コスパ、ブラッシュアップなど「ビジネス和製英語」はこう訳す【通訳者も悩む日本語表現】

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みなさん、こんにちは!今週の日本語表現のテーマは、「ビジネス和製英語」です。

サラリーマンやノルマなど、普段何気なく使っているカタカナ英語が実は和製英語だった、ということがよくあります。(ちなみにサラリーマンはoffice worker、ノルマはquotaです。)

今回は、ビジネスの場でよく耳にする和製英語の英訳3例をご紹介します。

  1. 「彼は先月入社したフレッシュマンだ。」
    He is a new employee who joined our company last month.

    • フレッシュマン(新人)= a new employee

    freshmanとそのまま言ってしまうと、英語では「高校/大学1年生」という意味になってしまうので注意しましょう!ちなみに、「入社」もenter a companyではなく、join a companyです。

  2. 「営業資料をブラッシュアップする必要があると思います。」
    I think we need to refine the sales materials.

    • ブラッシュアップ = refine

    brush upは「(錆びついたもの、忘れかけたスキルなど)を磨く」という意味になります。
    日本語の「ブラッシュアップ=~を洗練する、向上させる」というニュアンスの場合はrefineを使います。

  3. 「消費者はコストパフォーマンスの良い商品を購入したい。」
    Consumers want to purchase products that are good value.

    • コストパフォーマンスが良い = good value

    「安い値段で良いものを手に入れる」というニュアンスを言いたいとき、英語ではgood valueやgood dealといいます。英語でcost performanceやcost effectiveというと、経済や工学分野における高度な専門用語がイメージされてしまいます。

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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。

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