オーストラリア留学ってどうなの?特徴が丸わかり

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赤道を挟んだ南半球に位置するオーストラリア。アメリカやカナダなどの英語圏の国と並び、留学先として常に高い人気があります。多くの日本人留学生に選ばれるオーストラリアですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。今回は、オーストラリアという国の特徴やオーストラリアの英語、人気の都市など、オーストラリア留学の特徴が分かる情報をまとめてご紹介します。オーストラリア留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

オーストラリアという国

オーストラリアは日本と同様に島国ですが、その大きさは日本の約20倍。その広大な土地には、日本の5分の1ほどの人口しかいません。とは言え、オーストラリアで人が暮らしているエリアは、ほとんどが海岸線。内陸部は何十年も雨が降らない乾燥した砂漠地帯です。オーストラリアの首都はシドニーだと勘違いしている方も多いようですが、首都はキャンベラ。二台都市とも言えるシドニーとメルボルンの間に、計画都市として設計されました。首都でありながら人口は主要都市の中で7番目(2023年時点)。比較的静かな都市なのが特徴です。

オーストラリアの主要都市へは日本から飛行機で8~10時間前後で行くことができます。時差も1~2時間なので日本との連絡は取りやすいです。オーストラリアの魅力は何といっても雄大な自然です。多くの野生動物を目にすることができるうえ、美しいビーチが数え切れないほどあります。

また、オーストラリア最大の特徴は、多くの移民によって構成される多民族国家であること。アジアの国々の人はもちろん、南米、北米、ヨーロッパなど様々な国の人に出会えます。

3ヶ月までの短期留学ならオンラインで簡単に取得できる観光ビザで滞在でき、手続きも簡単なので、短期留学が特に人気です。また、欧米の国の中でも銃規制が厳しく、安全な国であることも人気の理由でしょう。

オーストラリアの英語

オーストラリア英語の基本は「イギリス英語」で、スペリングもイギリス式です。一方で、発音や言い回しはオーストラリア独特のものも数多くあります。

オーストラリア英語の最大の特徴は、「A」の発音が「エイ(ei)」ではなく「アイ(ai)」になること。例えば、オーストラリア特有の挨拶「G’day, mate」は、day「dei」が「dai」に、mate「meito」が「maito」なり、全体では「グッダイ、マイト」と発音します。また、「I」の発音が「イ(i)」ではなく「アイ(ai)」になるのも特徴的。IKEA「イケア」が「アイケア」、Miro「ミロ」が「マイロ」になります。

その他にも、caの発音が「キャ」ではなく「カ」になりますが、これはアメリカ英語とイギリス英語の違いと言ってもいいかもしれません。ちなみに、castleは「キャッスル」ではなく「カッスル」、can’tは「キャーント」ではなく「カーント」です。また、イギリス英語同様に「R」の発音が消える「non-rhotic」なので、アメリカ英語のように巻き舌を使った発音ではなく、日本人には馴染みやすいというメリットもあります。

「オーストラリア英語は訛りがある」という人もいますが、アメリカ英語にも地域が違えば訛りはあります。発音や言い回しの違いはそれぞれの国の文化的背景に左右されるものですので、「訛り」ではなく「違い」といったほうが正しいでしょう。

オーストラリアの留学先として人気の都市

オーストラリア留学で最も人気がある都市はシドニーで、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市が続きます。

シドニーはオーストラリア最大の都市で、語学学校や大学などの学校施設が他の都市より多く、活気に満ち溢れています。イギリス植民地時代を彷彿とさせる歴史的な建物とモダンなビルが混在するスタイリッシュな街並みが青い海と共存し、都会とオアシスの両方が楽しめる魅力的な街です。唯一の懸念材料は、家賃や物価の高さでしょう。

オーストラリア第2の都市メルボルン。「教育の街」としても有名で、メルボルン大学やビクトリア大学などの有名大学が多数存在しています。州による留学生へのサポートが充実しているため、ご家族が安心して送り出せる街と言えるでしょう。ビクトリア様式の建物や街を走るトラムが落ち着いた雰囲気を醸し出し、街のいたる所に公園がある緑豊かな環境です。

