1つです。公益財団法人英語検定協会が主催し、文部科学省の後援を受けています。試験では、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合的に測定し、5級から1級までの7つのレベルに分かれています。

【各級のレベルと勉強時間の目安】

レベルの目安 必要な勉強時間
5級 中学1年生程度 約50時間
4級 中学2年生程度 約100時間
3級 中学3年生程度 約200時間
準2級 高校中級程度 約400時間
2級 高校卒業程度 約800時間
準1級 大学中級程度 約1,600時間
1級 大学卒業程度 約2,800時間

上記の勉強時間は、英語を一から学ぶ場合の目安です。実際の学習時間は英語の基礎力や学習スタイルによって変わるため、自分の状況に合わせて調整する必要があります。

英検の受験方法・種類

英検の受験方法・種類は2種類あり、以下のとおりです。

  • 従来型
  • S-CBT

本章では、それぞれの受験方法の特徴について詳しく説明します。自分に合った方法で受験しましょう。

従来型

英検従来型は、全国の指定された会場で年3回実施される、マークシートベースの試験方式です。

一次試験(リーディング、リスニング、ライティング)を筆記で受験し、3級以上の合格者は後日、面接官と対面でおこなう二次試験(スピーキング)に進みます。

受験できる級は1級から5級まで全ての級が対象で、団体受験(学校や塾などを通じての受験)も可能です。また、受験料についても、S-CBTよりやや安価です。

S-CBT

英検S-CBTは、パソコンを使って受験する新しい受験方式で、主に都市部のテストセンターで毎週土日など高頻度で実施されています。

一次試験と二次試験に分かれておらず、リーディング・リスニング・・ライティング・スピーキングの4技能を1日で全て受験します。スピーキングは面接官との対面ではなく、パソコンのマイクに向かって録音する形式です。

受験できる級は、以下の4つの級に限定されており、申し込みはS-CBT専用サイトからおこないます。

  • 準1級
  • 2級
  • 準2級
  • 3級

受験料は従来型よりやや高めですが、1日で完結できること、そしてスケジュールの選択肢の幅が広いことがメリットです。

【受験タイプ別】英検を取得するメリット

つづいて、以下の3つの受験タイプ別に英検を取得するメリットについて説明します。

  • 中学受験
  • 高校受験
  • 大学受験

中学受験

中学受験において英検を取得していると、入試で有利になるケースが増えてきています。

多くの私立中学校では、英検の級に応じて加点が与えられたり、英語試験の代替として認定されたりする制度を採用しています。特に、4級以上を取得していると評価の対象となる学校が多く、受験全体の合格可能性を高める材料になります。

また、英検を通じて4技能をバランスよく伸ばせるため、中学校入学後の英語の授業にもスムーズに対応できるでしょう。

さらに、目標を持って継続的に学習する習慣が身につき、他教科の勉強にも良い影響をもたらすことが期待されます。

高校受験

高校受験では、英検の取得が入試で有利に働くケースが多く見られます。

英検の級に応じて内申点を加点したり、英語筆記試験の一部または全体を免除したりする制度を導入している学校が多いです。特に、準2級や2級以上の取得者は、高い英語力を証明できるため、上位校の受験で評価されやすいです。

また、英検対策を通じてリスニングやスピーキングの力を養うことで、高校入学後の英語の授業にも自信を持って取り組めます。

大学受験

大学受験において英検は、入試の得点加点や英語試験の免除など、さまざまな場面で優遇措置の対象になります。特に、英検2級以上を取得していると、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜で英語力のアピールとして活用できるケースが多いです。

また、大学や取得している級によっては大学入学後に単位認定されて、英語の授業が免除されることもあります

英検を取得するデメリット

英検を取得することにはメリットが多いですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 海外ではあまり通用しない
  • 就職・転職活動ではあまり評価されない
  • 従来型の一次試験で不合格になるとスピーキングのスコアが残らない

本章では、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。これらのデメリットを知っておくことで「知らなかった」「こんなはずではなかった」と後悔するリスクを軽減できるでしょう。

