ワーホリ準備にエージェントは必要?おすすめの活用法や費用の目安を解説

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海外に長期で滞在しながら、労働や就学ができるワーキングホリデー(※)。制度の対象は、オーストラリア、イギリス、韓国、フランス、ドイツなど世界29の国と地域にわたり、幅広い選択肢があります。

ワーホリの渡航前には、ビザの申請や現地での過ごし方の計画、滞在先の確保といったさまざまな準備が必要ですが、何から手を付けるべきか分からず、「気軽に質問や相談ができる相手がいればいいのに…」と悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、渡航前~滞在中の不安を少しでも解消したいという方に向けて、ワーキングホリデーをサポートしてくれるエージェントを紹介します。エージェントを利用する際の注意点やおすすめの活用法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

※ワーキングホリデー中の労働・就学には、国・地域ごとに異なる条件があります。

目次

※記事内の情報は、2024年2月時点の調査結果に基づくものです。最新の情報については、各エージェントのウェブサイトなどをご確認ください。

ワーキングホリデーの準備にエージェント利用は必要?

ワーキングホリデーでの海外渡航に伴い、エージェントの利用が必要かどうかは、その人自身の語学力や外国での生活・滞在経験の有無によるところが大きいでしょう。

英語や渡航先の国・地域で使われている言語をある程度話せたり、すでに何度も海外渡航を経験していたりするのであれば、「自ら情報収集をした上で準備を進められる」という人も少なくありません。

一方、語学力をネックに感じていて、必要な手続きを自分一人で漏れなく済ませられるか不安な場合や、海外に行くこと自体が初めての方は、エージェントの力を借りるのも一つの手です。

ワーホリエージェントはどんなサポートをしてくれるの?

ワーキングホリデーエージェントが提供する代表的なサービス内容としては、下記の項目が挙げられます。これらの手続きを自ら行う場合の手間と労力も考慮しながら、自分にとってベストな方法で準備を進めてください。

【ワーホリエージェントのサポート内容例】

  • ワーキングホリデー全般に関する相談の受付・アドバイス
  • ワーホリビザ申請のサポート
  • 渡航先の国・地域についての最新情報の共有
  • 目的に応じた滞在計画の提案
  • シェアハウス・寮・ホームステイなどの宿泊先の手配
  • 語学学校の手配
  • 就労先の紹介 など

※サポート内容の詳細はエージェントにより異なります。

ワーホリエージェントを利用するメリット

エージェントのワーホリサポートを利用した場合、主に2つのメリットが得られます。

1. 渡航準備にかかる手間と労力を軽減できる

ワーキングホリデーでは、ビザの申請から渡航先に無事に辿り着くまで入念な情報収集と準備が欠かせません。滞在プランによっては、到着後も現地での語学学校や仕事探しなどが慌ただしく始まります。

慣れない土地に身を置き、英語やその他の言語を駆使しながら自分のやりたいことを叶えていくプロセスは、苦労や失敗も含めてかけがえのない経験となるでしょう。

とはいえ、「ワーホリ生活をスムーズにスタートするための環境をあらかじめしっかりと整えておきたい」「とにかく忙しいので、煩雑な手続きはプロに任せたい」という場合は、エージェントのサポートを活用するのがおすすめです。

ワーホリエージェントを利用し、準備にかかる手間と労力を可能な限り抑え、ある程度余裕が生まれたら、その時間を渡航前の語学学習に充てることもできます。

2. 幅広いネットワークからの情報が得られる

ワーホリエージェントの中には、日本だけでなく海外にもオフィスやスタッフを配置してサポートを提供している企業があります。加えて、専門知識を持ったカウンセラーや過去のワーホリ経験者、現地に滞在中のサービス利用者など、渡航先の国・地域の実情について深く知るための情報ネットワークが豊富です。

海外生活に関する情報の宝庫とも言えるエージェントを上手く活用すれば、自分一人では思いつかなかった選択肢や経験に出会えるかもしれません。

また、ビザ申請のルール変更などについては、自分だけで常に最新情報をキャッチすることが難しい一面もあります。ワーキングホリデービザに関わる直接的な影響はなかったものの、2023年12月にはオーストラリア政府が一部のビザの申請ルールを厳格化し、留学希望者をはじめとする多くの対象者が情報収集に追われました。

昨今では、インターネットやSNSから自分自身で簡単に情報を得ることもできますが、それらをしっかりと見定める目を持っていなければ、正確性に欠ける情報に振り回されてしまう可能性もあります。

