○月○日、営業部に勤めるTさんは部内のミーティングで競合他社の動向について最新情報を共有していました。メンバーの一人が「A社の商品の売れ行きが伸びている」という情報をシェアした際、思わずTさんは驚きの声をあげました。しかしその時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
- Really?
(本当?)
驚きの表現を表すときに、Really?(本当?)という表現が便利で良く使われますが、落とし穴も潜んでいます。
日本語の「本当?」もそうですが、「それは本当なの?=嘘じゃないの?確かな情報なの?」という「疑っている」意味に捉えられる場合があります。口にする時の抑揚や表情など、非言語(ノンバーバル)な要素で誤解を避けることもできますが、「嘘じゃないの?=うそー!」のように幼稚な響きもしますし、軽々しく聞こえてしまいます。必ずしもReally?と言われた人が良い気持ちになることばかりではない、と覚えておくとよいでしょう。
- That’s surprising!
(それは驚きだ!)
ポイント解説
「疑っている」ニュアンスを出さずに、驚きを表すには以下のような表現があります。
- That’s surprising!
(それは驚きだ!) - I have never thought of that.
(考えもしなかったよ。) - I didn’t expect that at all.
(それは全く予想していなかったな。)
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