〇月〇〇日、白熱するマーケティング戦略会議の最中、通訳者Aは社員Bさんが何気なく言った同僚へのNG英語を聞いてしまったのです。これを聞いた社員は少し表情がムッとしてしまいました。
- You should amend the wording of the press release.
(プレスリリースの文言を修正すべきです。)
shouldには「正当性」を強く訴えるニュアンスがあります。よってYou shouldと相手に言うと、「自分の主張が正しい」=「やや上から目線」ととらえられてしまう場合があります。せっかく有意義に意見交換をしようとしただけなのに、逆効果になってしまいますね…
- You might/may want to amend the wording of the press release.
(プレスリリースの文言を修正したほうがいいですよ。)
今日のキーフレーズ
- You might/may want to
(~したほうがいいですよ)
You might/may want toは直訳すると「あなたは~したいかもしれません」となり、婉曲的な表現ですので、相手の立場や気持ちを尊重しながらアドバイスしたい時にピッタリです。
その他の丁寧なアドバイス表現としては、
- How about if you…?
- It might be helpful if you…
などもあります。
いかがでしたでしょうか?皆さんも、上記の表現を建設的な意見交換のために駆使してみて下さいね。
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【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】シリーズは、9,000名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。グローバル企業のオフィスを舞台に活躍する通訳者たちの体験をベースに、英語学習中のビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。
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