オーストラリア第3の都市ブリスベン。年間を通して温暖な気候で、過ごしやすいのが特徴。他の街ほど大きくなく派手さもありませんが、物価も比較的高くなく、住みやすいのが魅力です。また、シドニーやメルボルンほど日本人も多くなく、英語を真剣に学びたい人にはおすすめ。ゴールドコーストやサンシャインコースなどのリゾート地に足を伸ばせば、素敵な週末を過ごせるでしょう。

それぞれ異なる特徴を持つ人気都市ですが、さらに静かな留学先を望むならケアンズやパース、アデレードなどもいいかもしれません。

オーストラリア語学学校の特徴

オーストラリアの語学学校は、「私立」「大学附属」「TAFE附属」の3つ。TAFEは州立の専門学校で、様々な分野の専門教育を行っています。

私立の語学学校は1週間から留学でき、多くが街の中心部に位置しています。一般英語コースから資格取得コースまで様々なコースがあり、中には留学目的に応じたカリキュラムを用意する学校もあるほど。また、日本人留学生の相談にのったり、滞在先の世話をしたりする日本人スタッフがいる学校もあります。3つのタイプの中で最もポピュラーな語学学校です。

大学附属の語学学校は大学敷地内に併設され、主に大学進学を目的としたアカデミック英語を学びたい留学生に人気です。入学条件が設けられている場合もあり、中・上級者向けのコースと言えるでしょう。また、TAFE附属の語学学校はTAFE本科への進学を目指す留学生に人気で、一定期間英語を学べば希望のコースへ編入できる場合もあります。私立の専門学校にも附属の語学学校があり、専門学校へ留学する場合はその専門学校の附属学校で英語を学ぶことになります。

まとめ

オーストラリア語学留学の魅力は、豊かな自然やフレンドリーなオージー気質だけでなく、アメリカなどより安全だということ。また、多民族国家で外国人の話す英語に慣れているという点も、留学生には利点となるでしょう。さらに、他の英語圏の国ほど寒さが厳しくなく、過ごしやすいのも魅力です。語学学校にはオーストラリア人教師だけでなく、他の英語圏から移民してきた教師もいるので、いろいろな英語の発音が聞けるのもオーストラリアならでは。金曜日の午後には、生徒と教師がバーベキューをしたり、パブに行ったりして楽しく過ごすのもオーストラリア流。楽しく英語を学びたい方におすすめの国です!

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オーストラリア留学におすすめの語学留学プログラム

オーストラリアに語学学校のある語学留学プログラムをご紹介します。

ブリスベン、パース、シドニーの直営校で学ぶ「EFの語学留学」

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EFの語学留学は、創業以来50年の実績を誇り、海外留学、語学教育、学習研究、文化交流などの事業をグローバルに手掛けるイー・エフ・エデュケーション・ファーストの直営語学学校へ留学できるプログラムです。世界22ヵ国に広がるEFの語学学校には100カ国以上から生徒が集まり、インターナショナルな環境で語学力を磨けます。授業外でもイベントやアクティビティなど、留学仲間との交流の場がたくさん用意されています。留学エージェントを通しての留学ではなく、プログラム運営機関の直営校で学ぶ大きなメリットは、希望、目的に応じて渡航先や期間、カリキュラムなど、留学プランをフレキシブルにオーダーメイドできる点。また仲介費等は一切かからず、国内留学カウンセラーと現地スタッフの円滑な連携によるサポートを受けられます。