ワーホリエージェントは、各国のビザに関するルールが変更された際など、いざという時の情報参照元の一つとして頼りになる存在といえるでしょう。

ワーホリエージェントを賢く頼る!おすすめの活用法と注意点

ここからは、ワーホリエージェントのおすすめの活用法と、予期せぬトラブルを避けるための注意点を見ていきます。

1. エージェントへの相談は目的や現地でしたいことを考えてから臨む

多くのエージェントでは、実際にワーホリサポートを利用するかを決める前に、無料相談・カウンセリングを受けられます。「ひとまずワーホリ制度の概要を知りたい」という目的でも気軽に参加可能ですが、無料相談のチャンスをフル活用するには、興味のある国や滞在中にやりたいことをあらかじめイメージしておくのがおすすめです。

事前知識が全くない状態で相談の場に行くと、どうしても説明を聞いている時間の方が長くなりがちです。エージェントとせっかく直接話せる場を活かすのであれば、「この都市の住み心地についての評判はどうですか?」「このような滞在プランは現実的ですか?」など、自分が主体となって情報を引き出すつもりで質問を用意しておきましょう。

聞きたい内容を整理しておくことで、無料相談の時間を効率的に使って参考になる情報を得られます。

2. 任せきりはNG。自分自身でも情報収集を欠かさない

ワーホリエージェントのサービスを利用すれば、渡航前の準備や手続きに費やす時間と手間を軽減できます。ただし、すべてを任せきりにするのではなく、自分自身でもあらゆる行動に対して責任を持つ姿勢が大切です。

渡航前や現地での滞在中は、エージェントから全面的なサポートが提供されるとはいえ、世界情勢の変化や自然災害の発生といった誰の力も及ばない出来事によって計画の変更が余儀なくされる可能性もゼロではありません。

いざという時に落ち着いて対応をするためには、具体的なケースを想定した上で、万が一の際の対応方針や保証内容についてあらかじめエージェントと確認しておくと安心です。「体調不良によってフライトスケジュールを変更しなければならない時は?」「新型コロナウイルスの影響で語学学校が閉鎖になったら?」など、心配なことがあれば遠慮なく質問をし、できるだけ不安をなくしておきましょう。

ワーホリエージェントの一覧と費用の目安

ワーキングホリデーサポートを行っているエージェントは複数あります。エージェントを選ぶ際は、それぞれのサービスを比較して特徴をつかんだ上で無料相談や費用の見積もりを依頼するのがおすすめです。

費用を抑える二ヵ国留学が人気!「StudyIn(スタディーイン)」

スタディーインの海外留学

留学支援に強みを持つStudyIn(スタディーイン)は、ワーキングホリデーでの海外渡航サポートを行っています。外国に長期で滞在するワーホリでは、刻々と変わる国際情勢や渡航先での生活に関わる情報収集が欠かせません。StudyInの場合、コンサルタントが毎年海外視察を行い、現地のリアルな情報を常にアップデート。ビザや保険の手続きから銀行口座の開設、条件の良い仕事の探し方まで、ワーキングホリデーに必要なサポートを無料のパッケージプランで提供しているのが特徴です。

また、費用を大幅に抑える手段として、フィリピンで数ヶ月間集中的に英会話を学んだ後、ワーキングホリデーの目的国へ渡航する二ヵ国留学のプランも用意しています。そのほか、渡航先へ出発するまでの期間中、週3回の無料英会話レッスンを受講できるなど、スムーズにワーホリ生活をスタートするためのサポート体制も魅力です。

ワーキングホリデーサポートの概要
サポート内容:ビザ手配、保険手続き、口座開設、宿泊先紹介、仕事探しのアドバイス、専任スタッフによるカスタマーサポート(週7日営業)ほか

【利用者特典】
・ネイティブ講師による無料英会話レッスン(週3回)
・留学コミュニティイベントの開催(月2回)
※費用の見積もりや詳細資料については、StudyInの無料留学説明会にてお問い合わせください。

渡航前に就労先を決められるプランも!「スマ留」

スマ留 ワーホリ トップ

「スマ留」は、シンプルで分かりやすい料金体系の留学プランを提供しています。語学学校で稼働率の低い時間帯を活用することで費用を抑えつつ、通常はスクールによって異なる授業料を一律で設定するなど、利用者が選びやすいオプションを用意しているのが特徴です。渡航先がカナダの場合は、現地パートナー企業との提携によって実現したスマ留限定プランも選択可能に(※)。ワーキングホリデーでは、現地到着後に就労先を探す流れが一般的ですが、「カナダワーホリプラン」なら出発前に仕事の内定を獲得し、パートタイムで語学学校に通いながらすぐに働き始めることもできます。

