今では英語を学びたい大学生や社会人の間ですっかり定着しつつあるフィリピン、セブ島への英語留学。日本から4時間~5時間と気軽に行くことができ、価格も安くリゾートも楽しめるセブ留学は英語学習者にとって魅力ある選択肢の一つです。そんなセブ留学に、最近新たに英語だけではなくウェブデザインやプログラミングなどのITスキルも一緒に学べるユニークな学校が出てきており、人気を博しています。
そこで、今回English Hub編集部ではその先駆けともいえる、英語でITを学べるスクール「Kredo」(クレド)の代表を務める横田猛夫氏に、セブ留学の魅力についてお話を伺ってきました!
1990年生まれ。2012年、国費にて東アフリカ、ウガンダの大学院へ留学。現地にて英語や世界の広さにカルチャーショックを受け、教育事業に関わることを決意。その後、学校運営のスキルとノウハウを学ぶべく2013年にセブ島へ留学し、留学先であったQQイングリッシュへ入社。同社で公式ウェブサイトを制作し、ウェブマネージャーを牽引した経験から2014年に同社でIT留学を立ち上げ、2016年8月Kredo IT Abroad . Incを設立。「英語×IT」を学べる学校としてKredo IT Abroadを開校。
インタビュー目次
きっかけはウガンダ留学。Kredo立ち上げの経緯とは?
Kredoを立ち上げたきっかけを教えてください
Kredoを立ち上げたきっかけは、自身の留学経験と前職の経験からです。幼いころから経営者である母親が「経営者はものすごく大変だ」と言っていたこともあり、親の影響で公務員か大企業に就職し一生安定した生活を送ろうと考えていました。大学生になり、就職活動をして東証一部の会社から内定をいただき研修を受けさせていただいたのですが、正直これがとてもつまらなかったのです。基本的には全てがルール化されており、少しでもはみ出したことをする人は悪とされる感じが私には耐えられませんでした。
そのころから日本の企業や経済の仕組みに疑問を持ち始めたことや、リーマンショックや東日本大震災で今まで当たり前だったことが一気に崩れ去るという経験をしたことで「これはもう海外にいくしかない!」と思い、かつ言い方が悪いですが「世界一環境が悪い場所に行けば後々楽だろう」と考え、アフリカの大学院に留学することを決めました。
アフリカに行ったことで、関わる人の幅や自分にできることが大きく広がり、日々の挑戦によって人生がよい方向に変わっていきました。そのとき、個人の人生が留学によってこれだけ変わるのであれば、一人でも多くの人に同じ経験をしてもらうことは社会にとってとても価値があるのではないかと考えるようになり、留学・教育事業を行うことを決意しました。
なぜセブ島を選ばれたのでしょうか?
私は鳥取県の出身なのですが、鳥取の人たちは何か挑戦をしたり、何かを変えたいとき、潜在的に憧れをもっている東京や大阪に行くのが一般的です。私の周りもそのような人がほとんどでした。しかし、都会のスピードや一流の教育、マインド、スキルを身につけている人たちについていけず夢や目的を見失ってしまう人が多かったのです。そんな現状に触れて、東京や大阪ではなくみんな海外に行けばよいのではないかと考えるようになりました。そのなかでも東南アジアは日本から4時間〜6時間で行け、費用も格安航空で往復5万円〜8万円程度、時差は1時間ほどしかなく最高の環境だなと考えていました。
また、私自身がどのように英語力を伸ばしたかというと、インプットとアウトプットを効率よく行うアウトプット中心の学習法によってでした。大学院時代に英語でディスカッションやプレゼンテーションを徹底的にやってきたことで、日本国内で学習しているころと比べ英語力がグッと伸びました。そこで、そのような学習が効率よくできないかと探していたところ、セブ島留学を見つけました。
詳しく調べてみるとマンツーマンレッスンでアウトプットもしっかりできるし、1日最大8時間もレッスン受けることができるということでセブ島留学は面白そうだなと思いました。そのなかでも、当時セブ島の中で特に注目されていたQQイングリッシュという語学学校に着目し、創業者の藤岡頼光さんに直接メールをしました。そのときはご連絡をいただけなかったので、アフリカ留学を終えた足でそのままQQイングリッシュに留学し、ノウハウやカリキュラムをそっくりそのまま参考にさせていただこうと考えていました(笑)。
