英語でSNSをもっと楽しく!ネイティブが多用する略語表現7選

日本語と同じように英語にも略語表現があり、多くのネイティブがSNSやEメールに使用しています。おなじみの「LOL」(Laughing Out Loud)や、「OMG」(Oh My God)、「BFF」(Best Friend Forever)などの他にも、知っておくと便利な短縮表現がたくさんあります。

また、略語表現を知ることは、TOEFLのスピーキングとリスニングセクションのスコア向上につながります。この2セクションは限られた時間の中で多くの情報をメモしなければならないので、海外の語学学校のTOEFLクラスでは略語のクラスが組まれるほどなのです。

そこで今回は、「ネイティブが多用する略語表現7選」をご紹介します。SNSを更新する際に早速、使ってみてください。

Idk

既にご存知の方も多いかもしれませんが、省略語の中でも特によく使われるのが「I don’t know」を省略した「Idk」(知らない)です。とても便利な省略表現で、例えば、「Where is Ken?」(ケンはどこにいるの?)と質問された時、 「Idk」とたった3文字で答えることが出来ます。また「I」を付けずに、「DK」のみで使うこともあります。

AFK

これは、インターネットゲームが流行する中で、ゲーム中によく使われるようになった略語表現です。「Away From Keyboard」(キーボードから離れる)という意味で、ゲーム中に席をはずす時、自分のキーボードから離れる時などに使います。ゲーム中に使われることが多いですが、SNS上でやり取りしている最中に席をはずす時にも使えます。

BBL

AFKと似たシチュエーションで使用できる表現に、「Be Back Later(また戻ってくる)」が省略された「BBL」というものもあります。例えば、”Is John going to go to the party tonight? (ジョンは今夜パーティーに行くのかな?) ”とメールやチャット上で聞かれたときに、 “idk. I will ask him. bbl(わからないから、彼に聞いてみる。また返事する)”と返信すれば、わかったらあらためて連絡するというニュアンスが伝えられます。

BTW

“by the way(ところで、話がそれるけど)”という意味で、次の例のように話の内容が変わるときに使います。

  • A:「Are you free this sunday?(今週の日曜日空いてる?)」
  • B:「Idk yet.(まだ分からないな)」
  • A:「If you are free, let’s go somewhere!(もし空いてたら、どこか行こうよ)」
  • B:「OK. BTW Did you do your homework?(いいよ。ところで宿題やった?)」

ASAP

おなじみの「ASAP」は、”as soon as possible(できる限り早く)”が省略された言葉ですが、テキストやSNSのみならず、日常会話でも使われています。なるべく早く、何かが欲しいというときや、頼みたいことがあるというときに使われ、会話に使う場合は「エイサップ」と読みます。また、そのまま「エイ・エス・エイ・ピー」とアルファベット読みすることもあります。とても便利な表現ですが、少し上から目線で強めのニュアンスなので、使用する際は、注意が必要です。

FB

「FB」には2つの意味があります。1つ目は、“follow back”という意味で、InstagramなどのSNSで相互フォローを希望するときに使われます。Instagramでフォロワーを増やしたい方は、写真をポストする際に「#FB」とハッシュタグをつけると、写真に共感してくれた人からフォローされます。「#FB」の他に、「#f4f(= follow for follow)」や「#fff(= follow for follow)」といった略語もあります。フォロワー数でなく、いいね数を増やしたい方は「#lfl」(like for like)をタグすると、「いいねしてくたら、いいねを押すよ」という意味なので、いいねが増えます。
 
2つ目は、「Facebook」の省略で、私たちがInstagramを「インスタ」と省略するのと同じ感覚で、英語圏ではFacebookを「エフビー」と呼びます。海外で初めて会った人と連絡先を教え合うときは、まずFacebookのアカウントを交換することがよくあります。海外へ行く予定のある方は、現地で”Do you have FB acount?“と聞かれることがあるかもしれません。

C ya

さよなら(see you)の略語は、「C ya」の他にも「See u」「CU」「CYT(= see you tomorrow)」など複数あり、人によって使う表現は様々です。気分により使いわけて楽しむのはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。英語ネイティブによるSNSやテキストには頻繁に略語表現が使われるので、知らない表現に出会ったときは戸惑うかもしれません。でも、ほとんどが頭文字をとって出来たシンプルな形なので、簡単に覚えられます。是非、様々な略語を使いこなし、英語でのやり取りを楽しんでください。

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。