イギリス・ウィンザーへの語学留学が丸わかり!

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ロンドンの西に位置し、テムズ川に臨むウィンザーは、その歴史ある街の美しさが多くの観光客を惹きつける街です。11世紀に建てられたウィンザー城は、女王エリザベス2世の週末の滞在先にもなっていました。また、ウィンザー城の対岸には、15世紀に創設された名門・イートン校があることでも知られています。ロンドンまで電車で1時間足らずの位置にあるという利便性も、多くの留学生にとって嬉しいポイントでしょう。

今回は、歴史と文化を誇る街「ウィンザー」をご紹介します。

ウィンザーの特徴

ロンドン近郊の小さな街ウィンザーの歴史は13世紀に遡ります。緑に囲まれたなだらかな丘の街は、イギリス王室所有のウィンザー城で知られる有名な観光地。ウィンザー城は、エリザベス2世の週末用の別荘としても使用されていました。ウィンザー城にはその歴史を物語る王室所有の財宝が多数所蔵され、城内のSt George’s Chapelの豪華さは圧巻です。もう一つ、ウィンザー城と並んで街を有名にしているのは、名門イートン(Eton)校です。この学校は15世紀にヘンリー6世により設立され、当時は選りすぐられたエリート学生が国王からの援助で学習できるというものでした。現在では、国内外の名門子弟が集結するエリート校として知られ、古い伝統を守り、黒いtail(燕尾服)にwaistcoat(ベスト)、白い蝶ネクタイの制服で街を闊歩する学生の姿が印象的です。

ウィンザーの概要

バークシャー州に属するウィンザーは、ロンドンの西側に位置し、人口は約15万人(2021年)。ロンドンから日帰りできる観光地として知られ、ウィンザーを訪れる人の約半数は外国からの観光客です。観光は街の主要産業ですが、その他に軽金属、印刷産業も。ウィンザー市内には、Windsor/Eton Centralと Windsor/Eton Riversideの二つの鉄道駅があり、どちらもウィンザー城や中心街の観光スポットから数分の距離です。London Waterloo駅からの直行列車は、Windsor/Eton Riversideまで約55分。Heathrow(ヒースロー)空港からは車でおよそ15分です。

ウィンザーの気候

ウィンザーの夏は短くしのぎやすい気温で、曇りの日が多いため強い日差しはあまり望めません。冬は長く寒い日が続き、日照時間は非常に短くなります。平均最高気温は22度前後で、平均最低気温は2度前後。冬に−3度を下回ることや、夏に28度を超えることは稀です。ベストシーズンは気温の高い7月から8月。12月は降水日が多く、ジメッとした寒い日が続きます。服装については、夏は急な天候の変化に対応できるよう、薄手の上着などを持ち歩くと便利です。冬は、防寒と防水の両方を兼ねる上着が役立ちます。

ウィンザーの治安について

ウィンザーはウィンザー城をはじめ、英国王室所有の広大な領地があります。王室関係者が頻繁に訪れる街であるため、治安の維持には特に重点が置かれています。そのため、市内は極めて安全と言えますが、観光地でもあることから、外出先での所持品の取り扱い、戸締り、夜の一人歩きは避けるなど最低限の注意は必要です。

ウィンザーのここがおすすめ

王室のお城と広大な領地、名門パブリックスクールの建物、街を流れるテムズ川は、どこか豪奢な街の雰囲気をつくっています。ここでは、そんなウィンザーでの滞在をゆったりと優雅に過ごせるおすすめのスポットを紹介します。

おすすめポイント1:ウィンザー城

やはり一番のおすすめスポットはウィンザー城。広大な城は、現在でも英国王室によって使われることも。王室関係者の居住箇所の見学はできませんが、城の一部が一般公開されています。最近では2018年、プリンス・ハリーの婚礼がここで行われ話題になりました。お城の見所は、儀式用の広間、ゴシック建築の最高傑作の一つで歴代の君主が葬られているSt. George Chapel、近衛兵の交代式などです。

