英語力を活かしたい薬剤師におすすめの転職サイト・転職エージェントまとめ

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希望条件に合う求人を検索できる転職サイトや、プロのキャリアコンサルタントが求職活動をサポートしてくれる転職エージェントは、仕事探しの強い味方です。

業界や職種ごとに強みをもつサイトやエージェントがあり、薬剤師の方の転職に特化したサービスも複数存在します。今回は、薬剤師専門の転職サイト・エージェントの中で、求人数や転職サポートの観点から、英語力を活かしたいと考えている薬剤師の方におすすめのサービスをご紹介します。

グローバル化が進み、医療施設やドラッグストア、企業など、幅広い職場で英語力が必要となる場面が増えています。ただ、英語の使用頻度や、求められる英語レベルは、職場ごとに大きく異なります。複数の条件を効率的に比較・検討し、自分に合った職場を見つける上で、豊富な情報や知識を有するコンサルタントの存在は、大きな助けとなるでしょう。また、転職エージェント各社では、応募書類の添削や面接練習なども無料で行ってもらえるので、転職未経験の方も安心です。

「英語力を活かしたい」「自分にとって、ベストな条件で働きたい」と考える方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。

目次

1. 薬剤師に英語力は必要?薬剤師専門の転職コンサルタントに聞く

今回お話を伺ったのは…

  • アポプラス薬剤師
  • 「クオール薬局」を展開する東証プライム市場上場・クオールホールディングスのグループ会社が運営する、薬剤師転職サポートサービス。転職支援実績27年以上。

  • 薬キャリエージェント
  • 年間20,000人以上の薬剤師が利用する転職支援サービス。「エムスリーキャリア」が運営。

目次

Q. 薬剤師の方の転職において、英語力は有利にはたらきますか?

給与面での調整が比較的スムーズに

「英語力を求めている事業所であれば、もちろん有利に働きます。英語力を求めている事業所の場合、英語力によって給与面での調整が比較的スムーズに行える点がメリットだと言えます。」(薬キャリエージェント)

「英語力が必須」のメーカーも多数

「医薬品/医療機器メーカーなど、海外拠点や海外顧客とのやり取りがある企業では、選考基準に『英語力が必須』となっている事が多くあります。

大病院やドラッグストアでは通訳専門スタッフがいるため、英語必須の求人はほとんどありません。ただ、外国人観光客や外国人が多く住む地域の薬局では『英語でコミュニケーションできれば尚可』という求人が稀にあります(東京、大阪、札幌、京都、沖縄、米軍基地周辺、その他)。

製薬会社や薬品卸会社など、英語文献を調べる機会がある業務があるところでは、英語力が有利となる場合があります。給与面の優位性については、業種やポジションによって異なり一概ではございませんが、製薬メーカーなどでは高年収の求人もあります。」(アポプラス薬剤師)

Q. 英語を使う職場の場合、どれくらいの英語力を求められますか?

接客業務の場合:英語でのコミュニケーション力(日常会話レベル)

「接客業務については、英語でコミュニケーションが取れることが必須となります。」(アポプラス薬剤師)

「事業所にもよりますが、基本的には日常会話レベルが求められているケースが多いと思います。」(薬キャリエージェント)

英語文献関連業務の場合:TOEIC700点以上の英語力が目安

「企業で英語文献を調べる業務などでは、英語力の基準を設けていることが多くあります。標準的な基準としては、TOEIC 700点以上、TOEFL iBT 70点以上、英検準1級以上、職場によってはこれよりも高い英語力が求められる場合もあります。」(アポプラス薬剤師)

Q. 転職サイトや転職エージェントを活用するメリットとは?

自分のニーズに合った求人を効率的に探せる

「一番のメリットは、『自分にとって満足できる求人を効率よく見つけることができる』ことがあげられます。

ただし、転職サイトにはすべての求人が掲載されているわけではなく、転職エージェントが持っている『非公開求人』『エージェント会社の独自案件』があることも事実ですので、自助努力で見つけることが困難な魅力的な求人に出会える機会が期待できます。」(アポプラス薬剤師)

書類添削や面接対策、給与交渉など、手厚いサポートを無料で受けられる

「また、求人応募後の面接日程調整、面接対策、提出書類の添削のサポートが受けられるメリットがあります。当社の場合は、面接同行もさせて頂いております。

さらに、入社後に『事前に聞いていた条件と違う』ことがないように、書面による条件確定のサポートを受けられますので、安心して入社のご判断ができます。もちろん、薬剤師としてのキャリア形成やキャリアプランを一緒に考えてもらえます。

他、ご自身で応募する場合よりも書類選考率が高いデータがあります。転職回数が多くて書類選考で不採用となるケースに対して、エージェントがフォローアップすることで求職者の魅力を企業にご理解いただけるためです。」(アポプラス薬剤師)

「複数企業で比較検討が行えることと、基本的には紹介会社が対応をしてくれるため、給与交渉や事業所へのアポイントメント、日程調整などを全て任せることができ、自分の時間を確保することができるのがメリットです。」(薬キャリエージェント)

2. 英語力を活かしたい薬剤師におすすめの転職サイト・転職エージェントまとめ

東証プライム市場上場グループ会社の薬剤師転職サポート「アポプラス薬剤師」

「アポプラス薬剤師」は、全国で「クオール薬局」を展開する東証プライム市場上場・クオールホールディングスのグループ会社が運営する、薬剤師転職サポートサービスです。医療従事者専門に27年間のサービス提供実績があります。

