英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」のオンライン無料カウンセリングを体験レポート!

※ 記事の作成にあたり、体験機会の提供を受けています

「仕事で使える英語力を身につけたいが、どうやって勉強すればよいかわからない」という声は、多くの社会人から聞かれます。

近年、そんな悩みを抱える英語学習者からの絶大な支持を集め続けているのが、短期集中型の英語コーチングサービス「プログリット(PROGRIT)」です。最短2ヶ月で英語力の飛躍的な向上を目指せるとビジネスパーソンの間で評判を呼び、2016年9月のサービス提供開始以来、受講者数はすでに7,000名を超えています。

東京、大阪、横浜、名古屋に計12校を展開するプログリットでは現在、すべてのサービスをオンラインで提供中(※対面での営業も、6月8日から再開予定)。オンライン受講満足度は97%と、非常に高い評価を受けています。英語学習者からの圧倒的な人気を誇るプログリットのサービス内容とは、どのようなものなのでしょうか。

今回は、実際にプログリットの無料カウンセリングをオンラインで受けてみた筆者が、カウンセリングの様子や感想などをお伝えしていきたいと思います。短期集中型の英語学習プログラムをお探しの方や、プログリットへの入会を検討している方はぜひ参考にしてください。

プログリット無料カウンセリングの流れ

今回カウンセリングを担当してくださったのは、コンサルタントの真鍋さんです。
カウンセリングは以下の流れで行われました。

ヒアリングと英語力診断テストが約30分、学習アドバイスやプログラムの説明が約30分で、全体の所要時間は1時間程度でした。

1. ヒアリング

始めに、英語学習を行っていく上での目的や目標を訊かれました。

今回カウンセリングを受けた筆者の場合は、英語力の維持・向上、特にスピーキング力を中心に伸ばすことが目標です。また、資格面ではTOEIC満点の取得を目指していることもお伝えしました。

2. 英語力診断テスト

ヒアリングに続き、英語力診断テストで現状の英語力を測ってもらいます。パソコン上で画面共有をしてもらいながら、ヒアリング時に伝えた学習目的を基に、下記5種類のテストを実施しました。

  1. 英作文テスト
  2. スピーチテスト
  3. リスニングテスト
  4. ディクテーションテスト
  5. 単語テスト

上記5つのテストを通した総合的な診断結果に加え、各テストごとのフィードバックもいただきました。

1. 英作文テスト

1つ目のテストは、英作文テスト。日本語の文章を見て、口頭で英訳を行っていきます。

「いいですね!」「〇〇が使えていてバッチリですね!」と1問ずつ褒め言葉をかけてもらえ、さらに「次いきましょう!」とテンポよくリードしていただいたので、緊張することなく進めていくことができました。

【英作文テスト フィードバック】

  • できている点:文法の力がしっかりしていて、正確な文法で話せている
  • 課題点:文章の組み立てに少し時間がかかっているので、瞬発力を鍛えていく必要がある。

2. スピーチテスト

2つ目のテストは、スピーキング力を測るためのスピーチテストです。1つ目の英作文テストでは、既存の文を英訳する力をチェックしてもらいましたが、今度は、自分の言葉で一から文章を作って話す場合にどれくらいの英語力があるかをみてもらいました。

話すテーマは「最近の仕事について」。30秒考える時間が与えられたあと、1分間のスピーチを行いました。

【スピーチテスト フィードバック】

  • できている点:発音が綺麗
  • 課題点:下記の3点
  1. 12センテンス中11センテンスを、”I ~”で始めていた。パラフレージング力を鍛え、文章のバリエーションを増やしていく必要がある。
  2. 日本語だと言わないようなわかりきった情報を、英語だと敢えて加えてしまう。余分な情報を削るとナチュラルな英語となり、より相手に伝わりやすくなる。
  3. 結論から話して理由を述べていくという、英語の構造力を身につける。

3. リスニングテスト

3つ目のテストはリスニングテスト。30秒ほどの英語の音源を聞いた後に、どんな内容だったかを日本語で説明します。

【リスニングテスト フィードバック】

  • できている点:全体の理解度は8割程度と高い。
  • 課題点:前半は精度高く理解できていたが、聞いているうちに理解が追いつかなくなり、中盤を少し聞き逃していた。

