オンラインで苦手な発音を克服!発音矯正スクール「ハミングバード」の無料体験レッスンを受けてみた!

※ 記事の作成にあたり、体験機会の提供を受けています

英語の様々なスキルの中でも、特にスピーキング、そして発音に関する悩みを抱える人は少なくありません。一般的な英会話スクールには、日常英会話コース以外にビジネス英会話や旅行英会話など目的に合わせて選べる様々なコースやカリキュラムがありますが、「発音矯正」に特化したプログラムを扱っているスクールがあることをご存じですか?

英語発音矯正スクール「ハミングバード」は、全国に約85校を展開する英会話スクール「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」が運営する、英語の発音矯正に特化したスクールです。アメリカ、ロサンゼルスの研究所で日本人のために開発された、英語の発音矯正メソッド「ハミングバード」に基づくレッスンを提供しています。

発音矯正のプロの指導の下、正しい英語の発音を身に付けるトレーニングが受けられるので、発音に自信がないために人前で積極的に英語を話せない方や、ネイティブレベルの発音を手に入れたいという方におすすめです。

現在、ハミングバードでは、通学型のレッスンとオンラインレッスンのどちらでも、レッスンを受けることができます。今回の無料体験レッスンでは、オンライン受講を選択。ハミングバードのオンラインレッスンの様子を詳しくレポートします。

目次

ハミングバードのレッスンの特徴

8種類の口の形と舌の位置を徹底トレーニング

ハミングバードの発音練習は、一つひとつの発音記号に焦点を当て、8つの「口の形」と8つの「舌の位置」を理解することから始まります。自分の口の形や舌の位置を確認し、講師の発音を真似ながら、それぞれ8種類ある口と舌の動きを組み合わせて、ネイティブに近い音が出せるよう練習します。

長年の研究を基に開発されたオリジナルテキスト

レッスンではハミングバードのオリジナルテキストを使用。テキストでは、日本人が苦手とする発音もしっかりカバーされています。また、それぞれの音の発音については、色分けした口の形などのイラストでわかりやすく書かれています。

ハミングバードの全6レベルのうち、入門、中級レベルとなる、1A~4のレッスン内容が全て1冊のテキストに収録されています。レベル5と6では、ネイティブレベルの発音で実際に会話をするトレーニングを行います。

ハミングバードは、英語のレベルに関係なく全ての受講者が入門レベルから受講します。グループレッスンは最大4名(現在通学型は2名)の少人数です。
 

日本人のために開発された発音矯正メソッドと質の高い講師陣

カリフォルニアで日本人のために開発された発音矯正メソッド「ハミングバード」は、発音矯正の分野で25年の実績を持つプログラムです。講師は日本人の発音の課題を熟知した、発音指導のプロフェッショナル。ハミングバードのメソッドに沿って、一つひとつの発音を丁寧に指導します。

ハミングバード無料体験レッスンレポート

今回のオンライン無料体験レッスンは、Zoomを使って受講しました。レッスンを担当してくれたのは、ロサンゼルス育ちの日英バイリンガルの先生です。

レッスンを始める前に、ハミングバードの特徴(メソッド・レベル設定・カリキュラムなど)について簡単な説明を受けました。詳しいプログラムの内容はレッスン後にカウンセラーから聞くことができます。

これまでの英語学習経験など、軽く会話をした後にレッスンが始まります。今回の無料体験ではレベル1Aと1Bのレッスンの一部を体験しました。

レベル1Aの体験レッスン

入門(レベル1A)では、正しい英語の音を発音するための8つの口の形と舌の位置を覚え、それらの組み合わせることで正しい発音ができることを学びます。体験レッスンでは、日本語の「ア」の音にあたる英語の母音“a”の異なる発音3パターンを練習しました。加えて、こちらのリクエストで日本人が苦手な“l”と“r”の発音の違いについても説明を受けることができました。

母音“a”の発音

異なる3つの“a”音をそれぞれの音を含む単語「father cat America」を使って練習します。

まず先生が3つの単語を発音し、“a”の音の違いを示してくれます。日本語では「ア」という1つの音しかありませんが、英語の母音“a”は、1つの音ではないということがわかります。次に“a”の音の出し方の説明を受け、実践を行いました。

以下の手順で異なる3つの“a”の音を1つずつ順に練習していきます。

  1. 画面共有してビデオを観ながら、口の開け方や発音を聞く
  2. 先生と一緒に、実際に正しい口の形を作る
  3. 舌の位置の解説を聞き、舌を正しい位置に置く
    先生が口の形や舌の位置が正しいかをスクリーンを通してチェックしてくれます。
  4. 実際に先生の後について、単語を発音してみる

