TOEIC運営のIIBC、2019年度のTOEIC受験者数と平均スコアを発表

日本でTOEIC(R)Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が7月2日、2019年度TOEIC Programの公開テスト、団体特別受験制度(IP: Institutional Program、以下IPテスト)の受験者数と平均スコアをまとめた「TOEIC(R) Program DATA & ANALYSIS 2020」を公表しました。

「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2020」の主な内容について

TOEIC L&Rの受験者数と平均スコア

「聞く」「読む」英語力を測る、TOEIC(R) Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)。テスト結果は、「リスニング」5~495点、「リーディング」5~495点、トータル10~990点となり、スコアは5点刻みで表示されます。

2019年度実受験者数・平均スコアは以下の通りです。

2019年度TOEIC L&R全体の平均スコアは、公開テストで588点、IPテストで470点でした。

TOEIC S&Wの受験者数と平均スコア

「話す」「書く」英語力を測る、TOEIC(R) Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&W)。「スピーキング」「ライティング」の各スコアは、0点から200点までの10点刻みで評価されます。

2019年度実受験者数と平均スコアは以下の通りです。

2019年度TOEIC S&W全体の平均スコアは、公開テストではTOEIC Speaking Testが125.7点、TOEIC Writing Testが141.3点。IPテストでは、TOEIC Speaking Test が104.7点、TOEIC Writing Testが123.3点となりました。

TOEIC L&RとTOEIC S&Wの受験者数推移について

受験者数の推移は、以下のようになっています。

受験者数推移のデータは、公開テストのみ申込ベースで集計されています。また、2020年3月の公開テストは新型コロナウイルスの影響で中止となったため、3月の受験申込者は2019年度の受験者数に含まれていません。

TOEIC公開テストとIPテストの違い

公開テストとIPテストの主な違いについては、下記を参照ください。

※「TOEIC(R) Program DATA & ANALYSIS 2020」には、各テスト受験者の業種や職種、専攻別の平均点など様々なデータが掲載されています。詳細は、「TOEIC(R) Program DATA & ANALYSIS 2020」をご確認ください。


新型コロナウイルスの影響により、2020年3月以降公開テストの中止が続いていましたが、6月からはTOEIC S&W公開テストが再開。9月13日(日)には、L&R公開テストの再開も予定されています(※)。

これからTOEICを初めて受験するという人は、今回発表された受験者の平均スコアを1つの指標としてみてはいかがでしょうか。

(※状況に応じて、予定が変更となる可能性があります。最新の情報については、IIBC公式サイトをご確認ください。)

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