留学して1週間ほどしたころ、たまたま藤岡さんにお会いすることができ「ノウハウやカリキュラムを盗ませてください!」とお話ししたところ「君、面白いから一緒に働こう!」と言ってくださり、QQイングリッシュを卒業後、同社で4年間勤務させていただくことになりました。
QQイングリッシュで勤務させていただくなかで、同社の公式ウェブサイト制作という仕事がありました。私は小学生くらいからPCをいじるのが好きでプログラミングやITの知識も幅広く持っていたのですが、プロとして制作をした経験がなかったので、当時東京でウェブサイト制作会社を経営していた幼馴染みにアポイントを取り、彼を中心にデザイナーやエンジニアを集め5人くらいのチームを組んで同社の公式ウェブサイトを制作しました。
ウェブサイトを完成させた後、私たちが作成したウェブサイトを見て、たくさんの方が留学という人生を変えるような意思決定をしており「世の中の人たちはウェブサイト上で情報を集め、それによってさまざまな意思決定をしている。その流れはこれからもっと加速する。」ということに気付き、これからは全ての人がITを学ばなければいけないと感じました。また、英語でITを学ぶことによるシナジー効果や、私がそうであったように同時に英語を身につけることができれば仕事の幅や得られる情報が大きく増えると考え、2014年に同社でIT留学を立ち上げました。
最初は1年間テストとしてIT留学を開校し、50人~60人くらいの生徒を見させていただきました。生徒の皆さんのアウトプットや卒業制作などが出来上がってきたころ、本格的にIT留学として独立してやりたいと思うようになり、2016年8月に「英語 × IT」留学のKredoを立ち上げました。
セブには語学学校がたくさんありますが、他社との違いはどこでしょうか?
Kredoは、セブ島で唯一ITを英語で学ぶことができる日系の学校です。プログラミングは英語と記号で成り立っている言語なので、日本語で学ぶよりも英語で学ぶほうがはるかに文献も情報量も多いです。そして、変化の早いIT業界で活躍するためには英語で情報をキャッチアップできるスキルを身につけることは必須だと考えています。
また、日本人スタッフが多いことも特徴の一つです。Kredoは30人規模の学校ですが、インターン生も含めて日本人スタッフが8人~9人います。日本人スタッフが多いことのメリットは、何か問題が起きたときに素早く対応できること。そして、授業でわからないことがあったときや就職・転職などの相談を日本語でできることです。
ITを英語で学ぶオリジナルのカリキュラム
英語のカリキュラムについて教えてください
Kredoでは、日本で数十年の英会話講師経験がある専門家を迎え、英語のカリキュラムを作成しています。
通常の英語クラスは1日4時間あり、IT・ビジネス・4技能を中心とした基礎英会話(スピーキング・リーディング・リスニング・ライティング)の中からそれぞれマンツーマンレッスン・グループレッスンを2時間ずつ受講できるようになっています。
事前に自分の英語レベルの申請、初日のオリエンテーションでスピーキング・リーディング・リスニング・ライティングのテストを行い、テストの結果と重点的に勉強したいことをスタッフと相談し、それぞれのカリキュラムを決めていきます。
また「IT × 英語」を4時間ずつ受講する通常コース以外にも、英語のみ(6時間、8時間)の英語強化コースを選択することができます。
ITのカリキュラムについて教えてください
ITのカリキュラムは、ITのプロフェッショナルとして10年以上ディレクション経験がある専門家と現場経験の豊富なフィリピン人エンジニアが作成しています。ITクラスは1日4時間で、1・2・3か月とそれぞれカリキュラムを組み留学生のレベルに合わせてグループ・またはマンツーマンレッスンで進めていきます。
例えば、1か月留学の方の場合、1週目はグラフィックデザイン(IllustratorとPhotoshopを使ってロゴ制作、ポスター制作、写真加工の方法など)を学び、2週目はウェブページを作る言語(HTML/CSS)の基礎、3週目はHTML/CSS、Wordpressでサンプルページを制作、4週目はご自身のオリジナルウェブサイトの制作といった形で進みます。
2か月目からは、フロントエンドを学ぶウェブデザインコースとバックエンドを学ぶウェブディベロップメントコースから学びたい方を選択し、3か月目で卒業制作物を完成させるカリキュラムになっています。
それぞれどのような教材を使用するのですか?