※「スマ留限定・カナダワーホリプラン」には申し込み人数に限りがあります。

ワーキングホリデープランの費用目安
【スマ留ライトプラン(3ヶ月間)】

費用に含まれるもの:語学学校への入学金・授業料・教材費、滞在費、安全サポート・諸経費

・オーストラリア:598,000円
・ニュージーランド:548,000円
・カナダ:663,000円
・イギリス:590,000円
※ワーキングホリデーサポートを利用する場合は、別途39,800円がかかります。

【実質負担額0円も可能!カナダワーホリプラン(人数限定)】

費用に含まれれるもの:語学学校での4週間または8週間分の授業料(パートタイム)、就学期間中のシェアハウス費用、パートナー会社の就労先紹介費、英文履歴書添削費、面接手配費、現地サポート費用

・語学学校に4週間通学の場合:444,000円
・語学学校に8週間通学の場合:683,000円
※渡航前に現地での仕事を紹介し、あらかじめ収入を得る見込みを立てることで実質負担額を抑えるプランです。費用の詳細や就労先の例についてはスマ留のウェブサイトをご確認ください。

オールインワンのワーホリパッケージが便利!「Last Resort(ラストリゾート)」

留学エージェントの「Last Resort(ラストリゾート)」は、ワーキングホリデーの準備に必要なサポートが盛りだくさんの便利なパッケージプランを用意しています。ワーホリパッケージには、ビザ申請・語学学校の選定・ホームステイ先選びなどのサポートのほか、1日25分のオンライン英会話レッスンも含まれており、準備期間中から渡航先での生活に欠かせない英語力を鍛えることが可能です。ラストリゾートは、日本国内43ヵ所にあるオフィスに加え、海外7ヵ所でも直営拠点を運営。ウェブサイト上ですぐに費用の概算を確認できるオンライン見積もりフォームも完備しています。

ワーキングホリデープランの費用目安
費用に含まれるもの:1日25分のオンライン英会話18ヶ月分(12ヶ月分も選択可能)、カウンセリング、語学学校選定のコンサルテーション、入校手続き、申込後・出発前オリエンテーション、ビザ取得コンサルテーション、ホームステイ先紹介、海外保険手続き、現地での仕事紹介など

・ワーホリパッケージ:253,000円
(渡航先:オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス)
※航空運賃・航空券発券手数料、海外旅行保険料、ビザ申請料などは実費での請求となります。

英語力アップにこだわる人におすすめのプレ留学プランがお得!「School With(スクールウィズ)」

School With トップページ

幅広い目的の海外留学サポートする「School With(スクールウィズ)」では、ワーキングホリデーの行き先として人気の国々の語学学校と数多く提携しています。多数の選択肢の中からワーホリ中に通う語学学校を見つけ出すには時間と労力が掛かりがちですが、School Withなら経験豊富なカウンセラーと相談しながら自分にぴったりのスクールを選んで留学プランをカスタマイズできます。最低価格保証の導入により、語学学校へ直接申し込む場合と変わらない費用でエージェントのサポートを受けられる点も大きなメリットといえるでしょう。

さらに、ワーホリ渡航前の事前準備として英語力アップを目指す「プレ留学」プランでは、マンツーマンの英会話レッスンやオンライン講義、専任チューターによる学習サポートなどを受けながら、渡航先での生活をスムーズにスタートするための英語スキルを鍛えられます。4週間以上の留学で4週間分のプレ留学が無料になるなど、お得な利用条件もあるため、留学前にぜひ積極的に利用したいプログラムです。

ワーキングホリデー関連のサポート内容
留学前カウンセリング、語学学校入学手続き、航空券、海外保険関連の手続きサポート、事前英語学習プログラム「プレ留学」、フィリピン+欧米などの二ヵ国留学サポート ほか

【英語学習プログラム「プレ留学」】
・留学仲間との少人数制グループでのコミュニケーション
・オンライン英会話レッスン(マンツーマン)
・英文法などに関するオンライン講義
・専任チューターによる学習サポート
※4週間以上の留学で4週間分の利用が無料になるなど、お得な利用条件あり

直営語学学校への留学+仕事探しサポートが魅力!「EF(イー・エフ)」

EF トップページ

創業から50年以上の歴史を持つグローバル教育企業の「EF」は、世界20ヵ国・50都市で直営の語学学校を運営しています。ワーキングホリデーの支援プログラムでは、渡航前の英会話レッスンやカウンセラーによる学習計画のアドバイスを受けられるほか、現地到着後も仕事探しに関するサポートがあります。世界中にネットワークを持つEFだからこそ、渡航先の現地コーディネーターと連携し、履歴書の書き方から面接時のテクニックまで実践的な指導が可能です。