オーストラリア主要5都市で学べる「Kaplan(カプラン)の語学留学」

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1938年の創業以来80年以上にわたり、海外留学・語学教育・進学などの分野で世界各地の学習者を支えてきた『カプラン インターナショナル ランゲージ』。英語圏6ヵ国のほか欧州3ヵ国に広がる語学学校では、12歳~80代という幅広い年齢層の世界中からの留学生が年間5万人以上学んでいます。オリジナル教材に基づくレッスンと「使える英語」の実用を組み合わせた独自の学習メソッド「K+(ケープラス)」は、学習者のニーズに合わせて専門家チームによって開発されました。レッスンで使用する教材はオンライン学習ツールと連動しており、学んだトピックを授業外でも効率的に復習できます。課外アクティビティへの参加の機会も豊富で、留学期間を通じて英語のインプットからアウトプットまでを効果的に促してくれる環境です。調査では、生徒の97%が友達や家族にもカプランを薦めたいと回答。利用者満足度の高さがうかがえます。

オーストラリア語学留学におすすめの留学エージェント

オーストラリア留学におすすめの留学エージェントをご紹介しています。はじめてオーストラリア留学を検討されている方、オーストラリア留学の情報収集をしたい方はぜひ参考にしてください。

顧客満足度No.1!従来の最大半額(※1)で留学が可能な「スマ留」

スマ留は、語学学校の稼働率が低い時間や場所を活用することで従来の最大半額程度(※1)での留学を実現できる留学支援サイトです。渡航先と渡航期間だけ決まれば留学費用が明確に分かり、留学先の語学学校に関わらず料金は全て一律となっているなど、シンプルで明瞭な料金体系が特徴です。留学前の事前学習としてオンライン英会話と英語学習アプリが6か月活用可能となるほか、留学中も株式会社日本旅行の海外グループ会社「TASKAL」と提携し、留学中のトラブルについて24時間365日コールサポートが受けられるので、はじめて海外留学をされる方でも安心です。留学エージェント10社におけるブランド調査(※2)では、「口コミ人気」「価格満足度」「認知度」の3つで1位を獲得するなど利用者の満足度が高くなっています。新宿サロンとオンラインにて無料個別カウンセリングを開催しており、留学の相談に乗ってもらうことができます。

※1 2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく
※2 2023年4月期。調査対象:18~29歳の直近5年以内の留学経験者618名

国内最大級の留学・語学学校の総合サイト「School With」

School With トップページ

School With(スクールウィズ)は、留学・語学学校情報の総合サイトで、世界16ヵ国・700都市以上、約2,500校の語学学校のなかから自分に合った留学先選びをサポートしてもらえます。代理店手数料がかからず、語学学校に直接申し込みをする場合と変わらない料金でカウンセラーと相談しながら留学手続きを進められるのは大きなメリットといえるでしょう。留学を機に英語力をとことん磨きたい方には、渡航前の事前学習で現地到着後にスムーズなスタートダッシュを切るためのプログラム「プレ留学」の活用もおすすめ。4週間以上の留学申し込みで4週間分のプレ留学プランが無料となるなど、お得な利用条件にも注目です。

英語力・留学費用ゼロからでも留学可能な「Global Dive」

Global Dive(グローバルダイブ)は、全世界20ヶ国・1,000校以上の語学留学・ワーホリをサポートしてくれるサービスです。外国人観光客が多い観光地でリゾートバイト+無料のオンライン英会話で英語力と留学費用を貯めてから海外留学に行ける「ZEROから留学プラン」という独自のサービスを提供しているほか、留学・ワーホリからの帰国後の就職支援サービス「旅人採用」も展開しており、帰国後サポートも充実しています。手数料は全て無料で、カウンセラーは全員が海外経験者のため、はじめて海外留学を検討されている方でも安心して相談することが可能です。現状は留学費用がないものの、何としても海外留学を実現させたいという方にとてもおすすめのサービスです。

語学留学先を国別に見る

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reisuke

オーストラリア在住11年目。英語が最も苦手な教科でありながら英語を話すことに憧れ、海外生活を始める。コミュニケーションのツールとして英語を身につけ、現在では英語で夢を見るまでに。日本語教師として活動していることもあり、英語と日本語の文法の違いや国による英語の違い、言語と文化のつながりなどをライターとして発信中。