KredoはITを強みとしている学校なので、英語クラス・ITクラス共にMoodle(Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment:ムードル)というオンライン学習管理システムを使用しています。Moodleは、日本でも700以上の大学、企業、研究機関で使用されており、世界200か国以上で用いられているシステムです。
オンラインで学習できるので、毎日重たい教科書を持ち歩く必要がありません。また、24時間アクセス可能なので予習・復習にも利用できます。
Kredoでは、フィリピン人の先生がオリジナルで作成した教材をMoodleにアップロードしているので授業以外でも気軽に利用できるのが特徴です。
課題はどれくらい出されますか?
英語クラスもITクラスも課題は生徒やグループによって変わってきますが、課題がほしい方には毎日出しますし、それよりも自習や復習、交流を楽しみたい方にはそこまで出しません。
Kredoでは、24時間Moodleにアクセスできる環境が整っているので、それぞれ個々に予習・復習をして授業に臨まれる方が多いです。
授業のカスタマイズはどこまでできますか?
基本的にはレベル別に用意している当校のカリキュラムに沿っていただきますが、英語クラスもITクラスも個々のレベルに合わせてカスタマイズ可能です。英語クラスでは先日、外資メーカーで働いていてTOEICは900点、バリバリビジネス英語を使用しているという方が留学に来られたのですが、ビジネス英語がさらにレベルアップしたと言っていただけました。
上級者の方はアウトプットも終わっていますし、基礎も終わっています。その方たちは、プレゼンや高度なビジネス交渉の仕方などを学んでいきます。そのときはカリキュラムやマネジメントを担当している英語の先生が対応させていただきます。
ITに関しては、1・2・3か月とカリキュラムが組まれているので、その範囲内でしか教えることができません。例えば、PHPで0から1のウェブサービスを作ることができるという方が来られた場合、プログラミングのスキルとしてプラスα、何かを教えさせていただくことはかなり難しいです。
ただ、そういう方たちにも提供できるのが「英語でプログラミングを学ぶこと」だと思っています。他にも海外で働いているIT関係者を紹介したり、海外の転職先や海外のIT界隈の情報を提供したりできるのはKredoの強みだと思っています。
ITを英語で学ぶことで効率は落ちないのでしょうか?
プログラミングは、そもそも英語と記号で書かれている言語なので英語で学ぶほうがすんなり入ってきやすいという点と、テクノロジーに関する情報量が英語の方が圧倒的に多い点、日本語に翻訳されるまでに時差があり、翻訳者の意図もあって変に歪曲された情報を得る必要がない点などを考えると、絶対的に英語で情報を得た方がいいと思っています。
日本人だから日本語で学ぶ方がよいと自分自身で自分の可能性を狭めないことも大切です。しかし、そうはいっても難しい側面もあると思うので、どうしても英語での学習が難しい方向けに、限定で、少し日本語で説明が書いてある教材を作成しているので安心してください(笑)。また、英語力が低くて自信がない、という方にはまず当校の英語留学を受講いただくことを推奨しており、2週間〜4週間1日8時間の英語レッスンを受講後、IT留学コースに切り替えていく、という生徒様も増えてきています。
そのほかのコースについても教えてください
Kredoでは、英語とITコースの他に「0円留学プラン」と「Rubyコース」があります。
0円留学プランは、東京でのIT研修と就職を前提にセブ島での留学費用(セブ留学期間中の宿泊施設費 + 授業料)と日本での研修費用が無料になるというプログラムです。当プログラムは成長著しいIT企業に研修費用を負担してもらい、就職を約束された形で研修を受けることが出来る新しい仕組みとなっています。
プログラムの具体的な内容は、1か月間セブ留学でデザインツールの基礎であるAdobe Illustrator / Photoshopとプログラミングの基礎であるHTML/CSS 、Wordpressを学んでいただいた後、東京のインターノウス社で3か月間、Javaを利用したウェブサービスやアプリ制作など実務形式で学んでいただき、研修終了後、IT企業に就職していただきます。
0円留学はどんな人にオススメですか?