4. ディクテーションテスト

1つ前のリスニングテストでは、内容全体の理解度や、英語を聴く際にどれくらい集中力を保てるかを測ってもらいました。今度は聞き取った英語のディクテーション(書き取り)を行い、「具体的にどの音を聞きこぼしてしまっているのか」という観点で、より細かく分析してもらいました。

ディクテーションテストでは、音声を一文ずつ止めながら流してもらい、空欄に当てはまる単語を伝えていきました。

【ディクテーションテスト フィードバック】

  • できている点:正答率が高く、全体的によく聞き取れていた。音が繋がっている部分もきちんと捉えられていた。
  • 課題点:細かい部分を挙げるとすると、一部前置詞を聞き逃していた。

5. 単語テスト

最後に、単語テストで語彙力をみてもらいました。単語テストでは、まず英単語を発音してから意味を答えていきます。単語は15問出題され、後半に進むにつれ難易度が高くなっていました。

【単語テスト フィードバック】

  • できている点:単語のニュアンスをきちんと理解できていて、ハイレベルな語彙力を持っている。
  • 課題点:10番あたりから少し自信がなくなってきていた印象。

5種類の診断テストを受けてみた結果・感想

5つの英語力診断テストを受けた結果、筆者が英語力をより上げていくための主な改善ポイントは、「長いリスニング音声で意味を理解していくスタミナ」と「スピーキングでの瞬発性・構成力」の2点という結論を出していただきました。

また、筆者自身も一番の課題であると感じているスピーキングに関しては、「1分間で15~16センテンス話す」というネイティブスピーカーのレベルを、プログリットでの2〜3ヶ月の短期集中で目指していきましょうという具体的なアドバイスをもらいました。

テストを受けてみて特に良かったと思った点は、回答を終えた後、すぐにフィードバックを与えられるのではなく、先に「どうでしたか?」と、都度手応えを聞いてもらえたことです。真鍋さんから指摘をしてもらう前に、自分自身で課題について考えられたことで、自分で把握している弱点と、実際の課題とのずれを認識することができました。

特に、課題としているスピーキングに関しては、様々な観点から具体的に改善点を指摘してもらえたので、自分でも気付いていなかった課題を新たに発見することができました。

3. 学習アドバイス

診断テストの後は、学習アドバイスに入ります。プログリットでは、英語を話すために必要なスキルを「リスニング」と「スピーキング」の2つに大きく分けて考えているそうで、まずはリスニングについて説明していただきました。

リスニングで必要な2つのステップ

リスニングには「音声知覚」と「意味理解」の2ステップがあります。英語のリスニングでは、まず「音声知覚」のステップで聞こえた音を認識してから、聞き取った音の意味を理解するステップに進みます。この2つのステップを滞りなく行えるようになれば、リスニングスキルが向上するとのこと。

今回カウンセリングを受けた筆者の場合、音を聞き取る力は既に高いレベルである一方、意味を考えるための余力が不足しているために聞き逃しが発生してしまっている状態だと判断されました。

リスニング学習のアドバイス

脳のワーキングメモリーには限りがあります。筆者の場合、音を聞く部分にワーキングメモリーの大半を使ってしまっているため、意味を考える余裕が少なくなり、結果的に内容の理解が追いつかなくなっている状態だと教えてもらいました。

目指すべきは、現状で音声知覚と意味理解に割いている割合を反転させて、日本語を聞く時と近い状態に持っていくことだそうです。言語学ではこの状態を、音声知覚の自動化と言います。音声知覚を自動化させるために行うこととしては、英語の音声を聞き、すぐ後に続いてリピートする「シャドーイング」を推奨されました。

英語音声を真似てリピートするシャドーイングのトレーニングを行うことで、音が消えたり連結したりする英語の音声変化を習得することができます。音声変化に慣れ、音声知覚の部分にかかっている負荷を減らすことで、内容の理解に集中できるようになります。

また、「音声知覚」の次のステップである「意味理解」の強化には、「多読」のトレーニングをおすすめされました。プログリットでは、学習レベル別の英語で小説や伝記物を読める「ラダーシリーズ」という教材を使用して、英語の多読を行っていくそうです。