一部上場の大手調剤チェーングループである「アポプラス薬剤師」では、コンサルタント全員が薬局店舗で研修を受けており、実情を踏まえた、現場目線での提案力が強みです。また、全国10ヶ所で薬剤師資格者の紹介を行っているため、家族の転勤・Uターンなど、引っ越しを伴う転職時にも再登録が不要。各地域の特性を理解したコンサルタントが、専任で転職をサポートしてくれます。

履歴書や職務経歴書の作成サポート、面接準備、面接同行、入社前後のフォローなど、手厚いフォローを受けられるため、転職未経験の方や、ブランクがある方でも安心。27年の実績で培われた情報をもとに、面接での受け答え・話し方から、応募先の過去の面接の傾向まで、徹底サポートしてもらえます。

取り扱い求人数は、38,000件以上(2023年2月22日時点)。全体の80%以上がWEB公開されていない求人で、登録すると、人気の求人を優先的に紹介してもらえます。


年間20,000人以上の薬剤師が利用する「薬キャリエージェント」

薬キャリエージェントは、年間20,000人以上の薬剤師の方が利用する転職支援サービスです。医療関連ビジネスを展開する東証プライム上場企業2社(エムスリーとエス・エム・エス)が、それぞれの強みを結集させた薬剤師・医師専門の人材紹介会社「エムスリーキャリア」が運営を行っています。

専門性の高さに加え、スピーディーな対応にもこだわりを持つ、薬キャリエージェント。医療業界に精通したコンサルタントが、希望に合った求人を、最短即日で最大10件(派遣の場合は最大5件)まで紹介してくれます。コンサルタントは、さらに、面接日程の調整や応募手続き、 履歴書・職務経歴書の添削、面接後の条件交渉などもすべて代行。利用者のコンサルタント満足度が95%(2014年10月自社調べ)と非常に高いのが、薬キャリエージェントの特徴です。

取り扱い求人数は40,000件以上(※2023年2月調査時点)と、豊富な選択肢の中から自分のニーズに合った求人を探せます。


年収600万円以上の求人多数の「マイナビ薬剤師」

「マイナビ薬剤師」は、就職情報サイト「マイナビ」や転職情報サイト「マイナビ転職」で知られるマイナビが運営する、医療従事者専門の人材紹介サービスです。取り扱い求人数は46,000件以上(2022年11月現在)で、年収600万円以上の求人も多数。非公開求人を含む豊富な選択肢の中から、「年収を上げたい」「通勤の負担を減らしたい」など、希望する条件に合わせて仕事を紹介してもらえます。

マイナビ薬剤師の公開求人では、「英語力(日常会話・メール交換)を活かす」が98件、「英語力(ビジネス会話レベル)を活かす」が87件(2023年2月17日時点。非公開求人を除く)。英語力に関する応募条件の例では、「英語に抵抗がないこと」「海外チームとの電話会議にて使用」「 英語力(TOEIC700点程度)あれば尚可」「海外での就業経験 もしくは 日常的な英語での業務経験(目安:TOEIC800点以上)」といった、幅広い条件がみられます。

マイナビ薬剤師では、調剤薬局の求人情報を多数保有しているほか、ドラッグストアや病院など、その他の求人も充実。一人あたりへの平均紹介求人数は、19.5社(2019年10月現在)となっています。

医療業界に精通したキャリアアドバイザーは、求人情報の詳細な説明から、書類の添削、面接対策・同行までを徹底的にサポート。面接日程の調整や、給与金額の交渉も代行してくれるため、在職中で忙しい方でも安心です。転職サポート申込(登録)が約1分で完結するシンプルな設計も、嬉しいポイントです。


アイセイ薬局の100%子会社が運営する「お仕事ラボ」

「お仕事ラボ」は、株式会社アイセイ薬局の100%子会社である株式会社AXISが運営する、薬剤師の転職・派遣サイトです。公開求人数は、15,700件以上(2023年1月27日現在)。さらに、求人情報の取り扱いがない職場でも、「ここで働きたい」という希望先があれば、コンサルタントが逆指名して直接交渉を行ってくれます。株式会社アイセイ薬局をはじめとした調剤薬局や、全国に展開する大手ドラッグストア、医療機関・企業など、多数の紹介実績があります。

コンサルタントは、面接への同行、面接後のヒアリングなど、入社までを手厚く支援してくれ、利用満足度は90%以上。さらに、転職後も、専任コンサルタントとの面談や、電話・メールでの相談が可能です。新しい環境でも安心して働きやすいサポートが充実しています。


大手調剤チェーンが運営する「ファルマスタッフ」

ファルマスタッフは、東証プライム上場の大手調剤チェーン「日本調剤」が運営する、薬剤師の求人・転職支援サイト(転職エージェント)です。薬剤師転職支援22年の実績があるファルマスタッフの公開求人数は、45,500件以上(2023年1月27日現在)。うち、年収600万円以上の求人が11,000件以上(2023年1月27日現在)と、高収入求人の情報も豊富に取り扱われています。

ファルマスタッフは、全国12拠点を展開。各拠点に在籍するエリア担当のコンサルタントは、薬局や病院に直接足を運んでいるため、職場の雰囲気など、求人票だけではわからない情報も把握した上で転職支援を行ってくれます。コンサルタントは、必要書類の作成や面接日時の調整、給与の交渉などもサポートしてくれるため、忙しい方でも安心です。


今回は、薬剤師に特化した転職サイト・エージェントをご紹介しました。「英語力が求められる職場」と一口に言っても、どのようなシーンで、どれくらいの英語力が必要となるかは、職場ごとに異なります。業界に精通し、また現場の実情にも詳しい転職コンサルタントの無料サポート活用も検討し、ぜひニーズに合った職場を見つけてみてください。

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