「未経験だけどプログラミングの知識を身につけてIT業界に転職したい」、「プログラマーとして働きたい」など、目標がハッキリとしている方に来ていただきたいです。
本プログラムは20代限定という年齢制限はありますが、実際に当校を卒業されてIT企業に就職された方のほとんどがIT未経験者です。就職率も95%と高い水準を保っているので、IT業界に転職したい方におすすめです。
Rubyコースについても教えてください
Rubyコースは、現在6か国・11都市、1000名体制で活動しているITプロフェッショナル集団「フランジア」と協働して提供しているRuby on Railsのコースです。
フランジアの新人研修で実際に使用している題材をもとにHTML/CSSを学んだ後、基本的なRubyの知識、データベースの知識、そしてRuby on Railsでのアプリケーション開発を学習していきます。
Ruby on Railsは、国を問わず有名なサービス開発に使われている開発フレームワークで、海外ではGithub、Airbnb、Hulu、日本ではクックパッド、Wantedly、クラウドワークスなどで利用されるなど注目度の高いプログラミング言語です。
Ruby on Railsを扱える人は活躍の場も幅広いので、本格的にエンジニアを目指す方におすすめです。
高品質な授業を支えるプロフェッショナルな講師たち
講師はどんな経験を持つ人なのでしょうか?
英語クラスに関しては日系のESLで勤務経験のある経験豊富な講師を中心に採用しています。具体的には、しっかりとした学校に勤め、しっかり教育を受けている人たちのことを指します。もちろんKredoでもトレーニングをしていますが、Kredo以外にもトレーニングを受けた経験があり、かつ資格も持っていて、高いクオリティを担保できる講師だけを採用しています。
ITクラスに関しては、IT企業の勤続年数が2年以上ある方を採用しています。また、当然のことながら面接時にはプログラミングのテストを受けてもらっています。それ以外にもコミニュケーション能力、ティーチング能力を重視し、外国人に何かを教えた経験があるか、外国人と一緒に働いた経験があるかなどを聞いて採用しています。なかでも一番重要視しているのは、英語をキチンと話せるかどうか。面談時には英語の先生が加わり発音・文法を徹底的にチェックしています。
さまざまなバックグランドを持っている受講生たち
受講生はどんな方が多いですか?
時期によって変わるのですが、20代後半~30代の方が多いですね。性別でいうと、男女比率50%くらいです。ITと聞くと男性のイメージが強いですが、女性の方も来ていただいています。
職業でいうと、今までITに関わってこなかった総合職の方や営業職の方たちが多いです。そのなかでも勉強に投資をできる方やキャリアチェンジ・アップを前向きに考えている意識の高いビジネスマンが多いです。
そのほかには10%ほど起業家、フリーランスの方たちが来ます。セブ島留学の平均年齢は、10代後半~20代前半の方々が多いのですが、Kredoは学生が10%ほどと他校に比べてとても少ないです。ですが、Kredoに入学してくる学生たちは目的意識がはっきりとした名のある大学に通う方々が多いです。
留学先を選ぶ際、学校に集まっている留学生の層はとても重要な要素の一つです。意識の高い方同士が集まっているなかで、学習へのモチベーションが上がったり、普段、日本での交友関係のなかでは得られない情報が得られることもあります。また、留学生同士の出会いは一生の出会いにもなります。卒業後も卒業生同士でビジネスを展開したり、定期的に集まり情報交換をしあっている方も多くいらっしゃいます。
一度にどれくらいの人数を受け入れていますか?