口の開け方などは、実際に見てみないと分からないので、PCの横に鏡を置き、その都度自分の口を確認しながらレッスンを受けました。

“r”と“l”の音の違い

3つの“a”の発音の練習が終わると、先生から「“a”以外に英語の音で作りづらい音がありますか?」と聞かれました。そもそも発音が苦手なので、本当は「全ての音」と言いたいところですが、特に気になるのは“r”と“l”の違いです。今回のレッスンではその「“r”と“l”の違い」と音の出し方も教えていただきました。

    【l】

  • いろいろな音の出し方があり、単語によって異なるが、基本的な音は日本語の「らりるれろ」と同じ。発音は上あご(上の歯の裏)に舌を置いて下方に移動させていく。
    【r】

  • レッスンで習った「Pucker(パッカー)」という、縦長の長方形の口の形を作り、横をすぼめて上下に唇を外側に向ける形で発音します。上下の間はあまり広げず、正面から見た時に上の歯2本と下の歯3~4本が見えるのが理想。舌を浮かして上あごと平行に後ろに引き、奥歯の内側に舌の両脇が触れる「rロケーション」が舌の位置です。

レッスンでは、口の形は作れたものの舌が奥まで引けず、正しい音が上手く出せませんでした。“r”を正しく発音することは難しいため、実際に受講した場合は、ハミングバードのメソッドで正しい音が出せるようになるまで少しずつ発音を矯正していくとのことです。

レベル1B体験レッスン

入門(レベル1B)では、母音にフォーカスしながら子音と組み合わせた単語の発声や、さらに単語を組み合わせて短めのフレーズを使って、発音をトレーニングします。レッスン内の練習は、画面で共有されたテキストに沿って進められます。


1Bの通常レッスンでは、テキストの枠中の4つのフレーズを学習します。今回の体験ではその中の“Let’s walk”の発音を練習しました。

まずはビデオを視聴し、先生の解説を聞きます。“walk”という単語は、イギリス英語だと「ウォーク」という発音で、カタカナ英語同様に母音部分が「オ」の音になると、アメリカとイギリス英語の違いについて教えてもらいました。そして、“walk”の発音についての説明を聞きます。

    【walk】

  • “a” 1Aの最初に学んだ“father”の“a”と同じ発音
  • “w” 口でつまようじ1本をくわえるようにすぼめる
  • “l” ここでの“l”は発音しない
  • “k” 歯を閉じて「クッ」を息だけで発音する

自分でも発音した後に「はっ!」と気づくのですが、“walk”の“k”の発音に余計な母音“u”が入ってしまい、“ku”)になってしまうので、何度も修正してもらいながら練習しました。

次は “Let’s”の練習です。

【Let’s】

  • “e” トライアングルの口の形で、舌先を下の歯に付けて「エ」の音をだす
  • “l” 舌の先端を上あごの前歯の裏に付けて、歯の付け根に落とす感じで発音する
  • “t’s” 歯を閉じた状態で息を出す感じで「ツ」を発音する

最後に“Let’s walk.”を一気に(でもゆっくり)発音します。気が緩むと“k”に母音“u”がついてきてしまい、残念ながらすぐに合格レベルの発音でフレーズを読み上げることはできませんでした。

今回の無料体験レッスンでは、“Let’s walk.”のフレーズのみ練習しましたが、通常のレベル1Bでは毎回テキストにある4つのフレーズ全ての発音を学習します。学習した内容を自宅で練習し、次のレッスンで行われるテストで定着を確認します。

レベル3、4シャドウイング体験

ハミングバードでは、レベル1Aと1Bで正しい口の形や舌の位置を身に付け、レベル2でフレーズを使った発音矯正に取り組みます。正しい発音で実際の会話を行う練習は、レベル3、4で行います。

今回は会話練習のレベル感を知るために、レベル3と4のシャドウイングを体験しました。レベル3は比較的ゆっくりしたスピードですが、レベル4になるとネイティブ並みの速さのシャドウイングが要求されるので着いて行くのが大変でした。実感として、レベル4の修了時にはネイティブに近いレベルの発音で英語が話せるようになるのではないかと思いました。

カウンセリングセッション

無料体験レッスン終了後は、カウンセラーによるプログラムの特長や受講方法についての説明があります。

ハミングバードの強み

ハミングバードは、日本人の英語の課題を考慮して作られた発音矯正メソッドです。ネイティブに近い音を出すために、8つの口の形と舌の位置を組み合わせてトレーニングしていくのが特徴です。日本人の苦手を熟知したプロの講師が、受講生それぞれに合わせて発音を修正していく質の高いレッスンが受けられるところが強みです。