ワーキングホリデープランの費用目安
費用に含まれるもの:語学学校での授業料、滞在費(3ヶ月間)

・オーストラリア:713,200円~
・ニュージーランド:747,600円~
・カナダ:682,800円~
・イギリス:690,600円~
※就労開始後は、就労により得られる給料で上記の初期費用と3ヶ月目以降の滞在費を相殺していくことも可能です。

ワーホリビザ取得代行&現地の仕事紹介サービスも!「U-GAKU」

U-GAKUは、語学留学プログラムを取り扱うエージェントです。ワーキングホリデー制度の対象国であるカナダ(トロント)留学プランの場合は、語学学校と滞在先の手配に加え、ワーホリビザ取得代行、現地での仕事先紹介がサービス内容に含まれています。出発前の英語力チェック、現地常駐スタッフによる24時間サポートなど、バックアップ体制も充実しているので、海外渡航に慣れていない方でも思い切って一歩を踏み出しやすいでしょう。

ワーキングホリデープランの費用目安
費用に含まれるもの:語学学校への入学金・授業料・教材費、滞在費、ビザ取得代行費、仕事先紹介費

・カナダ(トロント)8週間コース:609,800円~
※別途契約料が30,000円〜かかります。

多様なスクールから通学先を選べる!「カナダジャーナル」

「カナダジャーナル」は1981年にバンクーバーで創業した老舗エージェントです。「ワーキングホリデーはカナダで!」と行き先が決まっているのであれば、カナダの国内事情に詳しい特化型エージェントの利用がおすすめ。ワーキングホリデー中に通う語学学校をカナダジャーナル経由で手配すれば、手数料なしでビザ申請や滞在先確保のサポートが受けられます。「スピーキング力アップに強い」「アクティビティに定評がある」など、それぞれ特色を持った数多くのスクールと提携しており、希望の滞在計画を叶えるための選択肢が豊富です。

ワーキングホリデープランの費用目安
費用に含まれるもの:語学学校への入学金・授業料・教材費

・語学学校「ILAC」16週間コース:約50万円
・語学学校「Vector International Academy」4週間コース:約13万円
※上記の費用は一例で、他にも数多くの選択肢の中から語学学校を紹介可能です。
※ビザ申請、航空券手配、滞在先の確保、留学保険の手配など、一連の手続きの手数料はすべて無料です。

ワーホリ出発前に英語スキルを高めて自立力を磨くなら

トライズ(TORAIZ)の「ワーキングホリデー準備英語コース」

トライズ

英語コーチング・プログラムのトライズ(TORAIZ)では、ワーホリ出発前の英語力強化に特化した「ワーキングホリデー準備英語コース」を提供しています。渡航先の国で就きたい職種・仕事に合わせて学習カリキュラムをフルカスタマイズし、ネイティブコーチとの週3回のマンツーマンレッスンや、専属コンサルタントとの面談などを通じて、3ヶ月の短期集中で英語力を鍛えます。渡航前に少しでも英語力を高めておくことで、現地でできるだけ自立して活動したい方にぴったりのコースです。

海外生活に欠かせない英語力の土台作りに「GSET(ジーセット)」

GSET

GSETは、海外生活を始める前に身につけておきたい、発音・発声法・リズム・英語思考の4つのスキルを鍛えるスクールです。独自のトレーニングプログラムにより、相手の話を的確に理解した上で自分の主張・意見を整理し、英語らしいリズムと誰にでも伝わりやすい発音でアウトプットするための力が身につきます。

週1回50分のマンツーマンレッスンに加え、週6日分のトレーニングとフィードバックの実践を繰り返すことで、知識やテクニックが身体に染み込み、「英語を話せるようになった」という実感を得られるでしょう。受講期間の目安は3~6ヶ月とされていますが、月額制のため、渡航の期日に合わせて受講スケジュールを調整しやすいも魅力です。

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まとめ

海外渡航に関する不安や手間を解消するためのサポートを提供するワーホリエージェント。エージェント選びの際は、自分自身の中での優先事項やエージェントに求めるポイントを具体的にイメージした上で、複数のサービスを比較することが大切です。

エージェントのメリットを上手く利用しながら、ぜひ自分だけのワーキングホリデー体験を作り上げてください。

【関連ページ】ワーキングホリデーとは?年齢制限から費用まで徹底解説!【2023年版】

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English Hub 編集部

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