「本格的」はこう訳す(日常会話編)【通訳者も悩む日本語表現】

今回の日本語表現は『本格的に』です。ビジネスなどのフォーマルなシーンから、日常会話のカジュアルな場面まで、多岐にわたって使える表現です。

今回は日常会話でよく聞かれる「本格的」の訳をいくつかご紹介します。

  1. 「本格的なスペイン料理が食べられるレストランに行きましょう。」
    Let’s go to a restaurant that serves authentic Spanish dishes.

    authentic = 本物の、本来の

    authenticはその国の人が提供する食事や文化体験などに対してよく使われます。

    (例)
    「私がおすすめする日本でできる本物の旅行体験の一つは温泉に入ることです。」
    One authentic experience in Japan I would recommend to you is to soak in an onsen.

  2. 「周りの評価に左右されないところが、彼女が本格派女優であるゆえんだ。」
    She’s not influenced by others’ opinions. That is what makes her a proper actress.

    proper = 真の

    properは「頭ひとつ出ている」くらい程度が良い時に、それを強調するような使い方をします。

    (例)
    「彼は正真正銘の紳士だ。」
    He is a proper gentleman.

    「彼はセールスマンの鑑のような人間だ。」
    He is a proper salesman.

  3. 「ホノルルマラソンは初心者から本格派まで楽しめる、人気のイベントだ。」
    Honolulu Marathon is one of the most popular events which everyone from beginners to masters can enjoy.

    from beginners to masters/professionals = 初心者から経験者(本格派)まで

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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。

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