20代専門転職サイト「Ｒｅ就活」を展開する株式会社学情が5月、新型コロナウイルスの感染拡大やテレワークの推奨を受け、20代の仕事観や転職意向をひも解くためにアンケート調査を実施しました。
今回の調査は、5月に「Ｒｅ就活」を活用して転職活動を行った会員を対象に、5月22日～5月31日に実施されたものです。
20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査
転職のために準備していることは「資格取得のための勉強」が3分の1
転職において準備していることについての項目では、およそ半数の49.4%が「特にしていることはない」と回答。一方、転職準備をしている求職者の中では、「資格取得のための勉強」が全体の34.4％で最多となりました。
転職で取得したい資格は「TOEICやTOEFLなどの語学系」と「簿記」
転職において取得したい、取得を検討したい資格について尋ねた項目では、「TOEICやTOEFLなどの語学系の資格」と「簿記」がともに36.9％で1位に。「ITパスポートなどの情報系の資格」が、34.4％で続きました。
経験業種・職種と異なる「キャリアチェンジ」を希望する20代求職者が半数以上
転職で実現したいことについて尋ねた項目では、「キャリアチェンジ」「どちらかといえばキャリアチェンジ」と答えた求職者が、全体の56.2％にのぼりました。
希望の業種、職種についての項目でも、「経験業種・職種と異なる業種・職種で転職したい」という回答が54.0％と、半数以上という結果に。
求職者からは、「スキルを身につけたい」「自分の可能性を広げたい」という声が多く寄せられた一方、「今の環境を脱したい」「今の職種で働き続けることに不安を感じる」といった声も聞かれています。
調査概要
- 調査対象：20代専門転職サイト「Ｒｅ就活」へのサイト来訪者のうち職歴のある求職者
- 調査方法：「Ｒｅ就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
- 調査期間：2020年5月22日～2020年5月31日
- 有効回答数：439名
今回の調査結果には、資格を取得して知識やスキルを身につけ、未経験の分野への転職活動を有利に進めたいという20代求職者の意向が反映されていました。一方、全体のおよそ半数にのぼる49.4%の人は、「転職に向けて準備していることは特にない」と回答しています。新しい環境への挑戦を考えている方は、ぜひ早めにスキルアップのための活動をスタートしてみてはいかがでしょうか。
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English Hub 編集部
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