おすすめポイント2:テムズ川

ウィンザーの美しさを一際引き立てているのは街を流れるテムズ川です。HurleyからRunnymedeは、古い街並みの残る風情のある界隈で散歩に最適。クルーズ、レンタルボートやガイド付き遊覧船ツアーも楽しめます。散歩やボート遊びの後は、川を行き交うボートを見ながらリバーサイドのカフェやレストランで一息。川からの景色は息をのむような美しさです。

おすすめポイント3:伝統的なアフタヌーンティー

イギリスの伝統的習慣アフタヌーンティーは、19世紀の半ば、昼食と夕食の間にゲストの空腹を心配したベドフォード公爵夫人が、夕方5時、紅茶にケーキとバター付きパンを添えて出したことが始まりでした。その後、アフタヌーンティーとして社交界に定着し、現在ではイギリスを訪れる観光客にも大人気。中世の城の街で、優雅に午後のアフタヌーンティーはいかがですか? Coworth ParkやThe Oakley Court Hotelでは伝統的なアフタヌーンティーが楽しめるほか、The Cliveden Hotelでは、100年前の船を復元した遊覧船上でアフタヌーンティーを提供しています。

おすすめポイント4:豊かな文化

ウィンザーは、文化面でも非常に充実しています。街には16,000点の展示品を所蔵するNatural History Museum(自然史博物館)や、Museum of Antiquities(古代博物館)、Museum of Eton Life(イートン生活博物館)という3つの博物館があります。これらはすべてイートン校の敷地内にあり、開館は日曜日午後、入場は無料です。中でもイートン生活博物館は、6世紀に渡る学校の歴史と伝統、イートン校が生んだ著名人達、学生たちの勉学や生活の様子などが学べるユニークな博物館です。またウィンザーでは、年間を通じて、王室主催のイベントや様々なコンサート、シアターなどの文化行事が開催されおり、地元観光局で詳細情報を入手できます。

まとめ

ウィンザー情報いかがでしたか?昼間は観光客が非常に多い街ですが、ほとんどがロンドンからの日帰り客のため、夜は地元の人で賑わいます。規模は決して大きくありませんが、歴史、伝統と文化に満ちた美しい街に滞在しながら、のんびりと英語を学習するのも一考です。

【参照サイト】Windsor(Britannica.com)
【参照サイト】Eton College(Britannica.com)
【参照サイト】Windsor Castle(VisitBritain)
【参照サイト】How the population changed in Windsor and Maidenhead: Census 2021
【参照サイト】Statistics & Data(Visit Windsor)
【参照サイト】Windsor, United Kingdom Average Annual Weather(Holiday Weather)
【参照サイト】Average Weather in Windsor, United Kingdom, Year Round(Weather Spark)
【参照サイト】Climate and average monthly weather in Windsor (Berkshire), United Kingdom(World Weather & Climate Information)
【参照サイト】Security in Windsor to increase with new safety measures confirmed by the Royal Borough Council.(Slough Observer)
【参照サイト】Afternoon Tea(Visit Windsor)
【参照サイト】Windsor Berkshire UK(Your Guide to Royal Windsor)
【参照サイト】Paintings, Drawings and Prints(Eton College)
【参照サイト】Twelve things to do when Windsor Castle is closed (Visit Windsor)
【参照サイト】Whats On in Windsor &Maidenhead(Visit Windsor)

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イギリス留学におすすめの語学留学プログラム

イギリスに語学学校のある語学留学プログラムをご紹介します。

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Yukari

オーストリア、ウィーン在住。日本の大学ではフランス語を専攻、卒業後は英国の大学院で国際政治を学ぶ。これまでロンドン、ニューヨーク、トロント、モントリオール、パリ、シンガポールに在住。各英語圏における英語の違いに興味を持つ一方、イギリス英語に魅せられる。現在はリサーチャーとして主に欧州における英語・フランス語圏の政策調査に携わる傍、執筆活動も行う。