英語スキルの中でも日本人の多くが苦手としているのが「発音」です。英語学習に取り組んでいる皆さんの中には、ネイティブスピーカーの発音をマスターするため、単語の発音練習や長文の音読、さらにシャドーイングなどの反復練習に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか?
発音を磨くにあたっては書籍からアプリまで様々な教材を活用できますが、具体的なフィードバックが得られないと、なかなか上達するのは難しいものです。しかし、英会話スクールに通うだけでは効率的に発音を磨くことはできません。そこでおすすめなのが、産経ヒューマンラーニング株式会社が運営する「産経オンライン英会話」が5月27日から新たにスタートしたサービス「Aispeak(アイスピーク)」です。
Aispeakは、AI(人工知能)を活用した発音・会話力判定ができる効果的な英語学習ツールです。単語、センテンス、パラグラフの発音および流暢さまで詳しく判定する技術を活用しており、「日本人が苦手とし、かつ自習しづらい発音を効果的に学習し、ネイティブスピーカーに通用する英語の習得に役立てる」という頼もしいプログラムとなっています。
アイスピークに導入されているAIは、中国発の英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX(チボックス)」。これまでに132の国および地域、1000社以上の企業で導入され、1億3000万人の利用実績があります。さらに1日あたりのアクティブユーザーは約3500万人を数え、蓄積される大量の学習データにより精度が日々改善されています。
チボックスでは発話内容を音素レベルで評価することが可能なため、発音の間違いや漏れを認識し、課題を学習者に適切にフィードバックすることができるのが特徴。評価対象も単語だけでなく、センテンス、パラグラフの単位で、抑揚や流暢さを含めた判定を行うこともできます。また、対話問題の中に組み込むことや、図示されたものを状況説明させるような問題、テーマに沿って口頭で作文させるような問題にも対応することも可能です。
産経ヒューマンラーニングはこの技術を生かして、大人から子どもまで幅広くレベルに合わせた発音練習ツールを提供するほか、今年中に英語スピーキング能力判定テストの実施も予定しています。27日に公開されたベータ版は単語、フレーズ、センテンスの発音評価サービスを無料で提供。その後パラグラフの単位での評価機能やディクテーション判定機能を追加し、英語での自由回答をAIが即時に判定できるサービスとし、今秋の有料化を目指すということです。
最初は無料で試せるとのことなので、発音を磨きたいという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
【参照サイト】産経オンライン英会話
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English Hub 編集部
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