全コース含めて30人程度受け入れています。2018年の今年は、50人まで増やす予定で新しくオフィスも借りました。今後も徐々に増員していく予定です。
受講生の土日の過ごし方を教えてください
私が見る限り、Kredoに来ている生徒の皆さんは遊んでいるイメージがないです。皆さんとても真面目に課題や予習・復習をしています。また、ビジネスマンの生徒さんも多いので休日を利用してお仕事をされています。
受講生同士が交流する場はありますか?
入学式や卒業式の日に留学生の交流を目的とした食事会を開催しています。また、LIGが運営するiioffice cebuでもくもくと作業をする「もくもく会」、放課後を利用したウェブマーケティングセミナーや英会話セミナーなども行っていますがもっと増やしていきたいと考えています。それこそ5分間と決めてプレゼン大会を開催し、その後参加者と交流できるイベントなどを開催したいですね。
また、学校に来るだけでIT留学生はもちろん、0円留学生、Rubyコース生、ママ・赤ちゃん留学のご家族などさまざまなコースの方々に会えるので、お昼休みや授業の合間などに交流を持つことができると思います。ぜひ、積極的に学校をご活用ください。
卒業生はどのような活躍をされていますか?
IT企業にいかれる方が一番多いです。著名なベンチャー企業や東証一部上場企業、シンガポールの企業で働いている人など、国内外で働いている人たちがたくさんいます。また、起業される方もいます。ワーキングホリデーに行く方も10%ほどいて、ワーキングホリデーの傍らITの授業で作成したウェブサイトを利用しブログを更新している方もいます。IT初心者の方でフリーランスになる方はほとんどいないですね。留学期間にもよりますが食べていけるくらい稼げるようになりたいのであれば、まずは一度企業に入ることをおすすめしています。
セブ一安全な地域にある施設?
校舎はどんな感じですか?
Kredoの校舎は、外資系企業が入っているビルの最上階17階にあります。17階ということもあり眺めも最高です。
校舎からは宿泊施設のAvida Towerも見えます。校舎と宿泊施設は徒歩5分の距離にあるので近くて便利。そして、校舎、宿泊施設、買い物、外食などIT Park内で全て完結する学校はKredoだけです。
IT Parkは現在、建設ラッシュで、手前の建設ビルの1階にはアヤラモール(日本でいうイオンモールのような施設)が入る予定なので今後より一層便利になります。
宿泊施設について教えてください
宿泊していただくAvida Towerは、セブで一番安全と言われるIT Park内にあります。Avida Towerは外国人駐在員も使っている高級コンドミニアムで、24時間警備員が常駐しています。
朝の6:00~22:00の間であれば自由にプールを利用でき、プールの近くには遊具とちょっとしたトレーニング器具があるので疲れたときなど気軽にリフレッシュできます。
お部屋は1人部屋と2人部屋があり、どちらもキッチン、冷蔵庫、洗濯機、ドライヤー、ウォーターサーバーを完備しています。ウォーターサーバーの水は、フロントの警備員にお願いすると1ボトル30ペソで交換の手配をしてくれます。朝にお願いをしておくと、学校から帰って来たころには部屋の前にボトルを置いておいてくれるのでおすすめです。
フライパンなども用意してあるので、外食に飽きてきたら近くのスーパーマーケットに買い出しに行き自炊することもできます。お昼ご飯に自炊したお弁当を持ってくる方もいるくらい、日本と同じように快適に過ごすことができます。
Wi-Fiは、1人部屋はポケットWi-Fi端末の貸し出し、2人部屋は備え付きのWi-Fiを利用できるようになっています。
周辺はどんな感じですか?
