ゼネラルリサーチ社による昨年の調査で「英語力の向上を実感できる英語学習アプリ」「継続しやすい英語学習アプリ」「英語学習アプリユーザ満足度」の3部門No.1を獲得した「POLYGLOTS(ポリグロッツ)」。最新ニュースのリーディング・リスニング、AIによる学習カリキュラムの作成など、多彩な機能を搭載し、その利用者数は現在100万人を越えます。
そんなPOLYGLOTSが提唱する「理想の英語学習」は、「アプリでの自習」と「先生とのレッスン」を掛け合わせることで学習効果を最大化するスタイル。その実現に向けた学習環境を提供すべく、アプリ上で気軽に受講できる「オンライン英語レッスン」がリリースされました。
自学自習用アプリの枠を越え、講師と学習者をつなぐプラットフォームとして新たに展開するPOLYGLOTSの「オンライン英語レッスン」について、English Hub編集部ではレッスンマネージャの吉山氏と人気講師の春日氏にお話をうかがいました。
法政大学メディア社会学科卒業後、5年間会社員生活を経て1年間ワーキングホリデーで渡豪。語学力ゼロから英語を学び、海外で外国人として働いた経験を通じて、POLYGLOTSでは一学習者目線でレッスンの企画や講師のサポートを担当。
POLYGLOTS MTT( Meister Teacher Training )第3期生。元国際線CA 2児の母。バイリンガル育児中。元大学非常勤講師で、コラム執筆中。Instagram/C CHANNEL で、英語学習法・航空業界裏話・モテテクや恋愛あるあるなどの動画を配信。
インタビュー目次
1. 「自習」と「先生のレッスン」が融合する理想の学習スタイル
Q: POLYGLOTSのレッスンがスタートした背景は?
吉山氏:吉山氏:アプリPOLYGLOTSのベースとなっているのは「(英語学習には)自習が大切」という考えです。とはいえ、語学は人と会って英語を話したいからこそ学んでいる人も多く、ユーザーの声からアウトプットの機会提供としてレッスンがスタートしました。自習とアウトプット、その両方を(アプリ上で)一緒にできるというのが、POLYGLOTSが目指す学習の形です。
学習のモチベーションを維持するのはなかなか大変です。レッスンでアウトプットができれば、学んだ成果を実感する機会になるでしょう。また、先生の存在はとても大きいものです。レッスンを受講すれば「週に1度先生と会って一緒に勉強するから、それまでに予習・復習をしよう」という気持ちが生まれます。週に1度、45分間のレッスンでも集中して勉強することにはファーストステップとして大きな意味があります。一緒にがんばってくれる先生の存在や、同じグループレッスンの参加者が学ぶ姿は、モチベーションを高めてくれます。
Q:オンラインで開講されるレッスンの一番のメリットは?
吉山氏:POLYGLOTSではこれまでにアプリ上で予約できるオフラインのレッスンも提供してきました。ただ、幅広いユーザーに学習の場を提供したくても、開催地の六本木や新宿へ実際に足を運べる生徒は限られるという課題がありました。オンラインレッスンなら、遠方にお住いの方もスキマ時間を使って気軽にレッスンに参加できます。
さらに、都心から離れていたり、教えられる時間が限られていたりという理由から東京で教えるのが難しかった熱意ある講師が、オンラインレッスンというスタイルで高い英語力を活かして生徒とつながることが可能になりました。
2. 常に満席!人気プログラムの全容
Q:POLYGLOTSで受けられるオンライン英語レッスンについて教えてください
吉山氏:POLYGLOTSのオンラインレッスンは大きく分けると2形態あり、各講師が独自のレッスンを開講する場合とPOLYGLOTSで作成したオリジナルカリキュラムや教材を使用して開講する場合があります。
POLYGLOTS作成のカリキュラムは外部講師の協力のもとで企画を進めています。開講しているのは「ラダーシリーズ(※)」を使用した『音読トレーニング』など、主にアウトプットの機会を提供するレッスン。1月にスタートしたばかりですが、すぐに満席になってしまうクラスもあり、大変好評です。
(※ラダーシリーズ:英語学習者が学習しやすいように、使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた英文リーダー。POLYGLOTSに搭載)
Q:特に人気のあるプログラムは?
