5項目でチェック!海外留学の語学学校選びのポイント

英語力アップを目的とした留学やワーキングホリデーの計画を立てる際、渡航先の国で通う語学学校選びには多くの人が頭を悩ませています。

特に、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなど、英語習得のための留学先としてメジャーな英語圏では語学学校の選択肢も幅広く、留学前のリサーチ段階で想像以上に時間を取られてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、重要項目に的を絞って効率よく現地のスクールを比較したい方のために、語学学校選びで押さえておきたい5つのポイントを紹介します。

English Hub 編集部
English Hub 編集部では、英語学習に取り組む皆様に向けて、おすすめの英会話サービスや留学に役立つ情報、学習ノウハウ、インタビュー記事などをご紹介しています。海外留学/在住経験のある編集部スタッフ3名が運営中。

目次

語学学校選びは留学の充実度を左右する重要要素の一つ

英語力向上をメインの目的としているのであれば、自分に合った語学学校を選べるかどうかが留学自体の成否や現地での生活の充実度にも大きな影響を与えます。

言語や文化の異なる環境で学校に通いながら生活を送る中では、予想外の出来事も起こりやすく、すべてが思い通りに進むとは限りません。そんな時、上手くいかなかったことや反省も含め、留学中の経験を自分自身の成長の糧にしていければよいですが、日本に帰国してから「楽しめなかった」「あの時こうしておけばよかった」と後悔することだけは避けたいものです。

「自分が求めていたスクールライフとは違っていた」とならないためにも、語学学校を選ぶ際はよく考えた上で決断する必要があります。

語学学校を選ぶ際にチェックしたい5つのポイント

ここからは、語学学校を選ぶ際に頭に入れておきたい観点として、5つのポイントを紹介します。

どの項目を重視するかは人それぞれ異なるため、自分の中での優先順位を付けるなどして、複数の語学学校を比較する際の基準を考えてみましょう。

1. スクールごとの特色や得意分野

語学学校と一口に言っても、得意とする分野や特色はスクールによって異なります。

TOEFLやIELTSなどの英語力測定試験でのスコアアップに強みを持つ学校、英語学習だけでなくイベントを通じた異文化交流にも重きを置いている学校、海外大学進学を見据えた指導に定評がある学校など、各スクールが力を入れている分野はさまざまです。

また、クラスの規模やティーチングメソッドも語学学校ごとの違いが出やすい部分です。少人数のレッスンで発話の機会が豊富に確保されている、アカデミックな英語を理解するための指導が受けられるなど、各スクールがセールスポイントとして打ち出しているメリットを整理して、その特徴をつかんでください。

2. 学生に関する基本情報(国籍、年代、英語レベル)

語学留学では、一緒に英語を学ぶ仲間との出会いも醍醐味の一つです。授業を受ける際、どんなクラスメイトたちに囲まれて勉強するかが気になるという方もいるでしょう。

学生の国籍、年代、入学時の英語レベルなどに関する情報は、多くのスクールで公開されています。ただし、学生データを元に「同じ年齢層の学生が少ない場合は楽しめない」「日本人学生が多いスクールでは英語が上達しない」などと一様に決めつけてしまうのは、自らの可能性を狭めてしまうことにもつながりかねません。

どんな条件も、自分の向き合い方次第ではメリットにもデメリットにもなり得ます。国籍や年齢に関するデータは、あくまでも客観的な参考情報として受け止めつつ、その環境で自分がどのような挑戦をしたいかという目線で目標を立てるのがおすすめです。

3. 立地条件と利便性

語学学校のロケーションは、通いやすさや防犯・安全面に大きく関わります。

極端に治安が悪い地域にスクールが置かれていることは考えにくいものの、通学のルートや時間帯などを考慮し、安心して通えるかどうかを見定めましょう。

語学学校がどんな場所にあるかだけでなく、周辺にある施設を併せて確認しておくことも大切です。近くにショッピングモールや飲食店、スーパーマーケットがあれば、授業の前後に友人と出かけたり、日々の買い物をしたりする際にも困りません。

学校とその周辺で一日を過ごすとしたらどんなことができるかを具体的に想像し、各スクールの立地条件を比較してみてください。

4. 便利なスクール設備の有無

語学学校の規模によっては、スクール内に自習スペースやカフェテリアなどの設備が用意されていることがあります。

「授業以外の時間も、できるだけ集中しやすい環境で英語学習がしたい」といった希望がある場合は、自習室がある語学学校を優先して探してみるのも一つの手です。ただし、具体的な設備の有無を必須要件としてスクールを絞り込むと、地域によってはかなり選択肢が狭まる可能性もあるため、条件の似た語学学校同士を比べる際のプラスアルファの要素として捉えるとよいでしょう。

スクール設備の充実度は、入学金や授業料の高さに反映されていることも考えられるので、費用面も含めた総合的な判断が大切です。

5. 授業以外のアクティビティーの充実度

語学学校では、学生同士の交流や異文化理解を目的として、独自の課外活動を実施していることがあります。

アクティビティーの内容はスクールによりさまざまですが、学校周辺の観光地巡り、クッキングクラス、スポーツイベントなどが一般的で、友人たちと仲を深めるのにもぴったりです。

留学中は英語学習を頑張るだけでなく、クラスメイトたちとの思い出もたくさん作りたいという方は、授業以外のアクティビティーも充実しているスクールを選ぶとより現地での生活を楽しめます。

課外活動を通してたくさんの人たちと交流することで、滞在先の国の文化に触れながら英語を話す機会も増え、留学がさらに思い出深いものになるはずです。

迷ったらプロへ相談。留学エージェントの利用もおすすめ

「語学学校選びに関して客観的なアドバイスが欲しい」「自分一人で情報を集めるには時間がかかる」という場合は、留学エージェントの利用もおすすめです。

エージェントには、各国の留学事情に精通したカウンセラーが在籍しています。気になる語学学校があれば、プロの目線から見たおすすめポイントや、実際にそのスクールへ留学した人たちからの評判・口コミなども聞いてみましょう。

各留学エージェントのサービス内容や特徴について知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

まとめ

語学学校選びは、時間と手間がかかるプロセスですが、留学中の生活を想像しながら具体的なイメージを膨らませる楽しい時間とも言えます。

この記事で紹介した5つのポイントを参考に、充実した語学留学実現のためにぴったりのスクールを選んでください。

語学留学に関する記事の一覧を見る

語学留学エージェントに関する記事の一覧を見る

おすすめの語学留学エージェント・語学留学プログラム

語学留学先を国別に見る


The following two tabs change content below.

English Hub 編集部

English Hub 編集部では、英語学習に取り組む皆様に向けて、おすすめの英会話サービスや学習ノウハウ、インタビュー記事、キャリアアップに役立つ情報などをご紹介しています。TOEIC 990/990/925のスタッフ3名が運営中。English Hub編集部についてXnote