では、なぜリスニングスキルを伸ばすために、リーディングのトレーニングである多読を行うのでしょうか。

真鍋さんによると多読トレーニングは、英語を「意味の塊(=チャンク)」でとらえ、書かれた語順のまま理解していく「チャンクリーディング」の力を鍛えるのに有効とのこと。

日本人は英語を読む際に、文章を前後に行き来しながら読む「返り読み」を行いがちです。しかし、リスニングの場合にはリーディングのように文字での確認ができず、音がどんどん流れていってしまうため、聞こえた音をそのままの語順で処理しなければ理解が追いつかなくなってしまいます。

返り読みについて紙に書いて説明してもらっている様子

返り読みについて紙に書いて説明してもらっている様子

多読トレーニングを重ねてチャンクリーディングができるようになれば、リスニングであっても、英語の語順のまま理解できる力がつくとのことでした。

スピーキングで必要な3つのステップ

次に、スピーキングについても解説してもらいました。スピーキングには、「概念化」「文章化」「音声化」の3つのプロセスがあります。

まず「概念化」とは、何を話すかを考えるプロセスです。次の「文章化」では、伝えたいことを、持っている単語・文法の知識を用いて文章として組み立てます。最後の「音声化」のプロセスでは、組み立てた文章を、持っている発音やイントネーションの知識を探し出し、実際に声に出していきます。

英語のスピーキング力を向上させるためには、この3つのステップをスムーズにできるようにする必要があるとのことでした。

スピーキング学習のアドバイス

今回カウンセリングを受けた筆者の場合、最後の「音声化」に関しては問題がない一方で、「概念化」と「文章化」の強化が今後の課題であると教えてもらいました。

概念化に関しては、文章の構成を考える力や、結論から論理的に話していくスキルを、オンライン英会話で会話を実践しながら磨いていくのがおすすめだそう。

また、文章化に関しては、筆者の場合は特にスピードアップが課題とのことで、英文を素早く組み立てていく力を強化するために、瞬間英作文を繰り返し行うことをおすすめされました。コンサルタントと一緒に瞬間英作文を行いながら、具体的に苦手ポイントの特定・改善をしていくことで、より流暢に話す力を手に入れることが可能とのことでした。

また、優先度としては低いそうですが、曖昧な単語知識を確実なものにしていくために、単語力のブラッシュアップも並行して行っていくと、より瞬発的に英語を引き出せるようになるとアドバイスしていただきました。

学習アドバイスのまとめ

学習アドバイスが一通り終わり、今後行うべき学習方法が明確になったところで、実際にプログラムを受講した場合には、どのタイミングにどの学習を実行していくか、より具体的にまとめてもらいました。真鍋さんに作ってもらった筆者の学習カリキュラムがこちら。

行う内容やタイミングは、学習を進めていく中での英語力の伸びに応じて、専属コンサルタントと随時相談をしながら細かくアレンジしていくそうです。

4. 学習サポートの説明

学習アドバイスに続いて最後に、プログリットではどのような学習のサポートを受けることができるのかをお話しいただきました。

プログリットを受講した場合には、専属コンサルタントのサポートを受けながら学習を進めていきます。今回の無料カウンセリングを通して把握していただいた内容をもとに、自分にぴったりな専属コンサルタントの方をつけてくれるのだそう。

プログリットでは、コンサルタントから主に以下の3つのサポートを受けることができます。

  1. 毎日のチャットサポート
  2. 毎週の面談
  3. 学習スケジュールシートの作成

1. 毎日のチャットサポート

1つ目は、ラインを使ったチャットサポート。

チャットを通して学習の開始・終了をコンサルタントに宣言することで、メリハリを持って学習することができます。また、タイムログが残り、計画通りのタイミング・内容で学習が行えているかをコンサルタントに確実に把握してもらうことが可能になります。

また、プログリットでは、シャドーイングの音声を録音してチャットで送るという課題が毎日あり、コンサルタントに自分の英語音声を毎日添削してもらえます。

その他にも、勉強方法を確認したい時や何か疑問が生じた時には、いつでもチャットで相談することができます。

2. 毎週の面談

2つ目が、毎週のコンサルタントとの面談です。現在はオンラインのzoomを使って実施されています。

週間面談では、1週間の学習内容を振り返り、コンサルタントからフィードバックが与えられます。単語テストやスピーキングテストなども毎回行われるとのことです。

また、学習の効果を最大限に発揮させるためには、正しい方法で学習することが重要となります。そのため、週間面談では成長度合いに合ったトレーニング方法のレクチャーも行っていくそうです。