吉山氏:今日、来ていただいている春日先生の『音読トレーニング』は、毎回満席で、リピーターさんのとても多い講座です。いきなりフリートークではなく、まずは音読やフレーズの学習をすることでハードルを下げ、初級者でも無理なく学べるレッスンになっています。
春日氏:現在開講中の基礎から学ぶレッスンでは、ラダーシリーズの「美女と野獣」を題材に音読トレーニングを進めています。テキストに出てきたわかりづらいところは解説したり、使い回しのきく表現を練習したりするステップも取り入れます。たとえば文中に使役動詞が出てきたら、日常会話でも使えるように言い替えの練習をする、「感嘆文」が出てきたら他の文も練習してみるなど、ただ「読む」だけでなく、これまでの自分の学習の軌跡を切り取って盛り込むようにしています。
また、気持ちを乗せると同じ発音でも上手く聞こえるので、その練習をすることもあります。たとえば日本語の文でも、気持ちを乗せて読んだほうがふくよかになり、文章が彩りを持ちます。「ちゃんと、きれいな発音で」と囚われるより、コミュニケーションは「気持ち」であることを伝えて一緒に練習します。
吉山氏:音読は一見、地味なようでハードルの低さのわりにとても効果的な学習法。正しい英文をしっかり声に出してイントネーションや発音を学びながら英語の構造を学べます。レッスンでは、テキストを声に出し、自分の声を耳で聞くことに加え、正しい音読の方法を先生から教わり、その後の自学習に活かすこともできます。
そのほかには、ネイティブが使う自然な英語表現をロールプレイで学べる『実践!Ordinary Day』や、3ヵ月で24回の添削が受けられる『英文ライティングコース』も大変人気があります。ライティングの講座はネイティブによる24回もの添削を受けられるにも関わらず、価格をとても低く設定することができました。
3. 一緒に学び、モチベーションを高めるインタラクティブレッスンの力
Q:他にはない、ポリグロッツのレッスンの魅力とは?
吉山氏:自習とレッスンが常に連携していることが最大の魅力です。POLYGLOTSオリジナルカリキュラムの教材はPOLYGLOTS上のコンテンツを使うものが多く、レッスンだけですべてが完結するというよりは、「自習もしよう」というのがベースです。レッスンをスマホ内で受け、そのあとの自習も、予習・復習もすべてPOLYGLOTSアプリの中でできるようになっています。
ただアウトプットの機会だけ提供するのではおもしろくないと思っています。ユーザーがどんなレッスンが受けたいのかという希望と、講師が効果があると考える勉強法とをうまく合わせて他にはないものを作っていければと考えています。
Q:グループレッスンが多いのが特徴的ですね
吉山:プライベートレッスンを実施しないというわけではありません。今後、リクエストもあるのでプライベートレッスンの開講数も増やしていきます。ただ、私は英語を話す上での一番の障壁は、「メンタルブロック」なのではないかと思っています。日本人同士で英語を話すのは恥ずかしいものですが、緊張しながらもグループレッスンに参加して一度そのブロックが外れると、そこからの学習進度はとても早いのではないでしょうか。そういう意味でも、グループレッスンで提供できるいろいろな人と英語で話せるメリットを大切にしていきたいと思っています。
春日氏:私のレッスンでは(グループレッスンであることを活かし、)講師からだけでなく、生徒同士でもお互いにフィードバックをしてもらうことにしています。参加者には一緒にレッスンを受けた人からの客観的なコメントをもらえ、リピーター同士ならお互いの成長もわかる貴重な機会になっていると思います。
Q:どんな受講者が多いですか?
春日氏:開講中の『音読トレーニング』は英語力初級の女性の受講者が多いクラスです。英語力中級で「Eメールは書けるけれど発音が苦手なので、発音のコツを学びたい」というような人もいます。
吉山氏:ライティングコースの受講者は、ビジネスで英語でのやり取りを必要とする人、スピーキングのスキルアップを目指す人、海外留学前のessay対策に受ける人など様々です。
Q:受講者の様子は?
吉山氏:春日先生のレッスンは先生が一番元気。参加者の緊張を汲み取り、うまく場を盛り上げたり、瞬時に生徒さんの個性を察したりしながら、引き込んでいきます。最初は難しい顔をしていた受講者も、心を開き、英語で話す姿が見られます。
Q:POLYGLOTSのオンラインレッスン講師の魅力とは?
春日氏:POLYGLOTSには個性的な先生が多く、シンガー、本の著者、塾の経営者など、様々なバックグラウンドを持つ方がいらっしゃいます。それぞれのパッションと方針のある先生方から多くの刺激を受けています。
吉山氏:春日さんも元CAですしね。ただ英語が話せるだけではなく、仕事のため、音楽をやるためなど、いろいろなきっかけや目的があって英語を勉強してきた先生方には、人を引き込む力があると感じています。ネイティブの先生、日本人でバイリンガルの先生などいろいろな講師がいます。
春日氏:私は、最初からネイティブの先生では緊張してしまうという人もいると思うので、その踏み台になれればと考えています。生徒さんに勇気を与えられる存在になりたいという気持ちがあります。
Q:POLYGLOTSの「講師育成プログラム」とは?