発音矯正は自分の発音を確認することが大切なので、50分間のレッスンは毎回録音され、パワーレビューシステムという受講生専用サイトにアップロードされます。レッスンが無い日でも、自分の音声を聞きながら自宅で学習することができます。

料金説明

料金プランは、パッケージ制と月謝制の2種類です。レッスン回数別のパッケージプランは全部で5つ。20~100回があり、それぞれ有効期限の期間内に回数をこなす必要があります。いずれのパッケージプランを選択したとしても、学習効果を上げるためには、週に2回以上のペースで集中して学ぶことをすすめられました。

また、月2回か4回のレッスンが受講できる月謝制については、これから発音矯正を始めるというよりも、既にプログラムを修了した上級者が、発音の維持のためにレッスンに通うケースで利用されることが多いとのことでした。

また、オンラインの場合でも、通学型と内容やクオリティの面で同等のレッスンが受けられることから、オンライン、通学型とともに同じ料金設定となっています。

講師のバリエーション

ハミングバードの講師は、日本人とアメリカ人がメインです。受講生の進捗や学習レベルに合わせて、最適な講師がレッスンを担当します。

レベル1と2では、口の形や舌の位置などの基礎やスキルを正確に言葉で伝えながら指導する必要があるので、日本語がネイティブレベルで話せるバイリンガルの外国人講師か、日本人講師が担当します。

レベル3、4では、実践的な会話練習になるため、よりネイティブに近い発音やスピードに慣れる必要があるため、外国人講師もレッスンを担当します。ネイティブレベルの発音の習得をめざす、レベル5、6のレッスンは、全て外国人講師が指導します。

ハミングバードQ&A

今回は、ハミングバードのプログラム内容について、スクールの方にじっくりお話を伺うことができました。発音矯正に興味がある方やレッスン受講を検討する際の参考にしてください。

Q1.どのくらいの期間受講すればネイティブレベルの発音を身に付けることができますか?

A. 全6レベルの中で、レベル4の辺りがネイティブの発音に近づくレベルと言えます。個人差もありますが、レベル4まで到達するのに平均で100~120回くらい受講される方が多いです。週2回・月に8回のペースで受講すると、ちょうど1年位の期間になります。

発音矯正はレッスン以外の自宅練習や復習が大切です。従って、まじめに復習・トレーニングしている方は早く伸びるし、なかなか練習できない方は時間がかかることが多いです。

Q2.一度身に付けた正しい発音はトレーニングしないと元に戻ってしまいますか?

A. 筋肉はトレーニングを続けないと衰えますが、発音矯正に関しては、基本的には技術の習得なので、トレーニングを止めたとしても完全に英語から離れてしまっているわけでなければ、一度身に付けたスキルが完全に抜けて無くなってしまうことはありません。

Q3.復習以外に何か自宅で学習する必要はありますか?

A. 受講生には「レッスンで学習したことだけをしっかり復習して完璧にしましょう」と伝えています。また、「レッスンそのものの予習はしないでください」とお願いしています。

自己流で発音を予習してしまうと。発音が間違っていた場合でも、筋肉が動きを記憶してしまい、そこから正しい音への発音矯正に時間がかかってしまいます。

Q4.ハミングバードのメソッドは「フォニックス」とは異なりますか?

A. フォニックスの要素も取り入れています。また、基本的な指導法「耳で聞いて真似る」は、同じです。

大きく違うのは、どのように舌や口を動かせばその音が出せるかなど、発音矯正には技術面での解説があるということです。子どもは何度も繰り返すことで自然と発音を矯正していきますが、大人がそのように英語を学習するのは効率的とは言えません。技術的な指導をしっかり受けることで、結果的に発音矯正の時間を短縮し、効率良く学習することが可能となります。

Q5.口腔内の状態に問題があっても(噛み合わせが悪い・矯正器具を装着している)、学習効果を得ることができますか?

A. 成果が出るかどうかについてお答えすると「成果は出ます」。口の形や歯の並び、顎の位置などは人によって千差万別。骨格の違いから口の開き具合など、客観的な視点で個別に調整することにより、正しい発音に近づくことができます。

歯列矯正に関しては、ハミングバードは大きく口を動かすメソッドなので、実際にワイヤー矯正を装着してトレーニング受けた際には、「少し違和感がある」というのが正直な感想です。一方で発音矯正の効果については何も問題無いと思います。実際スクールにも、歯列矯正をされている受講生の方もいらっしゃいます。

Q6.オンラインレッスンはいつから提供されていますか?

