みなさん、こんにちは!今回は、様々なビジネスシーンでよく使われる擬声語にフォーカスします。
擬声語ははっきりと言葉にしなくても相手に意図を伝えられるため、多くのミーティングの場で飛び交っています。しかし、話者の意図を正確に伝えなければならない通訳者にとって、擬声語はある意味で天敵と言えるかもしれません。
カジュアルに聞こえる擬声語を、その場にふさわしい言葉遣いに直す
擬声語は便利な言葉である一方で、ややくだけた表現のように聞こえてしまいます。含みのある擬声語が示す意味をしっかりと捉えるだけでなく、その場に適した言葉の丁寧さを慮することが、訳を決めるポイントとなります。
- 先月は、大型台風上陸による大幅な納品遅れでバタバタしておりました。
Last month, our operation was a bit rattled due to lengthy delays in deliveries caused by the large-scale typhoon.
バタバタ= rattled - 新商品の売れ行きが好調だったので、結果的には全体的な売り上げはとんとんでした。
With the strong sales of our new product, our total sales ended up breaking even.
とんとん=break even - このプロジェクトのスケジュールはカツカツですが、いまのところは計画通りに進んでおります。
Although this project’s schedule is quite packed, everything is going as planned.
カツカツ=packed
通訳エージェントによる英語学習コンテンツをお届け
【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。
通訳エージェントが開発した「One Month Program」とは
テンナイン・コミュニケーションでは、独自に開発したビジネスパーソン向けの1ヶ月間限定の短期集中型パーソナルトレーニングプログラム「One Month Program」を提供しています。「一生で一番、英語を伸ばす1ヶ月」をコンセプトに「シャドーイング」や「リプロダクション」といった本格的な通訳トレーニングメソッドを活かした自己学習、「ディクテーション」や「英作文」など毎日の課題提出と添削レポート、そして計8回のネイティブとのプライベートレッスンという組み合わせにより1ヶ月という短期間で効率的に英語力を磨きます。受講期間中は日本人トレーナーとネイティブ講師が専属でつき、学習進捗管理だけではなく課題添削からアドバイスも含めて徹底指導してくれます。数ヶ月以内に海外出張や海外転勤などを控え、最短で最大限の効果を出したいという方に大変おすすめのプログラムです。
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