イディオムを楽しく学ぶ『どうぶつ英語フレーズ大集合!』が発売

ぶた

株式会社偕成社が、動物が出てくる英語イディオムを楽しく学べる『どうぶつ英語フレーズ大集合!』を8月30日に刊行します。2005年~2006年に毎日中学生新聞で連載されていた「英語の森の動物図鑑」をもとに、作者の河本望氏が再構成・加筆修正し書籍化されました。

動物が出てくる50のイディオムやことわざを、わかりやすい解説とユニークな木画版イラストと共に紹介しています。bird(鳥)やdog(犬)、cow(牛)など身近な動物が使われている英語イディオムを、イラストと共に楽しみながら学ぶことができる一冊となっています。

『どうぶつ英語フレーズ大集合!』の特徴

Crocodile tearsってどんな意味?

どうぶつ英語フレーズ大集合!

「Crocodile tears」は、直訳すると「ワニの涙」ですが、このイディオムは「うわべだけの涙、うそ泣き」という意味を表します。この言い回しは14世紀に流行したヨーロッパの旅行記に『ワニが自分の餌食になった動物をまるであわれんでいるかのように、涙を流しながら食す』と書かれていたことに由来すると言われています。このように英語には動物の習性や特徴などが由来となり、慣用句やことわざとして定着したものがあります。

中学生から大人まで楽しめる易しく明快な解説

各ページにはフレーズが生まれた背景が易しい表現で解説されています。お話のように読み進めることができ、中学生くらいから大人まで幅広い年代の方が楽しめる内容です。また最後には英語の例文がついており、実際に文章の中でどのように使われるかがわかります。

『どうぶつ英語フレーズ大集合!』書籍概要

どうぶつ英語フレーズ大集合!著者:河本望
絵:宇田川新聞
定価:1,320円(税込)
サイズ:21cm×15cm、111ページ
対象:中学生から


英語を勉強していると、その文字通りの語意からは想像できない意味を持つイディオムにたくさん出会います。様々な語彙の勉強法や単語帳がある中でも、『どうぶつ英語フレーズ大集合!』は、地域の歴史や文化など、独自の視点からイディオムを学べる一冊です。楽しみながら語彙を身につけたい!という方や、かっこいい言い回しでネイティブを驚かせたい!という方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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rina

中学生のとき自分の話した英語が外国人の先生に伝わったことに感動し、英語が好きになる。大学卒業までにほぼ独学で英検1級、TOEIC925点、IELTS6.0を取得。大学時代にはオーストラリアへ交換留学し、学生寮で日本の食や文化を伝えるイベントを開催した。「英語ができればよりたくさんの人との縁が繋がる」ということを伝えたく、ライターやコーチとして活動している。