2020年の4月までは全国で東京と関西の5校すべて、通学型のライブレッスンのみで対応していました。オンラインレッスンは、今回の新型コロナウイルスの影響を受けたタイミングでスタートしました。

現在は通学型とオンラインの両方でレッスンの受講が可能です。1レッスンの時間は50分。クラスサイズですが、通学型のグループレッスンの上限は2名(以前は4名)、オンラインでは上限を4名としています。

体験レッスンを終えて

英語の発音は、音楽やスポーツと同様に、生まれ持ったセンスが必要で、年齢が若くないと身に付かないのではないかと思っていました。しかしながらカウンセラーの方から「ハミングバードで行う発音矯正は、発音技術の体得なので、才能・ポテンシャル・センス・年齢は関係ないです」と伺い、誰もが正しい方法で練習を重ねれば「正しい発音」を手に入れることができると期待が高まりました。

実際、耳で聞いて真似るだけではなく、口の形や舌の位置を覚え、何度も実践し脳と口周りの筋肉や舌に記憶させるトレーニングはとても難しいです。“a”という1つの音だけであれば繰り返し練習することで発音できるようになりますが、“walk”のように、単語になり子音と母音が混じると頭が混乱してしまい、すぐには正しく発音することができませんでした。

そうした状態でも、講師が正しい発音になるまで徹底的に指導してくれたおかげもあり、40分の体験レッスンを受けた後に、いままで発音できなかった音を出せるようになった時には驚きました。そして、本格的に発音矯正プログラムを受けて、ネイティブに近い自然な発音を身に付けたいというモチベーションが上がりました。

また、トレーニングを受けていて気付きましたが、聞き取れない音は発音することができないということです。従って、英語を正しく発音できるようになるということは、リスニング力の向上にもつながり、結果としてTOEICなどの検定試験のリスニングにも役立つのではないかと思いました。

オンラインレッスンの学習環境については、オンラインでも音声はとてもクリアなので、細かい音の違いまではっきり聞き取ることが可能。音質を気にすることなく、自宅でも高品質なレッスンを受講することができます。

まとめ

日本人のために開発されたハミングバードでは、日本語話者にとって難しい英語の発音を細かく分析したアプローチで、英語のレベルや年齢に関係なく、誰でも「正しく発音する」スキルを習得することができます。

現在ハミングバードの教室は東京に3校、関西に2校あります。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでのレッスンを開始しており、普段教室に通うのが難しい方でも気軽に受講できるようになっています。

レッスンと自宅学習のバランスや脳の記憶への定着などを考えると、週2回のペースで受講するのが理想です。さらに早く効果を感じたい方は、慣れてきてから少しずつ受講のペースを上げることをおすすめします。

「発音に自信が持てず、人前で英語を話すことに抵抗がある」「正しい単語を使っているはずなのに、ネイティブに伝わらない」など、発音に課題を感じている方は、オンラインでも気軽に受けられるハミングバードの無料体験レッスンをぜひ受けてみてください。

ハミングバードの概要

サービス名 ハミングバード(提供:ロゼッタストーン・ラーニングセンター)
URL http://rosettastone-lc.jp/hummingbird/
運営会社名 ディーンモルガン株式会社
本社所在地 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 12階
スクール所在地 新宿校(東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD SHINJUKU 6階)
銀座校(東京都中央区銀座5-10-2 GINZA MISS PARIS 9階)
池袋校(東京都豊島区南池袋2-27-5 共和ビル6F)
梅田校(大阪府大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビル 2F)
三ノ宮本校(兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目4-9 ワコーレ神戸三宮ビル 9F)
オンライン校(※すべてのサービスをオンラインで受講)
設立 2004年4月1日
資本金 1億5958万4580円
入学金 30,000円(税別)
教材費用 16,000円(税別)
コースと料金 ●レッスン内容:
・グループレッスン(1クラス定員4名)
●レッスン料金:
1レッスン4,800円(税別)~

※サービスはすべてオンラインでも受講できます

授業時間単位 50分
対応時間帯 校舎により異なる

≪入学金全額OFFキャンペーン!通常33,000円→0円!10月31日まで≫

≪無料体験or資料請求で「これだけは知っておくべき発音集ムービー」プレゼント≫

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Yoko

海外留学や夫の赴任で海外在住経験あり。留学時代は住み込みのベビーシッターからホテルのレセプションまで様々なアルバイトも経験。海外で出産して現在は一児の母。子供が母国語以外の言語をいかに楽しく自然に身につけることができるか興味を持ち、ベビーシッター時代の経験をもとにいろいろと研究中。

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