○月○日、Tさんは他部署に異動したサムさんに休憩時間にばったり会い、お互いの近況を話し合いました。そのことを同僚に伝えていた時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
- I ran into Sam and we talked about the recent situation.
(サムにばったり会ったので、近況を話し合いました。)
situationは「場面、物事が(決まった場所、時間などに)起きている状況、状態」を表すため、通例、「場面を特定する」以下のような単語と組み合わせて使われます。
- an unexpected situation: 予想外の状況
- a difficult situation: 難しい状況
- an ideal situation: うってつけの状況
→「recent/最近の」というあまり場面を特定しない単語とは相性が悪いということですね。
※また、「特定されていないsituation」にはネガティブなニュアンスがあります。つまりrecent situationとすると「最近発生した良くない状況」を指すことになります。
- I ran into Sam and we talked about what’s been going on recently.
(サムにばったり会ったので、近況を話し合いました。)
ポイント解説
「近況について話した」には以下のような表現を使うことができます。
- talked about what’s (has) been going on recently/lately
- talked about what’s (has) been happening recently/lately
※withをつけて詳細を話すこともできます。
例:We talked about what’s been going on (happening) with his new project.
(彼の新しいプロジェクトの近況について話しました。)
- catch up
catch upで「近況について話す」という意味になります。
例:I ran into Sam and we caught up.
(サムにばったり会ったので、近況を話し合いました。)
※aboutをつけて詳細を話すこともできます。
例:We caught up about his new project.
(彼の新しいプロジェクトの近況について話しました。)
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