宿泊していただくAvida Towerの目の前には、Garden Bloc(ガーデンブロック)という公園があり、そのなかに数々のレストランが軒を連ねています。
オシャレなレストランバーやハワイアン料理屋などがリーズナブルな価格帯で楽しめます。木~日曜日にはナイトマーケットが開催され、日本でいう屋台が軒を連ねます。宿泊施設の目の前がナイトマーケットということもあり、連日通う生徒さんもいらっしゃいます。
そのほかにも学校周辺には、日用品を購入できるドラッグストアやトリップアドバイザーで高評価のフィリピン料理レチョンが味わえるお店が軒を連ねているThe Walk、本格的な日本食を味わえる日本食料理屋の「知暮里」などもあります。
知暮里では刺身や納豆、カレーなどの日本食が味わえるので、日本食が恋しくなった方におすすめです。
今後の課題について
今後の課題について教えてください
英語のクラスでは「IT英語」というIT用語やITの基礎知識をカバーするレッスンがあるのですが(選択可能)、英語でITレッスンを行うとき、英語の先生たちにITの基礎知識をどのように教えていくのか、どのようにトレーニングしてもらうのかなどが課題としてあります。一元管理の強みを生かし、今よりもっとITと英語の授業の連携を図っていきます。
次にITクラスです。ITクラスの制作物についてですが、現状、どうしてもレベル感が違うので個人プレーになりがちです。今後は、日本人の介入や日本語のサポートなども入れて、グループワークとして制作物を作成できるようにしていきます。
また、IT留学の方々には事前課題をしっかりやってきてもらってからセブに来てもらい、さまざまなバックグラウンドを持っている方たちと面白いコミュニティを作っていきたいと思っています。フィルターをかけて絞ることもできますが、そうではなく事前課題をやることで目標や目的、何かを変えたいと思っている人たちのフィルターをあげていきたい。そういう意味で、事前課題などや面談などをもっとしっかり行っていきます。
コンテンツについては、まだまだコンテンツやカリキュラムの幅も狭いし、考え切れていない部分もあります。現在、専門家を何人も雇ってコンテンツの改善をしている最中です。子供向けカリキュラムも準備中で、2018年2月から0歳~15歳までの受け入れも開始します。それによりKredoは0歳からの全年齢を対象に教育を提供するようになります。
学校施設に関しては、2018年は50人規模の学校を目指して取り組んでいるので、学校施設のスペースの使い方の改善もしていきたいと考えています。そのために新しくオフィスも借りました。理想だと緑をもっと取り入れ、学習に集中できる環境を提供していきます。
宿泊施設に関しては、Wi-Fiについて話し合いをしています。現状、2人部屋はWi-Fiのルーターがついていますが、1人部屋はポケットWi-Fiで対応しています。そのため、部屋により1人部屋の電波が弱く、接続が不安定になることがあるので1人部屋でもより快適にお過ごしいただくためWi-Fiルーターを設置する予定です(2018年2月全部屋設置予定)。
このように、まだまだ課題はたくさんあるのですが「セブだからWi-Fiが繋がらない」「セブだからトイレが詰まってしまう」「セブだから水漏れする」など、セブを言い訳にしたくないと思っています。Kredoはフィリピンの経済特区であるIT Parkという一等地で学校を運営しています。そのなかで日本人により満足してもらえるレベルのコンテンツ、宿泊施設などを提供していけるようどんどん改善していきたいと思っています。
最後に受講検討者へメッセージ!
留学は、人生を大きく変えることのできる装置です。「個人の時間配分を変える、周りの付き合う人間を変える、住む場所を変える」という大前研一さんの有名な言葉があるのですが、3つとも同時にできるのが留学だと思っています。
留学に来て、今まで出会ったことのない人たちに出会いカルチャーショックを受けること、英語×ITスキルを身に付けることは「人生をいい方向に変えたい」、「ステップアップしていきたい」と考えている方たちに大変価値があります。そういった目的意識を持った方たちはぜひ、Kredoで人生を変える体験をしてください!
Kredoの詳細
サービス名 | Kredo |
URL | https://kredo.jp/ |
運営会社名 | Kredo IT Abroad . Inc |
所在地 | 東京都新宿区西新宿7丁目2−12 Park Central Office 17th floor , Cebu IT Park, Apas Cebu City, Philippines 6000 |
スクール所在地 | ●セブ校:Park Central Office 17th floor , Cebu IT Park, Apas Cebu City, Philippines 6000 |
設立 | 2016年8月 |
コースと料金 |
●IT×英語コース
●Rubyコース |
授業時間単位 | 50分 |
授業時間 | 平日:9:00〜17:50 |
English Hub 編集部
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