「機嫌が悪い」はこう訳す【通訳者も悩む日本語表現】

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「あの人、今日、機嫌が悪いから気をつけたほうがいいよ」なんて会話が同僚の間であるかもしれません。これをどう英語で表現するでしょうか?

1. In a bad mood

日本語でも馴染みのあるカタカナ表現の「ムード」です。

【例文】

  • Jonathan is in a bad mood today.
    ジョナサンは今日機嫌が悪い。

*「ムード」と聞くと、薄暗い照明の高級バーを想像するかもしれませんが、「気分」や「機嫌」という意味があります。

2. Grumpy

カジュアルな表現ですが、日常会話でよく使われます。

【例文】

  • Mary has been grumpy since this morning.
    メアリーは今朝から機嫌が悪い。

*Crankyという単語もありますが、これは「イライラしている」というニュアンス。Grumpyは「ふてくされている」「ムスッとしている」というニュアンスです。

3. Get up on the wrong side of the bed

もしかしたら馴染みは無いかもしれないですが、ネイティブスピーカーは当たり前に知っている表現です。

【例文】

  • Be careful with Mr. Douglas. He must have gotten up on the wrong side of the bed this morning.
    ダグラスさんには注意したほうがいいよ。今日機嫌悪いから。

*Get upの代わりにWake upを使うこともあります。

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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。

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