「トイレ休憩」はこう訳す【通訳者も悩む日本語表現】

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会議も長時間となるとなかなか集中力が持たなくなります。そんな時に「ちょっとトイレ休憩を取りましょう」ということがありますね。そんな時に使える表現には何があるでしょうか?

1. Bathroom break

一番直接的な表現です。Bathroomは家などにあるトイレ(欧米スタイルでシャワーも一緒になっている)を指しますが、このような文脈では職場のトイレを指すときにも使われることがあります。

【例文】

  • Let’s take a short bathroom break.
    短いトイレ休憩にしましょうか。

*Breakは休憩の意味です。Summer breakなどと言えば、「休暇」の意味にもなります。

2. Comfort break

間接的な表現です。「トイレ」と直接口にするのがはばかられる時に使えます。

【例文】

  • We are going to have a 15-minute comfort break now.
    15分間のトイレ休憩にしましょう。

*トイレに行けないとUncomfortableですね。そう考えると、この表現も覚えやすいのではないでしょうか?

3. Bio-break

これも婉曲的な表現です。BioはBiologyなどで分かる通り、「生物的な」の意味。「生物的な休み」から「トイレ休憩」の意味が生まれています。

【例文】

  • We are running behind schedule. So we only have time for a very quick bio-break.
    予定より遅れていますので、短いトイレ休憩の時間しかありません。

*例文にあるBehind scheduleは知っておいて便利な表現です。

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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。

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