日本でTOEIC(R)Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が、TOEIC(R) Program を開発するETSがまとめた2020年(1月~12月)の世界におけるTOEIC(R) Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)受験者スコアと、受験者が回答したアンケート結果を発表しました。
日本のトータル平均スコアは531点。アジア諸国で平均スコアが最も高かったのはフィリピンで、773点でした。
2020年TOEIC(R) L&R 国別平均スコア
※受験者の母国別の平均スコアを集計したもの。受験者がTOEIC L&Rを受験した国・地域とは、必ずしも一致しません。年間の総受験者数が500名以上の国のみを掲載。
2020年TOEIC(R) L&R バックグラウンドアンケート結果
平均スコアと同時に、受験者がTOEIC L&Rを受ける前に記入する「バックグラウンドアンケート」の結果も発表されました。
「英語学習において最も重視する能力」については、「リスニングとスピーキング」と回答した人が25%で最も多く、「英語の4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)全て」が23%で続きました。
また、「日常生活において英語を使用する割合はどのくらいですか」という質問に対しては、全体の42%が「1~10%」と回答。日本に絞ると46%の人が、英語を使用する割合を「1~10%」と回答しています。
「最も使用する言語技能」では、受験者全体の32%が「リーディング」と回答し、「リスニング」は18%でした。
TOEIC L&Rの受験経験については、37%が「3回以上」と回答。受験目的として最も多かったのは「就職活動のため(29%)」で、「英語学習のため(26%)」が続きました。日本では、38%が「英語学習のため」と回答しています。
リスニング・リーディングセクション別の平均スコアや、属性別の平均スコアなどの詳細を確認できるレポート「2020 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC(R) Listening & Reading Test」は、IIBCの公式サイトに掲載されています。興味がある方は英語学習の参考に、目を通してみてはいかがでしょうか。
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English Hub 編集部
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