3. 学習スケジュールシートの作成

3つ目は、学習スケジュールシートの作成です。

真鍋さんから「今のところ、1日どれくらいの学習時間が取れそうですか?」と訊かれたので、1日2時間半を目標とすることにしました。その上でさらに「1日のうち、どのタイミングで2時間半を確保できそうですか?」と訊かれ、具体的にいつ勉強するかを決めました。

週間面談では、毎回コンサルタントと一緒に1週間の学習を振り返り、改善点を見つけて翌週により良い学習が行えるように学習計画を立てていくそうです。

プログリットの無料カウンセリングを受けてみて

今回は、プログリットの無料カウンセリングをオンラインで受けてみました。自分の英語力を様々な観点からプロに分析してもらうことで、今後の英語学習に役立つヒントをたくさん得ることができ、とても有益なカウンセリングでした。

カウンセリングを受ける前は、オンラインでのコミュニケーションがうまくいくか少し不安もありましたが、何の問題もなくスムーズに最後まで進めていただきました。

自宅にいる時間が多くなっている今こそ、オンラインで使えるサービスを活用して英語学習にコミットするチャンスです。目標達成に向けてみなさんも是非、まずはご自身の英語力を測るところから取り組んでみてはいかがでしょうか。

スクールの概要

サービス名 プログリット(PROGRIT)
URL https://www.progrit.co.jp/
運営会社名 株式会社プログリット
本社所在地 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館5F
スクール所在地 PROGRIT 有楽町校(東京都千代田区有楽町有楽町2-10-1 東京交通会館ビル5階)
PROGRIT 新宿センタービル校(東京都新宿区1-25−1新宿センタービル34階E室)
PROGRIT 渋谷校(東京都渋谷区渋谷1-10-1 八千代ビル6階)
PROGRIT 神田秋葉原校(東京都千代田区神田須田町1-14-1 ヒューリック神田須田町ビル 6階)
PROGRIT 池袋校 (東京都豊島区南池袋3-13-5 池袋サザンプレイス2階)
PROGRIT 六本木校(東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル5階)
PROGRIT 品川校(6月開校予定)(東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー5階)
PROGRIT 横浜校(神奈川県横浜市西区北幸2-1-22 ナガオカビル7階A室)
PROGRIT 名古屋校(愛知県名古屋市中村区椿町1-16 井門名古屋ビル6階)
PROGRIT 阪急梅田校(大阪府大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー11階 1号室)
PROGRIT 神戸三宮校(兵庫県神戸市中央区三宮町1-1-2 三宮セントラルビル5階)
設立 2016年9月6日
資本金 280,101,000円
入学金 55,000円
教材費用 レッスン料金に含まれる
期間 2ヵ月/3ヵ月/6ヵ月
コースと料金 ●ビジネス英会話コース
●TOEIC® L&R TESTコース
●初級者コース
【料金】
(TOEFL iBT® TEST / IELTSコースを除き、料金は同一。
3ヶ月プランの場合、月々18,400円(※)~。※ショッピングクレジットを用いて36回分割を行った場合)

2ヵ月:380,600円
3ヵ月:544,500円
6ヵ月:1,069,200円

●TOEFL iBT® / IELTS コース
3ヵ月:577,500円
6ヵ月:1,102,200円

支払い方法は、「銀行振り込み(一括のみ)」「クレジットカード決済(対面カウンセリングのみ利用可能)」「ショッピングクレジット」の3種類。

※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはホームページを参考にしてください。

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佐藤 千嘉

中学2年時にニュージーランドの現地校へ1年間留学。高校進学後、オーストラリアへ交換留学で再び1年間留学。高校在学中に英検1級、TOEIC965点、TOEFL iBT106点を取得。早稲田大学国際教養学部に現役合格。英会話講師やTOEICコーチの経験を経て、現在はフリーライターとして活動している。