吉山氏:生徒さんのニーズは様々なので、いろいろな先生に集まってもらい、多彩なレッスンを開講できる環境づくりができればと思っています。講師未経験の方、スキルアップしたい方には、先生育成プログラム「マイスターティーチャートレーニング(以下、MTT)」があります。
MTTは、講師として独自のプログラムを開講していきたいというようなハングリー精神のある先生にぜひ受けてもらいたいです。講師側の心境は生徒にも伝わります。「おもしろい先生がたくさんいるから」といってPOLYGLOTSのレッスンを受講してもらえるようになればと思います。
春日氏:私はMTTに参加しました。MTTでは自分の講座を一から作るという作業にデモレッスンを通して取り組みます。座学だけではなく、実践しながらフィードバックをもらって学んでいきます。以前、大学で教えていたときには、与えられたカリキュラムに沿って自分のやり方で授業をしていました。MTTは講師の個性を引き出しつつ独自の講座を一緒に作ってくれるプログラムで、とても刺激になりました。他の受講メンバーのレッスンもとても参考になりました。1からレッスンを形作ることの難しさを感じる場面もありましたが、このステップを越えればもう一段階上のステージに上がれるのではないかと感じました。
吉山氏:講師として教え始めると、自分のレッスンへのフィードバックを得たり、他の先生のレッスンを参考にしたりする機会はなかなかないものです。POLYGLOTSでは、MTTのように先生同士がつながれる場も、どんどん増やしていきたいと考えています。
4. レッスンから予習・復習までアプリ内で完結する受講システム
Q:申し込みは何レッスン単位?
『音読トレーニング』や「実践!Ordinary Day」といったPOLYGLOTSオリジナルカリキュラムは10回続きのコースにはなっていますが、1回1回完結するレッスンです。10回受けることで得られる効果もあるのですが、単発でも受講できます。レッスンは毎回、リピーターも含めてみんなで自己紹介するところから始まり、シリーズの途中からでも無理なく参加できるシステム。自分のペースで虫食いで受けるのも、試しに1回だけ受けてみるのもOKです。
Q:スマホ画面上でどのようにレッスンが進む?
吉山氏:具体的な受講方法についてはPOLYGLOTSアプリ上の「オンライン講座の受講マニュアル」でも紹介しています。POLYGLOTSの他にアプリやソフトは必要ありません。
最初は受講者ひとり一人の画像が分割画面に映り、レッスンが始まると教材中心の画面に移ります。
教材中心の画面では、話している人の画像がこのように小窓に表示されます。
5. もっと広がるレッスンプログラム
Q:今後、開講していきたいプログラムは?
春日氏:大学でTOEICを教えていた経験があり、今後はTOEIC対策の講座も開講していきたいと考えています。TOEICの勉強をする方は、留学の経験や予定がない方が多い気がします。私は留学経験がありません。だからこそ留学せずに英語を勉強している学習者に、同じ状況とマインドで学んできた立場から、日本にいながらできることや学習方法をシェアしたいという強い想いがあります。
吉山氏:学習者の幅広いニーズに応えられるように、ビジネス英語や上級者向けのプログラム、TOEIC、TOEFL、IELTSなど資格試験対策のプログラムも作っていきたいと思っています。
また、チャットで学習者からの質問に答えるPOLYGLOTSの「チャットティーチャー」のもとに寄せられる中で、一番多いのは「どうやって英語を勉強すればいいのかわからない」という相談です。このことからも、講師が勉強方法を一緒に考えたり、受講者が学習状況の報告をしたりできるようなカウンセリングやコーチングのような環境もいずれ作っていきたいと考えています。
6. 受講を検討中の方へのメッセージ
春日氏:英語が嫌いな人でも一緒に楽しめるようなレッスンにしていきたいと思っています。一度ぜひ、のぞきに来てください!
吉山氏:「また来週も先生に会いに行こう」という気持ちで受講してもらえれば、どの先生もうれしいはず。そんなレッスンを作っていきたいです。今後は同じテーマのレッスンを複数の先生が開講するようになっていくと思うので、自分と合う好きな先生を見つけて毎週受講することをモチベーションのひとつにしてもらえるような環境にしたいと考えています。
受講は1コマからOK。初めての人もウェルカムです!ぜひ一歩踏み出して、POLYGLOTSのオンライン英語レッスンを試してみてください。
編集後記
POLYGLOTSの英語レッスンは、学習者ひとり一人の趣向や生活スタイルに合わせた英語学習を追究し続けてきたPOLYGLOTSだからこそ実現できた学習者想いのプログラムです。アウトプットの場として用意されたオンラインレッスンは、それぞれの方法で受講者の英語力を引き出そうとする講師の想いで独自の熱量を帯びています。
共に学ぶ仲間と効果的な学習ノウハウ、そして支えてくれる講師に出会える「POLYGLOTSオンライン英語レッスン」に参加してみませんか?
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取材協力:Paul Basset 新宿
「Paul Bassett 新宿」は、バリスタ世界チャンピオンのポール・バセット氏よる「豆」「焙煎」「バリスタ」に徹底的にこだわったエスプレッソカフェです。
【住所】東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1F
【電話】03-5324-5090
English Hub 編集部
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