How are you? を卒業しよう!挨拶するときの英語フレーズ10選

挨拶は、その人の第一印象が決まると言われるほど大切なものです。英語での挨拶と言えば真っ先に思い浮かぶのは How are you? だと思いますが、同じ単語やフレーズのリピートを好まない英語圏では、How are you? 以外にも数多くの挨拶が交わされています。相手との関係やシチュエーションに応じて、適切な挨拶ができるようになりましょう。

今回は、ネイティブがよく使う挨拶の英語フレーズを紹介します。

1. Hi, Hey(やあ、こんにちは)

Hi は、カジュアルな表現として Hello の代わりに使われます。友人でも、会ったことのない人にでも、電子メールや携帯電話のテキストで使うことができる表現です。一方、Hey は、若者に特に好まれる表現で、会ったことのない人には使わず、知り合いや友人の間で使われます。

2. Are you all right?(順調ですか?)

とてもカジュアルな表現です。知り合いや友人、家族の中で使われます。この挨拶には、Yeah, fine や Alight と答えることができます。

3. How is it going?(順調ですか?)

How are you? よりもカジュアルな表現ですが、誰に対しても使うことができる便利なフレーズです。ビジネスにおいても、毎日会う仕事仲間に使います。
この挨拶には、It is going well. や Goodと答えることができます。

4. How is everything? (全て順調ですか?)

How are you? の代わりに使うことができます。家族や友人、知り合いに使いましょう。この挨拶には、All rightやNot badと答えることができます。
また、同様の表現としてHow are things ?もよく使われます。

5. What’s up?(最近どうですか?)

カジュアルな表現です。特に家族や友人に使います。 同様の表現として What’s new? や What’s going on? があります。特に日常生活で変わった事がないといった場合には、Nothing や Not muchと答えていいでしょう。

6. How’s your day? (今日はどうだった?)

「今日は、今までどうだった?」といったニュアンスがあります。その日の午後や夕方、または、夜に、友人や家族と会った時に使います。この挨拶には、一日の出来事を簡単に話した後、相手に How about you? と言って相手の一日について尋ねます。家族間では、日常的にかわされる挨拶です。

7. Haven’t seen you for ages. (しばらくぶりです。)

しばらく会っていなかった知り合いや友人に会った時に使います。例えば、10年以上も会っていない中学校時代の友人に町でバッタリと会ってしまったといった場合に、Wow! Haven’t seen you for ages! と言えるでしょう。
この他に、同様の表現であるLong time no see! It’s been a while も覚えておきましょう。

8. How have you been? (元気でしたか?)

しばらく会っていなかった知り合いや友人に会ったときに「元気でしたか?」と今までの様子を尋ねる表現です。カジュアルでもフォーマルでも使うことができます。

9. Good morning, Good afternoon, Good evening(おはようございます、こんにちは、こんばんは)

中学校で習った馴染みの英語表現です。Hello よりもフォーマル感が強いので、ビジネスでは、これらの表現を使うといいでしょう。カジュアルな場面や知り合いであれば、Good morning の代わりに Morning を使うことができます。

10. Hiya! (元気ですか。)

How are you? を早く言うと Hiya! となります。とてもカジュアルな英語表現で、親しい間柄で使います。この挨拶には、Hi や Hey で答えることができます。

挨拶の会話例

1. ハリーとポターがスポーツ・ジムで会いました。

ポターが質問に答えている場合

Harry: Hey, What’s up?(こんにちは、最近どう?)
Potter: Not much. How about you ?(変わりないよ、君はどう?)

2. ハリーが学校の廊下を歩いてきます。ポッターとすれ違います。

ポターが質問に答えていない場合

Harry: Hi, What ‘s new? (やあ、最近どう?)
Potter: Morning, how are things?(おはよう、最近どう?)

挨拶の場合、疑問文で挨拶されたとしても、それに答えないときもあります。
2通りの挨拶のやり方があることを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。状況や相手に応じてそれぞれの挨拶を使いこなすことができるようになると、ますます英語が楽しくなってきます。ぜひ、試してみてください。

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ラッド 順子

英国在中のライター。日本と英国の大学院を修了。各種教員免許及び英語教授法資格(TESOL)を有する。公立・私立小中高等学校及び大手語学学校での英語指導経験が豊富。英国では、執筆の他、翻訳・通訳、日本語 指導に従事。ライターとして、イギリスの最新情報やおもしろ文化を発信中。サッカーと海外番組の「The X Files」が大好き。