オーストラリア留学ってどうなの?特徴が丸わかり

赤道を挟んだ南半球に位置するオーストラリア。文部科学省が発表した2016年度の日本人留学生の留学先では、オーストラリアはアメリカに次ぐ2番人気という結果でした。多くの日本人留学生に選ばれるオーストラリアですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。今回は、オーストラリアという国の特徴やオーストラリアの英語、人気の都市など、オーストラリア留学の特徴が分かる情報をまとめてご紹介します。オーストラリア留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

オーストラリアという国

オーストラリアは日本と同様に島国ですが、その大きさは日本の約20倍。その広大な土地には、日本の5分の1ほどの人口しかいません。とは言え、オーストラリアで人が暮らしているエリアは、ほとんどが海岸線。内陸部は何十年も雨が降らない乾燥した砂漠地帯です。オーストラリアの首都はシドニーだと勘違いしている方も多いようですが、首都はキャンベラ。2大都市とも言えるシドニーとメルボルンの間に、計画都市として設計されました。首都でありながら人口は主要都市の中で8番目。比較的静かな都市なのが特徴です。

オーストラリアの主要都市へは日本から飛行機で8~10時間前後で行くことができます。時差も1~2時間なので日本との連絡は取りやすいです。オーストラリアの魅力は何といっても雄大な自然です。多くの野生動物を目にすることができるうえ、美しいビーチが数え切れないほどあります。

また、オーストラリア最大の特徴は、多くの移民によって構成される多民族国家であること。アジアの国々の人はもちろん、南米、北米、ヨーロッパなど様々な国の人に出会えます。

3ヶ月までの短期留学ならオンラインで簡単に取得できる観光ビザで滞在でき、手続きも簡単なので、短期留学が特に人気です。また、欧米の国の中でも銃規制が厳しく、安全な国であることも人気の理由でしょう。

オーストラリアの英語

オーストラリア英語の基本は「イギリス英語」で、スペリングもイギリス式です。一方で、発音や言い回しはオーストラリア独特のものも数多くあります。

オーストラリア英語の最大の特徴は、「A」の発音が「エイ(ei)」ではなく「アイ(ai)」になること。例えば、オーストラリア特有の挨拶「G’day, mate」は、day「dei」が「dai」に、mate「meito」が「maito」なり、全体では「グッダイ、マイト」と発音します。また、「I」の発音が「イ(i)」ではなく「アイ(ai)」になるのも特徴的。IKEA「イケア」が「アイケア」、Miro「ミロ」が「マイロ」になります。

その他にも、caの発音が「キャ」ではなく「カ」になりますが、これはアメリカ英語とイギリス英語の違いと言ってもいいかもしれません。ちなみに、castleは「キャッスル」ではなく「カッスル」、can’tは「キャーント」ではなく「カーント」です。また、イギリス英語同様に「R」の発音が消える「non-rhotic」なので、アメリカ英語のように巻き舌を使った発音ではなく、日本人には馴染みやすいというメリットもあります。

「オーストラリア英語は訛りがある」という人もいますが、アメリカ英語にも地域が違えば訛りはあります。発音や言い回しの違いはそれぞれの国の文化的背景に左右されるものですので、「訛り」ではなく「違い」といったほうが正しいでしょう。

オーストラリアの留学先として人気の都市

オーストラリア留学で最も人気がある都市はシドニーで、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市が続きます。

シドニーはオーストラリア最大の都市で、語学学校や大学などの学校施設が他の都市より多く、活気に満ち溢れています。イギリス植民地時代を彷彿とさせる歴史的な建物とモダンなビルが混在するスタイリッシュな街並みが青い海と共存し、都会とオアシスの両方が楽しめる魅力的な街です。唯一の懸念材料は、家賃や物価の高さでしょう。

オーストラリア第2の都市メルボルン。「教育の街」としても有名で、メルボルン大学やビクトリア大学などの有名大学が多数存在しています。州による留学生へのサポートが充実しているため、ご家族が安心して送り出せる街と言えるでしょう。ビクトリア様式の建物や街を走るトラムが落ち着いた雰囲気を醸し出し、街のいたる所に公園がある緑豊かな環境です。

オーストラリア第3の都市ブリスベン。年間を通して温暖な気候で、過ごしやすいのが特徴。他の街ほど大きくなく派手さもありませんが、物価も比較的高くなく、住みやすいのが魅力です。また、シドニーやメルボルンほど日本人も多くなく、英語を真剣に学びたい人にはおすすめ。ゴールドコーストやサンシャインコースなどのリゾート地に足を伸ばせば、素敵な週末を過ごせるでしょう。

それぞれ異なる特徴を持つ人気都市ですが、さらに静かな留学先を望むならケアンズやパース、アデレードなどもいいかもしれません。

オーストラリア語学学校の特徴

オーストラリアの語学学校は、「私立」「大学附属」「TAFE附属」の3つ。TAFEは州立の専門学校で、様々な分野の専門教育を行っています。

私立の語学学校は1週間から留学でき、多くが街の中心部に位置しています。一般英語コースから資格取得コースまで様々なコースがあり、中には留学目的に応じたカリキュラムを用意する学校もあるほど。また、日本人留学生の相談にのったり、滞在先の世話をしたりする日本人スタッフがいる学校もあります。3つのタイプの中で最もポピュラーな語学学校です。

大学附属の語学学校は大学敷地内に併設され、主に大学進学を目的としたアカデミック英語を学びたい留学生に人気です。入学条件が設けられている場合もあり、中・上級者向けのコースと言えるでしょう。また、TAFE附属の語学学校はTAFE本科への進学を目指す留学生に人気で、一定期間英語を学べば希望のコースへ編入できる場合もあります。私立の専門学校にも附属の語学学校があり、専門学校へ留学する場合はその専門学校の附属学校で英語を学ぶことになります。

まとめ

オーストラリア語学留学の魅力は、豊かな自然やフレンドリーなオージー気質だけでなく、アメリカなどより安全だということ。また、多民族国家で外国人の話す英語に慣れているという点も、留学生には利点となるでしょう。さらに、他の英語圏の国ほど寒さが厳しくなく、過ごしやすいのも魅力です。語学学校にはオーストラリア人教師だけでなく、他の英語圏から移民してきた教師もいるので、いろいろな英語の発音が聞けるのもオーストラリアならでは。金曜日の午後には、生徒と教師がバーベキューをしたり、パブに行ったりして楽しく過ごすのもオーストラリア流。楽しく英語を学びたい方におすすめの国です!

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reisuke

reisuke

オーストラリア在住11年目。英語が最も苦手な教科でありながら英語を話すことに憧れ、海外生活を始める。コミュニケーションのツールとして英語を身につけ、現在では英語で夢を見るまでに。日本語教師として活動していることもあり、英語と日本語の文法の違いや国による英語の違い、言語と文化のつながりなどをライターとして発信中。