海外ではあまり通用しない

英検は日本国内での認知度が高く、進学や就職で有利に働く場面も多くあります。

しかし、海外では英検の知名度があまり高くないため、語学力の証明として評価されにくいのが実情です。特に海外の大学や大学院では、TOEFLやIELTSなど国際的な英語試験のスコアを求められることが一般的です。

そのため、海外の大学・大学院への留学を目指す場合は、英検だけでなく他の英語資格にも目を向けておく必要があります。国内の進学や受験には有効でも、国際的な場面では活用の幅が限られる点は意識しておくべきです。

目的に応じた資格選びが、効率的な学習と将来設計につながります。

就職・転職活動ではあまり評価されない

英検は日本国内で広く知られている英語資格ですが、就職や転職活動では必ずしも高く評価されるとは限りません。特にビジネスの現場では、英語を実践的に使う力が重視される傾向があり、TOEICやTOEFLのスコアを求める企業が多いです。英検は4技能を測定する総合的な試験ですが、ビジネスシーンでの即戦力として判断されにくい場合があります。

また、履歴書に記載しても企業側が評価基準を持っていないこともあり、アピール材料として弱くなることもあります。

社会人として英語力の証明をしたい場合は、英検とあわせて他の資格を取得することがおすすめです。

従来型の一次試験で不合格になるとスピーキングのスコアが残らない

従来型の英検の試験では、一次試験に合格しなければ、二次試験に進めません。

この仕組みにより、スピーキング力が十分あっても、一次試験で不合格になるとその成果が反映されず、スコアとして残りません。つまり、スピーキングに自信がある受験者にとっては、力を証明する機会を失う結果となるということです。

一方、英検S-CBTでは、一度に4技能を全て受験できスコアが個別に表示されるため、実力の可視化に役立ちます。受験形式の違いを理解して選ばないと、せっかくの英語力を十分に活かせない可能性があるため注意が必要です。

英検対策に関するFAQ

最後に、英検対策に関するよくある質問とその回答をご紹介します。

英検1級を最年少で取った人は?

2023年秋の英検で、東京都足立区の小学3年生が8歳7ヶ月で英検1級に合格しました。合格したのは、石倉大河さん。父の広志さんの仕事で5歳だった2020年から3年間、米国で暮らしていたそうです。

英検2級は高校生でも難しいですか?

英検2級は「高校卒業程度」の英語力が求められる試験です。そのため、高校生にとって決して簡単であるとは言えません。

長文読解や自由英作文、リスニング、さらには二次試験でのスピーキングまで、幅広いスキルが必要とされます。特に、語彙力や文法の知識だけでなく、論理的に意見を伝える表現力も求められるため、日頃から4技能をバランスよく学習することが大切です。

ただし、計画的に対策を進めれば高校在学中での合格も十分に可能です。学校の授業に加えて過去問や模擬試験に取り組み、自分の弱点を補強することを心がけましょう。

難易度は高めですが、しっかりと準備すれば乗り越えられるレベルです。

英検対策に何ヶ月かかりますか?

英検対策に必要な期間は、現在の英語力と目指す級によって大きく異なります。例えば、英語学習が初めての状態から5級を目指す場合、約3ヶ月の学習が必要です。

一方、準2級や2級を目指す場合は半年から1年以上かかるケースもあります。語彙や文法だけでなく、リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングの総合力が求められるため、バランスのとれた学習が不可欠です。

効率よく合格を目指すには、目標級の過去問を活用しながら、自分の弱点を把握して対策を進めることが重要です。毎日の積み重ねが結果につながるため、無理なく続けられる学習計画を立てるのが成功のカギになります。

まとめ

本記事では、子供から大人まで幅広い年齢層が利用できる、料金の手頃な英検対策塾を紹介しました。費用を抑えたい場合は、通学型のグループレッスンやオンライン形式の講座が選択肢としておすすめです。

ただし、価格だけを基準に選ぶと後悔することもあるため、以下のポイントにも注意を払いつつ、自分に合った塾を見極めましょう。

  • 英検対策に特化したコースやカリキュラムがある
  • 自分が受験する級に対応している
  • 自分に合った形式で受講できる
  • 講師の質が高い
  • 費用が予算内に収まっている
  • 良い合格実績を持つ
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English Hub 編集部

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